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私はタクシードライバー

HIT数 19047 あ+ あ-

転職検討中( ♀ )
15/02/28 16:07(更新日時)

私は女だけど タクシードライバーをやっている。
この不景気事情で生活が苦しい今日このごろ。
しかし こちらが一生懸命やってても あれやこれや言うお客さん…。

なんか むかつくことがあったら ここで吐き捨てちゃっていいですか。


あ。愚痴り系で 参ります。

あんまり 返レス返さないかもです。あしからず。

まずは にこやかにお礼を言ってドアを閉めたとこからスタートです。

13/07/19 03:10 追記
追記です。
日記みたいなものだと思ってください。
返レス難しいかもですが 皆さんは、どんどん割り込んで ドライバーへの文句言ってください。

14/05/20 23:45 追記
2014年秋頃に 本になります。
皆様 よろしくお願いいたします。

もち。まだ ドライバーとして 日々精進しております。(笑)

不景気の中 頑張っております。
皆様、気軽に タクシーをお使い下さい!!☺

No.1976581 13/07/18 22:36(スレ作成日時)

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No.251 13/09/13 16:43
転職検討中0 ( ♀ )

232番さんのおかげで 遠回しに語っていたことを 赤裸々に訴えることが出来たので 改めて お話させていただきたいのである。

身体障害者割引制度について の 話題であるが…。

232番さんの大切な方の話の中にあるように
『手帳は その本人の身を守る為のもの』なのである。
つまり 232番さんの大切な方は きちんと所持されている ということなのである。

『なくすから家の金庫に置いてある』というお客さんがいるのだが ちゃんと役所に言えば 再発行も出来るのだ。

再発行する際に『面倒くさい』『日にちがかかる』と 言われる方は それは 落とされた、なくされた方には 仕方ないと思っていただかなくてはいけないかもしれない。
手続きというのは どうしても必要だから である。

お手帳所持者 全ての方を対象に申し上げた 愚痴ではない。

お手帳割引制度をご利用される方 だけに対しての ドライバーからのお願い として 受け止めていただきたいのである。

悪知恵のはたらく者が とにかく多いのだ。

偽札
割引
ツケと称した無賃乗車
強盗
クレームをつけて乗車料金を奪い戻す人 などなど…

そういった 悪巧みをする内容の一つに『なりすまし身障者』がいるのである。


割引をご利用されようとする時は 必ず お手帳提示義務があるので 切にお願いしたいのである。

身障者であることを公にしたくない方が 割引制度を使うというのも変な話である。そんな理由で 手帳を出さない方は たぶん『なりすまし身障者』なのである。
『忘れた』『落としたら嫌だから持ち歩かない』という人の 一部も『なりすまし身障者』なのである。

それを見極める為にも 提示をお願いしたいのだ。


提示するのは面倒かもしれない。
しかし 本来 忘れて 提示できなければ 割引制度は使えない。

大切な 身を守る為のもの。
家の金庫に保管しておくものではないと 私は思うのだ。
リピーターのお客さんで 私は(お手帳所持を)知っていれば わざわざ毎回提示しなくてもいいよ、と 言わせてもらっているドライバーなのだ。でも 私の車に初めて乗る方は 例え常連さんであっても 私にはわからないのである。

割引制度をご利用されるなら お手帳を所持していただきたいのである。

『なりすまし身障者』を 増やさない為にも…。

私は 弱者の味方でありたい。
『なりすまし者』の味方にはなりたくないのだ。

No.252 13/09/13 20:41
転職検討中0 ( ♀ )

今日は『13日の金曜日』なのである。

別に キリスト教徒でもないのだが…子供の頃に観たホラー映画のおかげで この日にちと曜日が重なる時は 毎回 不吉な予感を感じずにはいられない私なのである。

不安は朝から的中する。(笑)

別に 給料日明けでもない なんてことない週末なのに。朝から見事に諭吉さんでの支払いのオンパレード である。
2時間で 実に5人分の諭吉さんとご対面。
なんだか ちょっと お金持ちになったような錯覚を覚える。(笑)

こんな確率は なかなかないのである。
即効 両替のために 一時仕事を中断して 事務所に戻る。

やはり 不吉な?『13日の金曜日』なのである。(笑)

今晩は ジェイソンが 手を挙げて 乗車してきたら この場合って 乗車拒否って やっぱりだめなの?…みたいなことばかり考えている 呑気な私なのである。(笑)

もうすぐハロウィンである。

もしかしたら?酔った勢いで ジェイソンお面を被っている人がいてもおかしくないのである。(笑)

No.253 13/09/13 23:33
転職検討中0 ( ♀ )

あるマンションにお迎えに行った。

オートロックになっているマンションは 私達タクシードライバーにとっては ありがたい。
なぜなら 全てのインターホンが 1階のエントランスで対応できるからだ。
高所恐怖症の私には これほど有り難いシステムはない。(笑)

ピンポーン

ほどなくして
『はあああぁいい!』
元気なかわいい声。
察するところ 3~4歳くらいの女の子の声だ。

私も その かわいい声に調子を合わせながら
『〇〇さんの、おたくですかっっ!』
と 訪ねてみる。
『うん、そぉだよぉ~』
と 彼女。

…と インターホン越しから お母さんらしき声がする。そのかわいい声は 今度は私を放置したまま お母さんと会話する。

『〇〇ちゃん、誰~?』
『え~っとぉ、女の子ぉ~』
『え~~~💢じゃあ、お出かけするからバイバイって言ってぇ~』

ずっと放置されたまま 二人の会話を聞いていた。
どうやら また セールスと間違えられているらしい。
かわいい声が 訴える。
『え~~。だって~せっかく遊びにきてくれたのに バイバイするの~?いや~!』
今度は 私は 遊びに来た人物になっていた。(笑)
彼女は 私と 遊びたいらしかった。(笑)

ゴネる彼女に代わって 母親が ようやくインターホンに出てくれる。

『あ~すみません💢 今 タクシー呼んでて バタバタやってますので💢』と 一喝される。(悲)

気を取り直して 元気にご挨拶。
『こんばんは!お待たせいたしました、〇〇タクシーですっ!』
『……え?あっ?! すみませぇ~ん、すぐ行きまぁ~す!』

…わかっていただけたら よかった よかった。(笑)


バタバタ誰かが降りてくる気配を感じた。
車の外に出て かわいい声の女の子とお母さんを待つ。


ありゃ?

車の前にやってきたのは おじいちゃんとおばあちゃん。(笑)

敬老の日で 幼稚園で催し事があったようで ご招待されたのだとか。

かわいい声の女の子は タクシーが走り出したとたん タクシーとかけっこになりながら 一生懸命おじいちゃんとおばあちゃんに手をふり続けていた。


ちょっと和んだ 仕事だったのである。

No.254 13/09/15 13:39
転職検討中0 ( ♀ )

ある時のお客さん。
夜9時頃のご乗車。

『どちらまで?』
『〇〇。』

あ。
お客さん お疲れのようだ。
ちょっと機嫌が悪い気がする。

私はプロである。
すぐわかった。

しかし 問題が発生した。
お客さんが言った住所は 1~8丁目まである。
もう少し詳しく教えていただかなくては コースの設定が出来なかった。

困った。
機嫌が悪そうなお客さんに 質問しなければいけない。

この場合、
『〇〇の何丁目ですか?』と 伺って あとは こちらで行き方を考えて ごゆっくりしていただくか?
『〇〇ですね?コースはどう行かせていただきましょうか?』と マニュアル通り伺って 間違いのない様に その通りに走るべきか?

選択に悩む。

年齢層によっても 様々で、
だいたいの比率としては 若い男性になればなるほど『お任せ』が 多く、お歳になればなるほど 目的地までの道案内を 自ら されたい傾向にある。
不思議な事に 女性は その逆なのである。
(あくまでも私の経験上での確率である)

このお客さんは 男性で 私より 少し年上に見えた。

賭け事の嫌いな この私が 一か八か? の 賭けに出る。(笑)

後者の質問を試みた。
賭けは見事に外れた。(笑)

『毎回毎回 〇〇(私達のタクシー会社)に乗ったら どうしてこうも 道案内をさせるんだよ?!💢』
『君らはプロなんじゃないのかよ?💢行き先を言われたら 黙ってでも行けるように勉強しておくべきなんじゃないかよ?💢』
『仕事に男も女もねぇんだよ💢 女だからって 甘えてるようじゃダメなんだよ!💢』

乗車してから降りるまで 15分間 みっちり説教をくらった。

『黙って走れよ💢』と いう割には
『どうして 信号の多い道 走るかなぁ?💢 あそこが黄色になったら 即 さっきの所曲がるべきでしょ?💢』と 言う。
ちゃんと 通ってほしい道 希望すること(この場合は到着時間の速さを求めている)が あったのだ。

しかし。
仮に 勝手に走ったほうが良かったのか?と 言えば それも正解ではないのだ。
大抵『え?なんで道の選択、聞かないの?💢』となるから だから 私達の会社は マニュアル的には 伺うことを前提としているのである。


そのお客さんは 他社は運転が荒いし 愛想がないから 自社ばかりに乗るのだという。

彼が常連さんになるまでは まだまだこの会社のドライバーに説教することになるだろう。

No.255 13/09/15 16:17
転職検討中0 ( ♀ )

2~3度 行ったことがある という お友達のマンションに おばさん達2人がご乗車した。

行き先を聞くと なんだか曖昧。
マンションの名前も うろ覚えだし 場所の地名もわからなければ 近くに何があるかも把握できていなかった。

おばさんお二方のうちの 一人が その 曖昧な言葉を並べていたが もう片方の方は どうやら イラついていたようだった。
私に謝り出す。
『あ~どうしましょう、ごめんなさいねぇ~、あなたったら「わかる」って言うから調べて来なかったのに…だめじゃない…』
曖昧な行き先を告げた彼女は なんだか お隣りさんがフォローしてくれそうな気配を感じたのか 特に慌てるわけでもなく すっかりくつろいでいる。(笑)
さらに慌てる 『律儀な方の』おばさん。


『その方のお電話番号などは ございませんか?』
私が 声をかけてみると あったようだ。
早速 電話をかけてもらって 伺ってもらうことに。

しかし 今度はまた 形勢逆転したかのように
『私に任せて』と 『のんびり』おばさんの方が 電話をかける。

繋がる。
聞いてもらっているはずだが…
聞き方も曖昧で(笑)
東西南北も分からず(笑)
道の名称も知らないようなのに 右左の伺い方で 聞いている本人がちんぷんかんぷんになっている。(笑)

あわてて『律儀さん』が 電話を奪い取り 代わって 電話口の主の言うことを きっちりと復唱してくれたので 私は声を出さずに手でOKのサインをして 走り出した。(笑)


電話を切ってからの お客さん達のご様子が なんだかぎこちない。(笑)

目的地がわかって これからの楽しみな時間を想像して ワクワクしながら話を弾ませる『のんびりさん』に 対して
テンションの下がり具合がマックスになり『のんびりさん』に あいづちを打つこともお疲れっぽい『律儀さん』であった。


次に お二人にお会いする時は たぶん『律儀さん』のほうが 行き先を調べあげてから ご乗車されるのではないだろうか…なぁんて思う 私なのである。(笑)

No.256 13/09/16 08:42
転職検討中0 ( ♀ )

私が お客さんを乗車中の話。
若いお兄さんが 後ろで携帯をチェックしていた。

この時のお客さんとは 会話はなく 近場までの 静かな仕事の最中だった。


信号待ちで。
ふと 隣の車を見る。

後方の座席に お母さんに抱っこされながら 2歳くらいの男の子がいた。

さっきから あくびばかりしている。
時間は午後9時、小さな子供にしたら 眠い時間帯である。

その子は じっとガソリンスタンドを眺めていた。
車が行き来していたり、
人が走り回っていたり、
上からピストルみたいなもの(笑)が 降りてきたり…

とっても興味深いようだが とにかく眠いようだ、あくびが止まらない。(笑)

あくびをしている様が なかなかかわいかったので 私は 信号待ちの間中 ずっと その男の子をガン見していた。(笑)

すると。
今日 最大級のあくびだろうか?お口がマックスに開けた瞬間に…私を発見。

男の子、固まる。(笑)
マックスなお口 そのまんまで。(笑)
しばらく そのまま見つめ合う。

信号が青に変わった。
男の子の車は右折レーンに居たので 動かなかったが 私は直進だったので 動いた。

にっ! と 笑って立ち去る。
男の子、今度は 目の開きまでマックスになる。(笑)


男の子は たぶん 私と目が合ったことで 眠気がぶっ飛んでしまったにちがいない。
悪いことをした…と 思った 私なのである。

No.257 13/09/17 11:27
転職検討中0 ( ♀ )

前ページで 仕事中 周りの車を観察した時のエピソードを話したら 少し前にあった 楽しいくなったことを思い出したので 話させていただこうと思う。

夜の出来事。
確か 私は 空車で タクシー乗り場に戻ろうとしていた時だったと思う。
その日は あまり効率の良い仕事が出来ずに 労力だけ使うような仕事の流れで 売り上げも揚がらず 疲れていた時だったことを記憶している。

テンションも すっかり下がっていて 納金する時に 上司になんて言い訳しようか?(言い訳の仕様もないのだが…笑)そんなことばっかり考えていた。

大きな変則交差点を通過しようと思ったら 信号にひっかかった。

とことんツイてないな…と 思った。

ふと、前の車を見た。
なんだか 動いている。
上下に。
地震か?と 思って 慌てた。
しかし?周りの景色が 揺れていないのだ。
もう一度 よく見てみる。
やはり 前の車は 揺れている。
ピョンコピョンコ跳びはねているのだ。

なんだ?なんだ?
どうしたんだ?
整備不良にしては 動きがおかしい。

ドライバーは?大丈夫か?
運転席を眺めてみた。

すると…。

私は窓を閉めていたので 最初は気が付かなかったのだが…
窓を閉めているのにもかかわらず しっかり漏れる程のカーオーディオの凄まじい音量を出しながら ドライバーさんと その隣に座っている人が 二人で ノリノリで 振り付けをしながら 上半身目一杯 手を振り上げて踊っていた。(笑)
動きも ピッタリ同じである。(笑)

なかなか楽しそうだった。
漏れる音で 私も参加出来そうだったが 一人で それをするには ちょっと恥ずかしかったので 私はしなかった。(笑)

ちょっと 近所迷惑な音量だったが その時は 大きな道路だったので まぁ 直接的な被害もなかっただろう。
まるでコンサートでアイドルを応援しているかのような勢いで それで 車が地震のように跳びはねていた。(笑)

笑った。(笑)

後ろから見ていて とても楽しかった。(笑)


この日は 最後まで ツイていない一日だったが…とても気分良く仕事を終えることができたのである。(笑)

No.258 13/09/17 14:55
転職検討中0 ( ♀ )

先日 日本列島を 大型の台風が通過していった。

温暖化現象が災いして 昨今の台風は 格段に勢力を増し その勢力は 劣ろうことなく ゆっくり横断していく傾向にある。

私達の地域には 今回の台風で 大きな被害こそなかったが 河川の増水は 凄まじかった。

私の身近な地域では 河川が氾濫して 家屋が浸水したり と 大変だったようだ。


その台風があった日 私は仕事をしていた。
夜になれば なるほど 風も雨も きつくなってきた。
こんな雨の日は やはり こんな仕事は 忙しくなる。
バス停から少し距離のあるお宅の人は この時ばかりはタクシーを利用されることが多いのだ。

私達 出勤していたドライバーは フル活動で頑張っていたが なかなか追いつかず タクシー乗り場には タクシーを待つお客さんで溢れていた。

こういう時は それを見込んで 先に電話でタクシーを予約されることが多いのである。

ものすごい雨風の中 お宅やお店にお声掛けするだけで びっちょんこ。
お客さんも 待たされるのを覚悟で電話予約をしているから のんびりしていたりするので 声掛けがあってから ぼちぼち帰宅&お出かけ準備にかかる。
私達のマニュアルでは 電話を下さったお客さんのお迎えには ドアの前に立って お出迎え、雨の日は お客さんの為に 傘をさして 少しでもお客さんが濡れるのを防ぐよう 動く。

台風の時は 車の中で 待っててもいい という マニュアルなど ない。

待つだけで びっちょんこ。
しかも 結構待たされるから よけい びっちょんこ。

来られたら お客さんに傘を手向けるので 自分は びっちょんこを通り越して ドボドボになる。

タクシードライバーをやっている私だが…。

大雨の時は 車の天井に穴が空いてるんじゃないかと思うくらい ずぶ濡れで仕事をすることが多い。(笑)


しかし。
私達の車庫は 一応屋根はあるのだが こうも風がきつく 横なぶりの雨だと 洗車をしても 車は雨で汚れてしまうのだが…。

とにかく 我社の社員は マニュアルを守るのだ。(苦笑)

皆 きっちり洗車をしてから帰宅する。

拭いたあと 拭いたあとに 雨がふりそそぎ それでも洗車する意味が どこにあるのか?私にはわからないが…。

真面目な会社で
真面目な社員さんばかりである。(苦笑)

No.259 13/09/17 15:06
転職検討中0 ( ♀ )

世の中の『皮肉』を パロディった曲を歌っている 嘉門た〇お さんの曲の中で コンビニの店員さんの曲がある。

なかなかおもしろい歌詞だ。(笑)

その中で こんな内容の歌詞がある。

『お釣りを渡す時に 小銭を文鎮代わりに レシートに乗せる』

…タクシードライバーの私も 同じことをやってるよ。(笑)

No.260 13/09/17 19:15
転職検討中0 ( ♀ )

朝 おじいちゃんが 病院まで と 私のタクシーに乗り込んできた。

このおじいちゃんが言われた病院へは まぁだいたい この乗り込まれた場所からすると この道を選択するだろう、というルートがある。
仮にそれを『Aルート』としよう。

お客さんから 行き先を告げられて 頭に浮かぶは もちろん『Aルート』。
でも 一応 確認のために そのルートで走るが いいか?と 尋ねると…

『え?💢そんな行き方、しないだろぅ?』ときた。

すぐ 考える。
このお客さんに 適当な選択…。

よし、お客さんの言う通りにしよう。

『あ、そうですか?じゃあ、どちらのほうから行かせていただきましょうか?』
『ん…あの病院だったら やっぱり〇△線から行くのが近いだろぅ?』(←以降 これをBルートとする)
『なるほどね、そう走らせていただきますね、承知しました。』
はい、とは 言わない。
なぜって お客さんの言った道は 遠回りだからである。

しかし。そう 変わらないと言ってもいい程度の遠回りなのである。
だから お客さんの言う通りにすることにした。

お客さんが あの時、
『え?なんでそっちから行くの?』
と 質問文で話してくれていたら Aルートのほうが近いことを説明したが、決めつけた口調で話していたお客さんだったので 普段からそのBルートを通っているのだろう と 思ったからだ。

走り出して 途中で
『え~っと。ワシは今からどこに行くんだろう?』
『…あ、会社か?あ。会社だな。』
『いや。違うな。〇〇病院だな。』
おや?本当に病院でよかったの?お客さん?

行き先再確認の質問を投げかける前に さらにおじいちゃんが喋り出す。
『娘から「頭の病院に行け」って言われてるんだよな~(笑)』
少しだけ 痴呆の症状が表れてくるようだ。

間もなく病院に近づく。
お客さんの言う その通り道に 何か看板がある度に 声を出して 確認しているのだ。
よかった。この道を走って正解だった。
違う道から行っていたら たぶん おじいちゃんが記憶している看板がわからなくなって きっと不安になっただろう。
自身に痴呆かどうかの心配をしてくれている身内がいたとしたら なおのことである。

最初は いきなり『遠回り呼ばわり』された お客さんだったが 降りる時には 気分良く降りて下さったのである。


よかった よかった。
終わり良ければ すべてよし。である。

No.261 13/09/17 20:40
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夕方頃の仕事で。
隣町まで行った。
通常 その地域には 私達の会社の そこの地域専属の車 約100台が 管轄をしている。
私達 他地区の車は 応援要請があった時に『お助けマン』的な動きと役割を果たすことになっている。

なので。
あまりにもマニアックな行き先や場所やルートは あまり心得てないのである。

その 応援要請が この車に入った。

ナビゲーションシステムの世話にならないとわからない マニアックな場所だ。
しかも その建物の付近にある 駐車場にいる という。

曖昧な場所に対して ナビゲーションが その駐車場の住所番地をお客さんから聞かされていないために ナビゲーションが途中で止まっている…。
五差路のど真ん中まで ナビゲーターされ そこからわからなくなった。

無線機を使って これ以降からの誘導を頼むが なかなか応答してくれない。

困った。
自分の担当地域なら こんなことは絶対ないのに。
お客さんを待たせる時間が気になる。

やっと誘導が開始した。
言わなくていいのに 配車指令室のオペレーターの人が
『すみませ~ん、こちらのミスで 申し訳ありませ~ん。今 お客様に連絡取りましたら、随分ご立腹で…すみませ~ん!』

つまり。これは。
『現場でなんとかお願いします』という意味。なのである。(困)


到着して。お客さんお待ちかねで 激怒。
『新人か?!💢』と 激怒。
『わからなければナビで来ればいいんじゃねぇのか?!💢』と 激怒。
行き先を聞いて これまたピンと来なくて 激怒。

完全に平謝りの私…。

当然だ。
ナビの地図が 途中で止まっていたことも、
私が他地区の車だということも
私が20年乗ってるということも、
到着が遅くなったいきさつも、
お客さんは 何も知らないし わからない。

私が 何年 この仕事をしていたところで 初めて行く場所は 素人の新人であり、
いくら他地区だからとは言えど お客さんを待たせてしまった事実は変わらない。

とにかく 必死で謝る。
謝るしかないのだから。

しかも、
料金が どんどんあがるが 一体どんな割合で料金があがるのか?を 質問までされた。

その質問にも きちんと 定まった料金システムを説明し わかった、と 言ってもらえたが でも お客さんが思った以上にメーターがあがったようである。

最終的には 機嫌を戻していただいて なんとか仕事を終えた。

大変だった。

No.262 13/09/17 22:08
転職検討中0 ( ♀ )

少し話がそれるかもしれないが 私が小学1年生だった頃の話をさせていただこうと思う。

私の通っていた小学校では 1週間に1時間 縦割り班での時間帯があった。
縦割り班 というのは 1年生~6年生までの何人かが 同じ班になって 何か行事を共同で行う というものだった。

私が 小学1年生の時。
班長や その補佐は 当然一番年上の6年生が受け持つことになるのだが 周りの班は 班長さんが男がったのに 私の班だけ 女の班長さんだった。

不思議だった。

名前はKさん。
聞けば K外科医院の4人姉弟の長女だという。

見た目は 決して憧れるような身なりでも容姿でもなく どちらかと言えば ずんぐりむっくりの 少し運動オンチっぽく見えるような 冴えない人だった。
なので 第一印象は とても残念だった。(笑)

でも 私はその後 彼女の凄さを見せ付けられることになる。

さすがに 外科医の娘だけあって 秀才だったようだ。
なんでも てきぱきと こなすのだ。

もちろん 学力も優秀だったらしい…が 当時の縦割り班に 学力は さほど関係なかったので そのあたりはスルーする。


学校行事の一つに『菊花祭』というものがあった。
まず 班の共同作業として 4月頃?季節はあまり記憶してないが プランタンに 菊の球根を植えて 秋に花が咲くまで 皆で順番に育てる という作業が たぶん最初の仕事となる。
その後 いろんな細かい行事があり そして 秋になる。

花を咲かせる事に成功した班、そうでない班、それぞれに 点数がつけられる。
その発表会の日に合わせて 新聞や箱や木材などを使って 張り子を作るのだ。
たくさんの班が一体となって 何かしらの張り子を作る。
当時の私は 最年少だったし 張り子の意味がよくわからなかった。
一体 何を作るのか?さっぱりわからない。

すると K班長が 低学年を集めて 新聞紙を丸めて ソフトボールの大きさと ドッジボールの大きさを作れ!と 指示してくれた。

なんだ、紙で 玉入れみたいなことをするのか…なぁんて思っていた。

高学年は 何やら ダンボールに木材を立てて ワイヤーを使って固定させて…。
大掛かりな『玉入れの網』を作っているのだろうか とか 思っていた。(笑)


後半へ続く。

No.263 13/09/17 23:07
転職検討中0 ( ♀ )

前ページの続きである。

次の集まりの時に 高学年が作っていたダンボールに木材とワイヤーに なんと 私達が作っていた ドッジボールとソフトボールを くくりつけたり 押し込めたりして 何やら立体的な『玉入れの網』になってきていた。

? ? ?

さっぱりわからない。

今度は K班長さんが
『ペタペタしてぇ~!』
と 低学年の好きそうな作業を 投げ掛ける。
低学年 一斉に わけがわからず でも 楽しそうに 筆で水糊を塗っていく。

半紙を小さく切って 貼付けて また 糊を貼って…。

なんだ?この意味のない?訳のわからない?作業は??

私は 一人で 不思議に思っていた。


更に 次の週。
私は仰天した。

目の前に 徳永家康が刀を振りかざして立っていた。

鎧も身に纏い、素晴らしく均整の取れた しかも 絵の具の感じの出し具合も 何もかもが 素晴らしかった。

びっくりした。

高学年が 最後の追い込みを頑張ってくれたのだ と 班長が 高学年の皆を 前に出した。
低学年に拍手をさせて努力を讃えることを 彼女は 忘れずに教えてくれた。
そして 彼女は 低学年にも
『一番土台の部分の新聞紙を丸めて作ってくれた君達が いてくれなかったら ここまで出来なかった。』と ほとんど戦力にならなかったであろう低学年にも 感謝の意と 拍手を送ってくれた。

私は この班長は すごい と 思った。

袴や甲の 精工さといったらハンパでなく 誰が?どのように作ったのか?と 尋ねたら 班長が ありとあらゆる歴史本を見たり 博物館へ行ったりして 全てダンボールとあさひもを使って 作り上げたのだという。

もう とにかく びっくりした。
小学6年、しかも女子が?やれば こんなことまで出来るのか?

カルチャーショックを受けたのは 言うまでもない。

私は 小学1年生で K班長のおかげで
『やれば出来る、何事も』精神を 教えてもらえた、と そう思っている。


まだ 今の仕事の話に戻らず あと一つ このK班長の話をさせていただきたい。



次ページへ続く。

No.264 13/09/17 23:39
転職検討中0 ( ♀ )

3頁目 である。

しつこいようだが K班長の縦割り班の話である。


最後 6年生が卒業のシーズンになって 恒例の『6年生を送る会』なるものが やはり あった。

もう これは 各班ごとに いろんな形式で楽しんで下さい みたいな感じだったと思う。

私達1年生が 何を出し物をしたか?なんてことは 覚えていないが 私は フェルトでミシンを使って ボタンスナップをつけた お札も入る 二つ折の財布を4人分作って渡した。
6年生4人は 皆 喜んでくれたことを覚えている。

とにかく 私は あの『菊花祭』から このK班長率いる 6年生達4人を 高く高く評価していて とても感謝していた。

私はピアノも弾けたので 彼らのリクエストで2曲 歌謡曲を即興で弾いたら なかなかウケたので 皆で合唱になって 楽しかったことも記憶に残っている。


最後は 6年生が
『ありがと~!』と
手を振って 皆に挨拶をして 終わりか と 思ったのだが…。

本当に このK班長は デキた人間なのである。

班長が 皆に 話す。
『一人一人に手紙を書いた。』『不器用だが、私の提案で 6年生4人で 一生懸命ちょっとしたものを作ってきた。』と。

どの班にも そんな特別に 在校生一人一人に プレゼントを準備してきた6年生は おらず 私は 彼らの為に 下手ながらも 財布を作って渡せてよかった と 思った。


一人一人に 手渡される。
手作りの品物は フェルトで ボンドを使って 横を留めただけの 『小物入れか小銭入れ』(笑)
その中に やはり 特別上手とは言えないが マスコットが入っていた。

これは 女子の作品かな と 思った。

併せて 手紙をもらった。
実は たかが小学生である…お決まり文句を コピーしたように 中身の文章は 皆 同じだろう と 思っていた。

しかし。
驚かされた。

一人一人 細かく 出来事や その時の様子 感想 感謝

全員の手紙が 全部 その一人ずつに対して 丁寧に 書かれてあったのだ。


私は とにかく 感動した。

ある一人の6年生のお兄さん(Nくん。名前も覚えている。)が、
『K班長の提案で 短期間にどれだけできるか?不安でしたが こうやって皆さんに渡せることが出来て良かったです。』


私は この頃から 手紙を書いたりもらったりするのが好きになった。



最終章に続く。
(次から話は戻していきます。)

No.265 13/09/18 01:01
転職検討中0 ( ♀ )

K班長の話 最終章。
(長い…笑)


私は 知り合いにバレたくないと思っているくせに 地元で仕事をやっている。(笑)

バレるのは 嫌なのだが 仕事のやり安さだけを考えたら 少しでも土地勘のしっかり把握できている場所で 営業をするほうが 長い目でみると その方が無難なんじゃないかな?と 思っているわけである。

結婚して 簡単な姓に変わり 私の『バレるかも恐怖感』は ずいぶん軽減された。(笑)


地元には 先程から長く語ってきた K班長のご家族…
K外科の医院長先生が 仕事が終わって 競馬場に行くとき、
医院長婦人が お出かけに 駅までの足に、
そして K班長さんもまた 実家から自分のご邸宅まで お子さんと一緒に 我が社のタクシーを愛用してくださるのだ。


K班長は 全く気づいていない。
班長は 昔と変わらず? ずんぐりむっくりの ちょっとポチャったおばさんになっているが 小学生の頃の印象と 全く変わらない。(笑)


私は…ずいぶん変わったから…彼女は 私を覚えていないが でも 私は 彼女をよく覚えている。
彼女らが乗って来る時の時間が なんとなく好きなのだ。

小学生の頃に戻った気になれるのだ。


外科医の家族である、さすがにお金持ちなのである。
3人の子供達は 皆 それぞれ ゲーム機やらiPodやら いろいろ持っていて 皆 自由にタクシーに乗り込む。
3人の子供達と それぞれの話題に きっちりついていく彼女の奇才振りに 凄さを感じずにはいられない。

何年経った今でも 私は彼女を 凄いと思っているのだ。

長女の塾の問題に対する質問、
次女のジャ○ーズの新曲の歌詞の記憶や その歌詞の解説、
末っ子の長男のゲームのレベルの上げ方の作戦会議。

どれを会話していても きっちり子供と向き合った話ができている。
私は思うが さらっと会話をしているようで 実は、
長女の勉強も なんでも返してあげられるように 復習していたり
次女の好きな曲をたくさん知ろうと 時間をかけて聴いていたり
長男のゲームに付き合えるよう 攻略本を読み漁っていたりしてるんじゃないか と 思うのだ。


タクシーの中では この4人が乗って来ると めちゃめちゃうるさい。(笑)
でも 賑やかで 楽しいのだ。


私は 彼女に育てられている子供達が きっと 人情味のある いい大人に成長するんじゃないかな と 思うのである。

No.266 13/09/18 08:08
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《訂正》

徳永家康 ではないだろ?(笑)

徳川家康 だ…。(笑)

慌てると誤字脱字が多くて申し訳ない。


ちなみに この時の徳川家康は その『菊花祭』で 最優秀賞を獲得した。

No.267 13/09/18 10:48
転職検討中0 ( ♀ )

《再訂正》

違う 違う、
徳川家康じゃない、
『織田信長』だ。(笑)

中年になって そろそろボケてきたか…(悲)

No.268 13/09/18 13:59
転職検討中0 ( ♀ )

今日は 早起きして 娘の学校の後期の学費を入れてきた。
た…高いのだ…。

昨日の仕事が まるでツイていなかったので こんな調子が続いたら やっていけないのだ…。


でも 私はまだ健康だ。
娘のように 大手術をしたことは 今まで一度もないのだ。

今日は 娘の足の診察に 病院に来た。
あいかわらず カーオーディオの音量を フルにして『ヤンキー車両』になる 我が軽乗用車。

恥ずかしいので 信号のタイミングを考えながら プロの手腕を生かして 急いで病院まで たどり着く。(笑)


確かに見た目は 歩けるようになっている。
が、しかし まだまだまともではないようだ。

病院も 長いスパンで通わないといけない。

春の手前に事故に遭い、
目指す進学先を断念して 入院することになり、
今の状況を飲み込んで 改めて進路を考えていくことになり、
親の私も それに結構振り回される形となり、
親バカであるがゆえに 彼女が定めた新たな目標にかかる投資に合意する…。

事故を起こすと いろんな事が、当たり前だった日常が、ゴロッと変わる。


リハビリの期間は まともな進路が決められない。
これも 娘にとっては 致命的な時間となる。


まあ 仕方ないが…。
身体を治すことが 一番優先なのだから…。

交通社会で働いている人を 私は毎日 たくさん見かける。
私もまた その交通社会で働く人間の一人でもある。

事故を起こすと した側も された側も まるで 良いことがない。仮に弁償金をたくさんもらっても 修理に時間はかかるし 愛車を売るときには事故車両として分別される。
怪我の見舞いにお金をもらえたとしても 身体は痛いし 必ずいつか そこがひびいて その部分やその近辺の体調が悪くなる。

車に乗っているキャリアは長いが、
乗れば 乗るほど 車は怖いものだ と 痛感している。

大きな 鉄の塊に 操作して『生き物』にしているのは 人間なのだ。

車に乗っている人は そういうことを 改めて感じて 大切な愛車をかわいがってほしい。

車を大切にすることで 不思議なくらい 事故は減るからなのである。

No.269 13/09/20 11:46
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私が日頃乗っている営業車は あと半年で『代替え』といって 車を新車に切り替えることになっている。

昔は 5年サイクルで その 代替え になっていたが 最近は とにかく不景気で 昔ほど走行距離を消化できないから 6年使うのだ。

『え?たった5~6年で?車 新車にするの?』と 思われがちだが 一般乗用車と違って タクシー営業乗用車は 結構走行距離を走るのだ。

長距離トラックや長距離バスは たぶんケタ外れに走るから どんな使いまわしになっているかは よくわからないし、日本のタクシーに関しても 営業地区の稼働率や走行率や はたまたドライバーの営業の仕方、動き方にも個人差があるので 日本のタクシー全部が 申し上げる内容ではない ということを前提にしておく話だが 我社の平均的な 車両の消化内容をご紹介しよう。

おおよそだが 6年使用して 平均50万キロ走行する。
通常の一般サンデードライバーの走行距離の 約10倍以上だ。

私が入社したころは それが 5年か50万キロかの どちらか早い方の到達によっての代替えだった。

つまり 早い話が 1年間分10万キロくらい 営業収入が減っている と 考えていただいていいかもしれない。

昔は 1年間に 10万キロ走っていた。
今は 1年間に 7万キロくらいなのである。

なので やはり よく走るので 営業車というのは 一ヶ月に一回 車両点検が義務付けられている。
三ヶ月に一回は 更に内容の濃い 車両点検を施されることにもなっている。

車検は 1年に一回 ある。

この点検義務を ほぼ日本のタクシーは 厳しい取り締まりがあるので 行っている…はずだ。
少なくとも 私達の会社では 徹底的に点検整備を行っている。

私達の会社の車の 代替え後の 行方は いきなりスクラップになるわけではないのだ。

とにかく 日本のタクシーは 高級車両を丁寧に使っているわけで 中古車としてアジア方面に高く流したり 特に私達の会社の車は 整備がきちんとされているということで 日本の小さなタクシー会社に流されることもあるらしい。

まあ そういうわけなので 整備基準の厳しい日本で走っているタクシーは 全般的に 多少古くても 程度はいいと考えていただければいいと思う。


…次のページに続く。

No.270 13/09/20 15:46
転職検討中0 ( ♀ )

前ページの続きである。

車両の『代替え』について。


私達の会社の車は 前ページで話した通り 50万キロくらい走るのだが いくら整備がきっちりしてるとはいえ やはり 50万キロ走るのだ、だんだん乗り心地は悪くなるのは 否めない。

次に切り替わる車両は 少しグレードがアップして 座席のクッションが 良くなって お客さんにとっては快適な布製シートになっている。
今 私が担当している車のシートは ビニール製の コストのリーズナブルなものだ。(笑)
新車に切り替わったら お客さんも ドライバーも 座り心地は快適になる。
なので 代替え前の車に乗っている同僚は 早く新車にならないかなぁ~なんて言いながら 楽しみにしている。


…私を含めた ある一部のドライバーを除いて…。


一度でも ゲロリンパや オシッコを 座席にぶちまけられたドライバーは 気が気ではないのだ。
すでに 新しい車両で そんな事例があって。
後始末に 大騒ぎになっていたドライバーさんもいた。
中には 座席を丸洗いしないといけなくて(この時のドライバーさんの被害は、おしっこではなく 大の方をされたとか。)臭いは取れない 座席丸洗いで 水浸しになって 丸一日外干ししないといけなくって このドライバーさんは 座席が乾かないから 仕方なく仕事を後半から年休として 無理矢理帰らざるを得なくなったのだ。

新車になって 快適になるのはいいのだが…。

最悪 ゲロリンパなどをするときに 外に出る時間が 間に合わなかった時は…

座席にするのではなく せめて 足元にお願いしたいのである。

でも でも
できれば 窓を空けて 外にお願いしたい。

車のボディーを ビッチョビチョにされても 水で流せるので まだ 助かるのである。

そうしていただかないと やっぱり グレードが良くなっても 新車に乗り換えるのは 気が重いのである。

No.271 13/09/20 18:08
転職検討中0 ( ♀ )

80歳のおじいさんが 私の車に乗ってきた。
見た目 そんなお歳に感じないくらい はきはきとして 体格も良く 元気な方だった。

私は 二周りくらい年上になってくると お歳の具合が いまいちよくわからない。

自分の両親より 上か下か…くらいの目安で だいたいの見当をつける。


以前にも ここで申し上げたが 年齢より若く見られるおじいちゃん&おばあちゃんの『年齢自慢』というのが やたらあるのだが(笑)まぁ 元気なこと、いつまでも若々しいのは いいことなので それはそれで良しとしようじゃないか。

今日のおじいちゃんの年齢がわかったのは そういう『年齢自慢』での一節ではなく 永年車が好きで 長く愛用していた という話の中で わかった『80歳』だった。


このおじいちゃん、私に こんなことを聞いてきた。

『結婚してるの?』
は?
『いゃあ~声が若いから。』『20代かな?』
は? は?

思わず
『はい。(笑)』と 答えたくなる 年齢に達してきた 中年の私…なのである。

お世辞…ではなかったかもしれない。
確かに。私は 声は 幼いのだ。(笑)

でも。彼は 私と同じで 彼自身より若い世代は 全部ひとくくりに 適当にそのくらいに見えるだけだろう。(笑)


しかし。

この世界に入って。
最初 20代の頃は ナメられたくないと思っていただけに 年相応に見られることが 嫌だったが 今現在 ぐんと若く見られたら 何故にこんなに嬉しいのだろう…。(笑)

残念な 私…なのである。

No.272 13/09/22 10:54
転職検討中0 ( ♀ )

今朝の点呼(朝礼)での クレーム報告と注意 ということで こんな事があった。

ある会社で 5台タクシーを呼ばれた。
仕事を終えて 皆さんでお食事会場まで行かれたりしたのではないだろうか。

お客さんの指示で動いたのかどうかはわからないが 一台目の車が 狭い道を走行したらしい。
当然、二台目以降の車も連なる。

離合が難しい場所で どうやら一般車両が先に道を譲る為に 脇に寄ってくれたらしい。

しかし。
私達の車は 5台とも 礼のジェスチャーがなかったらしい。

…という クレームだった。


私達の会社は とにかく地元密着型のタクシーなので おかげさまで 信頼が厚い。
それがゆえに 細かい事に 鋭い指摘が入る。

確かに。ちょっと会釈したりすれば 待った方は 見返りを受ける事になって 気持ちが晴れるのだ、しかも タクシーばかり5台も 行かせてあげるために 停止している、誰かが…せめて 最後のドライバーは 礼を表現するべき なのである。


細かい指摘だなと思ったクレームではあったが それだけ周りに見られている会社だということと それだけ 得ている信頼を裏切ってはいけないのだ という意識を 改めて感じた私なのである。


社会は厳しい。
遅れをとらないように頑張っていきたいと思うのである。

No.273 13/09/22 12:29
転職検討中0 ( ♀ )

今日は 連休の真ん中。
お天気だし 各方面に スポーツ部の試合なるものが 開催されているようだ。

今朝 高校生の女子団体さんが タクシーの定員分毎に分けて 乗車してきた。

タクシー乗り場から その部活生の皆さんのお仕事のおかげで 全部で7台 お客さんになってもらい ある高校の体育館までお送りした。


市内なのだが 一番端っこにあたる高校で 15分強かかる距離。
乗ってる間 若い女の子のノリで 黄色い声で わいわいと楽しそう。
なかなかうるさかったが(笑)『若いっていいなぁ~』とか思いながら 目的地まで送った。

タクシー料金が1780円になった。

助手席に乗っていた女の子が 他の女の子達に こう言った。
『ん~。…みんな、356円!』

早っ?!
早っ!!
凄い!
神だ!(笑)

割り算の計算、実に3秒。

私も彼女の計算の早さに『秒殺』で 脱帽。(笑)

暗算の達人の彼女を リアルに尊敬した 私なのである。(笑)

No.274 13/09/22 17:11
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歳のころ だいたい私くらいか 私より5~6歳くらい年上くらいの ご夫婦が 乗り込んできた。


最寄り駅を飛び越えて 急行の止まる駅まで。
暇な時に ありがたいお客さんである。


目的地に着いて、お支払いをしていただく時になる。

メーター料金は 1460円だった。


最初 奥さんが 素早く 1000円札2枚を出した。
お釣りは…540円ね…そう思いながら 小銭を数え始めたら…
『あ! ちょっと待って!』と 言われて 手を止める。

『小銭がいっぱいあったこと、思い出したの。』
あ。そうなのですね?わかりました。


奥さんは 手荷物を腕に下げたままの状態で乗り込まれていた。少し身動きが取りづらい。

『ちょっとあなた、これ数えて。』
左手に持っていた財布をひっくり返して 右手で小銭を受け止めた。
たくさんの硬貨が 手の平で山になる。

旦那さんが100円玉を数え出す。
その時 私は確かに 50円玉と10円玉が それぞれ一枚ずつあったことに気がついたのだが お二人には それが気付かなかったようだ。

100円玉を5枚 私に渡してくれた。

『わざわざ小銭のお支払いでのご協力、ありがとうございます。』
一生懸命お金を数えてくれたお客さんには 私は そう言葉を添えている。

別に (500円玉以外の)小銭はたくさん準備している。だから 本当は困ることはないのだが…。
でも あえて そう言葉添えをしている。

お客さん 二人とも なんだかご満悦なのである。
『ねぇ~?!ずいぶん小銭貯まってたから出してよかったでしょ~?ちょっとでも軽くしちゃってる方が動きやすいってことなのよ。』
『そうだよな~財布、スッキリするよなぁ~。』


…このお二人は まだ 気がついていないのだ。

2000円からのお釣りだと さらに小銭が増えるから 選択としては 間違いなかっただろう。

しかし。
せっかく ピッタリお金があったのだが 気が付かず 100円玉を5枚渡してくれたわけだ。
この時点で 二人は 硬貨が5枚も始末できたことを喜んでいる。

私が そのお釣りに 10円を4枚渡していることに まだ 気付いていないのだ。


その40円を お財布に直した時 結局 硬貨1枚分しか減っていなかったことに気が付かないまま 今日の日を過ごしてくれればいいのだが…。(笑)

No.275 13/09/24 09:28
転職検討中0 ( ♀ )

最近は 穏やかに仕事ができている。

ありがたいことである。

さっきも 歩行者と自転車が交差点にたまっていたので お客さんも乗っていなかったことだし 道を譲った。

10人くらいのうち 半分くらいの人達が 私に会釈をしてくれたことが なんだか嬉しかった。

中には 自転車の発進がふらついて 私の車の方に突進してきて 当たりそうになった人もいて なぜか その人だけは 自分から私の方に寄ってきたはずなのに、
『…💢 危ねぇなぁ💢』
みたいな 怪訝な顔をしていたが…。(悲)


天気もいいことだし。
今日のお弁当は 眠かったから パンにしてもらったから いつもより30分くらい のんびりサボれたし。(笑)


この『いい感じ』を そのまま 繋げていきたと思う 私なのである。

No.276 13/09/24 12:23
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さっき 見た光景をお話しようと思うのだが 対向車線で運よくお客さんを乗車できたタクシーがあった。

私は 信号待ちで、
『いいなぁ~仕事やってるよ~』(←ひがみ(笑))
と 思って 恨めしそうに?眺めていたら…。


そのタクシーのドライバーさん、お客さんが乗り込んだ方のドアを閉め忘れて 発進してしまった。
びっくりした。

お客さんが ふらついて もうちょっとで 振り落とされそうになったのだ。


私達の会社での 接客基本用語 として
『ドアを閉めます、よろしいですか?』
というフレーズがある。
これは お客さんの『ドア詰め』を防ぐ為の言葉である。
指や腕や足 洋服や和服の袖口などを 誤って 挟まないように お声掛けをしてから 確かめて閉める、という基本マニュアルがあるがゆえに 私は乗り込まれてからドアを閉め忘れた…という経験は ない。

でも 私は その逆で お客さんが降りられたあと ドアを閉め忘れたことが 1度だけある。

ちょっと怖かったのだ、結構鮮明に覚えている。

ローカルな駅までお送りして そのあと 日報処理を先に行っていたことで 周りものどかで静かだったので ドアの閉め忘れに気付かなかった。
さぁ、行こうか。
車を動かした瞬間 生々しいタイヤの軋む音に いつもより異常にうるさい車のエンジン作動音。
『え?』と 思った 次には、
遠心力が働き 少しだけ開いていたドアが 一気に大きく膨らんで開く。
車が一瞬 その反動で 横揺れする。
ドアがもげそうになる。

勢いよく出発したわけではないのだが 側に障害物があったら 危なかったのだ。

一瞬 ヒヤッとしたことが 昔 あったのだ。


今日 その ドアの閉め忘れの車を見ていたが お客さんがもうちょっとバランスを崩していたら 投げ出されていたような感じだったので 怖かった。


うっかりミスとはいえ 一歩間違えれば大惨事である。


明日は我が身。気をつけようと思った。

No.277 13/09/24 15:38
転職検討中0 ( ♀ )

あるマダムなお客さんと『ガードマンなどの立ち仕事(日中の話)について』の 討論会?になった。


お客さんが 街中を眺めていて ポツリと一言。

『この暑い中、立ちっぱなしの仕事ってのも、大変よねぇ~』
おやっ?お客さん、前々から私も思っていたことですよ。

お客さんの一言に ピクッと反応した私。
『日なたと日陰、大変な方は、いくらか給料って違うのかしら?』
あ~そうですよね。私もいつも謎でした。
よっぽど暑い時 寒い時 雨の時…その時々に応じて 厳しい条件の位置に立たされる時は 何か お手当か、それに相応する何かのメリットが欲しい(というか、与えてあげてほしい)ですよね。

一体 どんな待遇になってるんでしょうか?

あれやこれや お客さんと 楽しく討論になりながら でも 答えのわからぬまま目的地まで到着してしまった。

真剣に考えながら 真相を探りたいのに わからないまま お客さんは降りていった。


『今度お会いするまでに どちらかが回答できるような話ができればいいですね。』と言って お別れする。


よくご乗車いただいているお客さん。

さぁ、宿題ができた。(笑)
知らないことを知ろうと思う時って なんだか楽しい。

だれか?答えを知らないだろうか?(笑)


暑い季節に 影のない場所で立っているガードマンの方、
寒い季節に 日陰で立っているガードマンの方、
雨の時 屋根のついていない場所で立っているガードマンの方、

改めて ご苦労様と言いたい。

  • << 279 ガードマンをやっております。給与は年間一律です。夏季、冬季手当などは一切有りません。制服などは、自費購入です。社会的地位は、最低だと思います。なのに、コンプライアンスに対してはかなり厳しいですね。 引き続き、拝読させて頂きます。 今夏の酷暑は、我々交通誘導警備員にとっては地獄でした。

No.278 13/09/24 16:46
転職検討中0 ( ♀ )

他社のタクシードライバーさんが タクシー乗り場での待機中に 私に こんなことを話してきた。

『今度消費税が上がった時を機会に タバコをやめる!』

あ。そうなんだ。
やっぱり また 高くなるんだなぁ。

あれ? おや? 待てよ?

タクシー料金って その時 どうなるの?
『そりゃあ、またまた上がるだろう。』
『不景気のあおりを またさらに うけることになるさ。』

えぇ~~~~~?
まじか~~~~?
こんなに暇なのに?
今でさえ こんなに 高いと 敬遠されているっていうのに?

料金が上がったら?
また お客さんが しばらく乗ってくれないじゃないかぁ~~~!(汗)


…あぁ、この地域も 景気が早く戻ってくれればいいのに。

No.279 13/09/24 21:52
ギャンブル狂 ( 40代 ♂ 7UU40 )

>> 277 あるマダムなお客さんと『ガードマンなどの立ち仕事(日中の話)について』の 討論会?になった。 お客さんが 街中を眺めていて ポツリと一言… ガードマンをやっております。給与は年間一律です。夏季、冬季手当などは一切有りません。制服などは、自費購入です。社会的地位は、最低だと思います。なのに、コンプライアンスに対してはかなり厳しいですね。
引き続き、拝読させて頂きます。

今夏の酷暑は、我々交通誘導警備員にとっては地獄でした。

No.280 13/09/26 21:03
転職検討中0 ( ♀ )

>> 279 嬉しいことに ガードマンを生業にされている方から レスをいただいた。
今年も 相変わらず酷暑だったが 給料は全く格差ないようだ。
ちょっと ビックリだった。

本当に お疲れ様…なのだが…きっと辛かったんじゃないだろうか。


私の仕事は 利きが悪いとはいえ エアコンを付けられる 幸せな仕事なんだな と 改めて思うのだ。
クーラーの当たりすぎで ちょっと寒いだの 雨の中傘を差し出しに外に出て ずぶ濡れになってしまっただの 愚痴っていたことが 恥ずかしいのである。

今度 あのお客さんに出会ったら 真っ先に このことを報告したいと思う。
でも こういうのも いい お客さんとのコミュニケーションの時間を保てるのである。

私は 嫌な話で盛り上がるよりも いい話で盛り上がる方が 好きなのだ。

きっと いい話ができるだろう。


情報 ありがとう。
これからも 頑張っていただきたいのである。

少なくとも 私と あのお客さんは 炎天下の中 外で作業しないといけないような ガードマンという職業は キツい仕事だろう と 思っていて 敬意を表している。
ガソリンスタンドや 土木工事 鳶職…まだまだキツい仕事は たくさんあるだろう。きっと危険と隣り合わせの 私の仕事も キツい仕事の一つになるのかもしれないが…。

でも また 私も ここで愚痴りながら 頑張って仕事をしようと思うのである。


みんな 頑張っている。
なかなか『半〇直樹』のようにはいかない世の中だが、いろいろ悩みながら前に進んでいるのだろう と 思うのだ。


今日 娘が iPhoneのガラスをバキバキに割って帰ってきた。💢
どうも 自転車でこけたらしい。
…事故の後遺症なのか?と 思えば 頭ごなしに怒れない。(悲)

修理代が2万かかるらしい。あぁ、また 一生懸命働くしかない…。(涙)

No.281 13/09/27 09:37
転職検討中0 ( ♀ )

>> 103 私達の地域は 年度末に近づいたら 必ず あちこちで道路工事が始まる。 皆さんの地域はどうなのだろうか? あれは お役所が 年度末に予算の組… 一度 私は 『指示の下手なガードマン』の話をしたが…。


じゃあ?

こういった 指示の下手なガードマンも?
手抜きバリバリのガードマンも?
タバコ吸いながら立っているガードマンも?
携帯触ってるガードマンも?


速やかに誘導してくれるガードマンや、
声を張り上げて 仕事に頑張っているガードマンや、
わざわざ一台一台に ペコリと頭を下げて 止めていた車を送ってくれるガードマンや、
一日中 棒を振り回して 筋肉痛みたいになりながら仕事をしているガードマンや、
日焼け真っ黒で シミソバカスだらけで にっこり微笑んでくれるガードマンなどと同じように?


全部 一緒の給料体形なのか???


おかしいだろぅ?



…私達の仕事も 直接 上司には監視されにくい仕事である。

現場で働く者は みんな同じ感じで仕事をしているのだろう。

『同じやるなら要領良く』というのは 結構なことだが 手を抜いてはいけないし 仕事をするのは 世の誰かの役に立っている為の働きだと思う方が正解なんじゃないかな と 思うのだ。


私達タクシードライバーも ガードマンも
一生懸命やっている社員には 花マルをつけてほしいのだ…。


ガードマンの
『暑い日の 日なた手当』
『寒い日の 日陰手当』
『雨の日の ずぶ濡れ手当』

あげてほしいと思うのである…。
そうすれば 手を抜くガードマンさんも 多少は減るのではないだろうか。

  • << 284 小生、実年令65歳で八年のキャリアになります。自分の会社に関しては、いかなる工事の警備においても、給与は一律です。基本午前9時から午後5時が、工事時間であり、五時間以上で1日分となります(最低9時から15時で1日分。業者により2~3時間でも1日分の日報を切ってくれるところも有ります)。 過酷な警備は、道路舗装の片側交互通行の交通誘導です。楽な警備は、建設現場の工事車両の入出誘導です。極端な例で、1日一台だけの入出しかない場合も有ります。 それでも、給与は一緒ですが午後5時までは拘束されます。 警備員は、春と秋の年二回警備業法による、講習を八時間受講しなければ、警備の現場での仕事は禁止されています。その他、諸々の制約が有ります。

No.282 13/09/27 10:41
転職検討中0 ( ♀ )

よく乗ってくれるおばさんで 土地持ち&お金持ち&お孫さん自慢 の お客さんがいる。

姿勢としては 低姿勢な方なので 嫌味的なものは 感じられないのだが…

私は貧乏なので 土地の相続税やら 遺産相続やら 私学の費用に関しても 興味のある学校や相場くらいしか知らない。

しかし いつも このおばさんが乗って来ると 決まって その手の話になる。

わからないことだらけで 話が繋げることが難しい。
なので たいがい『聞く側、質問する側』になる。
しかし それもネタ切れになる。
おばさんは しゃべりたい人なのだが うまく説明ができない人なので 何を聞いても 記憶に残らないし 分からない(理解できない)話で 終わってしまうからだ。

なので 今日は 全く違う話に挑んでみた。(笑)

最近よく行かれている病院の話をしよう。


話は順調に進み出した。(笑)
『以前に行っていた大病院の先生が開業されたからねぇ~、それで そこに行くようになったの。』
『朝一番で並びに行っても 診察が昼過ぎになったりするのよ~…あれ?』
ん?なんですか?お客さん?
『あ~ここにもマンション建つのねぇ~。だんだん田んぼがなくなるわねぇ~』(←以前の土地は駐車場だったのだが…そんなツッコミは言わない)

…それからまた 延々と 土地転がしの話になってしまった。

相変わらず 話してくれる説明が 全然理解できない。(笑)


仕方ない、
今度 暇な時に お役所に行って その手の話を聞いてこよう。


お客さんが好む 会話内容が せっかくわかっているのだ、あんまり興味はないが せめて受け答えはできるくらいの知識を入れておく努力はしよう と 思うのである。


そして。
お客さんには 説明ができるような話術を学んでいただければ 幸いだ と 思うのである。(笑)

No.283 13/09/27 15:03
転職検討中0 ( ♀ )

私は 声が 少々幼い。
そのせいで? よく『何歳になったの?』と 聞かれる。

こちらは『歳なんか聞いたって それが何なんだろう?』などと思うのだが とにかく よく聞かれるのだ。

たぶん『若い女のドライバーは珍しい』という理由から そんな質問になるのだと思うが…お客さん方、残念でした。(笑)
私はすっかりおばさんです。(笑)


若いお客さんには あまりボケることはしないが 自分よりずいぶん離れた年齢のおじいちゃん&おばあちゃんには、年齢は適当に答えて お約束の一言、
『昔は若かったんですけど。(笑)』

なぜか?これを言うと ウケる。(?)

こちらも ウケるなら 言わせていただきましょう、とばかりに 30代の頃から 言い続けてきたが…。

オヤジギャグ的なノリなのだろうが…

今だに 自分で言っていながら 何がそんなに面白いのか?わからないのである。(笑)

No.284 13/09/27 23:56
名無し284 ( ♂ )

>> 281 一度 私は 『指示の下手なガードマン』の話をしたが…。 じゃあ? こういった 指示の下手なガードマンも? 手抜きバリバリのガードマンも… 小生、実年令65歳で八年のキャリアになります。自分の会社に関しては、いかなる工事の警備においても、給与は一律です。基本午前9時から午後5時が、工事時間であり、五時間以上で1日分となります(最低9時から15時で1日分。業者により2~3時間でも1日分の日報を切ってくれるところも有ります)。
過酷な警備は、道路舗装の片側交互通行の交通誘導です。楽な警備は、建設現場の工事車両の入出誘導です。極端な例で、1日一台だけの入出しかない場合も有ります。
それでも、給与は一緒ですが午後5時までは拘束されます。
警備員は、春と秋の年二回警備業法による、講習を八時間受講しなければ、警備の現場での仕事は禁止されています。その他、諸々の制約が有ります。

  • << 286 嬉しいことに いろいろと為になるし また 驚く現実を学習できる 警備員のお仕事についての 返レスをいただいた。 どの職業にも 不条理なことや 理不尽なことが あるのだなぁと 思った。 元気で仕事ができるだけでも ありがたい。 楽な仕事なんて 結局 どの仕事にもないのかもしれない。 みんな 頑張っている。 私も 負けるわけにはいかないのである。 いろんな 確かな情報を ありがとう。 ガードマンの仕事 大変だということは とっても良くわかったのである。 これから先 私がお客さんと この手の話に花が咲く度に 私は レスをいただいた内容を語り継ぐことになるだろうと思う。 私は 頑張っている人の話を 聞いたり 伝えたりするのが 大好きだから…である。

No.285 13/09/28 00:07
転職検討中0 ( ♀ )

《休憩》
先日の休みの日 息子とカラオケに行ってきた。
二人で。(笑)
ボカロ特集と称して 二人でボカロを歌いまくってきた。(笑)

皆さん、『ボカロ』というのを ご存知だろうか?
『ボーカロイド』といって コンピュータで作りあげた声と音楽を組み合わせて作った曲 である。

息子が アニメオタクで その流れで ボカロ曲を知り、私が好きそうなノリのいい曲を 息子がチョイスして それを覚えて たまにカラオケに行って ストレス発散をするのである。

普通の歌手の曲と違って ボカロの曲というのは 基本的に 人間の声の音域を気にしないで のびのびと曲を作っているので 独創性がある という感じが 私は好きだ。

息子は マンガの話の内容をアルバムにしている曲というのがあって そのマンガのストーリーが そっくりそのまま歌詞になっているから それが好きなのだという。

息子が好きな ある曲の話だが ストーリーの中で 自殺をしてしまった女の子の気持ちを書いた歌がある。
メロディーも いい曲だ。
私は それを歌うことにした。
さすがにボカロ曲である、息継ぎを考えていない曲だし キーが高いし低いし…。
静かな曲なだけに 難易度の高い曲だ。

でも 息子が好きな曲だから できるだけ丁寧に歌ってみたかった。
私の中で とにかく真面目に 感情をこめて 歌ってみた。

私は素人なので さほど上手くは歌えていなかったと思ったが 歌い終わって息子を見ると 泣いていた。

下手な歌だっただろうが この歌が好きだ という息子に捧げた…といえば 大袈裟だが でも 気持ちは息子に伝わったような気がした。


日頃 この仕事をしていたら 会話が噛み合わなかったり 思っていることが伝わらなかったり 勘違いがあったり 立場上の上下関係の難しさに悩むことがある。

人間と向き合うのって 結構大変だ。

でも しっかり相手のことを思って 誠心誠意対応していけたら きっと報われるんじゃないかな と なんとなく 泣いている息子を見て 思った。


息子は マンガキャラの その女の子の自殺が 読者ながら辛かったという。

悩める兄弟の支えになっていたその女の子が それを背負いすぎて? 自殺したらしい。
だけど いつでも見守っているよ という歌詞。

このストーリーの女の子の気持ちを代弁して 息子に伝えることが出来たのなら 大成功なのである。

いずれ 思いは 報われる。

No.286 13/09/28 04:21
転職検討中0 ( ♀ )

>> 284 小生、実年令65歳で八年のキャリアになります。自分の会社に関しては、いかなる工事の警備においても、給与は一律です。基本午前9時から午後5時が… 嬉しいことに いろいろと為になるし また 驚く現実を学習できる 警備員のお仕事についての 返レスをいただいた。

どの職業にも 不条理なことや 理不尽なことが あるのだなぁと 思った。

元気で仕事ができるだけでも ありがたい。

楽な仕事なんて 結局 どの仕事にもないのかもしれない。

みんな 頑張っている。
私も 負けるわけにはいかないのである。


いろんな 確かな情報を ありがとう。
ガードマンの仕事 大変だということは とっても良くわかったのである。

これから先 私がお客さんと この手の話に花が咲く度に 私は レスをいただいた内容を語り継ぐことになるだろうと思う。


私は 頑張っている人の話を 聞いたり 伝えたりするのが 大好きだから…である。

No.287 13/09/29 11:33
転職検討中0 ( ♀ )

私は ちょっとだけ英語が聞ける。ほんのちょっとだけだ。いわゆる『聞き取り』が なんとかできるというだけだ。流暢に話すことなどできない。

6歳くらいから洋楽ばかり聴いていたせいで 耳が慣れているというだけだが 大きくなって 単語を学んで 意味を知ると だんだん何を言っているのかが分かるようになってきた。(という程度。だから 喋ることは出来ない。笑)


タクシーに乗ってくるお客さんは 意外にも英語を使われる方が多くいらっしゃる。
最近では 若いお兄ちゃんでも 流暢に英語を話しながら 外国人の彼女と会話を楽しんでいることも 少なくない。

英語は国際語。東京にオリンピックが決まったこともあり 今から さらに 英語力を身につけようとする人も出てくるだろう。
結構な話だ。
私は なかなか そこまでの学力が及ばないが 少しずつ 語学力を見につけていきたいなぁとは 思っている。


ある時のお客さん。
外国から来られたっぽい方。空港から お迎えに来た社員さんと乗り込まれてのお話。

お迎えに来た日本人の社員さんは 話しぶりは『カタカナ英語』で いわゆる日本人の発音だったが 海外に多く出張なさっているのだろう、話の内容は とても スラング有り、ボケ&ツッコミ有りで 話題提供には 素晴らしい応対だった。
私は 聞き取れるが 会話力がないので『英語わかりません』状態で 乗務している。(笑)
違う国の言葉が話せなくても『サンキュー』と 言わずに『ありがとうございました』で 思いは通じるのだ。実践していても それはわかるので 全く日本語がわからないネイティブのお客さんだけが乗り込まない限り わざわざ英語では応対しない。

横に通訳の方がいる時は 英語はわからないドライバーになる。(笑)

外国のお客さんの話を ざっくりと聞いていると、日本のタクシーは まず 自動開閉になっていることが凄いらしい。
車が総合的に綺麗ならしい。
セキュリティーも 緩いのに(金網など張ってない)その割には犯罪率が低いのが 平和的だ、と 言われているのを よく耳にする。

日本人は欧米人と比べると 歳が幼く見られがちなこともあって『こんな幼い女の運転手に任せて行き先が分かるのか?』と 不安がられていた時は うっかり『私は(当時)キャリア10年で、目的地へは普段からよく行っているので大丈夫です。』と 答えたばっかりに質問攻めに遭い大変だったことがあった。(笑)

No.288 13/09/29 13:20
転職検討中0 ( ♀ )

前ページの続編 になるだろうか、英語での会話の話である。

20代真ん中くらいの ある若いカップルが 手を挙げてくれて 私の車に乗った。
お兄さんは日本人、お姉さんのほうがアジア系で 日本語が全くダメっぽかった。

お兄さんが私に(もちろん)日本語で話す。

行き先は 隣街。
私は 現在地から その隣街までの最短ルートを 頭のナビゲーションシステムを フル可動させて割り出す。
よし 決まった。まずは右だ。
確認を取ろうと まず 右にハンドルを切りながら喋ろうとした 一瞬手前で お兄さんが 言った。
『あ、右じゃなくて 左ですよ?』
え?遠回りになりませんか?大丈夫ですか?
『あ、じゃあ、道は僕が言いますから。』
では、お願いしますね…。と いうことで 言っていただくことになる。

あとは 二人の会話を邪魔することなく仕事に集中…できないのだ。(笑)

二人は英語で喋っているのだが…ビジネス用語でもなく 簡単な日常会話なので 何を話しているのかがわかるのである。

こんな感じである。
女『何?この人場所わからないの?』
男『そうみたい。』
いえ、わかりますよ、隣街ですし。
女『そう。で?大丈夫なの?』
男『大丈夫だよ、仕方ないから僕が言ってあげることにしたから。』
そりゃあ お願いしますよ、全く反対の方角言われたら こちらもよくわからなくなりますから。
女『タクシー乗ってるなら道は分かってて欲しいわよね?』
男『そうだよな?僕が教えてあげなかったら 彼女はどうしてたんだろうな?』
さっきから ことごとく遠回りの指示をされてますよ、裏道使えばもっと安く到着できますよ。

…そこで 裏道提案を試みる。
『こちらからの方がお近いですよ。』
男『いや、ここからで大丈夫です。』←日本語。

女『彼女、なんて言ったの?』
男『近道がある、と 言ったけど 道が分からないのに近道って言われても…僕が分からなくなるしね。』
そうなんですよ、お客さんの方が 広い道しか 知らないだけなんですよ。


たぶん 7~800円くらいは回り道をした。
でも お客さんは 納得されていたし 彼女は 彼氏のことを『デキる男、頼りになる男』という感想を述べていた。

結果的に トラブルなく スマートに仕事が片付いた こんな時は 道を知らなかったダメなドライバーになってしまっていたことを そういうことにしてていいんじゃないか と思う私なのである。(笑)

No.289 13/09/29 14:56
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私の『ちょっとだけ出来る』シリーズ?(笑)の 話題になるのか ならないのか? は わからないが

『こんにちは』と、
『大丈夫』と、
『ありがとう』の 3つだけ 手話ができる。(笑)

『できる』と 言葉にしたら 怒られるだろうから 言い直す。
『知っている。』←こっちの方が適切。(笑)


手話を『知った』きっかけは 学生の頃 電車の中で シーンとしている中 ある二人の男性が 手話をしながら話していた。
とても楽しそうで 二人で大盛り上がりだった。

ただ 単純に 手話を知っていたら 彼らの楽しい会話が聞けて 私もまた 楽しかったのではないか と 思ったことと…
音がない世界で生活する人達に出来て 音のある世界で生きている私達には出来ない技 というのが なんだか あの時に かっこよく映ったのである。

覚えて損なことはないだろう、上手くできるようになれば 誰かの役に立つこともあるかもしれない…という理由で 本屋でテキストを買って 手話のテレビ講座を見て聞いて 自力で覚えた。

それが高校生の時の話で それから以降 特に手話に関わることがなかったり アイウエオは全部覚えたら難しかったから せめて自分の名前だけでも…と 自己紹介ができる手話だけ 覚えた。

なにせ 半年で 詰め込んだ自主学習だったので いろいろ覚えたつもりだったが すっかり忘れた。(笑)しかも 結婚して姓が変わったので 自己紹介も出来なくなった。(悲)

私の学習能力の程度に落胆…。(笑)


この仕事に関わって 何人かの 聴力に障害を持つお客さんに 巡り会った。

皆さん メモ用紙に 行き先を書いて 見せてくれる。
こちらも 分かれば 手でOKのサインを 分からなければ 何かメモ用紙に書いて 返事を書いて貰えばいいわけで 別にこれといって困る仕事になど ならない。

でも もうちょっと しっかり手話を覚えていれば もっともっと会話ができるのに…と 悔やんでいる私なのである。

でも この3言だけ…せめて お礼だけでも手話で対応したい…と 手話で話すと どの方も 手話で『こちらこそ、ありがとう』と 反応してくれるので 私は嬉しいのだ。

手話を使って 自身の言葉として活かしている人に 手話で反応してくれる ということは その方が直接本心で語ってくれている ということなのである。


今は時間が作れないが またいつか手話の勉強をやり直したいのである。

No.290 13/09/29 17:34
転職検討中0 ( ♀ )

60歳くらいのおばさんが 私の車を覗いて こう言った。

『あなた、「早起き会」というのをやっている会場、知ってる?どのタクシードライバーに聞いても 知らないって言われるのよぉ~。』
そりゃあ 知らないだろう、会合の題名だけでは わからないのだ。

どこかの団体が その時だけ会場を借りて そしてそういった会の名称が ボードかなんかに書かれる…くらいなもので 所詮タクシードライバーである、街中の全ての会合が どの場所でやってるか?なんて わからないのだ。

ただ 私は ちょっと考えてみた。
このおばさんの身なり、集合時間、タクシーで行けば近いが 歩けば遠い という説明、過去に会合に出向いたお客さんが口走っていた言葉の記憶…
そうだ、いつか『早起き』が どうのこうの 言っていたお客さんがいた。
『〇〇会館…でしょうか?』
『あぁ!!そうよ、そんな名前の建物!』
反応が良かった。
きっと 間違いない と 思った。

待ち合わせに遅れたのだとか。
せっかく出てきたのだから せめて顔だけでも出そうと思ったらしい。

近場で ワンメーターで行ける距離。
効率の悪い時のご乗車だったが 行き先がわかって 一安心、愛想よくご乗車する。

『…え?さっきの大きな交差点、右じゃなかったの?』
あれ?おいおい、行き先が やっぱり違うのか?
私は お客さんの言った道の付近に集まれそうな会館や宗教団体などの名称を 片っ端から尋ねた。
でも イマイチ ピンとこない感じ。

私は 初回に お客さんが 会館の名前に 素直に反応した あのインスピレーションを信じることにした。

間違えたら ワンメーターだ、仕方ないが 自腹で被ろう、と 強行的に 思った通りの 最初の目的地を迷いなく連れて行った。

『あれ~?ここであってる。あれ~?』
どうやら お客さんのほうが 道を勘違いして覚えていたようだ。
私の選択は 正しかった。


このあたり 勘とキャリアがものを言った形になった。
失敗にならなかったから まぁ 良かったが これが失敗して 読みが外れたら…クレームになる。

タクシーに乗る時は しっかり目的地が言える状態で 乗っていただきたいのである。

No.291 13/09/29 19:16
転職検討中0 ( ♀ )

今 目の前にある車のナンバープレートの上に いる トカゲは?

リアルか?

ダミーか?


リアルなら 振り落とされないだろうか?

ダミーなら よくもこんな精巧に作られたトカゲがあって 車にひっつけているのも…なんだか楽しいが。


本物か偽物か?
…どっちだ?


仕事中に 仕事以外のことで 頭が一杯になることが まれにあるのである。

No.292 13/10/01 12:06
転職検討中0 ( ♀ )

季節は秋。10月に入った。
日中は まだまだ暑い日差しが照り付けたりもするが 朝夕は 随分涼しくなってきた。

涼しくなると とたんに『用無し』にされてしまう タクシーという乗り物…(涙)

…まぁ この際 その辺りには触れずに話を進める。だって 毎年 秋は暇だということは承知だからである。(笑)


街中を走っていると だんだんと紅葉を思わせる木々の彩りを感じる。
実際 仕事ではあるが いろんな場所に走るので 紅葉を目に映せる『お得感』みたいなものがある。

さらに そんな季節ならではの人の動き、お客さんの層にも 変化がある。


毎年 写真家の方が 報道陣顔負けの機材を持ち込み タクシーに情報収集されながら シャッター場所を探す方がいたりする。

私達の街は 特に観光地もなければ 壮大な自然があるわけでもない。しかし 『有名処はどこも人が一杯だし いいアングルって決まっちゃうから どんな写真も個性が出ないんだよね』と 話しながら 私達の車に乗って ローカルな場所で『ホンモノ』の腕を磨くために この街を訪れる人がいる。

私達の街は 中途半端な街だから(笑)都会にも中途半端に近いし 全国区で有名な観光地にも 中途半端に近い。
タクシーでちょこっと走れば 名高い滝なんかがあるし 私達の街には 毎年白鳥が降り立つ池があったり 世界遺産のある地域も 少しタクシーで走ればあったりするのだ。

中途半端ってのも タクシードライバーにとっては 悪くないのかもしれない。(笑)


街には 並木道や ため池周辺や 花見処 などで 紅葉を楽しめるエリアというのが やっぱりある。

観光地の もみじの赤も 見事だが 〇〇さんちの桜の木の赤も △△通りの銀杏並木の黄色も 街中でだって 立派に紅葉していて 素晴らしいのだ。

仕事中 紅葉した木々のトンネルになっているような道を通る時は ワクワクする私なのである。

美しい自然を 目に焼き付けることが出来た時 私はかなりテンションが上がる。その後 タクシー乗り場に並びに戻ると 長蛇の列…上がったテンションが一気に下がるのが 身体に悪くないだろうか? ちょっと心配な 私なのである。(笑)

No.293 13/10/01 16:23
転職検討中0 ( ♀ )

デイケアやデイサービスなんかを利用されている ご年配の人…どなたかの手や力を必要とされながら生活をしている人 についての話である。

ある時のお客さんで 一人暮らしのおじいちゃんと デイサービスから来たおばさん の 二人組でのご乗車。

仕事内容的には 言われた病院まで 普通にトラブルなく ご乗車できた という話なのだが…このおじいさんが『ヘルパーさん泣かせ』なのだ。

ヘ『…だからお着替えしましょう、って言いましたのに…』
爺『わしゃあ、このズボンが気に入っとるんじゃ!』
へ『あ~あ、階段降りたら 少し緩んじゃいましたね~大丈夫ですか?』
少し尿漏れした模様。
爺『放っておいてくれ!』
へ『奥様も あのおズボンのほうがお似合いだとおっしゃってましたよ~』
爺『わかっとるんじゃ、そんなこといいよっての、ちっとも似合ってないんじゃ。それは着替えろと言ってるだけのことじゃ。なんで?そんな面倒臭いことしないといけない?わしがいいって言ってるんだから気にせんといてくれ!』

後ろで やいのやいの そんな会話が繰り広げられていた。


お客さん達が降りた時 ちらりとおじいさんの服装を見た。

あ~なるほど。ヘルパーさんは 親切で着替えさせたかったのだな。もう何日も着替えてなさそうな 真ん中だけ やけに黄ばんだズボンを履いていた。
おまけに 先程 少量の失禁で 明らかに濡れている。もうちょっと量が多かったら タクシーの座席がヤバかったわけだ。

体調不良や お一人での入浴ができないお客さん というのは たくさんいらっしゃる。そのために体臭がきつく残ってしまうことも こんな仕事柄、珍しくないし それを嫌がる私ではない。いろんな事情がおありだ、私は どちらかというと そんなお客さんには 優しいタイプのドライバーだと思うのだ。

でも こういう 妙に頑固だったり ただのズボラだとか 単なる不衛生なだけ というご老人は やっぱり ちょっと違う と 私は思うのだ。

仕事とはいえ 皆 相手を思い、言葉をかけている。私だってそうだし、ヘルパーさんもそうだと思うのだ。
ただのわがままで したくないことは 頑なに拒否をして そういう頑固な方に限って 言う通りにやって欲しい事は山のようにあったりして それが完璧にできないと クレームをつけることが多い。

私はタクシードライバーだ。
特に事情もなく ただ単に不衛生なお客さんは嫌いなのだ。(笑)

No.294 13/10/01 20:30
転職検討中0 ( ♀ )

今日もまた 行き先の全くわからない状態のお客さんが 乗ってきた。


2つ隣町の 小さな?町医者に行く とのことだが…
先生の名前が『〇〇』で 『~医院』だか『~病院』だか はたまた『~センター』やら『~診療所』やら の 名称が わからない。

住所も電話番号も わからない。

姉の入院先 なのだそうだが…しかしまぁ よくもまぁ 全く行き先が ご自身で分かっていないのに タクシーを電話で呼ぶもんだ。
私だったら そんな曖昧な行き先を ドライバー任せで依頼なんて 絶対出来ない。

でも 私はプロである。いちいちそんなことで 逆ギレするほどバカではない。
裏を返せば それだけ信頼が厚い ということなのである。
私は その思いに きっちり応えてあげようと さほどありもしない知恵を一生懸命振り絞る。(笑)


『ちょ~っとだけ時間いただきますよぉ~』
本来、仕事中 携帯は触ってはいけないのだが どうにも情報が薄いので ガラケーを使って 検索を試みた。


『近くに国道がある』
『警察の檻がある』←檻ってなんだよ?(笑)たぶん拘置所だ。
『姉が入院』小さな診療所ではなさそうだ。
『姉は骨を折って手術をして、その後転院』
リハビリの施設があるはずだ。


国道沿いに拘置所があるエリアは知っていた。だから たぶんそのあたりだ。
入院のできるリハビリセンターが完備している病院だから たぶん必ず検索にはヒットするだろう。


勘は当たった。
見事にヒットした。

住所だけ控える。
住所さえわかれば 行ける私なのである。


新しいリハビリ病院だった。
なぜか 変に奥まった場所にあったから 目指して走っていかないと 遠目からでは なかなかわからない場所だった。


お客さんは 喜んでくれた。

『あなたが女の運転手さんで良かったぁ~』

…え?
喜んでいるのは そこですか?お客さん?


…まぁ 間違いなく行けて よかったのである。(笑)

No.295 13/10/04 09:50
転職検討中0 ( ♀ )

私の会社の営業所内には 女性乗務員が 現在4名いる。
ちょっと少ない。
一番マックスでは 11名在籍してた時期もあったので それと比べると ちょっと淋しい。

今は不景気のあおりをモロに受けている職業なので なかなか新しい仲間が増えない。

下手に増えると ライバルが増えるということになって やりにくい という思いも 若干あるのだが…。


私には 仕事のキャリア的には後輩さんだが 人生の先輩にあたる 女性乗務員さんが 一人いる。
とても仲良くしていただいている。

いろんな荒波に揉まれてきた彼女は 自分らしさを大切にするし とても度胸のある人物である。
彼女と話をすると 『目からウロコ』の時があったり『なるほど』感心することがあったり いろんな壁にぶちあたる度に『あるある』同情を投げかけてくれるのだ。

私は 今 生きていく為の いろんなノウハウを 彼女から学んでいる。


実は。
営業所内では数少ない女性乗務員だが 周りの同僚の皆さん方には 仲良しがバレないようにしている。
彼女は ある女性乗務員さんが 大嫌いで その愚痴を私以外には誰にも言わない。
その嫌いな女性乗務員が とにかく目について ストレスが溜まり 毎回爆発しているのである。
極秘機密である。
私個人的にも その問題ありきの女性乗務員のことは 良く思わない。
もちろん 理由があるのだ。

ここで 詳しく理由を話すのは控えるが とにかく 彼女は その女性ドライバーが大嫌いで 必ずストレス発散の為に 話題になる。それを聞くことで 私もまた ストレス発散になっていたりするのである。(笑)

私は 同じ会社に20年在籍しているわけだが 彼女は 何社かのタクシー会社に転々としていて 現在は この会社に落ち着いている。
あと一年で定年になる。がむしゃらに働かなくてはいけない時期を 間もなく終える。それから以降 延長制度を利用し のんびり仕事をしようと思うならば 大手の 顧客数の多い この会社にいるのが 安定していていいだろう と 思い やってきた。

他のタクシー会社では 運行管理責任者として主任クラスで活躍していた 女性乗務員のエリートだ。


ここの会社に入って。
『看板が大きいだけで それに乗っかって ズボラな仕事をしている乗務員や上司が多すぎる💢』

地道コツコツ派の彼女は とてもお客さんから愛されている。

私は 彼女の努力家なところが大好きだ。

No.296 13/10/04 12:15
転職検討中0 ( ♀ )

前ページの 女性乗務員さんの秘密交流の話 である。(笑)

私と彼女は まるっきりシフトが違う。
私は朝8時から深夜2時までの勤務だが 彼女は朝5~6時(早出呼び出しというのがあって 予約がある日は早めの出勤になる)から深夜0時までの勤務だ。
出る曜日がズレているので 私が出勤日には彼女はおらず 彼女の出勤日には私はいないのだ。
出番が全く違うので 必然的に 社内で仲良くしようにも 会うに会えないので 周りの同僚は 皆 私と彼女が仲良しであることは知らない。←というのが 秘密めいていて いい。(笑)

この 秘密めいたお付き合いが 信頼感を高めていたりする。
ちょっとストレスが溜まったことがあって お互いで愚痴っても 周囲に漏れない上に 発散ができるわけだ。
彼女は主に 今の会社批判をぶちまけることが多く 私は 彼女から 悩み事のアドバイスをしていただくことが多い。


彼女と私の休日が重なった時 1~2ヶ月に一回くらいの割合で 私達はプライベートな時間を利用して ランチタイムを共にする。

彼女は 私の母親と同じくらい歳が離れているが この職種のキャリアとしては上である私のことを 上手に丁寧に嫌味なく持ち上げてくれる。
普段 丁寧に接客されているであろう技なのではないか と 思わせる。
彼女の 私に対する態度 話し方 考え方 アドバイスの仕方は 総てに及んで 私のこれからの生き様や仕事のやり方に 活用されているのは 言うまでもない。


この仕事は 直にお客さんと向き合い しかも 危険と隣り合わせの 意外にも神経を使う仕事だったりする。


私は 彼女の力を借りて この仕事を頑張っている。

最近 暇で『この仕事も考え時 なのかしらね?』などと 二人して口を揃えて愚痴っているが…。

私は それでも あとひと踏ん張り 頑張ろうと思うのである。

No.297 13/10/04 13:06
転職検討中0 ( ♀ )

『…おぅ、俺。今タクシーに乗ったから。…うん、…うん、そうだな。じゃああと10分くらいで。』
後ろで そんな電話をしていたお客さん。

『カエル(帰る)コール』だ。

メール機能が普及し だんだん電話通話自体が少なくなってきた時代になってきたと思う。

しかし 私は こんな時代でも リアルが一番だと思うのである。


カエルコールは なおのこと メールではなく電話ですればいいのに などと思うのだ。

メールに気付くことが出来なかった時の カエルメールは 残念だからである。


そう思っている私は このお客さんは 優しいなぁと なんだか暖かい気持ちになった。

このお客さん。
次もまた 電話をかけている。

『あ~俺だ。ちょっと会議が長引いて遅くなったから会社で残業してから帰るから遅くなる。…ん。じゃあ。』

…ん~。あ~。そうですかぁ~。
まぁ いいです、私は聞かなかったことにすればいいだけですから~。
あ~。でも……そ~なんですかぁ~。みたいな。(笑)

No.298 13/10/04 16:53
転職検討中0 ( ♀ )

私は 電話をかけた時や電話に出る時 まず最初に ありきたりだが『もしもし?』と 第一声が出る。
いきなり話をすることは ない。


20代の頃 弟が電話をかけてきた時に 私が『もしもし?』と 言葉にしたら『カメよ。』と 返されて 『もしもしかめよ、かめさんよ♪』をパロってるのだと聞かされて 大爆笑。(笑)
それ以降 今現在も 自分が『もしもし?』と 言った後が続かないだろうか?密かな期待を抱いている。(笑)


しかし。もう古いのだ、誰も『カメよ』『カメさんよ~』とは 言ってくれないのだ。(悲)

だんだん話がそれているので 元に戻そう。

タクシーに乗る たいがいのお客さんは 電話が繋がった時の第一声は やはり『もしもし?』だったりする。
しかし 携帯の普及率があがり かけてきた者の名前が分かる時代なのである。
『もしもし』を 言わないお客さんも ずいぶん増えたのだ。

…何が申し上げたいか?お分かりだろうか?


私は 前を向いて 車の動く音や 生活音にまみれながら 運転をしているのである。

急に電話口で しゃべっている内容が いったい 誰に向けてしゃべっているのか?わからない時があるのだ。


例えばのエピソードである。

『うん、うん、…あ、それじゃない、ちがうちがう!』
うん、うんは 声が小さくて聞こえなかった。
いきなり『それじゃない、ちがうちがう!』と 聞こえて 急ブレーキを踏む私…。


『…あのさぁ~今どこよ?』
素直に 現在地を報告して 電話だから黙れ と 言われる私…。


『~そうですよねぇ~。あ、はい。お世話になります。』
へ?お世話に?なる?
…さっきまで 私としゃべってて そのまんま かかってきた電話に出たら こんな感じになるのかぁ。
私としゃべっていたのは『そうですよねぇ~』のところまで だな。

などなど。


ちょっと まぎらわしい時があって 慌てる私 なのである。(困)

No.299 13/10/04 23:39
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仕事が終わってからの 打ち合わせ会 みたいな お食事会&飲み会 が 終わったグループからの タクシーの呼び出しがあって お迎えにあがった。

お店の前で 立って 待つ。
夜なので 若干暗がり。


予約をくれた時間より 15分程遅れて お客さんがぼちぼち出てきた。
しかし タクシーを利用する 肝心のお客さんは トイレで まだ 出て来ない。

部下の人達が その上司を 私を含めて円陣になって待つ。
暇を持て余した 部下の一人が お酒に酔った勢いで 私に なんだかんだと誘ってくる。

部下『運転手さんは 彼氏いるの?』
暗いので 若く見られたらしい。いいことだ。(笑)
私『はい。ダーリンがいますっっ!』笑顔で答える。

部下『まぁ、いたっていいじゃないですかぁ。(笑)お仕事終わったあと、どーです?(笑)』
私『(笑)そうですね。仕事終わって帰ってから 娘と相談して考えてみます。(笑)』

部下『え?娘さん、いるんですか?』
私『はい。16歳には見えない16歳の娘がいます。(笑)』
部下『へぇ~そうなんだ。僕も22歳の息子がいるんですよ。(笑)』
私『そうなんですね?(笑)じゃあ、息子さんと うちの娘を引き合わせてるほうが 形的にはいいんでしょうかね?(笑)』
部下『え~?僕、娘さんでもいいですよ~、僕、19歳の娘もいてますから~。ずいぶん娘と話合わせるのに勉強してますから~きっと大丈夫ですぅ~(笑)』

まぁ こんな調子で ばっさり切り捨てるわけでもなく お客さんのペースに見合った 適当な話の反らし具合で うまくお誘い話を知らぬ間に反らすことに成功。(笑)

お客さんは とにかく上機嫌。それを維持させながら やんわり話を反らしていくのは なかなか難しい。

たぶん お酒のせいで 調子に乗って そんなことを言ってるだけなのだ、いちいちまともに対応しないが ある程度は 乗っかって話を合わせてあげると お客さんは 結構 納得する。(笑)


お酒の勢いで 軽いノリで 私にそんな話をしてきたお客さんだったが きっと本当は 家族思いのパパなんだろうと思った。

なぜか?

彼は『娘と話を合わせる為に』努力をしているパパだと言ったから である。

きっと 飲み屋さんでも モテるだろう。
こんな さっぱりとした 絡みばかりの酔っ払いさんばかりなら 私もそんなにキツイと思わないのに…(笑)

No.300 13/10/06 08:51
転職検討中0 ( ♀ )

私はいつも 約45分前に職場に到着している。
今朝もやっぱり 早めに職場に着いて 運行前準備や点検を終え 時間に余裕を持たせて 事務所に入った。
事務所の中に 飲み物の自動販売機があり 紙コップの飲料の販売機があるので 私はそれを愛用している。

ちょっとした 仕事前のひととき。
私の出勤時間と同じ同僚の皆さんは ほとんど そんな感じで 出庫前に余裕を持たせてから 仕事に臨んでいる。


この自動販売機、当たりくじ付き なのである。
約70杯に一回 入れた料金が戻る(無料になる)システムになっている。

たまに 誰かが当たるのだ。70~100円の世界だが 誰でも当たると 小さな幸せを感じて 嬉しいのだ。

私が購入した時は なかなか当たらない。
しょっちゅう その自動販売機を使うが まだ一度も当たらない。

私の次に 事務所にMさんという人が 入ってきて その販売機でコーヒーを買って飲むことが多い。

朝のリズムが たいてい同じ流れだから だいたいいつも 私が販売機を使った後に Mさんが買う順番のパターンになっている。


ギュイ~ン、カチッ、ガッチャン、…チャリン。

ん?なんだ? 最後のチャリンは?

『あ! Iさん、(←私のこと)ごめ~ん。また当たったぁ~(笑)』

そうなのである。
このMさん、私の次に いつも販売機を使用して 今朝で 当たって3回目 なのである。

いつも 私がおいしくコーヒーブレイクを 一足先に楽しんでいる時に その横で 当たるのである。

なんでだ???
どうして?いつも 私の次に当たるのだ?
あと一回 私のほうが遅く買っていたら 当たるはずなのに?
なんなんだ?このタイミングは?


『え~~~(悲)まじですかぁ~~~?』←後輩さんだが 歳が上なので 敬って 敬語。

朝から テンション急下降の私 なのである。


ちなみに Mさん、
朝にいい事があった時は 仕事では なかなか運が巡ってこない と 言う。

…何が『当たり』か なんて 本当は わからないものだが…


私も 一度くらい コーヒーをタダで飲みたいのである。(笑)

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