私はタクシードライバー

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15/02/28 16:07(更新日時)

私は女だけど タクシードライバーをやっている。
この不景気事情で生活が苦しい今日このごろ。
しかし こちらが一生懸命やってても あれやこれや言うお客さん…。

なんか むかつくことがあったら ここで吐き捨てちゃっていいですか。


あ。愚痴り系で 参ります。

あんまり 返レス返さないかもです。あしからず。

まずは にこやかにお礼を言ってドアを閉めたとこからスタートです。

13/07/19 03:10 追記
追記です。
日記みたいなものだと思ってください。
返レス難しいかもですが 皆さんは、どんどん割り込んで ドライバーへの文句言ってください。

14/05/20 23:45 追記
2014年秋頃に 本になります。
皆様 よろしくお願いいたします。

もち。まだ ドライバーとして 日々精進しております。(笑)

不景気の中 頑張っております。
皆様、気軽に タクシーをお使い下さい!!☺

No.1976581 13/07/18 22:36(スレ作成日時)

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No.101 13/08/05 18:33
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別スレでもらったドライバーへの不満で こんなのがあった。

『ペットを動物病院に連れて行く際に、こちらの気を伺うことなく あれこれ話しかけてくるのは 辛い』と あった。

確かにそうだと思った。
お家で飼われている動物は『家族』なのだ。
軽いケガなら 治るだろうから 気も楽だが 重い病気になっていれば 人間みたいに喋ってくれない『家族』の一大事なのだ、根掘り葉掘り聞いてほしくないことだって そっとしておいて欲しい時だってあるだろう。

ドライバーの中には 自己チューの人が多いらしい。
一人でのんびり?仕事ができるせいだろうか?

ん~。あるいは そうなのか。そうなのかもしれない。

では?何故?私達の会社では 自己チューではない社員が多いのか?
(もちろん自己チューのドライバーもいる。ただ たぶん少ない。)
看板が大きいから そのプレッシャーや信頼維持の為に チームワークというものを 育んでいるからなんじゃないだろうか。

一人だけ 勝手なことは出来ない。
お客さんからクレームがきたら 大変なのだ。
同僚にも迷惑がかかるのだ。
なので お客さんのニーズに応える仕事に徹するのである。


お客さんのことを 第一に考えられないドライバーは もしかしたら そういう環境に 居ないので 自由気ままに仕事をしているせいで そんな対応になるのかもしれない。

No.102 13/08/06 01:24
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何かのネット検索で ある人が
『タクシーは ゴキブリ』
と 表現していた。

微妙に傷ついたのは 確かだが…なるほどぉ~🎵とも 思ったのである。(笑)

しかし 本当に ゴキブリと言われたら そうかもしれない。(笑)
たぶん その人は ドライバーに対しても 運転のマナーやら技能なんかも 全部ひっくるめて『ゴキブリ』と 表現したのだろうが 私の走っている地域の付近にある大都会の一角、巨大な繁華街の側には 大きな何車線もある一方通行の道がある。なんと! その道路の4分の3を 客待ちタクシーで埋め尽くしているエリアがあるのだ。
計5車線あるのに 通れる道は せいぜい1~2車線。

私達は そんなとこには並ばないので 第三者的にモノを見ての感想だが あそこに並んで仕事しろ と 言われたら この仕事は やってなかったかもしれない。

で。そのゴキブリの一帯地区。(笑)
たまに タクシー協会という いわば タクシー業界の警察署みたいな機関があって そこの指導用巡回パトロールカーなるものがあって それが様子を見に来ると…。
その『ゴキブリ』が 皆一斉に散らばるのだ。
傍から見てたら なかなかおもしろいのだ。

まるで ゴキブリ除去剤をふりかけた時の様 そのものである。(笑)

それと同様に 駐車場渋滞は 私にはアリンコの列に見える。(笑)
日本人は律儀に並ぶので 列が乱れないのが 素晴らしい。
一時 白い車が流行った年があった時は 見事に『シロアリ』だった。(笑)


朝と夕方の平日のラッシュ時間の あの車は どこから湧いて出てくるのだろうか とか 思う。(笑)

たまに でっかい人になって ラッシュの車を 上からつまんで 元の駐車場に 入れていく パズルみたいなことをして 遊んでみたい、とか 思うのである。(笑)

No.103 13/08/07 11:11
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私達の地域は 年度末に近づいたら 必ず あちこちで道路工事が始まる。
皆さんの地域はどうなのだろうか?

あれは お役所が 年度末に予算の組み立てがあるから その為の調整に 一気に使い込む為だ と 聞いたことがあるが 実際のところは 私はよくわからない。

別に それがどうだろうが いいのだ。良くない部分をやり直ししていることには 変わりないはずなのだ。工事に関わっておられる方々には ご苦労様の気持ち なのである。

側で 道路の整備をしてくれているガードマンの方も ご苦労様なのだが…。
あの ガードマンの 道路整備に関する決まり事 というのは ないのだろうか? あればいいのになぁ…と 思うのだ。

上手に車を止めたり 誘導したり できる人なら いいのだ… しかし 車を止めたいのか?行かせたいのか?よく分からないジェスチャーの人が多いのだ。

この『ジェスチャーの分からないガードマン』の言うことを 信じて 動いてしまったら たまに とんでもないことになってしまうのだ。

正面衝突をしかけたことも 一度や二度ではない。
でも それで交通事故を起こしてしまった場合 こちらが『ガードマンの指示通りに動いた』といっても ダメなのである。
ガードマンは 一切の責任は 事故に関しては ないのである。

あまり詳しくは知らないが ガードマンの資格ってのも あるらしい。
工事現場に『ガードマン〇級保持者を…』なんて掲げている看板を見かけたことがある。
へぇ~そうなんだなぁ~ なんて 横目で見た記憶がある。

その時 私は なんとなく この工事現場の責任者は しっかり現場を任されようとしているんだな、事故に細心の注意をはらっているんだな なんて 思ったのである。


何も 資格がどうのこうの 言っているわけではない。
最近は なんでも自由化がうたわれている。
私達タクシー業界でも 料金の自由化、会社の車の保持数の自由化 など 規制緩和の歪みで 今まで見えていなかった問題点なんかが浮き彫りになってきている。

人数を備えるだけ、安く人材を集めるだけ では 問題があると思うのだ。


ガードマンも 資格こそ 要らなくていいが きっちり車の流れや 周りのガードマン達とのチームワークが出来る人材を使って 最初にしっかり話し合いをした上で 仕事に臨んでもらいたいと思うのである。

  • << 281 一度 私は 『指示の下手なガードマン』の話をしたが…。 じゃあ? こういった 指示の下手なガードマンも? 手抜きバリバリのガードマンも? タバコ吸いながら立っているガードマンも? 携帯触ってるガードマンも? 速やかに誘導してくれるガードマンや、 声を張り上げて 仕事に頑張っているガードマンや、 わざわざ一台一台に ペコリと頭を下げて 止めていた車を送ってくれるガードマンや、 一日中 棒を振り回して 筋肉痛みたいになりながら仕事をしているガードマンや、 日焼け真っ黒で シミソバカスだらけで にっこり微笑んでくれるガードマンなどと同じように? 全部 一緒の給料体形なのか??? おかしいだろぅ? …私達の仕事も 直接 上司には監視されにくい仕事である。 現場で働く者は みんな同じ感じで仕事をしているのだろう。 『同じやるなら要領良く』というのは 結構なことだが 手を抜いてはいけないし 仕事をするのは 世の誰かの役に立っている為の働きだと思う方が正解なんじゃないかな と 思うのだ。 私達タクシードライバーも ガードマンも 一生懸命やっている社員には 花マルをつけてほしいのだ…。 ガードマンの 『暑い日の 日なた手当』 『寒い日の 日陰手当』 『雨の日の ずぶ濡れ手当』 あげてほしいと思うのである…。 そうすれば 手を抜くガードマンさんも 多少は減るのではないだろうか。

No.104 13/08/07 11:40
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《休憩》
今日は 『息子への感謝デー(?)』である。
息子と美容院に来ている。ストレートパーマをお願いしにきたのである。


強烈なくせ毛の息子は そのせいで イジメに遭うこともあったらしい。
しかし 学校では パーマが禁止だった為 一生懸命無理をして 耐えていた。
寝癖を直すのに 人より30分~1時間も早起きして 朝 一生懸命髪を伸ばしても 少し汗をかいたくらいで また アフロヘアー状態に戻る。
たまり兼ねて 学校に相談をして 許可をもらって 今で約2ヶ月になる。

最初は自宅で 縮毛矯正の液を使用して 試してみたが 全く効果がない。仕方なくプロに頼むべく 美容院へ。
美容院のスタッフ4人がかりで対応してもらって 1~2歳の頃の まだくせ毛が出てなかった頃の息子に再会。
『これほどキツい癖だったなら、ずいぶん悩んできたでしょう。なかなか(パーマが)かからない質の髪でしたけど、うまく仕上がって良かったです。』と 店長さんからのお言葉。

昔の息子に再会できたことと 息子の苦悩を助けてもらえた ダブルで受けた感動で 思わず目頭が熱くなった 初パーマの『記念日』。

それからの息子は ずいぶん明るくなり それに対するイジメもなくなったという。
学校に相談に行ったことに 間違いはなかった と 思った。

ただ。息子は生きている。
髪の毛も伸びる。
矯正前の くせ毛が伸びてくる。(笑)

それから 定期的に 美容院のお世話になっている。

普通のストレートパーマよりも 高い 縮毛矯正ストレート、しかも息子はそれをダブルでかけている。(それほどくせ毛がきついのだ。)

かかるお金も かける時間も ハンパない。(悲)

でも そのために お父さんも 頑張って仕事をやっている。
そして私も 頑張るのである。


どれだけお客さんから イヤミな事を言われても 耐えていけるのは 息子や娘がいてくれるからなのかもしれない。

まぁ それよりも。

イヤミを言われない接客を もっともっとやっていかないといけない と 思うのである。

No.105 13/08/08 01:23
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夏休みに入って お客さんが 親子連れ というパターンが 増えてくる。

私は 女のタクシードライバーだ。
子供…特に 幼稚園に入ったくらいの子供~小学4年生くらいまでの子供が『ドライバーが女だ』ということが わかった時点で 何やら興味津々になってる空気を感じることがある。(笑)

もう 何年も乗っていると なんとなく わかるのである。


わかってるよ。
おばちゃんは わかってるよ。
必ずや 期待に応えましょうぞ。


本当は シートベルトをお願いしないといけないのだが 強制的には なかなか言えずに動いているので シートベルトが必要ないくらい丁寧に運転をして 目的地まで到着。

お父さん または お母さんが お支払いをしていただく際の お釣り。

…私は わかってるよ。
『はい。お母さんに渡してね。ありがとうございましたあぁ。』
小さな手に しっかり握り締めさせてあげる。

私と目が合い にっこりと『やった!』の 空気。(笑)
(もちろん、すぐ親に渡すことを確認しているが。)

皆さんが降りて ドアを閉めて 走り去ろうとする一瞬手前でも 忘れない。

…わかってるよ。
『バイバイ🙋』
お約束の ご挨拶。
また 今度も乗っていただきたい思いを いっぱいにして 子供に手を振る。

またまた 子供は『やった!』の 雰囲気。(笑)
にっこり私に笑ってくれて 手を振り返してもらってから それを励みにして 次の仕事へと 気持ちを切り替えるのである。

私は 『小さなお客さん』には 立ち去る手前で ほぼ100%の割合で 手を振る。

毎回 これが 楽しみだったりもするのである。

No.106 13/08/08 10:05
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街中を走ってる最中に フロントガラスの ちょうど目の前に 小さな虫がくっつくことがある。

トンボ や ホタル?のような昆虫が 目の前にくっついて 走行中も 踏ん張られてしまうと 邪魔でしょうがない。(笑)

でも 下手にワイパーで威嚇(?)して 間違えて 彼らの命を奪ってしまったら…彼らにも親兄弟がいるだろう、そんな浅はかにワイパー使用で うっかり危険な目に遭わせたくないのである。
(それに掃除も辛かったりする)

だから 心持ち 風圧で飛んでいってほしい くらいの速さで走行するが…しぶとい。(笑)
と 同時に このツルツルの斜面に この風圧で よくもまあここまで踏ん張れるものだ と 半ば感心する。

そんな感心してしまうほどの足の構造は どうなっているのだろうか?

小学生の理科の時間、中学の生物の時間なんかを思い出しながら 昆虫の 裏側から見た様子を まじまじと観察。

周りから見たら 不思議な顔をしながら空を眺めているかのような なんともぶざまな光景に映るのである。(笑)

まさに『不思議ちゃん』の 出来上がりである。(笑)


トンボは 水面に卵を産み落とすらしいが かわいそうなことに 車のボンネットを 水面と間違えて 必死に子孫繁栄の為に精を出しているトンボがいる。

ボンネットなんかに 卵を産んじゃったら とたんに ゆで卵 なのである。(悲)

No.107 13/08/08 12:22
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昔 経験も浅く 今以上に根性無しだった頃(笑)こんなことがあった。

その日は もの凄い夕立が降った。
あるお客さんが 私達の会社のタクシーを利用するために 電話をしてきてくれた。

『困った時の乗り物』なのである。
こういう土砂降りの時は 皆さんの傘が代わりになって 一生懸命仕事をしている私なのである。

しかし。私は女だが 普通のタクシードライバーなのである。
トラックドライバーでもなければ 女だから何でも融通が利くドライバーだ というわけでもないのである。

さっきまで晴れていた。
突然の夕立。私の車に お迎えの指令が入った。

その時のお客さんは ママチャリを握り締めながら 私が到着するのを笑顔で待っていた。

もしかして と 思ったが 案の定 そのママチャリもタクシーに載せてくれ と 言う。

前には 大きなカゴが付いている。どう見積もっても 自転車の後ろ半分ははみ出てしまう。

車体から 飛び出た荷物を運ぶ時は それなりに規定があるのだ。
荷物が落ちてしまいそうになるような状態で走行は 出来ないのだ。道交法違反なのだ。
積み荷にはみ出るような荷物には それ専用の金具が付いている車でないと だめなのだ。
ちゃんと それ用のタクシーもあったりするのだが 私達の会社のタクシーには 専用金具は付いていないのだ。

お気持ちは分かるが 無理だ と 丁寧にお断りをすると お客さん自身が ママチャリを持ち上げて 乱雑にトランクにぶち込んだ。
『私の自転車は もう古いから 多少の傷は平気なんだから💢 もぅ💢 融通が利かないわね💢 あんた 女なんだから ちょっとは融通利かさないと ダメな女になるわよ?💢』

と いうことで 私は そのお客さんに 無理矢理『ダメなドライバー』に させられてしまった。

車のボディーのトランク周辺に ものすごい引っかき傷を付けられて お客さんは『凹んでないから あとで似たような色でなんとかなるわよね。』…。
なんとかならないのである。
私達の会社では 1cmのひっかき傷でも 自損事故なのである。

こういう時は お客さんに弁償を求めていいのだが… 当時の私は 気が小さくて それが言えなかった。

土砂降りの中 振動で今にも落ちそうな荷物を乗せて 高速道路みたいな車専用道路を ヒヤヒヤしながら走って 傷をつけられまくって会社に怒られた 悲しい過去がある 私なのである。

No.108 13/08/08 15:58
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コースの設定権を お客さんのほうで持ち 私は言う通りに走るようなパターン というのは 割とよくあるのだが たまに こんなことを言うお客さんがいる。

『ちょっとぉ~?いつもより80円高いねぇ~?
(私の地域は 事後メーターが80円ずつあがる)
もしかして?遠回りしたんじゃないのぉ~?💢』


…は?
『遠回り』?
…いやいや それはないでしょう?
おっしゃる通りに走りましたよ?
…遠回りの しようが ないのですが。

笑えない冗談を言わないでほしいのである。

もし 気を利かせたつもりで ここで私が笑った ならば…たぶんクレームの電話が入るはずなのである。

No.109 13/08/09 08:58
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タクシーに乗ってくる お客さんの中には いろんな職業の方がいる。

地域の議員さんなんかも ご多忙なようで 結構タクシーを利用してくれる。

ある議員さんのお話である。

その議員さんは よくタクシーを利用してくれているらしかった。
私がまだ そのお客さんに出会っていなかった頃…。

仕事が終わって 同僚同士で『情報交換』である 井戸端会議で…その議員さんの話が出たのである。

とにかく 言葉がキツイらしい。
ドライバーが 何も悪いことをしてないのに 横暴な振る舞いに 何をしゃべるにも命令形なのだとか。
あんなので よく議員がつとまるものだ と 同僚が愚痴る。

一歩会社から離れると お客さんのプライバシーは きっちり守るので ここで一気に吐き出して 皆さんストレス解消。

ある時 とうとう私が そのお客さんにあたった。
覚悟していた。
私は女だ、どうせ クタクタになるまで イビられるのだろう。
ところが 実際は そうでなかった。
全くもって 紳士で 丁寧な話しぶり。
たぶん 普段はこういう感じなんだろう、たまたま他のドライバーは ご機嫌斜めの時だったんだろう…そう思っていた。

その日の井戸端会議で 私はそれを報告。すると 皆 口を揃えて 人間違いではないのか?そんなはずない、と 反論の嵐。

そして 選挙の季節になって また私の車に そのお客さん。
やはり丁寧。紳士なのである。
でも その日に わからなかった謎が一気に解けたのである。

選挙戦を迎えるにあたり 抱負を語りはじめた。
内容的には 悪くない いい理想論だった。
しかし そのあとに 問題発言をしてしまった。

『男は投票に行く人が少ない。一票を投じてくれるのは、あなたくらいの世代のお母さんが主体。だから、あなたたちの意見を議会に持って行くので、なんでも提案してほしい。』

あ~そうなのか。
この人は 当選するために 自分への票に 有利に計らってくれそうな人を選んで 会話してるんだな ということが わかった。
私は女だったから 彼の本性に障ることなく仕事ができていただけなのだ。


彼は その時の選挙から落選、以後ずっと出馬しているが 鳴かず飛ばず。
議員の肩書きの前に『元』が付く人物になっている。


政策は良いのだ。
性格の表裏がなくなれば きっと彼は当選すると思うのである。

No.110 13/08/10 00:45
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タクシーのお客さんに対しての話ではないのだが 小さなお子さんをお持ちのお母さんに お願いしたいことがある。

自転車で お子さんを同乗させてる時に できるだけ 落とし物に注意してあげてほしい。


私が 特に お願いしたいのが 靴 なのである。

悲しいことに 私は リアルに 生々しい事故現場の横を通過することが 一般ドライバーよりも多いと思うのだ。

小さな子供が関わる事故現場に 散乱している 残骸の典型で『靴。しかも片方だけ。』というのが よくあるのである。

その次の日 付近にお花なんかが供えてあったりすると とても胸が締め付けられるのである。

たまに 自転車の後ろで 子供が 靴を片方落としてしまって『あっっ…!』と言っているのに 必死で自転車をこいでいるお母さんに それが伝わらずに そのまま放置されてしまう靴があったりして…。


道の真ん中に 靴が ぽつーんと 頃がっている様が…なんとも…なんとも…恐ろしいやら 怖いやら 悲しいやら 罪悪感でいっぱいになる(?)やら…
もう なんだか 私の感情が 精一杯不安定になるのである。(笑)

たぶん この『罪悪感でいっぱいになる』というのは 交通弱者を助けないといけない側にある者の一人としての 責任感みたいなものなんだろうか。
なんだか よくわからないが とにかく 悲しいことは…辛いことは…嫌いなのである。


たぶん ほとんどが 自転車から落ちてしまう『靴』なのだろうが とにかく 私の頭の中での無駄な連想が 巡りに巡って 仕事するのが辛くなって もう早退しようかな…?みたいになるほど ネガティブ思考が炸裂するのである。

チャリンコママ
育児頑張れ!

ついでに 靴も拾ってあげてね。

No.111 13/08/10 01:07
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最近の学生さんは ちょっと怖い。
…『怖い』と 表現していいのかどうか 少し迷うが 怖さにも いろんな意味が含まれているので 一つずつ説明することにする。

まず 最初に申し上げておく。
私は 学生の頃は 親の手助けをしていたという理由があって バイトはしていたが 貧乏だった。
バスに乗り遅れて どうしても どうしても バイト先に時間が間に合わなくて タクシーを利用することは 2~3度あった。
支払って その金額分 時給に直して 今日は何時間タダ働き状態なんだろう?(悲)とか 毎回シビアに考えていたくらい 貧乏だった。(笑)

よっぽどでないと タクシーなど 使わなかった。
社会に出てからも ほぼ皆無で タクシーは使わずに タクシードライバーになった。(笑)

まぁ それを前提とする。

最近の学生さんは 金持ちなのだろうか。
私の地域のお客さんに限るが 大晦日~正月のカップルのお客さんは もう ほとんどが学生さんだ。

日常でも 学校(主に私学)に行く生徒さん、部活の遠征に行く時のご乗車、皆さん お金持ちで羨ましいのである。
『タクシーのほうが楽でしょ。』と 乗ってもらえると ドライバー冥利に尽きるのだが バスより高い賃金を 普通に支払えるお金が お財布の中に眠っている ということが 羨まし過ぎて『怖い』のである。(笑)


次に続く。

No.112 13/08/10 01:48
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二番目の『怖い』である。

昔の話になるが まだ 禁煙車両でなかった頃の話である。


ある 制服を着た学生さんご一行が ご乗車。
付近のスポーツセンターまで。試合があるらしかった。

体格のいいお兄さん方達。4人乗ったら パンパンである。(笑)


ある一人のお兄さんが 私に質問してきたのである。

『すいません、タバコ吸っていいっすか?』

…えぇ~?タバコって?ダメじゃないの!未成年ってバレるじゃない?だって制服よ?まずいんじゃないの?

でも ダメだって言ったら 私 女だから みんなに袋だたきに遭うんじゃないかしら…。(怖)

しかし 恐る恐る 答えてみた。
『制服着られてるから、やっぱりまずいんじゃ~?』
『あ。大丈夫っすよ。俺、ハタチ越えてますから。』

聞けば 皆さん大学生だった。(笑)
私の地域には 大学で 制服着用している学校がなかったので つい 制服=~高校生 という認識でいたことで カッコの悪い会話になってしまった。(笑)


私は もともと 人の年齢を当てるのが苦手だ。
我が子を育ててきたので 我が子の年齢の近い~遠い は 分かるが 例えば 子供が3歳だった頃に 3歳くらいの子供は分かったが 今 小さな子供を見て 3歳くらいかどうか を 見極められないくらい 見た目の年齢に興味がない。
なので 制服にとらわれて 年齢が まともに予想できない私が『怖い』のである。(笑)


しかし 今 禁煙車両になっていて 高校生くらいのお姉さんが タバコを吸いかけて『禁煙車両だから』という理由を盾に やめていただく言葉掛けができるようになったのは 青少年を守る義務がある 大人としては いい材料になっていて 有り難いのだが そのあと お姉さんから 『…チッ💢』と 言われるのが『怖い』。(悲)



最終章に続く。

No.113 13/08/10 02:00
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『怖い』最終章。

これは まともに 恐ろしいなぁ と 思った話である。


どう見ても 割と真面目に授業を受けてそうな中学生っぽい学生さんが二人。
そのお兄ちゃん達の会話が 凄い過激だった。

私は あまり お客さんの会話を 聞かない方なのだが 『えぇ~?』←みたいな 道を間違えた時に叫ばれる言葉に敏感で そんな言葉から しばらく会話が耳に入ってきたら その内容にびっくりしてしまった という内容である。


先日購入したのだ、という サバイバルナイフについて の 会話だった。

彼は『護身用』と 言っていたが それで 野良猫の足を刺したことがある と 自慢げに話していた。

びっくり!
たかが 野良猫 だが されど 野良猫。命は尊いものなのだ。

ちょっと『怖い』会話だった。


あと 路上生活者に『オヤジ刈り』を 決行したことがある といっていた 学生さんがいた。

これも リアルに『怖かった』。

No.114 13/08/10 08:50
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ここで ほのぼのとした話を一つ。

私は『チャーミーグリーン』を見るのが好きだ。

『チャーミーグリーン』と言ってしまうと 洗剤の商品名になるので ここで申し上げるのはどうか?わからないのだが 昔 この洗剤のCMで『(何年経っても手が繋げる程)手に優しい』というアピールで おじいちゃんとおばあちゃんが仲良く手を繋いで歩いているシーンがあった。
私は そのCMが とにかく好きで それ以降 熟年夫婦で街中を仲良く歩いている姿を見かけると つい そのCMを思い出して ほのぼのとした気分になるのである。


私の街には そんな『チャーミーグリーン』さん達が 割とたくさんいらっしゃる。
でも やっぱり目立つ。(笑)
しかし 何が凄いなぁと思うのかと言うと。

ただ手を繋いでいるだけではないのである。
お互い歳をとられている。道路事情が危なくて 機敏に行動できない分 お互いを気遣いながら 手を繋いでいたりする。
あるご夫婦は
必ずおじいちゃんのほうが 車道側に歩いている。何年経っても その気遣いは 立派だと思うのである。

何より 一番感心するのは ご本人さん方は 誰の視線も気にしていないことが 素晴らしい。きっとそれが『自然体』なのだろう。


皆 そんな夫婦を夢見て 結婚し 家族を作る。
いろんなことがあって 夫婦喧嘩したり 時に裏切り 時に別れを決断したりする。
でも 最初から 相手を騙してやろう だとか 別れよう なんて 考えながら 結婚したわけではない と 思う。
でも それだけ 夫婦がいつまでも 仲むつまじく生活していくのは 難しいし 凄いことなんじゃないかな とか 思うのである。

周りの人も 仕事中 後ろに乗ってるお客さんも『チャーミーグリーン夫婦』を ガン見しながら
『有り得ない(笑)』
『恥ずかしくないのかなぁ?』
と 感想を述べてる人も 少なくないが

私は 綺麗な夕焼けを見た時と同じくらい 大好きな光景なのである。

『チャーミーグリーン』夫婦 万歳!なのである。

No.115 13/08/10 13:52
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《休憩》
ちょっと前 夏休み中に 娘が友達と一緒に『お化け屋敷』に行く ということで 仕事でない日に『アッシー』ちゃんになった。(笑)
もちろん 自家用車だから 無料のご乗車である。(笑)
仕事で走れば 5千円くらいの距離…あぁ この際 そんなことはどうでもいいのだ。(笑)

最近流行りの 夏限定で 都会に特設会場を設けて 大人が充分怖がる『お化け屋敷』というのがあって その日彼女らは チャレンジャーになったのだ。

実は息子も一緒に行ったのだが 息子は怖じけずいてしまい(笑)会場前で私と『お留守番』。
おっかなびっくりで楽しそうに 友達と列に並ぶのを 遠くから見ていた。

親バカかもしれないが 娘はスタイルがいい。何故?私から産まれたはずなのに 芸能界で活躍できそうな姿になったのだろうか?父が良かったのか?…う~ん、そうかなぁ?別にそうでもないはず…(笑)とにかく 我が家の七不思議なのである。

友達と並ぶ娘の脚を見た。
片足は均整のとれた 美しい脚だが もう片方の脚が やはり事故の後遺症で ボコボコで20針以上の跡がくっきり。
順番待ちで並ぶチャレンジャーのほとんどが 暇潰しがてら その傷跡を食い入るように見ているのが わかる。
親として こんなに残念なことはない。
『瓢箪から駒』で 美しく産んであげられていたのである。せめて結婚するくらいまでは 美しさを保たせてあげたかった。しかし 現実は甘くない。
周りは『再起不能だと言われたのに、よく歩けるようになったもんだよ。』と 言ってくれるが 誰もが目に留め ガン見されるほどの後遺症が残った交通事故に 無念な思いで一杯になる。

隣にいる 娘の友達は 中学時代からの同級生で 彼女がイジメに遭っていた時に 娘が庇ってあげたことがあった。
実は 娘には その時彼女を庇ったことが原因で 娘が代わりに標的になってしまった という過去がある。
『私の方が正しい』と 毅然とした態度の娘を見て 親として誇らしかった事を記憶している。
たぶん彼女は 娘に恩があるのだろうと思う。それ以来 学校が変わった今も 友達でいる。いい友達だ。

娘の後ろで醜い傷跡を眺める多くの視線を浴びながら その友達と 何事もなかったかのように 入場を笑顔で待ち侘びてる娘を見てると 事故すると何一つ良いことがない という事と 人って支え合って生きているんだな という事を 改めて思う私なのである。

No.116 13/08/10 15:07
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ある 中年の女性のお客さんが 私がタクシー乗り場の先頭で待機していると 満悦の笑顔で飛び乗ってきた。

乗って早々の第一声
『あ~よかったぁ~、女の人だぁ~』

ん? 一体? なんだろうか?

聞けば 今から老人ホームにおばあちゃんをお迎えに行って 家まで帰る という流れ。
大したことはない。
実は そのお客さん おばあちゃんの介添えをお願いされたかったらしい。
腰の手術をしたあとなのだそうで 力が入れられないらしい。途中、おばあちゃんがこけたらいけないので 5階から降りるまでの補助をお願いしたいのだと言う。

車を停めてる間 待ちメーターが作動するが どうか?…かまわない。
停車できるだけのスペースがあるか?…ある。
部外者が館内に入ることは大丈夫なのか?…大丈夫だ。

ならば 何の問題もないのである。
全く問題点をクリアできているので 事情がおありなのだ、躊躇することなくご一緒する。

このお客さんは ドライバーが女だったので 頼みやすかったと言うのだが 私達の会社では 条件がクリアできていれば どのドライバーでも 当たり前のごとく そういう事には協力する。


大切なお客さんなのだ。
次にも 信頼していただいて 気持ちよく乗ってほしいのである。
だから 出来る限りのことは するのだ。

ただ 私が 愚痴りたくなるのは

タクシー料金を払い終わったあとも あれやこれや 私用で私という人物を使う 図々しいお客さんや
条件を まるでクリアできていないのにも関わらず 無理な要求をするお客さん

だけなのである。

人間
持ちつ持たれつ。

今日のお客さんは 私が介添えを協力したことで 大変丁寧にお礼を言っていただいた。
当然のことをしたまで の 行いも それほど感謝されると こちらも励みになるのだ。
また 次も 気持ち良く協力してあげよう、そう思えるのである。


いくらお客さんだからといっても きちんと善し悪しをわきまえていただければ 私達は もっともっとサービスできるかもしれない。


…ま。でも。
他社のドライバーは 不親切なドライバーが多いらしいので そういう風習がなくならない限り ドライバーに対する風当たりは まだまだキツイのかもしれないなぁ と 思うのである。

No.117 13/08/10 22:03
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たぶん タクシードライバーというのは 情報通 の人が多いと思う。

少なくとも私は 興味のないものでも できるだけ情報収集するようにつとめている。
昨今のタクシー料金は 高いと思われている。それでも必要に迫られて 乗ってくるお客さんのために あと何ができるか?…リップサービスである。

何か聞かれた事に 順応に対応できるようにしている。

では?どのように それらの情報を集めるのか?
新聞やニュースや井戸端会議 は もちろんのことだが お客さんからの知識や教養や経験や昔話(歴史)などが活かされることも たくさんあるのである。
これぞ 人と人との繋がり…である。

あまり良くない噂は 自分で止めてしまおうと思うが 良いこと 良い噂 為になる話や知識 は 惜しみ無く 尋ねられたお客さんに 伝えている。

だって。もったいないのである。

美味しいケーキ屋さんも いろんな好みがある
ラーメン屋にしても スープによって様々
病院に関しては 悪い噂は流さず 元気になっていったお客さんが行かれている場所を
昔 このあたりが〇〇畑だったとか
この地域は酒蔵があって それにちなんで 酒蔵に似せた壁に瓦屋根が付いている だとか

とにかく いい情報は 私で止めていたら もったいないのである。


だけど 一つだけ たまに失敗した情報を流すことがある。

天気予報だ。

一応 自然のことなので
『〇時のニュースの天気予報ですけど』『さっきお客さんがおっしゃってた話ですが』と 必ず 前置きは するのだが 結構自信のある情報は 伝えるわけなのだが。

『明日は朝まで雨が残るらしい』なんて 話した次の日の朝 スッカラカンに雨が止んで 晴天だったりするとき 死にたいくらい(?)罪悪感に苛まれるのである。

小心者の 私なのである。(悲)

No.118 13/08/11 19:12
転職検討中0 ( ♀ )

昨今の夏は とにかく暑い。
ここのところ 猛暑続きで 皆 熱中症対策に大慌てだと思うが 私の家では 私が仕事中 家に誰も居てない時でも 家でお留守番をしているハムスター達の為に 蒸し暑くならない程度に 緩くクーラーをかけてあげていたりしている。
電気代がもったいないと思うが たかがハムスター、されど命。 である。
こんなに暑いと かわいそうなのだ。
ぷっち きっこ ねね ぼく ちいこ そらみ みさき はなこ あちゃこ てんちゃん(全部ハムスターの名前…笑) のためのクーラー代 のために お仕事を頑張るのである。(笑)

よく
『暑いけれど クーラーが利いてる中で仕事やってるんだし 楽よねぇ?』
と お客さんに言われる。

まぁ そうだ。まるで炎天下の中 工事現場や体力仕事をされている方と比べたら 非にならない程 恵まれた環境なのかもしれない。

でも ご存知だろうか?
車は 動いて 初めてクーラーも利いてくるのである。
暇で車が動いていない 日なたのエリアで待機中、 車内は クーラーがマックスでも たまらなく暑い。
クーラーから出る空気も 車が動いていないから 送風状態なのだ。

特に女は 手足の先 など 部分的に冷えるので あえて一枚多く着込んでいたり 靴下などは 冬用を着用していたり 制服の上着も 脱いでいい期間でもセクハラ防衛にもなるので 脱がずに着用している。

なので ハンパなく暑い。

私の地域も 早く景気が良くなって もう少し稼働率があがって クーラーの利きも良くなってほしいなぁ とか 思う。(笑)

No.119 13/08/11 22:42
転職検討中0 ( ♀ )

実は 私は ギャンブルが嫌いだ。
本当は そうでもなかった。
一獲千金…誰もが憧れるものである、私だって 出来るものなら 楽して儲けて 湯水のようにお金を使って豪遊できれば…なんて 考えることもある。

でも ギャンブルは 当たることもあれば 負けることだってある というところまで考えておかないと 大変なことになる。
だから 結論としては 自分の計画通りに遊んで それ以上自分を抑えられないようになったら 破滅するから それが止められないならば してはいけないと 思うのだ。
なんでも 計画性が大切なんだと思うのだ。

私を含め 身内には ギャンブルに狂った人はいないのだが 知人や友達に 大変なことになってしまった人を たくさん見てきた。
そんな人を見るたびに 嫌いになってきた。
今では 大嫌いになってしまった。


私の 若かりし頃 やはり 自分の運転技能に過信していた頃があった。
『二種免許持ってるんだから 普通免許保持者より技能は上なんじゃないか』的な 感情を 持っていた頃があった。
馬鹿だった と 思う。

中途半端に キャリアがあって 過信しているから いろんな荒が見えてくる。

一年間に 何度もドキッとすることがあった。


タクシードライバーキャリア10年目くらいから やっと 自分自身で『あれ?』と 思い始めた。

『私のやってること(運転)は もしかしたらギャンブルに近いんじゃあ…?』

行けるかもしれない…で 行く
止まるだろう…と予測する
普段ここは来ない場所…と思う

で 推理が外れて ドキッとするのだ。


車の運転は バクチじゃないのだ。
一日 無事故で終われる というのは これだけ車がはびこる街中を走っていて 奇跡に近いのだ、そう考えるべきなんだと思うのだ。


自分が『バクチ』しながら 運転してるんじゃないか と 思うようになってから それをやめた。
絶対行ける と 確信出来てからしか 操作しないようになった。

それだけで ドキッとすることが ほとんど なくなった。

あっても 2年間に1回程度 に なってきた。


私にとって 運転は キャリアを伸ばせば伸ばす程 怖い乗り物になっている 感じがする。

『見る』『判断』『操作』の 順番を 少しでも間違えば 大変なことになる乗り物なのである。


私は これからも 『バクチな運転』は しないようにしようと思っている。

No.120 13/08/12 00:55
転職検討中0 ( ♀ )

人間 どうしても 生理現象というものがある。
私は 女だから 必ずお手洗いを気にしながら 仕事をしている。

私達の会社では 男性ドライバーも 路上でなんとやら…を 厳禁されているので 社員は皆 トイレのある場所などを チェックしていたりする。

トイレがあるから といっても どこでも出来るわけでもない。会社で いろいろ禁止事項がある。

車を安全に止められるスペースがない公衆トイレは だめ。
休憩などで 休憩認可時間以上超過してしまいそうな 自信のない人は 自宅に戻るのも禁止。
近隣の迷惑になるような状況での 路上駐車などは 全面禁止。
なのである。

なので 結局 途中でトイレに慌てて行かなくていいように 事前に 事前に 気にしながら 動く。
大抵 無難な 営業所内のトイレを使う社員が多い。

コンビニは 無駄にお金を使わないと 借りれない。
車庫を確保しないといけないことになっているから 営業所に帰っているほうが 安全、安心なのだ。

以前 自宅に休憩に戻って 自分の車庫に車を止めていたドライバーの車が 車上荒らしに遭った。
かわいそうに その時の売上やら 釣銭用の小銭を 根こそぎ奪われ 会社に怒られ 警察に行き …警察に行ったことで ガラスを割られたことを事故扱いには されていなかったが それでも 営業車は そういった 『現金があるかもしれない車』と 思われているし 実際『現金がある確率が高い車』なのである。予断は許されないのである。

実際 そういうことがあるから 会社側は うるさいし 世間の目線が 信頼を裏切るきっかけにもなるので 路上で用を済ますことを厳禁させられている。

ところが。
なかなかうまくタイミングがとれなくて トイレに慌てる時も あったりする。

辛い。(笑)

そんな時に 珍しく 遠方に走らせてもらう時がある。

辛い。辛い。

でも お客さん側も そう遠方など ドライバーは当たらないだろう、僕は 運転手さんにとって いい客だろう、と ご満悦。

ありがたい、ありがたいのは 本当だ。
滅多に遠方に走ることなどないのだ。

でも…トイレに行きたかった時に 当たると…地獄なのである。(笑)


私は それ以降
仕事中 トイレに行かなくていいくらい 水分を取らない。
18時間の勤務で 2回しか行かない。(笑)

20年も乗ってると そういうコントロールが出来るから 我ながら凄いと思う。

No.121 13/08/12 09:13
転職検討中0 ( ♀ )

私の仕事をしている街は 都会のベッドタウンになっているような街だ。
だから 故郷を持っている人が多く住んでいる。
もちろん 地の人も たくさんいるが 田畑がマンションになってきた街なので そのマンションに住む人口は だいたい 他府県から 仕事のために移ってきた人達と 考えたらいいような感じだ。

私の街は これといって名物になるような避暑地がない。人の集まるような場所もない。
隣町には 有名な劇場や 競馬場や遊園地などがあるので もっぱらこの辺りは『通過地点』の街となる。

お盆や正月になると 皆 一斉に出かけてしまって 街中はガラリと人や車が減る。
人が減る=タクシー業務は 暇になる。

死活問題 なのである。(笑)


里帰りや 遊びの為に 車が減り 代わりに 他府県ナンバーの車が いろんな場所に見かけることになる。
先程も申し上げたが この街は 通過地点なので 他府県ナンバーのドライバーが 地元のタクシードライバーに 道を尋ねてくることが よくある。

最近はナビゲーションが主流になってきたので ずいぶん少なくなってきたが それでも よく聞かれる。

前方を走っていた他府県ナンバーのドライバーが 信号待ちで降りてきた。
道を尋ねられる。
道を聞かれた時は『あのタクシーに聞いて良かった』と 思ってもらえる方が気持ちがいいので 出来るだけ詳しく説明してあげたりする。

こそあど言葉は使わない。(笑)
『次の〇〇という交差点を右折、二つ目の信号を左折、そのあと約1.5キロ程直進したら左手に見えてくる。』といった感じで。

『ありがとう!』と にこやかに礼を言ってもらって その車は 前方を走る。

次の交差点を 右折、と 伝えたのだ。前の車は 言う通り右折レーンに入るかと思った瞬間。
思い立ったように 急にウインカーも付けずに 左のコンビニに入った。

焦った。
うっかり追突しそうになった。

他府県ナンバーは 私達地元の車にとっては 『要注意』 なのである。(笑)

No.122 13/08/12 12:28
転職検討中0 ( ♀ )

お客さんに お願いしたいことがある。

付近にタクシーが通らないので タクシー会社に電話をして 呼ばれたお客さんに対して お願い申し上げたい。

もし 呼ばれたならば 他のタクシーには 乗らないでほしいのだ。
呼ばれたら 必ず そのお客さんの為に 誰か(ドライバー)が 他の手を挙げているお客さんを飛び越えて 必死でお迎えに走っているのだ。

待っていてあげてほしいのだ。


お客さん側の事情もわかる。
早く目的地に行きたいのだろう、たまたま呼ばれた後に 空車のタクシーが通ったのだろう。

わかるのだ。

でも あえて お願いしたいのだ。

到着して お客さんがいなかった時の 虚しさ、悲しい脱力感、悔しさ…。

何より 手を挙げられると 車を止めなければ 乗車拒否になるので そういう事情がわからぬまま ただ走ってきただけのドライバーは 乗車してしまう。
あとで お客さんとの会話の中で それを知った時には すでに遅く 対処ができない。


ただ単純に『自分だけが良ければいいドライバー』ってのも 多くいるのだろうが 私は そんなドライバーではない と 思っている。

お迎えにあがった時に 居なかったときの 悲しみ、知らずに乗車して 後から分かった時の そのドライバーに対する罪悪感、どちらもテンションが下がるのである。


電話で 呼ばれたあとに 空車のタクシーが通ったら『残念、賭けに外れた。』と 思って 呼ばれたタクシーを 待ってあげてほしいのである。

切に お願いしたいのである。

No.123 13/08/12 17:07
転職検討中0 ( ♀ )

久しぶりに クレーマーおばさん が 私の車に乗車した。

乗車時間 約18分。
たらふく クレームの話。(笑)

内容を 説明しよう。


とにかく このおばさんは 電話してくるのである。
暇なのか? 寂しいのか?
忙しい配車指令室には かなりのネックおばさんのようなのだ。

今日 乗ってきて 聞きもしないのに こんなことを話し出した。

『電話聞きの人の中には、社員の人と、嘱託(契約社員)と、パートさんがいて(←内部事情まで詳しい)この間タクシーを頼もうと思って電話をしたら、パートの人が出て ただ車をお願いしようとしたのに『社員と変わります、ちょっとお待ちください。』と 言われたの。どう思う?💢』

…いゃあ~、難しいですね。
あれだけ電話でクレーム攻撃してるんですから あなたに対しては きちんと責任者が請け負う ということになってしまったのでしょうね。
よく出来た会社だと 思いますよ…なんてコメントを言えるわけない。

『人の話を最後まで聞けない電話番って、どうよ?ねぇ?💢』
…忙しいのに 身勝手な電話ばかりよこすのって どうよ?と こっちは言いたい。

『あの子が違う職場で働く時に、同じようなことを繰り返すわけよ。』
電話口があなただったから 社員が対処することになっただけだと思いますよ。
彼女のこの先の職の心配までなさらなくても、そんなことで彼女が辞めるわけないので 心配いらないですよ。

『あの子最近休んでるらしいけど、ダメな子でも辞めさせないで仕事やらせてあげてね、と言っておいてあげたの。(と、どや顔)』
彼女は 妊婦さんで 最近具合が悪いので 2~3日休んでると聞いてます。
あなたがこの会社の社員を辞めさせれるほどの力は ないのですよ。
何か勘違いを たくさんしておられてるようですが ご心配は 全くいりません。
彼女は 決まりを守ろうとした 優秀な社員(パートさん)ですから。


そろそろ 彼女も わかりそうなものだが…

あなたからの電話は 歓迎されてない ってことが…。(笑)

No.124 13/08/12 19:59
転職検討中0 ( ♀ )

この話は 私が新人だった頃の話である。

ある 小さな内科に お迎えに当たった。
到着すれば 怪訝そうな顔をした 看護士さんらが数名 と この車に乗ることになっていたおじいさん が 待ち侘びていた。

とにかく 看護士さん達は なんだか 誰もが この患者さんに関わりたくなさそうな感じだった。

おじいさんの様子を診てみる。
どう診ても 体調が思わしくないのだ。
まだ20代前半の素人がみても なんだかおかしいのだ。

とにかく 苦しんでいた。
こんな場合 タクシーは 介添人も付いてもらわないといけないのである。
見送る相手が看護士なのだから 誰かが来てくれるのか?と 思ったのに『もうすぐ勤務終了だから』とか『私も』『私も用事で』などと まるで知らぬふり。
おじいさんは 自分の住所すら 言えない状態だった。
こんなに緊急な時は タクシーなどではなく 救急車が適当なのではないか?と 思って そう提案したが なんだか 一斉に嫌がるのだ。

なんだ? なんだ?
よくわからないが 看護士の一人が カルテから住所を書き取ってきて 私に渡す。
とにかく そこまで送れ、と。
おじいさんは タクシーに乗るのがやっと で 半ば看護士は 押し込める感じだった。

住所を見ると 2つ隣街。ちょっと距離があるし 周辺までは行けるが 番地が確認できるほどの詳しい住宅地図を持っていなかった。

結局 おじいさんを気にかけながら 住所を探し 到着させた。

家には誰もいない
鍵はかかっている
おじいさん 今度は 車から滑り落ち 身体を強張らせ 痙攣し始めた。

私は 一瞬 『死』の 恐怖を感じた。


たまたま お向かいに住んでる方が 同時に2名 それに気がつき あわてて介添えを申し出て下さった。

私は おじいさんが 気になって 気になって 仕方がなかったが お向かいのおばさんが『こんなことに巻き込まれてたら、あなた いつまでたっても仕事できないわよ。大丈夫。ちゃんと任されてあげるから。』と 言って下さったので 後ろ髪ひかれる思いで 仕事を再開したことが あったのである。


…次に続く。

No.125 13/08/12 21:03
転職検討中0 ( ♀ )

前ページの続きである。

この時の おじいさんの話は それで終わりだが 何年も 何年も モヤモヤしていた。


つい3年前 全くプライベートな話だが 私の母が 歯医者に行って 薬(麻酔)の処方を間違えられたようで その時のおじいさん同様 母も 歯医者で 発作が出て 痙攣が止まらなくなり 泡まで吹き出したことがあった。

しかし その時の対応も その歯科は 救急車を呼んでほしいと お願いする母の言葉を無視して 医院長自ら 自家用車を出して プライベートの電話で 知り合いの大病院の医者に連絡して 救急患者として 裏口から母を入れたのだ というのだ。

これは あの時の おじいさんの話に 重複するのだ。

今 思えば おじいさんもまた 私の母と同様 医療ミスがあったのではないか と。
しかし 医院から『医療ミス』として 救急車を呼ぶということが 彼等にとって 致命的なのではないか と。
で、責任逃れをするために 母は医院長の自家用車で、そして おじいさんは 私のタクシーで 済まされてしまったのではないか と。

母は まだ 病院に連れて行ってもらえたので ましだったのだ。

…本当のところは 今更 わからないのだが さしずめ そういうことだったのではないか と 推測する。

…あの おじいさんが ふびんで仕方なかった。


この話に良く似た例で 飲み屋さんから ぐでんぐでんに酔っ払ったお客さんを 用無しと言わんばかりに タクシーに『ポイ捨て』状態で乗せて そそくさと店に戻るお姉さん なんかも 居てたりする。

高いお酒を飲んでいただけたお客さんなのだ、
介抱できないほど 飲ませて タクシーに『ポイ捨て』するなんて 以っての外 である。


医療ミスをした
飲ませ過ぎてしまった

誰にも失敗はある。人間なんだから。

でも 責任逃れをしては いけないと 私は思うのだ。

そういうことに タクシーを使うのは やめてほしい と 思うのである。

No.126 13/08/12 22:44
転職検討中0 ( ♀ )

病気のおじいさんの話を思い出したことで これまた 病人にちなんだ話を 思い出したので ここに取り上げようと思う。

あるお宅に お迎えにあがった。
ご婦人のお客さん 2名様。
どこかの劇場に行くらしい。
その日は暇だった。高速を少し走っていく距離の劇場。今は道が空いている。効率のいい仕事だ。ちょっとだけ売上が伸びるかな?と 嬉しかったりもした。

その家の主の奥さんは 元気だったが もう一人の奥さんが ちょっと調子が悪そうだった。

そのお宅で 待ち合わせして そしてタクシーで現地まで、というパターンらしかった。

しかし 体調が悪い方の奥さんが どうしよう?どうしよう?と 悩んでいるのに 元気な方の奥さんは 行かなきゃチケットが無駄になる、無理しても行くべき!と 言って 彼女の不調を耳に入れようとはしないのだ。

仕方なく 二人でタクシーに乗り込み 高速に入った。


案の定 だんだん彼女の具合が 悪くなってくる。
脂汗をかいて もがき出した。

それなのに まだ 隣の奥さんは チケットがもったいない と 言っている。しかも 横で怒りだす始末。

いくらなんでも それはないだろう と 体調の悪い奥さんに 携帯を持っているか?尋ねる。
(まだ携帯を持っていなかった。私の携帯デビューは 化石のごとく遅い。笑)
持っていた。
借りて 110番通報をする。
(当時はまだ 携帯しながら運転ができた。)

どこにかかるかわからない110番をかけ 今の状況と 内容とを 話し 消防署との連携プレイで 一番近い高速降り口で 救急車を待機してもらっといて 即座に緊急配備をしていただいた。
我ながら 見事な対処だったと思った。大成功だった。

しかし それでもまだ 元気な奥さんは 半泣きで怒っている。
『こんなことになるんだったら、私一人で行けばよかった…』
その通りである。なぜ そんな簡単な事に気付かないのか 不思議なくらいだ。

どちらが優先なのか くらい ちょっと考えればわかることなのである。


この 元気だった方の奥さんが その後 劇場に行けたのかどうか は 私は知らない。

No.127 13/08/13 19:31
転職検討中0 ( ♀ )

あるお客さんが 私の車を じろじろ眺めながら 乗り込んできた。
さしずめ 私が女だったから 大丈夫なんだろうか?という不安感があったのか とか 勝手に思いながら でも 乗り込んできたので ならば『あぁ、女でも ちゃんと運転できるのねぇ~』と 思ってもらわなければ…とか思って なおのこと安全運転に気合いを入れる…。(笑)

でも そのお客さんの 内心は 違った。

嫌な気分になった時のドライバーに再会したくなかったらしいのだ。

お客さんの言い分は こうである。

1000円でお釣りが出るくらいの 近辺までのご乗車。
かなり詳しく話している。しかも きちんと 話している場所が分かるか?を 毎回尋ねられている。
丁寧な指示をしていただけるお客さんだった。
私には 長年のキャリアが幸いして 郵便局の名前を告げられただけで 位置が確認できた。何も難しい場所ではなかった。

以前 乗車された時、
走ってほしかった道の 一本南側を 走られたのだそう。
地理の弱いお客さんだったようで わからない道を通られただけで 説明ができなかったのだそう。

その時に ドライバーに やいのやいの と 怒鳴られ 最初の言い方が悪いと責められ 3000円くらいになった料金を支払った ということがあって ドライバーを見てから乗るようになった とのことである。


明らかに ドライバーの勉強不足と接客態度が悪い。
私達の会社だと クビ対象者である。


ただ そのドライバーが間違えてしまった理屈も分かったりした。

お客さんが伝えた行き先は 主に そのドライバーが選択したほうの道を選ぶのだ。
たまたまお客さんは 中道を抜けてほしかったコースを希望しただけで ドライバーは 最初は 悪気はなかったのではないだろうか と 想像する。

しかし そのあとの接客態度には 大いに問題があるので そのドライバーを庇うような話は 一切しなかった。


次のページで 解決策を話そうと思う。

No.128 13/08/13 19:45
転職検討中0 ( ♀ )

前ページの 解決策である。


前文のようなことになるのを 防止するために ドライバーの心理的な観点から説明してみようと思う。

『〇〇町』というエリアは 『△番□号』というピンポイントと比べると 範囲が広いわけだ。
例え『〇〇町2丁目』と 言われても やはり範囲があるわけだ。

ところで 街中のまぁまぁ広い交差点には だいたいネーミングがある。
おおよその目安になるように 交差点の名称に その町の名前が付けられているケースが多いのだ。
ただ単純に『〇〇町』とだけ話すと まずは 交差点の その地名が付けられている場所をイメージすることが多いのだ。

なので お客さんは 特に指定される行き方を望む時は 経由する土地の名前や わかりやすい目印になる場所を 伝えた上で 行き先を告げていただきたい。そうすれば トラブルは ずいぶん縮小されると思うのだ。

『〇〇町2丁目』と 言われても 北回りと南回り どちらも同じくらいの距離というのがある。
お客さんのご自宅の ピンポイントが分かれば 選択するのも簡単だが 経由する場所をちらりと言ってもらえたら ずいぶん助かる。


この話のお客さんは 実は しっかりそれを話していた。
ドライバーの方が 勉強不足である。

そういうドライバーは 会社名と乗務員の名前を控えて タクシー協会に連絡を。
…そうでもしないと その会社は そのドライバーが どんな悪い接客をしているのか さえも わからないのだから。

No.129 13/08/14 14:25
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たまに 会社がお客さんに優し過ぎて ちょっとムカつくことがある。

お客さんにお願いしたい。何かあったら すぐ連絡して話してほしいのだ。

私が昔 悔しい思いをした事を お話する。


女性のお客さん。
自宅にお迎えに行き 駅前の一画までのご乗車。
近道を指示。指示通りに走ったので 問題なく到着。

彼女は急いでいた。タクシーチケットを持っていたので そのチケットを 私に放り投げて タッタカタ~と 走って行った。

実は 珍しいタクシーチケットを渡されたので これが使えるのかどうか 心配だったのでお客さんに今一度尋ねてみようか?と 思っていたのに 勝手に走って行ったので あっけに取られて そのお客さんを見送ったことを 今でも鮮明に覚えているのだ。

3日くらいして 電話が入る。
『タクシーのドアに腕を挟まれて逃げられた』と。

…はい? 私? 記憶にないですよ?

私の会社は お客さんに丁寧で 親切だ。しかし 時に それが つけこまれる形となるのだ。

たぶん。彼女は 急いでる余りに 自分で 降りる際に ドアのどこかに勝手にぶつかったのだろう、挟んだなんて とんでもない。
しかも『逃げた』?
冗談を言ったらいけない、私のほうが あなたを見送った状況だ。

本当は 24時間経過したら 事故扱いも 消えるのだ、だから もし そういう事案があれば すぐ 警察に行ってないといけないのだ。

この時の会社の責任者(主任)は 頼りなかった。

こちらが一生懸命 そんなことない と 訴えて しかも3日後に 何を言い出すんだ?と 思って 戦おうと 思ったのに…お客さんに親切な会社なのである、お客さんの言い分を全て聞き受け 私は 事故扱いになったのである。

警察の事情聴取のときも さすがの私も 無実を訴えて ぶちぶち警察官に愚痴っていた。
しまいには涙が出てきた。
女だったから?舐められたのか?
その時 これほど 女が損だと思ったことはなかった。


そのあとすぐ そのお客さんを 街中でよく見かけた。
両腕に 抱え切れんばかりの大荷物をぶら下げて歩いていたりしていたのだ。
私が側を通ったことを 彼女が発見すると とたんに 片腕を 痛い 痛い とばかりに 庇い さっきまで平気で持っていた荷物を 地面にドサッと置く みたいなパフォーマンスを繰り広げられたりした。

『慰謝料』に 目が眩んだのか?

私は 嘘つきが 大嫌いである。

No.130 13/08/14 14:42
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新婚さん?だか 結婚して間もない若いご夫婦のお宅に お迎えに行く時…。

実は 私は そういうお迎えへの場所が 苦手 なのである。


たいがい どこか出張で 駅まで、 とか
夜は 彼女の家に遊びに行った帰りに 彼氏の自宅まで、など
若い彼女 や 奥さん に 見送られながら 旦那さん もしくは 彼氏さん が 一人でタクシーに乗る というパターンが あるのだが。

その時の 彼女や 奥さんの 視線が…怖い。(笑)

たまらなく 怖い。(笑)

その後に メールが入って 旦那さんが 必死に返信。
また あるときは ずうっと 通過地点の報告をさせられながら 目的地まで 電話で解説させられている旦那さん…。

私が 女だから 嫉妬されてしまって こうなるのだ。

私は 仕事をしているだけなのだ。
あなたの彼氏や旦那さんを 取ろうなんて 思っていないのである。


…分かってほしいのである…。(悲)

No.131 13/08/14 19:02
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《休憩》
今日は 年に4回だけ もらえる 連休日。
たまたま お盆に重なった。

世間の人達と 同じ時に 2日間もお休みがもらえるなんて 何という幸せ!(笑)

普段は 仕事に行って 18時間仕事やって 明け方に帰って 次の日は『非番』という形で お休み というパターンなので なんだか ちょっとしか仕事に行かなくていいぞ~なんて 錯覚しそうなのだが 勤務的に言えば 週6日勤務 ということなのである。

このところ どこの企業も 週休2日制だぞ~ちくしょ~なのである。(笑)


で。年に4回だけ 特別に?休みをくれる。
嬉しい。
本当は それすら 出勤でもしないと 家計は苦しいのだが。
もう 歳だ。(笑)
のんびり行きたいのだ~。(笑)


で。せっかくのお休みなのだが。

今から 3時間半かけて 10匹ものハムスターの 小屋掃除である。(悲)


結局 のんびりダラダラは 出来ない運命なのである。(悲)

No.132 13/08/15 02:00
転職検討中0 ( ♀ )

夏休みになると なぜか?どこからともなく やってくる ヤンキー仕様の車高の低くなって マフラーの改造を施した車に乗って ぎゃんぎゃん走りまくる お兄さん方がいる。

たまに 綺麗なお姉さんも同乗してたりするが…。


単刀直入に言おう。
危ないのである。
信号は せめて 守った方が 彼ら自身のためだと思うのである。

どこで練習するのかは 知らないが 広い道路を見つけては タイヤを鳴らして 2回転したりしている。


タイヤ跡が残る=タイヤが擦り減っている ということが お分かりだろうか?

たまに どうってことない 街中で かっこよくカラーリングした ヤンキー仕様の車が バースト(タイヤが破れること)して せっかくわざわざ車高を低くしてあったはずなのに それが災いして 車がぐっちゃぐちゃになって レッカー車のお世話になってるのを 見るが とってもカッコ悪いと思うのだ。

ぎゃんぎゃん走りたいなら きちんと ライセンスを取って そういう場所で同士と闘っているほうが よっぽど男前だと思うが どうだろうか?


普通の公道で 危ない運転をしてる人の中で 彼女なんかを乗せてる人は その彼女が大切ならば 車に乗せている時くらいは 真面目に車を運転しないと ダメだと思うのだ。

万が一 何か 間違いがあって 彼女を苦しめたり 痛がらせたり 責任を負わす同士にさせたりするのは まずいと思うのだ。


実は 昔 私はライセンスを習得していたことがあった。
(結婚して、更新するのをやめたので、現在は失効している。)
一度でも 安全な ルールのある場所で ドリフト走行(簡単に言えば、ぎゃんぎゃん走ること。)を 経験したら 公道なんかで そんな走り方や そんなチョケ方 などは 怖くて出来ないのである。

No.133 13/08/15 08:19
転職検討中0 ( ♀ )

二種免許というのは 決して難しい免許ではない。
普通免許より 覚えなくてはいけないことは 若干増えて 実技も 多少の難関を課せられるが 基本的に運転に自信がある人が受けているはずなのだ、一回で通らなくても 何回か受けたら その課題はクリアできるはずなのだ。

何をチェックされるのか?というと。

癖。なのである。

曖昧な目視確認
片手運転
ひじ置き運転
逆手ハンドル

こういうことに 減点が入る。

普通免許で 70点で合格なら
二種免許は 90~95点くらいが合格点だったように思う。
(ずいぶん前に習得しているので、当時はそうだったと思う。厳しいのは今も変わらないはずだ。)

あと 二種免許には 視力検査に 深視力という検査が加わる。
(大型トラックの免許にもあったと思う)
これは 動体視力を測るためのものだ。

これが なかなか難しい。

私は 実は 極度の近眼なのである。
しかし 車の運転を職業にしているので 動体視力で1.0は 見えるくらいに 強制視力をしぼっている。

疲れる。(汗)

でも 見えないよりは ましなのである。


まあ そういうことで 仕事が終わったら 私は かなり目が疲れている。
なので すぐ休みたいのだが…

夏休みだから 洗い物が溜まっている…
洗濯機を回さないと…
炊飯器のご飯が 終了している…

やっとお風呂に入ったは いいが…

ここのところ酷暑で 寝付けない。

ほどなくして 街中の朝の雑音が 鳴り響く。
ゴミ収集車の音…
『おはよう』の挨拶を交わす住民…
車のクラクション、ブレーキの音…
ミンミン蝉の元気な鳴き声…

夏休みだから お弁当等を作らなくていいから ゆっくり休めるはずなのに 結局 洗濯物を干すまで寝れないのである。

せめて もう少し 夏の暑いのが 穏やかにならないか と 思うのである。

No.134 13/08/15 11:58
転職検討中0 ( ♀ )

今年の6月で 100歳を迎える という おじいさんが よく 私達のタクシーを指定して 乗ってくれていた。

彼のことは よく知らないのだが とにかく大富豪なようなのだが 質素な一人暮らしをしている。

お金に 全く不自由してないようだが 生真面目な人だから これまでもほとんど豪遊したりしなかったのだろう、資産が増えて増えて 逆に困っていたかもしれない。

いつも一人でタクシーに乗り込む。
ヘルパーさん達は 毎回来てもらっているようだが 彼のお金持ちに目が眩んで?悪さを働くヘルパーが 何度かいたらしい。

それで 彼は 人を全く信用しなくなった。

身内も たぶん それ以前に 信用できなくなったんじゃないか と 思う。
だから 1ルームのマンションなんかに住んでいるのだろうと思う。


彼が 唯一 信用しているのが 私達の会社のタクシードライバーだけ なのである。

ちょっと 彼をかわいそうに思う。

お金には余裕があるので 何かとタクシーを利用してくれる。
もう100歳なのだ、ゆっくり ゆっくり 行動する。
たまには わがままな行き先を伝えて ドライバーにおまかせで 買い物をしに行ったりする。
『遠くてもいいから、ベンチの数が多いショッピングセンターに行ってくださるかね?』
ついでに 人間ウォッチングをするのが好きなのだ。

ずっと前は 携帯電話を初購入したい ということで 彼と一緒に お店に入り 彼の補助をしながら 携帯を無事に契約させてあげたりしたこともあった。

いいおじいさんだ。
あんまりにもお金を持ちすぎてしまったことで 寂しい老後を過ごさざるを得なくなったんじゃないだろうか。

『私はどうせもうすぐこの世からいなくなる。持っているお金は自分で全部使い果たしたいのだよ。』と 言っているが たぶん タクシーを贅沢に使ったところで 彼の財産はまだまだあるのだろう、銀行に行った時に 必ず支店長が頭を下げに来ているくらいなのだから…。


私は 小さい頃から 貧乏で育ってきたから せめて生活に困らないくらいのお金に 欲がある。
しかし 有り過ぎると こんなに人を信用できなくなってしまうなら 必要以上にお金なんていらない。


私がおじいさんに当たると 孫のように接している。
大変 喜んでいただいている。


この仕事をしていたから あのおじいさんと仲良くご一緒できたのは よかったと思うのである。

No.135 13/08/16 00:45
転職検討中0 ( ♀ )

この不景気を 乗り切る為に 携帯電話を使って 顧客確保に頑張っているドライバーがいる。

私達の会社は『看板の信頼を前提に獲得しているお客様』ということで ドライバー個人が勝手に 携帯の番号をお客さんに伝えて 仕事をもらうことを厳禁されている。

…という話なのだが 影でルールを破り 個人的に予約をもらって一人で忙しく動いている けしからんドライバーが 何人かいてるのだ。
(勿論、その者達は チェックが入っていて 組合に叩かれる一歩手前なのだろうが)

こんな ルールを破り 自分の懐だけの心配をして チームワークを考えないドライバーは 私は大嫌いだ。

この 嫌いなドライバーに 女性乗務員もいてたりするから これまた腹が立つのだ。

諸先輩方が 少しずつ積み重ねてきて 信頼を得た 看板に対しての お客さんからの電話予約なのだ。

仮に これらのドライバーが この会社を辞めて 違うタクシーに乗った時 一体どれだけの顧客が残ると思うのか?…ほとんど 他のドライバーに寝返ると思うのである。

お客さんが 我が社を選んでくれるのには 忘れ物をした時に確実に対処できたり 万が一の事故が起きた時に きっちり対応できる力を持っている会社だから なのだ。
いわゆる『保険』なのだ。


運転中 携帯を(ハンズフリーやイヤホン使用で)取り 乗車中に予約を承っているドライバーがいてたりするが そういうドライバーに遭遇したら 気をつけた方がいい。

今 到着させようとしている場所から 電話で予約をもらった時間を逆算して ギリギリだなぁ と 思われた時 運転が とたんに荒くなったり 雑になったりする。

時間に焦るからだ。

事故の元 なのである。


その時 その時の お客さんの命を 責任持ってご乗車しないといけないはず なのである。

だから私達の会社は 電話が入ったからといって その瞬間から お客さんを『荷物』のように扱う原因になる 電話個人予約を 一切お断りしている。

しかも 私は(おばさんだけど)女だから 軽はずみに プライベートの電話番号を教えるほど 軽くないのである。

お一人 お一人を 丁寧にお送りしたいのである。


きちんと予定を組んで予約を貰うなら まだ いいが 自分の欲の為に 詰めて詰めて 仕事を受けるドライバーは ダメなドライバーだと思うのである。

No.136 13/08/16 07:42
転職検討中0 ( ♀ )

会社から 連休をもらって たまたま盆休みと重なったから ラッキーだったなぁ~なんて 思いながら 職場に仕事に来たけれど…

『お盆は暑かったから忙しかったなぁ~(笑)』なんて感想を 同僚から聞いた。

あぁ~しまったぁ~

そうだった~

盆休みは 平日と違ったのだった~

今日は金曜日だから 忙しいだろう…なんて思っていたが…

世間は 盆が終わって ぼちぼち自宅に隠居&自粛(盆休みでお金を使った分セーブする)期間 なんだったぁ~

あぁ~忘れてたぁ~

しまったぁ~

No.137 13/08/16 08:22
転職検討中0 ( ♀ )

今朝 点呼(朝礼)で 主任が
『え~。昨日、クレームが入りました。💢』
と 話した。

内容は
『ウインカーを付けずに 車線変更した』
というものだった。

私達の会社は とにかく 細かいことに きっちりしていないと こうやってクレームとなって 通報されてしまうのである。

しかし これは 信頼してもらえている証拠なのだ。
ウインカーを付けないで 割り込んでくる タクシーなんて 街中には ゴロゴロいるのだ。
タクシードライバーの私でさえ 他社のタクシーに危ない目に遭わされたことが 何度もあるくらいだ。

しかし 私達の会社は 看板が大きいことで
『〇〇さん(私達のタクシー会社)ともあろうことが…』
ということになってしまうのである。


でも だからこそ こういうクレームは ありがたいのかもしれない。

お客さんに 街中の人々に 小さな裏切り を したわけである。
小さくても『裏切り』なのだ。


きっちり基本操作は守らないと…と 改めて胸に刻む 私なのである。

No.138 13/08/16 12:59
転職検討中0 ( ♀ )

盆も後半に差し掛かり どこかの旅行帰りの観光バスが『通過地点』である この街を通る。

2500円くらいの距離のお客さんをご乗車した帰り 自分の管轄の地点へと 戻りの道を走り出す私…。

広い国道に入る。
他府県ナンバーの観光バスが目に入る。
窓に ずらりと並ぶ 子供達の顔だけ。←幼稚園児~小学生低学年くらいを意味する。(笑)
他府県ナンバーから来た 観光バスの客は 比較的 物珍しく街の風景を眺めている傾向にあることが多い。
バスの子供達数人と 目が合う。
私が見る前から 女がタクシーに乗ってることを発見して 周りに『おい、見てみろよ!』なんて 言ったからだろう、みんな『凄い怪物がこっち見てるぞ!』的な 眼差し。(笑)
目が合ったことで その子が叫ぶ。
まるで『僕が釣り上げた魚だぞ!』的な勢い。(笑)
一瞬 観光バスの重心がが ぐらりと傾くくらい 皆が一斉に私を見に来る。
怪物だか魚だか わからないが せめてパンダくらいにしてもらえないだろうか…みたいな希望を抱きながら…。

『ニッ。』

歯を見せて にっこりとご挨拶。

バスの中が わあわあ騒ぎ出す。
『あのおばちゃん、笑った!』

今度は 一斉に 手を振り出す。
皆 必死。
こちらも期待に応えるべく 手を振り返す。


しかし。
この『手を振る』行為が なかなか終わらないのだ。
中にはジャンケンを求めてくる子も いる。(笑)

こちらも運転中なのである。
あんまり 走行中に 必要以上に関わっていると 運転に支障をきたすのである。


仕方なく 入る気のなかったコンビニにて 一時待機。要らぬコーヒーを購入。


さて。だいぶ離したかな?
ぼちぼちこちらも走り出す。

目の前に 普段有り得ない お盆ならではの渋滞に巻き込まれる。


また 先程の観光バスが 目の前に…(汗)

どうせ停滞だ。
心ゆくまで 手を振ったり ジャンケンしたり。

言葉のないコミュニケーションに こちらも楽しんでしまう 私なのである。(笑)

No.139 13/08/16 14:00
転職検討中0 ( ♀ )

お迎えにいく場所には 様々あるのだが 例えば そこの会社の社員ではないが この会社の辺りで待ってるから 迎えに来てほしい という『待ち合わせ予約』というパターンが ある。
その時に あまりそこの会社のことを知らない人が 待ち合わせに そこを伝えると 間違った場所を言われてしまうことがあるので 困ることがあるのだ。

『〇×会社の本社で』という指令。
本社に行くが お客さんはいない。
散々 無線指令室と やりとりがあって 言われた通りの場所に行き直す。

お客さん 待たされて 怒っているが…

そこは 第二工場で 本社ではないのですよ。


同じような内容で

『△△銀行の正門』の指令で お客さんを探し当てた時の お客さんが居た場所は『東門』だったり…。

やっとたどり着いて お客さんに 今度連絡をしてくれた時に 間違っていただかない様に 丁重に 説明をする。

すると お客さんが
『なぁに言ってるのよぉ、ここが正門なのよぉ、だって こっちのほうが広いじゃないのよ?💢』

…私が わざわざ嘘を言うと お思いですか?
『広い』『狭い』で 正門が決まってるんじゃないんですよ。


このお客さんは また 東門のことを『正門』と 言って タクシーを呼ぶのだろうか…

心配なのである。

No.140 13/08/16 15:57
転職検討中0 ( ♀ )

保健所に用事のあったお客さんが 私の車に乗った。
盆休み期間中で 帰りにタクシーが拾えなかったら困るから と 往復のご依頼。
距離は 行き2キロ 帰り2.5キロくらいの距離。
用事はすぐ済むとのことだったので それなら 改めて車を呼ぶより(お客さんの支払いが)安くつく と 思い 快く承諾。

保健所で 待つことに…。

お客さん 着いたら バタバタと降りて 行きかけるが Uターン。
『荷物が邪魔だから。』と 車内に鞄を置いていく。

程なくして また戻ってきた。
『忘れ物。(笑)』
書類を取り出した。
その時に ふと 目に入った 通帳…。
私は お客さんに『貴重品はお持ちになってくださいね。』
すると お客さんが
『…じゃあ、貴重品だらけだから、やっぱり鞄持って行ったほうがいいのかな?』と 言う。
私は 慌てて
『私を信用していただけるなら、こちらは大丈夫なんですよ。』と 話す。
すると 勿論、信用してますよ という感じで 荷物を置かれて行った。


また 程なくして『書類もう一枚忘れた

また 程なくして 今度は『通帳いるんだって』
またまた 程なくして 最後に『印鑑、印鑑…』

このお客さんは 用事のあった場所まで 4往復もしたのである。

なんだか こちらが 余計な親切をして 鞄を置かせてしまったせいで 悪いことをしたのではないか? と 感じたわけだが お客さんは 用事が終わったことで 清々しいご様子。

とりあえず 一件落着。


貴重品だらけの荷物を 信頼していただいて 車内に置いていってもらえることは なかなか出来ることではなく この会社の社員として 誇りに思うのである。

No.141 13/08/16 19:49
転職検討中0 ( ♀ )

運動公園からのお客さんの お迎えにあがった。
ユニフォーム姿の女子大生が3名ご乗車。
試合が終わった後だったよう。ユニフォームは ドロドロだった。
なかなか気合いの入った 女性ファイター達だ。

コーチの先生の車に乗りきれなかった3人の生徒さん達を コーチの車に追従して走行することに。

暑い中 ご苦労様なのである。おまけに 近くに空車がなかったのか ずいぶん遠くからの指令で それだけでも 長くお待たせしたのだ、せめて 気持ち良く乗車してもらおうと 私は張り切っていた。

しかし お姉さん方 ユニフォームが 汚れていることを気にして そんなに深く腰をかけて座らないのだ。

『汚れてしまったら また交換できますから 気にしなくて大丈夫ですよ。』と 言ったのだが 彼女達は笑って 私に礼を告げて やっぱり遠慮がちに座っていた。

お互いの 心地好い 心遣いに 温かくなった。


さて お姉さん方。
私が女だったので まずはびっくり。
それから質問攻めに合う。(笑)


『なんで?タクシードライバーになったんですか?』
二種免許 持ってたんですよね~、それからタクシーに興味が出てきました。

『有名人、乗せたことありますか?』
結構ありますよ お笑い系の方が多いですけどね。

『この子(3人のうちの一人)彼氏に別の女がいて その女が妊娠したんですよぉ~どう思いますぅ~?』
そうなの…かわいそうな話ね…赤ちゃんには罪はないわよ、そこだけはわかってあげようね。そういうことは 彼氏と その女が 悪いよね。人生いろいろあるから頑張って。


彼女達も 泥んこで元気なファイターだけれど 乙女なのだ。

いろいろ話を聞いていて 頑張ろうとしている姿に 感動した。


芯が強い彼女達、皆 きっと いい彼氏ができるだろう。
お世辞ではなく 本当にそう思ったのである。

No.142 13/08/16 20:01
転職検討中0 ( ♀ )

松山千春の『恋』だったか?曲名が定かではないが カラオケスナックからのカラオケ曲の音が 漏れて聞こえている。

『おとこうわぁ~いつもぉ~またっせるぅ~だけで~、おんなうわぁ~いつもぉ~まちくたぁ~びれてぇ~…』

本当に 私は 待ちくたびれていますよ お客さん。
タクシー 呼んだのなら 早く乗りに来てくださいよぉ~

No.143 13/08/17 01:20
転職検討中0 ( ♀ )

私は お客さんに対しては 基本的に 平等に 元気なご挨拶や 元気なお礼を言っている。

大抵 元気に対応すると お客さんの方も それに応えてくれて 一言、二言、言葉の掛け合いがあって にこやかに降りていただける確率が高いのだが…

一握りのお客さん達 だけ 私のことを無視して 降りていくのである。(悲)


きっと お客さん側は 悪気などないはずだ。
コンビニで 私は いちいち礼を言うが 通常 コンビニのお客さんは あんまり どの人も 愛想なし である。
店員さんばかりが お金の受け渡しのために 声をあげて そして 礼を言っている。

私を無視して降りているお客さんは たぶん そういう感じなのではないか と 思うのである。


しかし。
私は マイナス思考人間 なのである。

黙って降りられたら
『…お客さん?何か?私に?粗相でも?(涙)』
みたいな気持ちになって テンションが だだ下がりなのである…。


次のお客さんに 改めて 元気にご挨拶するために この行き場のない だだ下がりのテンションを 回復するために 私は『無』になるのである。


なんでもいいのだ。
美川憲一さんみたいに
『……。ありが…とっ…。』
て けだるそうでも ちょこっとだけ 返事をしてくれるだけでいいのだが…。


それだけで 私は さらに元気に仕事ができるのだが…。

No.144 13/08/17 12:06
転職検討中0 ( ♀ )

結婚前くらいの若いカップルが乗車。
行き先を 軽く告げられるが ちょっとそれだけではポイントが絞れない。だが お兄さんは 彼女に 弾丸トークを始めてしまったので 近くなったら適当に声をかけてくれるだろう、と 話に水を差すのをやめて 走り出す。

人気のある深夜番組の話。私もたまに観たことがあった。確かに面白い番組だ。
お客さんの話を盗み聞きしたわけでもないが 声が大きいので自然と耳に入ってきた。
その時の番組は こんな感じ。

長く付き合っている彼女にプロポーズしたいが 彼女はヤンキーが嫌い。僕は昔ヤンキーをやっていた事を隠している。そこでカミングアウトするのに 番組の力を借りたいという内容。

このお兄さん、とても話の筋を話すのがうまい。
聞くだけで 立派に映像が映ってくるのだ。
番組を観てなかった彼女も ワクワクして聞いている。
そして 私も。(笑)


だが ぼちぼち 目的地なのである。
どこを曲がったらいいか 心配になってくる。
話に夢中で ちゃんと言ってくれるのだろうか?
それと その話 どうなったの?
聞きたくても 勿論聞けない。(笑)
まさか それを聞きたくて スピードを遅くするなんて できない。←当たり前だ。(笑)


案の定 急に曲がる所を指示されて プロの意地『確認の瞬間芸』に 我ながらびっくり。(笑)

で。到着。

最終の結末だけが 聞けなかった。(悲)
『最後、どうなったの~?』とか 思いながらも 元気にお礼を言って ドアを閉めた。


帰宅後 パソコンをつけて 番組検索して 結論を確かめたのは 言うまでもない。(笑)

No.145 13/08/17 13:23
雪 ( ♀ Y8sHc )

はじめまして。
私は良く 深夜に駅からタクシーを使います。
とはいえ、駅から家まで初乗りだけでついてしまう距離なのです(^^;)
でも、実はこの駅…出たらすぐに大きな公園で、しかも家とかお店とか全然ないのです。なので、いつも本当に申し訳ないと思いながら、利用させて貰ってます。他の人と同じ速度で歩ければ良いのだけど、男の人は速すぎ(^^;)ついていけません。
質問させてください。タクシーの運転手さんは、短距離の客は嫌なものでしょうか?

No.146 13/08/17 18:52
転職検討中0 ( ♀ )

久しぶりに レスを頂いた。
ちょっと嬉しい。(喜)
愚痴 というのは ただ一方的に言ってても 解消されないのかもしれない。
でも 誰かが 耳を傾けてくれる ということが とても鍵となる。
不思議だが ヒット数が増えたり レスが入ることで ちょっとウキウキする。(笑)

誰かが 読んでくれてる…よし、明日も頑張るぞ!と 思える『魔法』に かかる。

なんとも単純な私なのである。(笑)


久しぶりの 頂いたレスの質問に『ワンメーターは嫌なのか?』というのがあったが…

No.24 を 読んでいただきたい。
『効率』の 問題なのだ。
なので あんまりお客さんが流れていない 何時間も待機時間があるタクシー乗り場でのワンメーター客は きっと嫌がらせを受けるかもしれない。

ただ 普通に通過中のタクシーを拾う時に ワンメーターであっても あまり嫌がるドライバーは いないかもしれない。


通過中のタクシーのパターンにも いろいろあるが ドライバーの心理状況にもよる。

空で走ってるより お客さんを…と思っているドライバーは ありがたいお客さん となるが
一発!逆転(←?)を 狙うドライバーには 出鼻をくじかれた仕事 ということになる。


どうしても 納得いかない接客をするドライバーは 会社と名前を控えて 都道府県のタクシー協会に連絡を。

この際 皆で『世直し』してほしいのだ。


こんなクレームがあるから 私達の会社みたいに 親切丁寧に仕事をやってるドライバーまで ひっくるめられて『タクシードライバー……💢』みたいに 思われて…

そんなだから 私が お客さんにイジメられるのである…(涙)

No.147 13/08/17 19:30
転職検討中0 ( ♀ )

ワンメーターの話を した流れで こんな話を ここに取り上げようと思う。


私は タクシードライバーである前に 人間なので 気分の浮き沈みや 体調の良し悪しや 生活のために 経済的事情に悩むことがある。

とにかく 最近でも 私達の管轄エリアでは とても景気が回復したとは言えない。
なので 待機時間が長ければ長い程 ワンメーターのお客さんが乗り込んで来られると 気分的に、ではなく 体力的に 疲れることも 実は ある。

私がよく言う『効率が悪い』ことが やっぱりある ということなのだ。

ドライバーも人間なので ここまで(効率の悪い仕事は体力的、精神的に、疲れるということ)は わかっていただきたいのだ。
効率が悪いなら 取り返しがつかないことが多く 精神的に大変なのである。

こういう業界は 売上がものを言う。
ツイてるドライバーは 苦労をしないで売上をあげてくる。
地道に頑張っていても たまたま効率が悪い仕事が続くと 結果 売上が悪く 『一体何をしていたんだ?』と 言われてしまう。
シビアな世界だ。
さすが『水揚げ』仕事である。


ただ。
私は プロだ。

それを お客さんに悟られてはいけないのだ。

昔 若かりし頃は 私も顔に出てしまうことがあったような気がするが…。
今は断じて お客さんに悟られるような接客は していない。


お客さんが腹立たしい接客を受けた というなら そのドライバーは プロのタクシードライバーとして プロ意識が欠如している ということなのだ。

お客さんに 不機嫌に接するドライバーが多過ぎることが ダメなのだ。

タクシーは
『接客サービス営業』。
人間様を ご乗車しているのだ。
ものを言わぬ荷物を運搬しているわけではないのだ。
『荷物』ではなく『人間』『命』を 乗車しているから 営収単価が荷物運搬より高いのだ。

タクシードライバーは それを プロの意地にかけて お客さんに接していかないといけないのだ。


昔 私が 勉強不足だった頃 先輩の同僚や上司から レクチャーしていただいた『教訓』がある。

『例え 効率の悪い仕事に当たっても とにかくその仕事に当たったら もう 逃げられないのだ。どうせ乗車いただくなら また乗っていただけるような接客をするほうが お互い気持ち良く時間が共有できるだろう?』

私は 20年経った今も その言葉が正解だ と 思っている。

No.148 13/08/17 19:57
転職検討中0 ( ♀ )

年末年始に多い話なのだが ここのところ 日本も 物騒になってきた。

ひったくり が 私達の地域には多い。

私達の街は 坂道がない。
自転車大国(←大袈裟)だ。
おまけに 隣街も 坂道がない上に 隣街は商業地域が広い。

自転車を使っての ひったくり事件が ものすごく多い。


一度でも そんな被害に遭われた方は なかなか一人で街中を歩くことができなくなるそうだ。
トラウマになるのだろう。
お気の毒な話である。
お金や貴重品を盗られるだけでなく 安心感や通常の日々をも盗られてしまうのである。

そんな方が タクシーに よく乗ってくださる。
歩けないのだ。
怖くて信用できないのだ。
歩いても帰れる距離を 心配だから 近くだが 高い料金を払って 私達に送ってくれ と 頼むのだ。

信用いただいているのだ。
ありがたいことなのだ。
お客さん側も 近くでごめん なんて 済まなさそうな顔。

そぉんな顔 しなくていいですよ。
1キロしか走らないのに 660円も頂かないといけない決まりになってまして 申し訳ないのは こちらのほうです。
(私達のタクシーは1.8キロ660円)


ひったくりの被害者
体調不良
睡眠不足
団体
バスがなくなった
痴漢の被害者
上司や家族に帰宅前にストレス発散(笑)
飲酒したため

…何か理由でもないと タクシーになんて 誰も乗らないのだ。


私は プロである。
近くだろうが わからない遠方だろうが 必ずお客さんが納得いただけるような接客を 自信を持って している。


私の車にのって
『あ~よかったぁ~女の人だぁ~』
『近くまでだから 〇〇さん(私の会社)を待ってたのぉ~』
と 話すお客さんが とにかく多いのだが

どの会社の どのタクシードライバーもが 皆 早く 地域に優しい仕事をしてあげてほしい と 思うのである。

No.149 13/08/18 00:18
転職検討中0 ( ♀ )

仕事中は 安全第一だ。
当たり前だが 難しい。
なぜなら 安全に走らない車もいてるからなのだ。

私は 女だからといって 時速40キロ制限のところを 深夜ガラ空きの道で 時速30~40キロくらいで走るほど 流れに乗れないドライバーではない。

もちろん ねずみ捕り(速度違反)の時に ぶっ飛ばすほど馬鹿ではないが 流れに沿って 男前に走っている。

メリハリが大切なのである。


会社からは 速度超過限界の時速を 公道で〇キロ、高速で△キロと 決められている。(←公表はしない。あくまでも『違反をするな』という教育方針の会社だからだ。これを越えたらブラックリスト対象者になるということだ。)

免許取り立ての まだ事故の恐さを知らない 元気な若者が そこそこ流れに乗って走る私の後ろで ギャンギャン追っかけてくる。

『そこどけ、そこどけ、我等が通る』

実は 私は ネガティブ思考だから 追っかけられると 怖い。(悲)←(笑)

でも それ以上に 仕事中なら なおさら そんな連中を相手にしている余裕も暇も ないのである。
すぐ ネガティブ思考が炸裂する前に 対応策を考える。

こんな時は 女だと 助かる。(笑)
『後ろの車が急いでそうだから、ちょっと譲っておきます、すみません、ちょっと待ってくださいね。』
安全運転がしたいのである。
わかってくれるお客さんは そんなことで イヤミは言わない。

安全に抜かしてもらえる場所で それほどブサイクに抜かされることなく 順番を交代する。

こんな時も 彼らは 勘違いして 意気揚々と抜かしていくのだが…
『こちらはプロだから、うまく順番を交代してあげた』ということが わからないまま ギャンギャン ぶっ飛ばしていく。

一安心。


私は そのあと お客さんとの会話を 楽しむことが多いのである。


次の交差点で 赤信号で 停車していたり
違う車と 接触事故や 追突事故を 起こしてたり
速度超過やシートベルトや違法改造車で 警察に捕まってたり


横目で見ながら『大人対応』の 私と 同乗するお客さんと
『狭い日本なんだよなー、慌てたって ちっともいいことありゃしないんだよってなー(笑)』なんて お客さんから一言。


若いお兄さん達。
50キロ制限のところ 60キロくらいで走ってる方が 無難だよ。
飛び出してきた 自転車ひいたら 人生狂うよ。

安全運転 第一。である。

No.150 13/08/18 09:58
転職検討中0 ( ♀ )

今朝 一回目の仕事で その時に乗ってくれたお客さんから お褒めの言葉を頂いた。

なんでも 私は 丁寧で 親切な 愛想よい接遇だったと 言う。
朝 仕事をし始めて 初回に こんな言葉を頂けたのは ありがたいことで 自分のためにも向上心が出て いいのだが。

実は 私側としては お客さんが行かれようとした 会社の名称が 社名変更されていたことを知らなくて 言われた会社名がわからなくて 失礼をしたので まだまだダメだなぁ~なんて思っていた。


しかし お客さんは こう言った。
『毎回こちらに用事で来て タクシーに乗っても あなたみたいに細かい心遣いや愛想のいいドライバーには当たったことがなかった。タクシーなんてものはサービス業なんだから あなたみたいなドライバーが増えてくれたら 私達は助かる。』

褒めていただけた対象が私なので ちょっと謙遜してしまうが でも 事実上 その通りなのである。

今日は日曜日で 会社の正門が閉まっていた。それでもこちらに止めてしまって大丈夫か?
道が空いていて 思った以上に早く着いたが この付近には時間を潰せる喫茶店のようなものがないが 大丈夫だったか?
…そんな会話をしながら ご乗車しただけなのだが そんな小さなことを 喜んでいただけたのである。


というか。

こんな些細なことで 喜んでいただける ということは。

こんな些細なことすら 会話できない 無愛想なドライバーだらけだ ということにも 繋がるのである。

なかなか手放しで喜べない『お褒めの言葉』だったのである。

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