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退職の意向を伝える時期

私はタクシードライバー

HIT数 19049 あ+ あ-

転職検討中( ♀ )
15/02/28 16:07(更新日時)

私は女だけど タクシードライバーをやっている。
この不景気事情で生活が苦しい今日このごろ。
しかし こちらが一生懸命やってても あれやこれや言うお客さん…。

なんか むかつくことがあったら ここで吐き捨てちゃっていいですか。


あ。愚痴り系で 参ります。

あんまり 返レス返さないかもです。あしからず。

まずは にこやかにお礼を言ってドアを閉めたとこからスタートです。

13/07/19 03:10 追記
追記です。
日記みたいなものだと思ってください。
返レス難しいかもですが 皆さんは、どんどん割り込んで ドライバーへの文句言ってください。

14/05/20 23:45 追記
2014年秋頃に 本になります。
皆様 よろしくお願いいたします。

もち。まだ ドライバーとして 日々精進しております。(笑)

不景気の中 頑張っております。
皆様、気軽に タクシーをお使い下さい!!☺

No.1976581 13/07/18 22:36(スレ作成日時)

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No.1 13/07/18 22:54
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ワンメーター660円の車で 営業している。

近場を乗車していただくのは 全然構わないのだけど できれば せめて1000円までは崩してから乗車いただけないものか。

できれば。できればでいい。
別に 嫌な顔なんて 一度もしたことなんて ない。
ただ 私はタバコも吸わないし 女だから飲み物をやたら飲んだら トイレに困るから できるだけ飲まない。
仕方ないから 次のお客さんの為に釣銭を用意するとき 仕方なくコンビニに入って 要らぬ買い物をする。

しかも 小心者だから 2~300円を買わないと1万円を出せない私…。

…ちくしょー。

No.3 13/07/18 23:01
転職検討中0 ( ♀ )

500円玉は貴重だ。
なぜって?
1060円の料金で 2000円払われたお客さんに 940円のお釣りを渡さなくてはいけないからだ。

660円の料金で1160円支払って 500円玉を持っていくのは やめてくれ~。

(10円とか100円とかは、たくさん用意している。500円玉が貴重なのだ。)

無くなると 100円玉9枚も出さなくてはいけなくなって 格好悪いのだ。

No.5 13/07/18 23:19
転職検討中0 ( ♀ )

ある時のお客さん。

初対面。酔っ払って超ご機嫌。

『わしの家、行ってくれぃぃ~』


おいおい 私はエスパーじゃねぇよ。
住所の書いた名札でも付けといてくれよ。

No.6 13/07/18 23:28
転職検討中0 ( ♀ )

夜 営業していると『怖くない?(酔っ払い)(893さん)』と 聞かれることが多いが…。

昼間 買い物袋 いっぱいぶら下げて 『あ~(事後メーター)あがったぁ~、いつもはさっきの料金で行けるのにぃ~』と 事後メーターをチャラにしてもらうまで降りないおばちゃんのほうが 私には怖い。

言っておくが うちの会社は そういう料金は 全部身銭、自腹だ。

バカヤロー。

No.7 13/07/18 23:57
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同僚の男性ドライバーさん達が『女だったら、お客さんは、皆、優しいだろう?』と 言うが。

全くそんなことはない。
どちらかというと 過酷だ。

女は 弱く見られて ナメられる。

泣いて逃げて済む世界ではない。
それは 最初から覚悟の上でやっているから 泣くつもりはない。

女だからといって 誰かに助けてもらおうなんて 考えてない。

でも あえて まだまだ人数の少ない女性乗務員、にこやかに対応しようと心掛けている。

しか~し。
それをいいことに たいがいのお客さんに ナメられる。
セクハラ、下ネタ、当たり前。だから、別にそれは いいのだ。これも計算内である。

しかし。しかし。
女でよかった なんて 思ったことは 一度もない職業ですよ、と 私は言いたい。

No.8 13/07/19 00:41
転職検討中0 ( ♀ )

一日中街中を走ってると 交通違反の車両に遭遇することが多い。

信号無視。
当て逃げ。
逆走。

違反じゃなくても 迷惑行為もある。

渋滞になっても おかまいなしの喧嘩。
駐車違反。


私は 営業で そういうことをよく目にするので 自分は 営業中も プライベートでも できるだけ人さまの迷惑にならないような運転を心掛けている。

街中のドライバーで
黄色から赤になる信号を 余裕でブッチする人に 女性が圧倒的に多い。
しかも 男性は 会釈したりしている傾向が多いのに対して 女性は 我が物顔で通り過ぎる確率が高いのは どうしてだろうか。

…で。
それを見て あ~危ない なんて 思いながら ボーッとしていて 自分が青信号になっているのに発進が遅れ ブーッとクラクションを鳴らされて 顔を除きこまれて…

『ちっ💢やっぱり女かよ…💢』と 思われてしまう 私…なのである。


つまり。
女は。
どんくさい生き物なんだろうか。

もちろん 自分も含めてである。(笑)

No.9 13/07/19 01:11
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《休憩》
レス下さった方 ありがとう💕

当方 愚痴りたいときに 愚痴るつもりですので。

末永く よろしくです。


ご意見 批判 ののしり

お好きに使ってください。
私も これまた勉強になります。

No.10 13/07/19 02:52
転職検討中0 ( ♀ )

今日は 一生懸命仕事をやったつもりだったのに 目標より4千円も低い売上だった…。(悲)

女って動物は 要領良く動く術を知らない。
計算して動くのも 苦手だ。
なので 私達みたいな業界で働く女性全てがそうではないが、地道にコツコツ努力する人が多い と 私は思う。

実際 私の勤務している女性乗務員さんは 地味コツコツ派が多い。


まあ それは いいのだ。

何が大変って…

お客さんが 街中にいないんだよぉおぉ~。
空で走っても お給料出ないんだよぉおぉ~。

…つ…辛い…。

No.11 13/07/19 08:10
転職検討中0 ( ♀ )

私は 昨日 朝8時から深夜2時まで 営業したから 今日は 非番…つまり お休みである。

…ありがたい…。

でも。でも。本当は。

もうちょっと仕事させてもらえないと お給料が不安。

私の会社は バイト禁止。
それは 正社員だから当然だが。

しかし これでは『蛇の生殺し』である。


仕方ないので 娘のリクエストで とろとろチーズオムレツを作っての朝ご飯。


男性ドライバーは 今頃夢の中なんだろう。
でも 女は そうはいかない。
家ですることが山ほどある。

いくら 仕事が深夜になって 寝る時間が午前5時になっても 私は7時に起きている。

もう 何年も勤めているので 身体は慣れたが。


女だからというわけでもないのだが、私は 営業車の中で 仮眠など取れない。格好悪いから。

乗車中は事故りたくないから眠気はないが、お客さん待機中など、暇なときは、たまに眠くなる。

私の睡魔と戦う時は いつも 不景気と戦っているようなもの なのである。

No.12 13/07/19 11:22
転職検討中0 ( ♀ )

ある時の乗車で。
身体のご不自由なおばあちゃんとヘルパーさんが 病院からお家まで 約800mくらいの 距離。

私は そういうお客さんにも 親切に対応する。

当たり前だ。

ちょっとの距離が動けないのだ。
自転車でも 無理なのだ。
わざわざ高いお金を払って タクシーを使うのだ。

この不景気 近場がどうのこうの、おばあちゃんの動きが遅いのがどうのこうの 言っているドライバーは この先 自身の老後 誰の世話にもならずに一人でやれよ?と 思う。

私は そういうドライバーである。

まず それを前提にしてから 今からの話…である。

ヘルパーが『この駐車場に止めたら玄関まで近いから』と 指示。
その駐車場がおばあちゃんが借りている場所ではなかったから そこに止めるのを拒否する。
結果 おばあちゃんを4m歩かせることになり 家からおじいちゃんが怒鳴りにやってきた。

『ちょっとだけのこと』『かたいこと言うな』

…わかっている。それは私が一番よくわかっている。
しかし 他人の敷地に入ることは 許可がない限り 後でトラブルになるのだ。

自分のうちの庭が使っていないからといって 勝手によその子供が遊んでいるのを許されるだろうか。
自分の借りている駐車場で 子供が花火なんかして 後片付けはしてないわ、隣の車に傷を付けて去っていくのは 許されるだろうか。

関係のない者が その敷地に入るのは だめなのだ。

このお客さんは ちゃんと事前に駐車場を借りている人に 断りをいれといてくれないと 入れないのだ。


ちなみに。
信号角にあるコンビニで 信号無視をしたいがために 用事もないのにコンビニの駐車場に入って素通りするドライバーも だめなのである。

信号を待つのが嫌で 赤になったとたん バイクを降りて横断歩道を渡る人は エンジンをちゃんと切らないとだめなのである。


どうして 基本に忠実に動いている私の方が こんなに悪者になってしまうのか?誰か教えてほしい。

No.14 13/07/19 14:05
転職検討中0 ( ♀ )

>> 13 13番さんのレスに 基づいて また こちらからも愚痴らせていただこうと思う。

だいたい 最近は 勝手な自己解釈でものを言う人間が多すぎる。

13番さんは ごもっともな意見である。

私の同僚の中でも 指摘の内容の どうしようもない連中が いるのが むかつく。

そういう奴らが せっかく一生懸命丁寧に仕事をしている 私みたいな真面目なドライバーの足を引っ張るのだ。


今 全国のドライバー全てを もう一度面接したら いくらも残らずクビなんじゃないだろうか。

私が社長なら そうするだろう。


しかし。

お客さんも たいがいである。
まだまだ あるのだ。
ムカつくお客さんが。

徹底的に 愚痴らせていただこう。

なので 皆さんも しっかりドライバーに愚痴ってください。


13番さんのレスに合わせた応戦レスは また後ほど…。


今から 娘が 豚肉の塩焼きを リクエストしてきた。

ばかやろぅ。

自分でしろよ、と 言えず キッチンに立つ私なのである。

すっかり娘にもナメられている私なのである…。(悲)

No.15 13/07/19 16:46
転職検討中0 ( ♀ )

私が勤めている会社は 近辺では大手企業である。
この地域では 最大手で この看板を背負っているだけで お客さんとの信頼関係が成り立つほどの 立派な歴史と実績を担っている。

会社側は その信頼関係を今潰すわけにはいかない ことに対して
ドライバー側の一部は 楽にお客さんを獲得できる波に乗っかって 雑な仕事をしている仲間がいる。

バカヤローなのである。

これだから いつまでたっても 893まがいレベルの職業みたいに思われるのである。

もうちょっとプロ意識を向上させていかないと 日本のタクシー業界はダメになってしまう。


13番さんが愚痴るように

私なら まず知らない場所を知らないと言いたくないから 事前にプライベートの時間 地理の勉強などを やっている。

経験こそものを言う話だが どの道を通れば 最速か 最短か を 把握するまで 頭を働かせて営業している。

技能が追いつかないようなら やめてしまえ と 思う。

わざと遠回りするなんぞ もってのほかである。
プロとしてのプライドがないのだろうか?


この不景気 リピーターが救いの宝なのである。
いつまでも 看板のおかげで 先輩方の作ってくれた信頼だけで いけると思っていたら 大間違いなのだ。

確かに 無茶苦茶なお客さんは多いのだ。
まだまだ私は愚痴るつもりだが。
プロとして力が足りないドライバーに関しては お客さんの悪口を言わないでもらいたいものだ。

ついでに言うと。
明らかにドライバーのミスで 料金が高いなら 問題視するべきだろう。
私なら 必ず『お勉強』(自腹の割引)する。


信頼を担っていくのには 何日も 何時間も 何年もかかるのだ。

信頼を失うのは 一瞬だ。

その 一瞬を失ったあと 取り戻すのは さらに時間がかかるのだ。


いい加減な営業をしている乗務員は 真面目にやっている乗務員の足を引っ張らないでもらいたいものである。

No.17 13/07/19 23:36
転職検討中0 ( ♀ )

16番さんのレスに質問があったから 先にそれを答えたいと思う。

私は 未婚の頃からタクシー乗務をしている。
今年で20年くらい乗っているが、まだ『ねーちゃん』と言ってもらえるような容姿だ。

見た目だけ。当たり前だ。20年も乗務しているわけだから。(笑)

そこそこおばさんなわけである。

腰痛。もちろん持っている。職業病だ。まだ私は社内では中堅の年齢?だから ましなほうであるが。

春には花粉症と腰痛
夏はクーラー
秋の花粉症と腰痛
冬は暖房

毎回 身体に支障がある。

詳しく解説すると。
どうやら私は 季節の穏やかな時に 腰痛がでるらしい。たぶん癖になっている。

いったん腰痛が起こると

寝ても 起きても 動いても 座っても 曲げても 伸ばしても

どうやっても痛くなる。
20日間くらいは痛むが 当然自然治癒である。

私の会社は大手だから きちんと定年制度がもうけられているが 先輩方はたいがい定年退職されるとすぐ大病を患うことが 少なくない。

たぶん のんびりやってる仕事のようで 意外とキツイ仕事なのかもしれない。

夏は クーラーで頭痛がおさまらなくなる。
唯一 冬の暖房は ありがたいわけだが しかし 私の会社では 電話予約をしていただいたお客さんの家に迎えに行く時に チャイムを鳴らしたり 丁重にドアを手で開閉するサービスをしている。

呑気にじっと車内で待機しているわけでもない動きがある。

外気と車内の気温差の激しい季節は 体調管理が難しい。

夏には 一回 まともに夏風邪をひく。

まあ それもこれも職業病。仕方ないから いいのである。


皆 どんな仕事も それぞれ大変である。

こんな仕事をしているわけだから 多種多様のお客さんを観察していたら 皆大変なのがわかる。

だから 私は 頑張るのである。

だから。だから。

お客さん 私のことを あんまりいじめないでくれ~。

No.18 13/07/20 08:43
転職検討中0 ( ♀ )

今までに 様々なる『警察沙汰』に巻き込まれたことがあったが まだ私は生きている。ラッキーなのである。

でも その『警察沙汰』の中で 悔しいのが 無賃乗車である。

過去 何度かある。
内容 理由は その時々で様々なので あえて言わないが 最高額でいうと3万円やられたことがある。
おまけに その時の流れで 私の身銭の現金6800円も同時にやられてしまった。

金額などは この際どうでもいい。
その金額がワンメーターだろうが タクシードライバーは その売上をしたうちの何割かでお給料を頂くのだ。
会社によっては そのミスを全て自力で被らなければいけないところもある。
私の会社は そのような大きな金額の被害は 始末書と(会社に対しての)謝罪文などで許してもらえるが その時の売り上げも0、その時に所要した時間もなかったことに。つまり 労力だけかかって給料がなくなるのである。

警察なんかに行ったところで『無事だったんだし、今回はそれだけでも…』なんて 言われて 書類作成に莫大な時間を削られて 逃げた客を探してくれるわけでもなく 終わる。

だから 2~3千円くらいの被害だと あんまり警察などには行かない。私の会社では 皆 たいがい自腹処理なのだ。


総額36800円の被害をくらった時の 私が 何が一番ムカついたのかを 愚痴らせていただく。

当時 子供達を預けていた保育園が 午後6時に閉まるのだが、それに間に合わなかった。
私の その時の被害のことで 通常夕方5時には仕事を終えていたはずが その日は午後8時までかかったのだ。

その被害を知った ある優しい同僚の方と そのご家族が 親切なことに 我が子達を夕飯にご招待して下さったので 旦那は抜けれない仕事の合間に保育園~同僚の家までの送迎をし 私は子供達を同僚のお家まで迎えに行って ついでに私も晩御飯をご馳走になる というご迷惑をかけたのである。


子供達が小さな頃は 朝から夕方までの日勤勤務をしており 少しでも早く仕事を終えて保育園にお迎えに生きたかった母のうちの一人でもあったわけである。


その時の犯人の顔を 私は忘れたことはない。

もしまた会えたら 一発殴って 子供達の前で謝ってもらいたいと思っている。

No.19 13/07/20 09:14
転職検討中0 ( ♀ )

《休憩》
誤字が多い(笑)
おまけに 文法がおかしいときもある(笑)

なぜって
レスしながら その時々のことを思い出して ムカついてくるから 早くアップしたいと思う気持ちになって 見直ししないで出してしまうからだ。(笑)


いつでもこんな調子だから いつまでたってもお客さんと話すのがぎこちないのだ。(笑)


後で 自分で読んだら ツッコミ所 満載である。(笑)

No.20 13/07/20 10:18
転職検討中0 ( ♀ )

お客さんのプライバシーに関わることは どんなお客さんだろうが それを口外しないのが 鉄則である。
どこまでそれを プロのプライドとして守っているドライバーがいるか は 知らないが…。

私は 守っている。

どんな有名人がお客さんになろうと そのプライバシーに関わる話は 絶対口外しない。

こちらもお客さんのプライバシーに関わらないように接する。


テレビで有名な人が乗車してきたら 本当は あれやこれや 聞きたいし 伝えたいことなんかがある。

息子がファンの漫才師が乗車した時も できればサインが欲しかった。(笑)

しかも、〇〇君へ(息子の名前)と 書いて欲しかった。(笑)

でも 堪えた。(笑)
まぁ 仕方ないが当然のことである。

もうひとつ。害のない話は 出来ればしたかった。
『息子があなた達のファンです』
『いつもテレビやネットでわざわざ検索してまで観て笑ってます』
『息子にハッピーな時間をいつもありがとうございます』

言いたかった。伝えたかった。

でも。その時のそのお客さんは お疲れだった。

睡眠時間が少ないのだろう。
有名だからゆえ 追っかけ回されて疲れていたかもしれない。

何も話さず 睡眠を妨げるようなこともせず 丁寧な運転を心掛けた。


安全運転第一。


息子のことも 何も話せなかったけれど。
あのお客さんは 今もなお 忙しそうに いろんなテレビに出ている。

頑張ってもらいたいものである。

No.22 13/07/20 12:15
転職検討中0 ( ♀ )

お客さんのプライバシーに関わる話を口外しない という話に基づいて もう一つ。

こぉんな けしからん客がいる。


自宅に迎えに行くと 母親と子供が一人。
保育園にでも行くのだろうか と 思って 走らせてみると…どうやらその母親の実家である。

ちょっと待つように指示され 待つこと数分後 母親一人が戻ってきて 子供の姿が見当たらない。

『〇〇(パチンコ店)行って~。今日は親に残業するからって言っといたから、昨日の負け、絶対取り戻さないとなぁ~。ここのところ毎日負けてるから、今日は取り戻すぞぉ~』

どうやらこのお母さん、親にパートに行ってる と 嘘をついて 子供を親に預け 毎日ご主人の稼ぎの一部をパチンコに費やしているようである。

でも まあ いいのである。
彼女がパチンコで負けようが それがバレて夫婦不和になろうが 私には関係のない話である。

彼女や彼女のご主人が経済的に余裕があって その余暇でやっていることなら なおさら他人が口を挟むことなどないのである。

毎日 タクシーを利用していただいている『お得意様』なのである。

だから。いいのである。

しかし。しかし。

この時の応対をした時の私は 娘が1歳 お腹に3ヶ月になる息子がいた。
娘のかわいい真っ盛り、悠長に仕事を休んでいたらクビになるやもしれぬ…で 我が子を保育園でお世話になりながら 泣く泣く仕事をしていた妊婦だったわけである。


その母親の子供が…ふびんでならなかった。

私なら。仕事をしていかなくても大丈夫な環境なんだったら。子供達と目一杯遊んであげるのに。


そんなこと 口が裂けても言えないので、言わない。

代わりに
『今日はぜひとも勝って、スッキリしてくださいね~!頑張ってくださいよぉ~!』
…と 言う。

私はプロである。


その約10年後。
その家族のご主人が倒産されたらしく 毎日乗車していた そのお客さんは すっかりパチンコ店の往復ができなくなったようである。

同僚の皆は リピーターのお客さんが一人減って 残念そうに話していたが…。


ざまあみろ。である。

No.23 13/07/20 14:27
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おじいちゃん おばあちゃん よく聞いて。

私は タクシードライバーなんだよ。

乗り降りに苦労されるのは わかるよ。
それは 承知しているから できる限り親切に対応させてもらっているわけだよ。

でも もう一度言わせてもらうが 私は タクシードライバーなんだよ。

ヘルパーさんじゃないんだよ。

買い物の荷物が重たいから といって 玄関口までは 普通に動いてあげられるよ。人として当たり前の動きだ とも 思っているよ。

でもね。
そのスーパーの荷物振り分けて冷蔵庫にまで閉まわされたり 本人が行かなきゃいけない役所の老人サービスを代行して ご老人の中に紛れて 待たされて 書類を受け取りに行かされたり…てのは ちょっと違うんだよ。

いつまでも営業車、放置している訳にもいかないんだからね。


図々しいのは 若者にはウケないよ。
気をつけてね。

No.24 13/07/20 15:33
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たまに ワンメーターだからといって恐縮されながら乗車してくるお客さんがいるが。

まれにワンメーターを『ハズレ』呼ばわりにするかのごとく イヤミを言う馬鹿なドライバーがいるから 恐縮されるのだろう。

しかし。

本当は『ワンメーター』が悪いというわけではないのだ。

効率 の 問題なのだ。

近場のお客さんに出会っても その場 その場で お客さんに巡り会うことができれば それは効率のいい仕事 なのである。

私達の地域は ワンメーター660円だが 実は 660円の仕事も 1000円の仕事も さほど時間が変わらないのだ。だから 効率だけを考えると ワンメーターが嫌いだ と 考えるドライバーが 確かにいるのは 事実だが 私はそんな時は こうやって考えることにしている。

『1000円の仕事に当たった車より早くタクシー乗り場に戻れる、少しでも早く次のお客さんを乗車できる』

こう気持ちを切り替えることによって 自分の中で 仕事の効率をあげることに成功しているので 私はあまり お客さんが申し出る距離に イライラすることはない。

とにかく 効率の問題なのだ。

確かに 暇な時に たまたま手を挙げてくれたお客さんが2~3000円の仕事をさせてくれたとしたら それはそれはありがたい話になるが…。

でも だからといって『ワンメーター以上の客』が 嬉しいと思っているんじゃないか という 勝手な思い込みで 踏ん反り返るのはやめていただきたい。

なぜか?

例えば。仕事が終わる時間になって 入庫するために そちらの方向に行きたいと思って走っている車が 反対方向のお客さんを乗車した時。

それは 効率の悪い仕事となるのだ。


とにかく 効率の問題だ。

私は どんなお客さんにも 感謝して仕事をしているつもりだ。
この不景気事情の中で 乗車してくれるなんて 嬉しいものである。
だから あまり効率ばかりを気にしていることもない。


かつて私も 学生の頃 空港から近場までタクシーに乗ったとき とんでもなく嫌がらせを受けた客だった一人でもある。


私は そんなドライバーには ならないでおこうと思う。

No.25 13/07/20 16:47
転職検討中0 ( ♀ )

タクシーに乗って 行ってほしい道 場所などを指示する時。

できるだけ

右 左
東西南北
1つ目 2つ目

で 発言していただきたい。


ドライバーは前を見ながら運転中だったりする。

『そこの角、曲がって…』…右にも左にもあるだろ、どっちだよ?

『あそこに見える電柱の前で』…今視界に見える電柱は8本くらいあるけど、どれなんだよ?

『この指を指してる方に行って』…前向いてるんだよ、指指されたってわからないんだってば。


という感じ。だからである。


タクシーに乗って
『こそあど言葉の指示』は やめていただきたいのである。

No.26 13/07/20 19:36
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最近では 普通乗用車にも付けている車両が増えたようではあるが 私の勤務している会社やその近辺の他社のタクシーのほぼ全車両に ドライブレコーダーが付いている。

機種によって 映り方 記録収集の内容は 様々ではあるが なかなか賢いヤツなのである。

私達の営業車に付いているドライブレコーダーは ご丁寧に時速まで出るので 万が一の事故に遭遇した時に そういう総合的な判断で 上司はドライバーに反省点を求めることがある。

私達 タクシードライバーの 二種免許 というのは

普通免許を
『事故に遭わないようにする免許』とするならば
二種免許は
『事故に遭わせないようにする免許』なのである。

特に 私の会社は 事故やクレームに厳しい。
ボケッとしていて何かに当たった自損事故なんかを
『いゃあ~、猫が飛び出してきましてね~』
…なんて言って 嘘がバレて 地区外移動になった かわいそうな同僚を 私は知っている。

No.27 13/07/20 21:03
転職検討中0 ( ♀ )

あと ドライブレコーダーについて もう一つ。

どこかの動画サイトなんかで観たこともある人もいるだろうが、とにかく 最近のドライブレコーダーは 綺麗に 精密に 車外が映るのである。

たまに 私個人的に思うことがある。

これを利用して 無茶苦茶な違反者の面々を 警告あるいは処罰できないものか?

警察がいないから と 行う逆走や信号無視。
50ccバイクの二人乗りやノーヘルや暴走族。
酔っ払いの車への危害。

私達は 警察官ではないから 何かあった時に 協力をすることは ある。
でも いつも 事が起こった後 の 協力なのである。

事前に取り締まりことができれば どれ程仕事がしやすいか…と 考えることがある。


左右を全く見ないで 赤信号を悠々と渡る自転車がある。
こちらから見てると 自殺志願者なのか?と 思える程 だったりすることもある。
まぁ一応 そんなこともあるんじゃないか と 思いながら運転している訳だから 今のところ そんな自転車を跳ね飛ばしたことは 私には無い。

でも そんなだから やむを得ず急ブレーキをかけたりすると。
お客さんが つんのめって。
荷物が バサバサー
その荷物の一部が『ぐっちゃ』←卵の割れた音

ちょっとのことで 車内事故に発展するのである。

お客さんに怒られるのは まぎれもない この私なのである。


『よく見てたね』
『あの飛び出しで、よく止まれたね』なんてことは あんまり言われないものなのだ。

無事故で当然。なのだから。


もちろん。卵代金、弁償するのである。

他の同僚には それと同じく メロンを割って 弁償した人もいる。

No.28 13/07/20 21:36
転職検討中0 ( ♀ )

《休憩》
レスで 励ましてくださった方 ありがとう。

まだまだ愚痴って スッキリして 改めて気持ち良く乗務して 気分良くお客さんにご乗車していただこう と 思います。

よろしくお願いします。

No.29 13/07/21 14:26
転職検討中0 ( ♀ )

タクシードライバーになって 愚痴りたい内容が増えたのは 事実である。

こんなにも私は 心の狭い女だったかな?とさえ 思うことがあるほど お客さんやら交通社会などに苛立ちを覚えて それが自身の限界を超えてしまっているのではないか と 思うのだ。


しかし。
タクシードライバーになって 良かったな と 思うことがあることも ここで話したいと思う。


昨日の夕焼けは 見事だった。
ものすごく 綺麗だった。
こんなに綺麗な夕焼け空を私が今独り占めして眺めていて いいのだろうか とさえ 思った。


あと
春の桜の時期
夏のカッコイイ入道雲
秋の紅葉
冬の初雪の積もった山脈

自然の美しさを 仕事中に満喫できるところは いい。

…まんざら。
嫌なばかりの仕事でもない。
だから20年も勤務しているのだと思う。

No.32 13/07/21 22:46
転職検討中0 ( ♀ )

今日は 非番(お休み)である。

今朝の朝方4時に自宅に帰宅、私は時間に焦っていた。
出来れば 5時までに寝床につきたかったのである。

用事があったのだ。

夕方から有名アーティストのコンサートがあったからだ。(笑)

娘がファンで 何度か座席の抽選にトライしていたのだが ことごとく落選、お金もないので 仕方なく 立見でなんとか2枚をゲットしたのである。

彼女もまた、不景気で給料の乏しいタクシードライバーの事情を知っている人間なのである。
そういう訳で、娘は 立見でも 喜んだわけだが…


立見。である。
皆さん。『立見席』をご存知だろうか?

座席の一番後ろの位置で 早い者勝ちで 場所取りを繰り広げる 凄まじいバトルになるのである。

おまけに まずは開場する前に 炎天下の中 地べたで座って 何時間も待つのである。

座席の料金より若干安いが それ以上のリスクを背負わされるチケットなのである。


炎天下の中 待たされ 開場してバトルを繰り広げ そこを維持するために できるだけトイレも我慢して待つのである。

睡眠不足でも うっかりウトウトしていたら先を越されるのである。


5時までにシャワーして
洗濯機のタイマーをかけて
シンク回りを片付けて
明日のバトルのための準備をして
熱中症に備えて お茶を冷凍庫に入れたら

さぁ。8時半まで寝るぞ!
しっかり寝ないと倒れちゃう。


すると。

『お母さぁ~ん』
『何か作ってぇ~。』

…コンサートが楽しみで早く起きすぎた娘が 卵焼きのリクエスト…。


悶々としながら 卵焼きを作る私なのである…💢

No.33 13/07/21 23:13
転職検討中0 ( ♀ )

不景気で給料が乏しい と 何度となく ここで同情を乞うている この私が
『コンサートなんかに出掛けることができるなんて。別に経済的に余裕があるんじゃないの?』と 思われたかもしれない。

いや。全然。
余裕は ない。
出来れば お米代に使いたいと 思っているのが 正直なところだ。(笑)


でも これは 私が目的とする『必要経費』なのである。


娘は 今現在 リハビリ中なのである。

3ヶ月前に 事故で片足をケガしたのである。

事故に遭わされた直接の車が タクシーだった という なんとも皮肉なもので。
不景気タクシー事情を知り尽くしている私は、その事故を起こしたドライバーさんが『お客さんが手を挙げているのが見えたから…つい確認しないで右折を…』という話に 頭ごなしに怒れなかったのである。

当時 娘の足は 再起不能だと診断された。
絶望的だった。
悔しくて ただただ泣いた。

娘は ダンスをやっていたからだ。


もう ダメだと思ったが 一番そう思っていたのは 娘本人である。

しかし。なかなかそれを態度や言葉に示さない。
自己処理で運命を受け入れようとしていたのである。


しばらく静観していた。

しかし。娘は凄いのだ。
手術を執刀していた先生の腕が良かったのか?
娘がダンスをしていたことで 体力と柔軟性があったからなのか?
リハビリが とんでもなく順調に運び この夏には 神経や筋肉が再生できなかった部分も すっかり再生できた部分でカバーできるようになり

びっこがなくなり
歩けるようになり
ヒールが履けるようになり
そして この夏には
ダンスの夏期講習なるレッスン等を 部分的に再開させることになった。


今回のアーティストのコンサートは 娘が所属している事務所の先輩で 周りのダンサー達は 娘の先生方 なのである。


別に 有名になんて なってもらわなくてもいいのだ。

何か目標が出来て それに向かって努力すれば 道はひらけるし いろんな選択幅ができる。


華やかな舞台が終わり 感動に包まれたフィナーレだった。
娘をちらりと覗いたら 目が輝いていた。


娘が 以前以上に 動けるようになり 好きなダンスが 障害なく出来るようになりますように…。

そのために使った『お勉強代金』を 無駄だと思う私ではない。

明日から また 地道にタクシー乗って 頑張ればいいだけの話なのである。

No.34 13/07/21 23:32
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訂正。

娘が事故に遭ったのは 3ヶ月前 ではなく 今年の3月に…だから 4ヶ月とちょい くらいだった。

余りにも順調に回復しているので 間違えたのかも。

でも それは別にどうでもいい。
頑張って 回復できれば。

世の中には 回復しきれなかった方々 命を落とされた方々 不幸を受け止めなければいけなくなった周りの方々… たくさん たくさん居てるのだ。


私は そんな方々の病院への送迎を よくしている訳で
霊柩車の後方を追従することもあるわけで

なので 事故は絶対防がなければいけない。


娘が事故した時も

『明日は我が身』
『加害してしまうことも、明日は我が身』

改めて 安全運転を心に誓った私である。

No.35 13/07/21 23:42
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《休憩》
レスしてくださった方 ありがとう。

私は 多分 これから先も どんどん愚痴っていくつもりですが。


確かに。ドライバーの方にも問題ありき の出来事も あります。

『私も同感だ』
と、思う内容は、それに応戦するべく語りますし

『いやいや、それはたぶんこういうことだからでは…』と、簡単に 解説できることもあるかもです。


今のところ いただいたドライバーの文句レスに 解説できる内容は なぁ~い💢(笑)

だから まだまだ身勝手な人間が多いのだ と ひとくくりに言ってしまっても 過言ではないのかもしれない。


いろいろドライバーに対する文句レス 下さいな。

少なくとも 私は その意見に忠実に応えるドライバーを 目指します。

No.37 13/07/22 11:04
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『一言、謝ってくれたら…。』

このような言葉のフレーズがある。

人間なのである。人と人とのコミュニケーションは 大切なものなのである。


ある時 道が工事で渋滞していた。

また ある時は 妙な所に放置してある違法駐車があり 交通の流れを妨げていた。

そして またある時は 事故で渋滞していた。

またまたある時は 電車事故で到着させた駅の電車が停止中だった。…そのまま 直接目的地へと急ぐ合間の踏切が やっぱりその事故で開かずの踏切になっていた。


後ろで お客さんの様子を伺う私。

『……チッ💢』
『…ふううぅうぅ。💢』

私はすかさず こう話すのである。

『なんだかタイミングが悪いですね。申し訳ありません。ごめんなさいね。』


私は プロである。
この際 誰のせいなのか?何が原因なのか?は 関係ないのである。

時間がかかってしまうこと、料金がかさんでしまうこと に対して。

私が 悪いのである。


渋滞の原因も
信号のタイミングの悪さも
お月さんが丸いのも
郵便ポストが赤いのも
鏡に姿がうつるのも

全部 全部 私が悪いのである。


でも これでいいのである。

私の仕事は 最終的には お客さんに気持ち良く乗車してもらって 気持ち良く降りていただく のが 仕事なのである。


渋滞 料金の増加
小心者の私には イライラもするし 泣きそうなのである。


でも 辛い時間を乗り越えて 苛立っていたお客さんを そこそこなだめるのに成功し そこそこ機嫌を直して降りていただく のである。


言葉のマジックである。
せっかく人間に生まれてきたのだから 多少ふに落ちないことがあっても いいじゃないか。


『終わり良ければすべて良し』なのである。

No.38 13/07/22 11:37
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複数人数で1台のタクシーを使うお客さんに お願いしたいことがある。


どういう感じで動いてほしいか?ざっくりでいいから 乗ってからすぐ話していただければ と 思う。

複数、団体さんで ひとまとめに降りる時の話ではない。

一人ずつ それぞれの自宅(行き先)に 経由していく場合の乗車のことを言っているわけだ。


特に私は 無事故を目指して勤務している。
お客さんがご乗車中は 結構 神経を尖らせて ピリピリしているのである。

ある目的地に到着。
すると やはりホッとするのである。
気の張った状態から スルスルと緊張が解れる。

その時に お客さんの内の一人が こう話す…。


『え~っとぉ、次はぁ~○○!』

気の抜けた状態から 緊張感を取り戻すテンションに持って行き直すのに 毎回苦労している私なのである。

No.39 13/07/22 12:18
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人と人とが向き合う仕事場、特に 接客業にツキモノなのが『クレーマー』である。

どこの世界にも 何人か必ず存在する。
きっと暇潰しなのだろう。決まって どーでもいいことに対して あれやこれや わざわざ電話代を使って 報告しては 謝罪してもらうことに快感を覚えているようである。


私の会社にも その手の『有名人』が いる。


『シートベルトを閉めてと言う💢私が太っているから苦しくなると言ってもお願いされる💢イヤミか?💢』

…いえいえ、このご時世、臨機応変に対応してますがね、本来交通法では シートベルトをしていただくまで 車を動かしたらいけないのですよ?
臨機応変に対応できなかったドライバーも 若干の問題があるかもしれませんがね、あなたにそうまでしてベルトを閉めさせようとしたドライバーさん というのは 社内では表彰モノなのですよ。


とにかく このクレーマーおばさん、いろいろとネタを探して電話をかけてくるのである。

まだまだあって ツッコミ所 満載なので 所々でまた 話させていたたくことにしよう。

No.40 13/07/22 13:47
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『公文式』という学習システムをご存知だろうか?
簡単に言えば プリント学習 である。

子供の頃 私はスパルタな母に逆らえず?この学習法に世話になっていたことがある。

おかげで 計算はなかなか速かった。

しかし。
計算は速いのだが、『公文式』なのである。

書いて 目で見て 確かめて 答えることは得意だが…。

暗算が若干苦手なのである。


もともと 計算の積み重ねはしてきているのだから 落ち着いて暗算すれば さほど問題はないはずなのだが。

道路上の しかもリアルにお金を触っての 計算である。
お客さんは 早く目的地へ向かおうと 待っている。その時に あれやこれや タクシーチケットを渡されたり 割引手帳を見せられたり 金券などを渡されたり…『足りない分は現金で…。』と言う。
後方を確認すると 早くどけ とばかりに 待機している自家用車の列。

小心者の私は 一気にテンパって 慌てる 慌てる…。

どうでもないような簡単な計算を うっかりミスしてしまうのである。


これは たぶん 人間の性だと思うが
大抵の人は お釣りが足らないと 申し出るが
お釣りが多い時は 心の中で『ラッキー』と 思うものである。

だから 別に そこらへんは 仕方ない、間違えたのだから…という気持ちで 反省に繋げるのである。


…しかし。
ボケ防止のために そろばんでも習ってみたら もう少し焦らず仕事ができるのではないか?と 思う 私なのだが まだ 自分の為にそろばん教室に支払える経済的余裕は ないのである。

No.41 13/07/22 17:10
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少し前に『こそあど言葉厳禁のお願い』をしたばかりだが もうひとつ これと同じく よくある事例をお話してみたいと思う。


人によって感覚が異なる表現の例である。


『ちょっと』と『とりあえず』


よく使う言葉だが 私には難しい言葉になる。


『ちょっといったとこ、こっち(お客さん右を指差している)曲がってね~』

…この『ちょっと』の 距離だが 曖昧であり なおかつ こちらの走っている速さによっても 感覚が違うのだ。


この時のお客さんは この『ちょっと』の 距離が 1.5キロ程あった。

私は カーブを曲がって減速していた時に それを言われたので あと4~50メートルの所なのか と 思っていた。
急に右に曲がらされると 周囲に対する確認が怠ったり 歩行者や自転車を巻き込んでしまったり 右折禁止だったりすることもあるから できるだけ慎重に動きたいのだ。

すると。
『ちょっとぉ~急いでるのよぉ~もうちょっと速く走れないかしらぁ~』と お客さん。


速度のノッてる時の『ちょっと』なら 私ももう少し普通に走っていただろう。

しかし。曖昧すぎて 謎な場合が多いのである。



次では 『とりあえず』の話を しようと思う。

No.42 13/07/22 18:23
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次に『とりあえず』である。


皆さんの中でタクシーに慌てて乗ったりした時

『とりあえず 出て(出発して)。』
『とりあえず 行って。』
『とりあえず まっすぐ。』

これは 承知。なのである。


問題は このあと である。


落ち着き出した頃のお客さん、『さて どこを目指しましょうか?』と 尋ねたところ

『まだ。まっすぐ。』

……。

行き先も 方向も 言わぬまま 道が二股になっている。

『お客さん、二股ありますが、どちら行かれますか?』
『右の方にまっすぐ。』

……。
角度的に言うと 左の方が まっすぐ ってことになるんですよ、お客さん。
しかも ご自分で『右に』と 言ってるじゃないですか。まっすぐじゃないんですよ。お分かりですか?

…で。
いくらもまっすぐ走らないくらいで

『ここ。右!』
びっくりですよ、お客さん。
全然まっすぐじゃあ ありませんよ。


車は急に止まれない。

運転する時の三原則
見る 判断 操作

心と時間に余裕がないと できないんですよ、お客さん。


よろしく頼みます…。

No.43 13/07/22 20:33
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街中で タクシーを止めたいと思う方に お願いしたいことがある。


手は しっかり挙げてもらいたい。
そして 車全体を見るのではなく できれば ドライバーの姿を探して 顔を見つけたら そのドライバーの目を しっかり見てほしい。

すると ほぼドライバーは 車を探しているお客さんなんだな ということが わかるのである。

あと。
手の挙げ方で ちょっと分かり辛いのが 割と若い方に多いのだが 両手をブンブン振り回して ピョンピョン跳ねて 最上級の笑顔で タクシーを拾われようとする方。


…あまりにもハイテンションだと タクシーを拾われたいのではなくて タクシーの付近に走っている自家用車のどこかに 待ち合わせしていたラブラブの彼氏が やっとこさ参上して
『あなた~💕私はここよ~💕』
と いうアピールをしている雰囲気 と 勘違いすることがある。

いやいや。お幸せで何より。


あと 似たようなジェスチャーの中で

タクシーかバスが 来たのが早い方に乗ろうとしていて、バス停に待っていて

タクシーが来たぞ!
よし! あれを拾うぞ!
…手を挙げたちょうどその時に 別の視界にバスの姿…

とっさに時計を見て さりげなく目を反らす方。
同じく 後頭部を触って 髪をかきあげ やはり さりげなく目を反らす方。


事情は わかっているのである。

一応 そのジェスチャーによって 私は車を止めたのである。

『ごめん!バスが来たから、それに乗ります。』

簡単なので そう言ってほしいのだ。

バス停に止まった私の どうすればいいのか困惑している姿を 目を反らさずに見てほしいのである。

No.45 13/07/22 21:36
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《休憩》
毎日 いくつかのレスが届くことに ニヤニヤしながら読ませてもらっています。(笑)

これは 確かにどなたかが 私の愚痴に 耳を傾けていただけている証になるわけで。

とにかく スッキリします。

ありがとう。

少しずつ 皆さんから頂いたレスに対して返事を兼ねた内容を折り込ませた文章で綴っていきますので これからもよろしくお願いします。

No.46 13/07/22 23:43
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私は 女だったりもするので たいがいのご老人のお客さんには 親切にしよう と 心掛けている。

人生の大先輩なのだ。
私より もっと もっと 長く人生を生き抜いてきた 尊敬するに値する人物なのだ。


表現は適切ではないかもしれないが 図々しい人や 痴呆が始まって悪気はなく無理難題を言ってくる人も 少なくないが

なかなかチャーミングなおばあちゃん や ダンディーなおじいちゃん なんかも いるのだ。


私を必要以上にイジメてこない おとなしくて優しいおじいちゃんやおばあちゃんは 特に親切丁寧に対応している。


お客さんがご老人だと 目一杯マックスで声を張り上げて ご挨拶。

ある時のおばあちゃんは 私にいろいろ質問してくるのである。

それを真剣に聞き 考えて 結論をおばあちゃんに向けて発言する私…。

……。…あれ?
何か?私の発言が 気に食わなかったか???


信号待ちで 身体を後ろに向けて もう一度声をかけると。

『え?なんて?…ちょっと耳が聞こえなくてねぇ~。はっはっは。』

…そりゃあ 大変ですよね。
お察しします。お大事に。

でも。
耳が聞こえにくいなら 私に質問攻めするのは やめてくださいな。
できれば 補聴器を準備してからにしてくださぁい。

No.48 13/07/23 10:14
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耳のご不自由なおばあちゃんの話の 続編である。

質問をしていながら 全く言葉のキャッチボールができないまま 目的地周辺までたどりつく。

さて。いよいよ こちら側の質問タイム である。


『おばあちゃ~ん、じゃあ、このあたりから どこを曲がるか言ってくださいねぇ~。』

赤信号で止まった時を狙って 身体ごと後ろを向いて 私がしゃべる口元や目を見てもらいながら 質問する。

もちろん 腹式呼吸を使って 地声マックスである。
カラオケマイクなんてなくてもカラオケが出来そうな声で 質問する。


おっと。信号が青になってしまった。
前を向き直して 走行。


おばあちゃんは 耳が遠いが 別にボケているわけではなく 言葉もはっきりしているし 意味が伝わらなくてコミュニケーションが取れなかった人ではないので 道案内を始めてくれる。


『次を右行ってぇ~、』
『はい!』←相手が聞こえにくいなら 答えない、じゃなく さらに大きな声を出して 返事する。当然である。
同時に かなり大袈裟なジェスチャーを繰り広げる。
『はい』と 答えたことが聞こえなければ 健常者でも不安であるのだ。

運転しながら べっこりと頭を下げて。イエスの合図。


続いて おばあちゃん。
やっぱり。
『次のあそこの家の前。』…出た。こそあど言葉である。

『こちらの家でいいでしょうかね?』これまた片手運転しながら おばあちゃんが質問が聞こえてなくてもわかるくらい 大袈裟な指差しをする。


『そうそう。ここよ。ありがとう。』


いえ。こちらのほうこそ ご乗車 ありがとうございました。


いろんな人間が乗ってくるタクシーなのである。

ひとつ ひとつ キャリアを積み重ねていくことで 打開策を生み出していくことができるのである。


気持ち良く 乗っていただいて
気持ち良く 降りていただく
次もまたタクシーに乗ってもいいかな?と 感じてもらえる営業をしないと この不景気には乗り切れないのである。

No.49 13/07/23 17:49
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会社によって 厳しさにはかなりの差がある。

やはり 看板の力の大きさ 台数確保の規模 バックの企業の大きさ によって 大きければ より厳しくなっているといった感じである。

事前に話したが 私の勤務する会社は この地域では最大手である。
たくさんの各営業所を持ち 本家本元の本社から『のれん分け』してもらって 本社の傘下でも きっちり株式市場を任され 作りあがっている会社である。

36番さんのレスにある話の中で、『家内には○○タクシーには乗るな!』と言われていることがある中で、私達の会社は『○○(私の会社)のタクシーだから乗りたい』と言ってもらえる会社である。


何が言いたいのか?
まぁ 信頼性のある会社で働けているのは光栄なことであって 誇りに思っているけれど…。

別に 自慢話ではない。


とにかく。厳しいのだ。
とにかく。あたりまえだが お客様第一 なのだ。


ここで一つ 例をあげたいと思う。
よくある話で 『忘れ物』である。


忘れ物を発見すると とにかく記憶を必死で巻き戻して その忘れ物が無事に忘れ主に届く手段を探すのだ。

どんな方だったか?
どこで降車したか?

思い出して 返してあげられる状況なら 営業を一時中断しても そちら優先に一目散に忘れ主に届けに行くのである。


お客さんには 喜ばれ。
たまに お礼のお電話が 会社に入る。
一応、報告の徹底も行き届いている会社なので お礼(もちろんクレームも含めて)掲示板に貼付けられるのだ。


ここまで話せば たぶん『いい仕事やってるな』『お客さんに優しい、いい会社なんだな』と 思ってもらえるかもしれない。

その通り。会社側の狙いは そこ。なのである。

こういう積み重ねが 信頼度を増すのである。


しかし。
実は ドライバー側としては また別の 物語があるのである。

乞 ご期待。

No.50 13/07/23 18:11
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『忘れ物』続編。

忘れ物をさせてしまった時の 私達ドライバーが 社内で繰り広げられることになる 忘れ物を発見してからの 私達の動きを ご紹介する。


まず。発見。
焦る。かなり焦る。
この時の落とし主が検討つかない。返しに行けない。
焦る。ものすごく焦る。
仕方ないので 会社に持ち帰り 報告する。
上司が出てくる。ブラックリストを片手に…。
『どうして?忘れ物をさせた?ちゃんと忘れ物をされないように言葉がけをしたのか?』どやされる。怖い。
ブラックリストにドライバーの名前 忘れ物の内容 カウントを記入される。
カウントを数えて3回目で 本社直々にお怒りの使者(人事とか社長クラスのちょっと下あたりの偉いさん)がやって来て 始末書片手に 怒鳴りに来る。怖い。
何時間も反省文なる始末書を書かされ もうその時点ではドライバーはクタクタなのである。

同じく 事故をしてしまうと それの10倍くらいの罰?を喰らうのだ。
事故といっても、私達の会社でいう『事故』というのは、ちょっと花壇に擦って1cmほど塗装が剥げただけでも『事故』になる。


私達の会社の理屈で言うと
忘れ物も事故も『信頼を損なう事故』なのである。


お客さんの為には いいことなので そこをとやかく言わない。
私達も 忘れ物をさせてしまうと そのような大きなリスクを背負うから 皆 必死に 忘れ物をしていただかない様に お声掛けを徹底しているのである。

人間なんだから うっかり ということは 誰にでもある。
だから 別に 忘れ物をしてしまったお客さんに 届けに行ったりすることには 何も思わない。
逆に 丁寧にお礼を言われると まんざら嫌な気分でもない。

しかし。
私 個人的に思うのだが。
忘れ物 というのは
した本人が 一番 悪いと思うのだ。
雨上がりの日の 傘のお忘れ物は とにかく多いが 忘れる理由や状況は 痛いほどわかるのだ。

でも 本当は、
忘れ物をさせた 私達が悪いのではなく
忘れ物をしてしまった方が悪いのでは…。


…昨日も 日傘の忘れ物があったようで 一生懸命言い訳しているドライバーが めちゃくちゃに怒鳴られていて 私達同僚は それを涼しい目で眺めていたが…。


ほんのちょっと 彼をかわいそうに思った 私なのである。

No.51 13/07/23 20:28
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タクシーの料金システムについて どのくらいご存知だろうか。

メーター料金には
走行料金 と 時間経過料金 とが 合わさって それがメーターの機械の中で コンピュータで割り出して それぞれに切り替わりながら料金が設定される。

地域 会社によって 今は様々なので あんまり詳しく話しても仕方ないので そこは省略するが…。


赤信号のタイミングが悪いと 料金がいつもより高くなることがあるが それは時間メーターに切り替わってしまっている瞬間が加算されてしまうからなのである。

そんなとき、お客さんは ドライバーが『いつもより高くお金がかかってさぞ嬉しいだろうね💢』と思われてしまいがちだが、確かに効率的にそういう場合もあるのだが…。

走ってなんぼ。の商売である。

2分じっとしていて事後メーターがポコンとあがるのと比べたら 2分ビュンと走って300円分の仕事をしている方がいいのである。

つまり。簡単に言うと。

時間のかかる仕事は 『効率が悪くて辛い仕事』なのである。



…この話を前提にして 次に話を繋げたいと思う。

No.52 13/07/23 20:41
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飲み屋で働いていて タクシーをお客さんに呼んであげることのある方に 聞いてもらいたいことがある。


私達の会社は『この不景気だからこそ 出来るだけサービスをしようじゃないか』といった方針なので 電話で呼ばれた場所にタクシーを到着させて 声掛けをしたら…まずしばらくはサービスとしてメーターを操作せず待つ。

…本来規約上では メーターを倒して待たされてる時間を 待ちメーター換算で頂くことが許可されているのだけれど…

そうはしないのだ。

私達のタクシー会社は できるだけ親切に対応しているのである。

いつまで待つか は そのドライバー個人ごとに任されているので そうは しない人も もちろんいてるが 私は しばらく様子見で 待ちメーターをかけないで待ってあげている。


しかし。だ。

電話がかかって 指令を受けて 到着…。
この間 約2~3分、遅くとも10分以内には 到着できるように現場は頑張って動いている。

お客さんをなるべくお待たせしないよう 我等は頑張っている。


着いた先の飲み屋さん。
声掛けを しに伺ったら、綺麗なお姉さんが一言…。

『まだ(タクシーを呼んだお客さんが)カラオケ4曲終わってないから待っててねぇ~』


にっこり顔で簡単に言わないでほしい。

カラオケ1曲約4分、計16分、帰る用意や名残惜しむ時間を含めて 総計約30分くらい平気で待たされることがあるのだ。


私は 小心者だし 女だし。
お客さんから『料金が高い💢』と 怒られて 残念な気持ちになるのが嫌なので…待つのである…。


しかも。
私の会社は お迎え時のサービスとして 車から降りて ドアの開閉を自身ですることをしているのだ。

寒い日
暑い日
雨の日
雪の日

むなしい気分で ハイテンションのお客さんを 黙々と待つ 私なのである…。

もちろん 私はプロである。

30分自分が待たされたとしても やっと出てきたお客さんへの第一声は

『お待たせしましたぁ~』
である。

No.53 13/07/23 21:04
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《休憩》

毎日 レスが頂けて 光栄です。
ありがとう。


一人一人に返事をしていませんが もちろん読んでますし感謝しています。

時折 話の中で 返事を織り交ぜながら 話をしていますので よろしくお願いします。

No.54 13/07/24 01:24
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私は このタクシーに 20年乗っている。

逆算していただいてもわかるように 独身の頃から乗っているわけだ。


独身の頃の私には 当時は 当然のことながら 子供はいなかった。


まだ20代前半 タクシー業務を知り尽くしてはいなかった時 若気の至りで まだまだ技能も考え方も 仕事への取り組み方も 未熟だった。


若かりし頃の私は かなり『勘違い女』だったのである。


タクシーは急いでいるお客さんのための乗り物だから 出来るだけ早く目的地に到着しなければいけない。


馬鹿なことに そう思っていた頃があった。


正式な言葉ではないかもしれないが
『通行禁止時間帯区域』
という道路がある。

ほとんどの方がご存知かと思うが 主に学校や幼稚園など 子供・学生が集中して通る通学路としてある道路には 特に そのような区域が設けられている。


未熟な私は
『どうして学校が休みな土曜やら 夏休みなども 通行禁止を解除して 道路を解放しないのか?』と イライラしたことがあった。

昔のことだから 許していただきたいが 二種免許を持っていながら 警察がいないことを確かめて こっそり通過したことも たまにあったりした。


そして。何年かして 私にも子供が産まれた。
出来るうちに働いておこうか…と 子供らを保育園でお世話になり、小学校に入ると 学童保育という場所で お世話になった。

私達の業界は 曜日が関係なくシフトが組まれていたりすることも少なくない。
旦那は 不定休
私は 日勤で毎日だったのだが 休みが日曜しかなくて 土曜 学校がない時も 子供らは学校に通った。
夏休みも 冬休みも 皆が休みで のんびり家で休みを満喫している時に 我が子達は 親の為に協力をしてくれたのだ。


恥ずかしい話だが 自分に子供が産まれて 心苦しい経験をしたことで ハッと気づかされたことがあった。

その『通行禁止区域』のことである。


もしかしたら 昔の私のように『なんでだよ?』『ちょっとぐらい』と お考えの方もいるかもしれないが。


保育園児 学童保育児童 部活している生徒 学校に補習&補充を受けに行くいる生徒

結構 学校が休みでも そこを通らなければいけない児童や生徒が やっぱりいるのである。
近所の方々も その時間帯は 歩行者天国だという意識で 安心して のんびり通行していることもある。

だからやっぱり守るべきなのである。

No.55 13/07/24 12:07
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クレーマーの話の 続編である。

まだまだあるから シリーズ化するかも… である。

とにかく クレーマーという困った人達は たいてい 自分が一番かわいいのである。
だから かわいい自分が一番になっていないと 許せないのである。


ある 珍しく忙しかった雨の日 私達は 傘代わりに普段利用されない方々にも 次の雨の日にもまた 乗っていただこうと 必死で仕事をやっていた。

お客さんがタクシーを利用するときは 困った時なのである。
雨が降っていたことで 困ったお客さんが その時 集中しているのである。

当然 電話対応も 殺人的に忙しくなるのである。

タクシーを利用するお客さんは 困った時に利用する人 の他に 時間を買う目的で利用する人 というのもある。

その日は 電話対応に大変だったらしい。
(私はドライバーなので電話は取らないが、配車指令係がそう話していた)
ひっきりなしに電話がかかってくるので 利用したいお客さんが 何回か電話をしないと 話し中で繋がらないことがあったりした状況だったらしい。


電話を受けた。クレーマーおばさんからだった。
『ちょっとぉ~、何回電話かけたと思ってるのよぉ~』

一発で電話が取ってもらえなかったかわいそうな私 を いきなりアピール

『昨日の乗ったドライバーが今日は雨降らないんじゃないかって言ったから、そうだと思っていたのに、なんなの~この雨~』

いゃあ~自然のことですからねぇ~お客さん。…などとは 言わない。
そのドライバーに代わって 電話を受けた者が丁寧に謝罪。

で。今日は どちらにお迎えに行けばよろしいでしょうか?と 訪ねたら

『今日はいいのよぉ~。明日、出かける時にまた連絡するから。』
『明日は私が電話をしてから10分~15分の間に到着させてくださいねぇ。』


なんだ。今日は車は要らないのか。しかもまた 難しい注文して。
この間 隣の電話受けは 4名の配車指令を完了させている。

ちなみに。
このお客さん。
こちらが言った通りの時間にお迎えに行っても その時間に出てきたことは 100% ない。
その時間どころか それからたいがい10~15分は 必ず待たされるのである。


難儀なクレーマーである。

ドライバーの中では この人こそが『クレーム』になっていることを 本人はまだ知らない。

しかし それをばれるとなく仕事をするのが プロなのである。

No.56 13/07/24 12:45
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30番さんのレスに ドライバーからの言葉に怯え なかなか降りれなかったという話があったが 自分の話にヒートアップして酔いしれ 周りが見えなくなっているのは イタい。

30番さん お気の毒である。

今から全く逆の立場の状況で 酔いしれてしまったお客さんの話をご紹介する。


一人暮らしのおばあちゃん。たぶん話相手が少ないのだろう。大きなお屋敷に住んでいるが 寂しいのか いつもタクシーを利用してくれる。その車内で会話することが楽しみなのだ。


状況を踏まえてみれば そんなこともわかるのだ。短い距離 あっという間に到着してしまうのだが リピーターのお客さんなのだ、乗り込んでから到着するまで『聞き上手』に 会話を行う。

こういうお客さんには こちらからべらべらしゃべらないのだ。
話したい と 思って 乗ってくるのだ。喋らせてあげて それを聞いてあげることが プロの接客なのである。


いいおばあちゃんなので たぶん悪気はないのだが このおばあちゃん いつも ちょっとだけ…ほんのすこしだけ 鈍感なのである。(笑)


目的地まで到着。
お支払いが完了 ドアを開ける。
まだ 喋りたりないのか まだまだ喋っているが そんなことも承知だから こちらもゆったりと対応。

ぼちぼち 降りる。
お年寄りなので ゆっくりだが それも承知 危険がないように注意していただきながら 身体が地面に着く。

ここで質問。
この段階で おばあちゃんが どのような感じで身体があると思われるだろうか。

ドアの開閉する間の空間にいるのである。

ピンときた人がいたら 正解である。
もうちょっとだけ ずれてくれないと 車のドアが閉められないのである。

でも 私はプロである。
お客さんに『閉められないから、どいて』なんていう言葉は 使わない。
少しだけ 待ってみる。

すると。おばあちゃん 何を思ったのか?まだ私がしゃべりたそうにしているのと勘違い。

その場で しかも車体を杖代わりに手を添えて まだまだ話してくるのだ。


あ。よかった。後方から車がやってきた。帰れる。

『おばあちゃ~ん、ごめ~ん、車が来たから動くわね~。ありがとうございましたぁ~。』


…この時も もちろん おばあちゃんは『ドアが閉められないエリア』にいたのだが。
一応 その声掛けで 車から手を離してくれたので 開けっ放しの状態で車をスタート。1m 動いて閉められた。

No.57 13/07/24 14:46
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私達の会社では 接客の基本として お客さんにコースの確認を徹底することを 教育させられている。

当然だ。
お客さんは どこの誰だかわからないドライバーに 命を預けて 目的地まで お金を支払って 行くのである。

お客さんのニーズに応える仕事をしなくてはいけない。


もちろん キャリアを積めば積むほど 行き先を聞くだけで 頭の中で 今までのキャリアを生かした独自のナビゲーションシステムが作動する。

たいがい近場なら だいたいのタクシー走行ルートが決まっていたりもする。


しかし。お客さんの全てが 決まったルートで行きたいと思っていないだろうし 自分の知らないルートを通れば不安になるのである。

なので どこから行くか?簡単に会話をすることを 教育させられているわけだ。


タクシーを乗るお客さんの中には

事故に遭い 病院の行き来に使う人
のんびりしたい人
早く着きすぎると困る人
今から勝負(パチンコや競馬など)に出かける人

様々なのである。

何も 早く 安く 行きたいばかりの人ではないのである。


事故に遭った人は その場所を通りたくなかったりする。
桜の綺麗な季節は できるだけ花見が出来そうなルートを希望する人もいる。
目的地から近辺で 喫茶店や 帰り方向のバス停など を 紹介してもらいたら有り難がる人もいる。
以前パチンコに来た時大勝ちした日から以降 自身のジンクスを守って特定の行き方を望む人。

人 それぞれなのである。

全くわからなくて 行き方を尋ねる場合も あるが たいがい分かってて あえて聞くのである。


ある時のお客さん。
コースの確認を伺うと
『タクシードライバーなのに、道 なんで聞いてるの?💢』

あ。イライラさせてしまった。謝る。

ならば、今度は こちらが情報収集。
時間に焦ってないか?
イライラしだしたお客さんに あれやこれや質問すると これまたクレームになる。
情報収集は 1~2個で充分。
ざっくりと行き方を伝えて 了承してもらってから コースを決定させる。


そのお客さんが一言。
『なんだ、知ってるんだったら黙って走ってよ。💢』

もちろんです お客さん。
私は この辺りを20年走ってるんです。
2つくらいの隣町くらいも 分かってて聞いてるんです。


文句を言う前に
『どんな道を走ろうと思ってる?』
と 聞いてもらいたいのである。

No.58 13/07/24 15:18
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2番さんのレスで タクシーの売上順位を表示していただいていたが。

私は その地域では 営業していない。

全く田舎で走っているわけでもなく 都会の隣に位置する いわばベッドタウン的な街で 走っている。

世間では景気が戻ったような話を聞くが 実際のところ まだまだ私達の地域では不景気である。

今は 大企業は取り戻せてきたのだろうが それを支える中小企業の景気回復がまだのように感じる。


私達がいるこの街は 中途半端な都会?だから 交通機関も中途半端でしかないので 意外にもタクシーの需要が多い街でもあったりするのだ。

でも 景気回復には まだまだ遠い。


私には 2人 女性ドライバーの先輩がいた。
そのドライバーさんは とうの昔に 定年寿退社をされている。
つまり 今の会社では 私が一番古いドライバーだったりするのである。

でも 人としても ドライバーとしても 未熟な時から乗務しているから 今 20年も乗っていると話しても 見た目『最近入ったの?』と 言われても仕方ない年齢なのである。

最近になり 男性では 私より若いドライバーさんが入ってきたが 女性がなかなか入ってこない。

私は 一番古いのに 年齢が周りより若いせいで いつまでたっても先輩面ができないのであ~る。(笑)


まあ そんなことは どうでもいいわけである。
女なんだから 一歩退いてるほうが 印象的には悪くないのである。
後輩の女性乗務員さん方も 私にとっては 人生の先輩なのだから。

だから フレンドリーにやっている。


職場では楽しくやっているわけだが やっぱり不景気に祟られる仕事 あんまりオススメしたくない。

47番さんが ドライバーになることを考えたことがあるとレスでお話されていたが…。

やめてて 正解だと思う。(笑)

No.59 13/07/24 20:14
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ここで この仕事ならではの 和やかなエピソードを 一つ。


私が仕事を始めた頃 あるお客さんのお宅にお迎えに行った。

妊婦さんが 定期検診の為に 産婦人科までのご乗車。

急ブレーキやでこぼこ道を避けて 穏やかな運転を心掛けた。


またある時 そのお宅にお迎え。
地域密着型のタクシーなので こうやってリピーターのお客さんが多い会社ならではのパターン。

あのお客さんだった。見れば ずいぶんお腹が大きくなっていた。幸せそうにお腹をかばいながらご乗車。
やっぱり私は 安全運転で走行した。

次にも また お迎えに当たって 到着させたら かわいい女の子の赤ちゃんを連れて 新米ママになった あのお客さんが これまた新米おばあちゃんと一緒に 赤ちゃんの1ヶ月検診ということで 小児科へ。

それからも ちょくちょくお迎えにあがっては その赤ちゃんが大きくなっていく様を 観察することができた。

お熱を出した
雨が降って 習い事のお迎えに
作文で賞をもらったから会場まで

様々な 娘さんの成長を 側で私も一緒に見ていた。


そして つい最近。
『ちょっと早いんじゃない?と言ったんだけど。まぁ この子が頑張るっていうからね~。でも 心配なのよ~。』といいながら にこやかに 正装をしたご両親と 幸せそうに笑う 新婦になろうとする彼女を 結婚式会場までお送りさせてもらった。


今度は 彼女が里帰りする時に 是非 ご主人様と二人でご乗車いただきたいなぁと 思った。


私は全く他人だけれど 彼女のことは お腹にいた時から知っている。

これからも 夫婦共々 頑張っていただきたいと思うのである。

No.60 13/07/24 23:01
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お客さんから聞かれる質問のベスト3圏内に輝く内容で

『夜中まで(仕事)やってて、セクハラみたいなことはありませんか?』

あります。ありますとも。

しかし 真面目にそんなことは言わない。

『まぁね。いろんな方がいますからね。(笑)』といって 次の話題に入る。

まともに事実を話すと きっと私のお母さんが心配するだろう。(笑)

でも それも この仕事を始めようと思った時から ある程度覚悟ができている。だから 別に大したことではない と 思っている。


しかし。
まぁ いろいろある。

たいがい 夜になればなるほど お客さんも そうでない周りの人々も いい感じで酔っていたりする。

それに できるだけ私も ご機嫌を損なわないように対応するわけだが…。

運転中に後ろから手を伸ばしてくる人
ネチネチとプライバシーに関わる下ネタを聞き続けてくる人
不倫願望者
行き先をラブホと言って一緒に降りないと泣くという人
むしゃくしゃするから山奥走ってという人

まだまだあるが まぁこんな感じで いろいろあるのだ。

たまに思うことがある。
私はあくまでもドライバーなのである。
女だが 飲み屋さんのお姉さんの相手の交代ではないのである。

運転中に触られたら ハンドルが動いて危ないのである。お客さんは私に命を預けていることを もう少し分かっていただきたいものである。


たぶん そういうお客さんは 飲み屋さんでも お触り厳禁のところで『少しくらい、いいじゃないか』と言って 何か問題を起こしているんじゃないか と 思う。

その後 お店が終わって 今度は飲み屋のお姉さんがタクシーに乗ってきた時に その日のうっぷん晴らしに ドライバーに当たり散らすことを日課にしていることが多いのである。


水商売には きちんとランク付けがされているだろう?
しゃべりたい場所
触りたい場所
戯れたい場所

ちゃんと守って遊んであげてほしい。

そして。
タクシードライバーが女だからって 飲み屋のお姉さんと同じサービスは メーター料金には含まれていないことを 分かっていただきたいのである。

No.61 13/07/25 09:12
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今朝 職場に行ったら 昨日 他の同僚が自損事故を起こしていたようだった。
後ろタイヤの近くのボディーを 巻き込みに失敗し 傷つけたらしい。

私達の会社では 小さな傷も全て事故になり それを掲示板に大きく拡大して張り付ける。

事故をやった者は 辱めを受け 二度と事故を起こさぬ様 誓いをたてる。
事故をしてない者も それを見て どんな事故だったのかを分析 今後自分が同じタイプの事故を起こさない様 徹底的に頭に刻む という取り組みをしている。

今日の点呼での所長は カンカン💢だった。
只今『夏の交通安全週間』期間中だからである。

夏休みに入って 元気な子供達が街中を行き交うこの季節、こんなことでどうするのか?💢
今日点呼に並んでいた中で その事故を起こした張本人はいなかったが とにかく我等はこっぴどく叱られた。

まぁ 当然である。
お客さんからの信頼を失ったら おしまいなのである。
今回 ポールに当たっただけなので まだましなのである。これが人間だったら大変なのである。

私はとにかく小心者で その点呼を受けて 泣きそうになってから 出庫したのである。
なかなか朝から気が重く この重圧に堪えられるのか?心配になるほどだった。

でも それこそが この会社の方針なのである。
他人事では済まされないものなのである。
厳しく教育されて 人間 成長するのである。


とにかく 朝から泣きそうになるほど 叱られた朝だったのである。

そのあと 第一回目のお客さんのメーター料金が 1860円だったのだが そのお客さんは 2360円を私に差し出してきた。

だからぁ~500円はなるべく置いときたいんだってぇ~。
あんまりイジメないでくれぇ~。

No.62 13/07/25 11:00
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私の地域は 全ての会社を含め 全車両禁煙車両地区になっている。
喫煙される方には申し訳ない地区だが やはり禁煙ブームだからなのだろうか お客さんの反響は良い。

実をいうと 私はタバコは吸わないのだが 喫煙には賛成派の人間である。

今でこそ 地域単位で禁煙車両に設定されたので 仕方なく禁煙車両になっているが そうでなかった時には 会社で禁煙車両を何台か作ろうか と 提案が出た時 私は断固として 禁煙車両にさせられるのを拒否したドライバーなのである。

なぜか。

タバコは身体には 確かに良くないらしい。
でも だからといって 吸いたい人を そこまでして追い込んだり 無理に吸わせないように持っていくのは どうなんだろうか?

なんでも『やり過ぎ』は 良くない。

タバコにしても
お酒にしても
食べ過ぎにしても
勉強にしても

何にでも言えることなのだ。その人がどう考えて どう反省して どう計画しているか で それが薬になるか 毒になるか が 決まるのではないだろうか?

ストレスが溜まって タバコを一服吸いたい人を 無理に禁煙させたら その人はさらにストレスが貯まるのではないか?と 考えるので 私は喫煙には賛成派 なのである。

吸わない人より 多くの税金を払っている彼等に 逆に礼を言いたいくらいである。

この禁煙ブームで 街中から一斉に灰皿がなくなってしまって 愛煙家には厳しいこのご時世、できれば私の車ではゆっくり喫煙させてあげたかった というのが 本音である。

しかし。
地域全体で決まったことなのである。仕方ないのである。
なので 禁煙の協力をお願いするのである。


『吸わない人間にはわからない』
『ちょっとくらい、いいでしょ?』
ダメなのである。
禁止は禁止なのである。
臭いが残ってしまうのである。

実は 臭いが残るのは
お酒も
マクド〇ルドのボテトも
しっかり残るのだが…。


お気持ちをお察ししています、お客さん。
私は誰よりも 喫煙者の味方です。

それを分かってもらいたいのである。

No.63 13/07/25 15:01
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昼間にタクシーに乗るお客さんの中で 行き先のベストテン内に輝く場所 というのが『病院』である。

段々持病が悪化されている人
事故に遭い 突然健常者から病人になった人
身内や友人に患者さんがいてることによって病院に用事がある人
様々である。

たまに ネガティブ思考から抜け出せなくなり ドライバーに当たり散らす人がいるのだが こればっかりは 気持ちがわかるだけに なんとも言えない。

でも こんな言葉がある。

『病は気から』


このポジティブ思考を生み出す力のある言葉を 最初に言った人は 偉いと思うのだ。

病気やケガをすると 気が弱り 先行きが不安になり 健康な人に苛立ちを覚えたりするものだ。
しかし
不幸にも 余命を宣告されても 気力をしっかり持って 毎日の健康維持を 必死に行って 宣告された余命期間以上に長生きされている人も 実際いたりするのである。

私の車に乗って『毎日毎日、病院ばっかり行って、疲れちゃう。あなたみたいに仕事できる人が羨ましいわ。』と 言われると 私は こう答える。

『病院にこうやって通えるということは、元気な証拠なんですよ。元気じゃなければ病院に泊まりこまなければ行けないわけですからね。』

たぶん 気休めくらいにしかならないだろうが でも 本当にそうだと思うのだ。

私が病院にお送りしたお客さんで 明らかに患者さんである人には 必ず最後に『お大事に』と 言い添えている。

以前にも話したが、我が娘が事故で健康な身体を害したところでもある。
娘はなんとか動けるようになっているが、片足のふくらはぎが破裂して 20数針縫って 綺麗だった足に フランケンシュタインみたいになった無惨な跡が しっかり残っていたりする。

健康が一番いいということを この私は 最近になって改めて実感した者の一人でもあるのだ。


私の言う『お大事に』という言葉は 社交辞令ではなく 本当に心の底から そう思っているのである。

No.64 13/07/25 15:43
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《休憩》
しかし。私って 本当に 誤字や へんな言い回しになってたりすることが多い。

申し訳ありません。

見直しをしよう しようと思うのだけれど 後で気がつくことが多いのです。

誤字 脱字 適当に皆さんの知恵を使って 読んでください。(笑)

よろしくお願いします。

No.65 13/07/25 22:02
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ある時のお客さん。
歳は50、独身の男性のお客さん。

私が女だったからか? 少しご機嫌なご様子。

仕事内容としては 隣町のお役所に行って 不正を働く者の調査に出かけて 帰ってくる という 往復仕事。
この景気の悪い時に 往復乗っていただけるなんて ありがたいことである。

最初から最後まで 気分良く乗っていただく為に お客さんとの会話を開始する。


延々と 彼の過去の栄光と 武勇伝が始まる。

勉学に目覚めて 高校デビューで2浪しながら有名大学に。
素晴らしい。コツコツ努力したことは なかなかのお話。

大学生になると なかなかモテたのだそうで。でも ちょっと奥手だったので 今も独身なのだそう。

何も結婚が全てじゃないですものね。有名大学を卒業されてる素晴らしい功績を残されているのですから その気になればすぐ 良い方がいらっしゃいますよ。と 締めくくる。

しかし。私は この仕事を もう何年もやっているのだ。

彼が 隣町のお役所に勤める ある かわいいお嬢さんが出て来るのを待ち伏せていて 自転車で帰宅したあとをつけて 自宅を探そうとして この日は その後後を見失って タクシー代を無駄にしてしまって 何の成果もなく 戻った ということ を わからない私ではないのである。

お客さんには悪いが 軽いストーカー状態だったことには間違いなく そんなことじゃあ 優秀な大卒の経歴に 傷がつくよ…と 言いたいのを堪えて 最後にニッコリと こう言うのである。

『お疲れ様でしたぁ~。お仕事、頑張ってくださいねぇ~。』


たぶん あのお客さんは 彼女の家をつきとめるまで 高い料金を払って タクシーに乗るんだろうなぁ と 思うのである。

No.66 13/07/26 03:27
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今日 夕方 こんなことがあった。

交差点付近で 母親と小さな子供2人が 手を挙げてくれたので 私は止まった。
対抗車側にいたお客さんだったので 窓を開けて大きな声で聞くと 私の居てる方向に用事だと言ったので そのままファザードランプ(停止灯)を付けて待機していた。

別に待っていても迷惑のかけない場所にいたので 次の青信号で 来てくれるかな と 思っていたら…

突然 お母さんが 赤信号なのに 子供達の手を引っ張って走り出したのである。

小さな子供が赤信号を指差して何やら訴えているが まるで無視、その拍子に その子供の出だしが遅れて 足がもつれて 交差点内で こけたのだ。

結構 交通量の多かった その交差点のど真ん中で こけたのである。
見ていて ヒヤッとしたのは 言うまでもない。


幸い お母さんが手をひょいと掴みあげて 姿勢を取り戻し 大事には至らなかったので 良かったが 一歩間違えたら 私の車のドライブレコーダーを警察に提出しないといけなかったかもしれない。

その子供もまた 長ズボンをはいていたので 血の出るケガはしてなかったようだが…コンクリートにこけたのである、きっとどこかが痛んでるはずだと思った。


3人が乗り込んだ時に 私がとっさに その子供に 大丈夫か?尋ねてみた。
すると。

『あれ~?このタクシー、おねぇちゃんだぁ~、なんで男の人じゃないのぉ~?』

君。今 おばちゃん じゃなくて お姉ちゃん と 言ったね。

いい子だ。赤信号を守ろうとした とてもいい子なのである。(笑)


しかし。
大人が交通ルールを できるだけ守って 子供に見せてやらないと 示しがつかないんじゃないか? と 私は思うである。

No.67 13/07/27 00:49
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クレーマーの話 第三弾。
このクレーマーおばさんは 私の会社のタクシーによく乗ってくれる。
ある大会社の社長の娘なので 経済的に余裕があるわけなのだ。
まぁ ありがたい話なのであるが…。

気にくわなかったドライバーがいたら 次から以降に乗ったドライバーに 気にくわなかったドライバーのことを あれやこれやと悪口のオンパレード。

最初は どんな状況だったのか?我が社の方針や教育に何か問題あったのか?そのドライバーがとんでもなく悪さをしたのかどうか?まともに話を聞き 丁寧に対応 合間合間に同情しながら聞いているのだが…。
全く 大したことないのである。
悪口を言われてしまうドライバーさんが お気の毒なのである。

あるときのご乗車のときに 話していたクレームは こういう感じだった。

『あの運転手、私の方を4回も鏡使って見るのよ~、もう気持ち悪くってぇ~』

お客さん、私達二種免許ドライバーってのは 前ばっかり見て運転しないんですよ。後ろも気にしながら運転するものなのですよ。

そのクレームを聞いてもらうために おばさんは ルームミラーの私の顔を 必死に見ながらしゃべってくるのである。


この不景気を乗り越えるために社員皆力を合わせて頑張っているのである。
大したことでもないのに、真面目なドライバーさんを 尾びれ背びれを付けて悪者にされていくのは 同僚としては 気の良いものではない。


このクレーマーおばさんは 私の会社のタクシーにしか 乗らない。

でもたぶん 乗らない のではなく 乗れないのだ と思う。

この地域で一番教育の行き届いた会社のタクシードライバーに、これだけクレームをつけるのだ。
仮に他社のタクシーに乗ったなら その時はきっと 目的地に到着するまでに警察に寄らされて 引きずり降ろされているのではないか と 思うのである。(笑)

No.68 13/07/27 09:35
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ここで 一つだけ どうしても納得のいかない 私の同僚に対しての愚痴を聞いていただきたいと思う。

最近では 珍しくないナビゲーションの機械も 私達の会社では なんでも一斉に切り替える(この車には付いていてあの車には付いていない、という状況を無くす)ようにしているので 全部の車に一斉に機械を付けることに ものすごく時間がかかった。
なので ナビゲーションシステムが 全車両に備わったのは つい半年前くらいからなのである。

それまでは 電話をくれたお客さんのお迎えまでの走行は 自力で地図を見て 通る道を考えて お迎えに行っていたのだが 最近は そのナビゲートが 調べなくても教えてくれるので 地図を見て自力で探すことをしなくてもよい状態になった。

キャリアが浅ければ浅い程 お迎え先を調べるのに 時間がかかっていたのだが それを省くことによって お客さんのお迎え先に 1秒でも早く到着できることを目指して 会社側は 高い投資をしてナビゲーションシステムを備え付けたのである。

しかし キャリアの浅い者はともかく 何年も勤めているドライバーの中で
『ナビが遠回りを選択したから時間がかかった。』
『ナビのいう通りに走ったら時間指定の道で違反で捕まった。』
『ナビの選択した道が工事中だったので時間がかかった。』
…などなどの理由で ナビゲーションの機械にケチをつける一部の同僚がいるのが なんとなく気に食わない。

今まで 自力で道を選んで仕事をやってきたのである。
ナビゲーションシステムに まるっきりお世話になっているくらいなら 普通の自家用車と変わらないのである。
私達がいただく料金の中には 地理の把握している料金も含まれていると言っても過言ではないのだ。だから 知らない場所に当たった時は お客さんに丁寧にお詫びをしながら 道を尋ねるという失態を お客さんとのコミュニケーションによって なんとか切り抜けてきたのである。
ナビゲーションが一瞬で道案内を開始できても その時の事故の渋滞の把握や 曜日や時間帯による流れの違いなんか が わかるわけないのだ。
ナビゲーションもなかなか賢いヤツだが 人間の能力には劣る場合があるのだ。

ネジを作る会社では 精密になればなるほど 人間の手作業で部品を作っているところが多いと聞いたことがある。

プロならプロらしく仕事をしてほしいのである。

No.69 13/07/27 11:19
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私は お客さんのプライバシーを できるだけ守ろうという意識を持っているので、あまりお客さん同士の会話を わざわざ聞き耳たてて伺うことは しない。
どうしても聞こえる話だが もともと聞こうとする意識を持ってないので 聞こえても右から左、なのである。

もしかしたら 私だけが そう思うだけなのかもしれないが 私が疲れる仕事になるパターンを ここにご紹介する。

大学生くらいのお兄さん二人組の会話。

『え?』ドキッ!
『ちがうって!』ドキッ!
『なんで?』ドキッ!
『そーじゃなくてー』ドキッ!
『あっ!』ドキッ!

…たぶん まともに聞いてないので こんな感じだと思う。

A『たぶんあの娘、お前に気があるよ。』
B『えッ?そうなの?』
A『絶対そうだと思うんだよ。』
B『ちがうって!!』
A『じゃあ、なんで?あの娘、お前の世話ばっか焼くんだよ?』
B『あ~あれ?あれはたぶん あいつマネージャーだから 俺が要領悪いのがいらつくんじゃね?』
A『そーじゃなくて~。絶対気がある行動してんじゃねーかよ?ほら、昨日だってわざわざお前の鞄だけ持ってきて、お前に手渡しだぞ?絶対気があるだろ?いいなぁ、お前。』
B『あ!あれ?あれはさぁ、俺が用事があったから頼んだんだってば。』

…みたいな?感じ?っぽかった。
マネージャーの女の子に巡る想像の物語っぽかった。


穏やかに道を走ってる時に 疑問系やびっくり系の言葉だけに 私の耳は反応するのだ。

『え?その道で合ってるの?💢』
『どうして?そんな料金になるんだよ?💢』
『あ!そこ曲がってよ💢』
こんなことがあるからである。

はてなマーク(?)と びっくり(!)マークに いちいち怯えて どっぷり疲れる私なのである。(笑)

No.70 13/07/27 15:43
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よく お客さんの中で
『こういう仕事は、自由でいいよね。僕なんて、ずっと課長の席の付近で見張られているようなものだもんね。』
と いう人がいる。

会社によっては その言葉通り のんびり自由にできるところもあるらしいが。
組織が大きいと そうもいかない。

私の会社で使用されている機械は その車が どこに居て どっち向きに走っていて 申告すれば どこまで行くのか?わかる機械になっている。
おまけに 詳しく調べられようなら その時にお客さんが居てるかどうか も 時速何キロで走っているのかも その平均速度も 最高速度もわかるし 指令室からの応答にすぐ応えることができないと 即刻 何をしてたのか?根掘り葉掘り聞かれるのだ。
従って 食事休憩するのも トイレ休憩するのも 全て機械操作で申告していないと とにかくブラックリストにチェックが入るのだ。

私の会社は ブラックリストが好きだ。(笑)

だから 言ってみれば 見えない鎖に繋がれているようなものなんですよ、お客さん。

でも。そうだから 何かあった時に すぐ敏速に対応できるメリットもありますよね。

課長さんの席の近くだから サボるにサボれないのでしょうが その分 人間的な価値は 高くなっているんじゃないか と 私は思いますよ。

頑張ってね、お客さん。

No.71 13/07/27 18:43
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駅前のタクシー乗り場からご乗車のお客さん。
自宅マンションまで行って また駅まで戻るので 待っててほしい と 往復のご依頼。
穏やかに お急ぎの指示をされる。
マンションに できるだけ近い位置に車を止める指示をして 走って自宅まで戻っていった。

お客さんが戻られた時 後ろから奥さんらしき人。
見ると?しくしく泣いている。

車に二人乗り込み また駅へと戻る。
奥さんが自身で病院に電話をし 急患としての対応を依頼して 電話を切った。
熱があり 持病が悪化されたご様子。たまに こんなこともあったのだろう、電話のやり取りも慣れた感じだった。

電話を切ったら また しくしく泣き出す奥さん。泣いた延長で むせて 咳込み ご主人に『降りたらすぐお茶を買って。』と 言うが ご主人は無視。それに逆上した奥さんが 『聞いてるの?💢』と 一喝。ご主人も負けずに『聞いとるわぃ💢』と 怒鳴った。
奥さん 今度はおいおいと 声を張り上げて大泣き。合間に『大っ嫌い💢』『部長に言ってやる💢』『全然優しくない💢』『もう嫌だ、嫌だ💢』と ののしるが ご主人、いつものことなのか?割り切ったご様子。

夫婦間のことに わざわざ口を挟むようなことは 私はしないが いつか あの奥さんが一人で 私の車に乗ってくれることがあったら…

自宅まで急いでほしいとお願いされたこと、
言葉は悪かったが ちゃんと『帰るコール』で 近くに来ていることを伝えたかったのではないか ということ、
わざわざマンションの ど真ん前に指示されたこと、
どれを見ても 奥さんのことを心配されていた証拠ですよ。と 言って差し上げたい。


時に 男は 不器用なのだろう。
電話口で 奥さんに 乱暴な言葉しかかけてあげられなかった ご主人だったが 本当は 優しい いい人なんじゃないかな と 思う 私なのである。

No.72 13/07/28 00:12
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夜 飲み会が終わって 周りの皆さん勢揃いで 斜め45度のお辞儀をして 盛大なお見送りの 社長さんと 社長夫人 そして 息子…当然肩書をもらっている様子だったが とにかくご立派な地位の方々なのであろう、丁重なおもてなしの お見送りで びっくりだった。

ところで皆さん、
地位のあるお客さんが タクシーに乗る時は 座る位置が定まっているのを ご存知だろうか。

乗ってくる人数によっても 若干違ってくるのだが …まぁ 今からの話に あまり位置を説明しても 関係ない話なので 以後省略。

社長と夫人が後ろに、息子が前に乗車。
どうやら 大きなプレゼンがあった後の打ち上げだったらしい。
夫人も経営に参加しているらしく 社長と あーだこーだと 反省会。息子は若干『タメ口』だったが 仕事の話を主にしているので 親子なのに 半分は『ですます調』。
経営常識的な教育 は しっかりしているのかな、と 半ば感心。
おすもうさんの世界では 親子でも親方と弟子の関係があるというが なんだかそんな感じに思えた。

しかし。問題は そのあとである。

この息子、突然 靴を脱いで 足を車の表示板(空車とか賃走とか書いてる表示板のこと)の横にドンと並べて 呑気に座るのだ。たぶん ご想像もつくだろうが なかなかいい臭いなのである。(悲)

自分や家族の車ならともかく 営業車ですが他人の車ですよ お客さん。
後ろの席のお父さん、お母さん、この大きな子供さん ちょっと注意してくださいよぉ~。

岡の上の巨大な豪邸まで お送りしたあと すぐ 空気の入れ換えを余儀なくされた私なのであった…。(悲)

No.73 13/07/28 10:50
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私の今の名字は 結婚をしてから 日本ではどこにでもあるような 単純な姓になったのだが 結婚前は 違った。

漢字は難しいわ
読み方も どう読むのが正解なのか
お客さんが私の姓を読めなくて、聞きたくて、よく尋ねられた。

お客さんには 罪はないが だいたい こんな感じである…。

客『お?女の運転手さんなの?へ~、珍しいよね~。』
私 元気に返事して にっこり ご挨拶。
客『このあたりでは、何人くらい女性乗務員さんがいるの?』
私 知っている限りのことを答える。
客『夜なんか、危ないでしょ?大丈夫?』
私 慣れてきましたし、大丈夫ですよ と 答える。添えて『ご心配いただいて、ありがとうございます。』と お礼。
客『ところでさぁ~、この名前って珍しいよね~?なんて読むの?』
私 回答する。実は私の名前は 姓も名も 珍しい漢字を書くのだ。
客『へぇ~そう読むんだぁ~。ご出身は?』
姓については その土地ならではの名前がたくさんあるということで 変わった漢字を使う姓だった私は 必ずこう聞かれるのだ。

毎日 毎回 必ず5回、多くて30回くらい は 同じパターンのコミュニケーションでスタートする。

私はプロである。
毎日 毎回 何回も 同じ質問をされても さも今初めて質問されたかと思うくらいの雰囲気で にこやかに対応するのである。

『え~、またその質問ですかぁ~?』なんてことは 決して言わない。(笑)


お客さんが 和やかに話を開始しようとするために まずは 当たり障りのない質問や会話で ドライバーの人柄を探るのだ。
安心してご乗車いただくための 最初の会話なのである。
いくらでも『女性ネタ』『名前ネタ』使っていただいて OKなのである。


私は 乗務員になって20年目だが 100%毎日 5回は必ず この質問に答えている。(笑)
もう 100%である。(笑)


でも やっぱり私も人間なので 15回目くらいになってくると ちょっと疲れてくるのである。(でも、それでも 初めて答えるかのような話ぶり。プロのプライドにかけて お客さんに失礼な返答は一度もしたことは ない。)

たまに
『私は珍しい女性乗務員です。名前は変わっていますが、姓は〇〇、名前は△△と読みます。出身は□□です。夜も勤務してますが大丈夫だよ~ん。』
…と 紙に書いて 後ろに貼付けておこうか?と 考えることがあるのである。(笑)

No.74 13/07/28 22:26
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タクシーには 車外が映るドライブレコーダーと 最近では 防犯のために 車内にもカメラが搭載されている。

私の会社では お客さんのプライバシーを侵害するカメラになるのでは?と ずいぶん装備するのに討論があり しかしながら タクシー関係の犯罪率が ぐんぐん増え続けている現実を踏まえ『犯罪に巻き込まれた時』『事故を起こした時』『お客さんとのトラブルがあった時』の いずれかに遭遇した時だけ 警察と その他に 所長クラスの上司だけが確認することができることになっている。

…もともと特殊な仕事なのである。
男性のお客さんの同伴者が 必ずしも 奥さんや娘さんだとは限らない。
ここだけの話 として 社内では言えない 上司への批判を一生懸命話している人もいる。
なので お客さんのプライバシーを損なわないように 何事もなく仕事を終えようと 私達の会社のドライバーは 皆 必死である。


でも実は ここだけの話、もう一つ ドライバーが必死になってる大きな理由があるのだ。


お客さんが降りた後 街中を走りながら カラオケの練習をたらふくしているドライバーや、
自分の会社やお客さんへの不満を お家にいる奥さんに スピーカーフォンにして必死にストレス解消しているドライバーや、
ラジオの野球観戦にヒートアップして 野次や応援を必死に独り言でボヤいているドライバーなど…

車内映像を観られて ドライバー自身のプライバシーも暴かれないよう 仕事をしたいからでもあるのだ。(笑)


先日 お客さんからのクレームで『1万円渡したのに、お釣りが足りない』ということがあって こういう時に 車載カメラが活躍するのだ。

観ると しっかり5千円を受け取っていて ドライバーも きちんと『5千円お預かりします』と 答えていたらしい。お釣りを渡す時も お客さんに分かるように 一枚ずつ声を出して数えていて 全くこちらのドライバーに 非がなかったことが証明された。

しかし そのあと。である。
お釣りの千円札が乏しくなってきたドライバー、ドアを閉めたあと ブチブチと 5千円を出されたことを 独り言でストレス解消。(笑)
所長に『5千円も、ちゃんとしたお金。ブチブチ言い過ぎ💢』と 軽く怒られていたのである。(笑)

かわいそうな同僚さんだったのである。(笑)

No.75 13/07/29 10:33
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車載カメラについて 余談になるが ちょっとだけ こんなエピソードがあったことを ご紹介したいと思う。

今年3月 娘が交通事故に遭った。
どんな内容だったかを説明する。


早朝 道路もまだ空いていた時間帯である。何車線もある一方通行の主要幹線道路を走ってる車同士の事故が まず発生した。
どちらの車も直進しかできない車線にいたのに 左側のタクシーが 右折方向にお客さんを発見、とっさに確認を怠って 無理に右折を始めたところ 隣に走っていた直進車両と接触、タクシーは その当たった衝撃で ハンドル操作が利かなくなり 後ろを大破させながら車体を180度ひっくり返し 歩道で信号待ちをしていた娘目掛けて飛んできたのである。

車のタイヤ部分と 側にあった花壇の間に 娘の足は挟まれて ふくらはぎを破裂させて 車は止まった。
骨以外のすべてにダメージをくらったのだが 骨だけでも助かったのが奇跡に近かったと思うような『とばっちり事故』である。


私は 事故を見ていない。でも 何故これほどまでに詳しく話ができるのかというと タクシーの車載カメラのおかげなのである。

このタクシーは ドライブレコーダーに不備があったらしく そっちの画像は映っていなかった。
こちら側は被害者なので 事故原因を解明させるために 車載カメラの提示を要求、事故内容が明らかになったのである。

映像は嘘をつかない。
明らかに タクシードライバーさんの 確認ミスが原因。なので タクシー会社も観念したのか 誠心誠意 その後の対応をしていただいた。まぁ当然なのだろうが きちんと対応できない人間もいるこのご時世 私は被害者の親として感謝している。


この話 次ページへ続く。

No.76 13/07/29 12:08
転職検討中0 ( ♀ )

前ページの続きである。

まだ 車載カメラを確認できていなかった頃。

娘は集中治療病棟のベッドで ケガの痛みと闘っていた。
事故の状況よりも まず 彼女は怒っていた。
突然のことで そのタクシードライバーが まだ見舞いに来ないことに 怒っているのか?と 思っていたが 聞けば 事故直後、自分が動けなくなっているのにもかかわらず そのドライバーは 車から降りてこようとしなかったらしい。
もしかしたら?このまま逃げるんじゃないか?という不安感が 落ち着いた頃に 怒りに変わって 悶々としていたようである。

私も 仕事から解放されれば ただの親バカの母親なのである。
まだ手術してすぐ。医者の宣告では 再起不能と言われた直後である。大きなケガを患うと あとで歳が経った頃 必ず不具合が発生するものである…いろんなことも含めて 私もまた 不安感が 落ち着いてきた頃には 怒りに変わってきていたのである。

そこで。車載カメラの提示を要求したのである。
奇しくも同じタクシードライバーなのだ。自分のこれからの課題材料にもなるわけだ。


加害者側が それに応じ データを私に提出してきた頃には 娘は退院し リハビリに精を出していた。

自宅で娘と映像を確認する。
事故から前後3分間 計7分くらいの映像である。

ドライバーさん。とても穏やかな運転。もうすぐ入庫なのか、もうちょっと粘ろうか?諦めて帰ろうか?悩んでいたご様子。
右側にお客さんを発見。
そのまま無理な右折を開始する。本人がぶつかると感じた頃には すでにお互い回避できない状態。
そしてクラッシュ。
凄まじく車が回転して 娘に勢いよく当たったのち 止まった。
少しでも 何らかのタイミングがズレていたら 娘は命を落としていたかもしれない状態だったのである。

娘が興味があったのは そのあとである。
ドライバーが逃げようとしていたのではないのか?という疑問の解明である。


ドライバーさん 何が起こったのか?しばらく把握できていなかった様子。
『あれ?あれ?あれ?』の 連発。(笑)
やっと事の重大さに気が付いたドライバーは 今度は頭を抱えて大パニック。(笑)
一瞬 死んだふりもやってみた。(笑)
やっと正気に戻って 車から降りた。(笑)


ドライバーには悪いが 大笑いした。


この映像のおかげで私達は彼を許す気になったのである。(笑)


もう少し話は続く…。

No.77 13/07/29 13:16
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前分からの最終章である。

車載カメラによって タクシードライバーの右折禁止場所からの違反と 基本操作のミスが原因だったことによる事故 では あったが この映像を見る限りでは 相手車両も ずいぶんと直進するのに スピードが出ていることも わかった。

事故というのは 一瞬の判断の遅れや 基本的な事をミスしたときの偶然が重なって起こる産物なのだと 私は思うのである。

私のように 車を利用し 車の世話になって 仕事をしている人は 少なくない。最近の就活でも 免許証を持っていることを条件にしている会社が ほとんどだったりするのだ。

車は 確かに 便利な乗り物だと思う。
しかし 扱い方を間違えると 巨大な動く鉄の塊と化するのだ。
人間や物を 簡単に傷つけることができるのである。


よっぽど 妙な意志があって 事故を起こそうと思わない限り 交通事故というのは 誰しも しようと思ってする人など いないのだ。

だから した者もされた者も 物を含めて 大きな大きな『傷』がつく。


私は 娘の事故を通じて 改めて 事故の恐さを悟り 安全運転を誓ったのである。

No.78 13/07/29 16:10
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さっきのことである。

お客さん2人を ある病院まで お送りした。
途中の信号待ちで 自分の携帯を座席の横に置きっぱなしにしていたことに気がついた。
私は ガラケーを使っているので 二つに折ってポケットに入れようと思ったら…ピコピコと光るサイン…着信があった時のサインである。

今は 夏休みである。
娘が? 何か?急ぎの用事だったかもしれない。

お客さんは 後ろにいたが どうにも 誰が?何時頃?電話を入れてきたのか?が 気になって 仕方がなかった。

信号待ちの間に ちょっとだけ 携帯をさわって その画面だけ 確認したのである。
一瞬である。
もちろん そのあとすぐ ポケットに入れたし その後は 当たり前だが 触ることはなかった。

しかし。
その時のお客さんの一人が 携帯を触ったときの 小さな『ポコポコ音』に 気付いてしまっていたのである。


安全運転で その病院まで到着させたのだが 支払いの時に その件について こっぴどく叱られた。
『客はあなたに命を預けているんだ💢 運転中に携帯を触るなんて どういうことだ?💢』などなど。

事実 一瞬でも 携帯を触っていただけに ただ平謝りの私…。

お客さんの命を預かる…わかっています。
最近の私は 人一倍わかっていますとも。
ただ 電話が娘からかかってきたんじゃないかと 気になる欲望に負けてしまっただけなのである。

そんな 停止中の一瞬だけのこと そこまで怒らなくても…と 思いながら 会社へ連絡…。

私達の会社は 何事も『報告』なのである。
特に クレームと事故と忘れ物は 徹底するよう教育されている。

いいことではないことを連絡するのは …ツライ。
でも 万が一 連絡が入った時に 会社側が即座にその件について回答できることで 少しでも信頼を回復させることができるのである。


仕事と母親との両立は 難しいのである。

No.79 13/07/30 11:13
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仕事が終わって 掃除をしていた時の話である。

皆が掃除をしている 横の道を フラフラと歩くチャラ男くんが いた。
なんだか 様子がおかしい。
ドライバーの性なのか?『様子がおかしい』ことには 敏感なのである。(笑)
周りのドライバーも その『様子がおかしい』チャラ男くんが どうにも気になって 皆 手を止めて 目で追っていた。

このチャラ男くん 何を思ったのか?わざわざ私達の会社の敷地内に入ってきて…

ゲロゲロゲロゲロ~~

あぁ やっぱり。
周りの同僚も 皆『やっぱり』みたいな顔。
仕事中 車内で こうなる瞬間のお客さんを 私達は 嫌という程 見てきたものだから すぐわかるのである。(笑)

大量に しかも 5ヶ所も 会社の敷地内に 胃の中のものを撒き散らし…そして 去っていった…。(怒)


わざわざ敷地内に ゲロリンパしなくても…近くに溝があったりするだろう…

お掃除するのは そういうことを見て見ぬふりできない この私なのである。

帰宅時間が いつもより1時間遅くなった。

もちろん サービス残業なのである。

No.80 13/07/31 03:00
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私は 基本的には スポーツに関して するよりも 観戦する方が好きだ。
しかし だからといって 周りがヒートアップするほど好きなわけでもない。
どちらかというと 少し冷めている方なので 日本中が観戦に沸く オリンピックやら ワールドカップやら 野球のペナントレースなどには あんまり興味がない。

でも。私達の仕事は『興味がない』からといって 無視するわけにもいかない。

プロ野球の結果は きちんと把握していないと トラブルのもとになる。
ワールドカップやオリンピックがテレビで開催される時間帯は 街中から人間が消えるので 時間帯をしっかり把握していないといけない。もちろん 結果によっても 人の流れが左右されるので 情報収集はプロとしては 絶対なのである。

私は女だし ラジオは どちらかというとFMの方が好きなので あまりAMラジオをつけない。それに 運転に集中したいので 基本的にはラジオは付けていないので 情報収集をするのには いつも苦労している。

しかし たまには 結果を知りそこねたりする時もあるのである。
そういう時に限って
『今日の〇人×〇神戦、どうだった?』と 聞かれる。

どうよ?このタイミング。
どうして?たまに情報収集出来てない時に限って 直球投げられてデッドボール??(悲)

後ろから『いや。大丈夫だよ。結果知りたいから早く家まで走ってね💢』と お客さん…。

私は こういう時には
『野球大好きな男の子に生まれたかったなぁ』と 思うのである。

No.81 13/07/31 09:18
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《休憩》
最近 割り込みレスがなくなってしまった。
スレをたててから ずいぶん経ったから 忘れられてしまったのか…。

でも まぁいっか。
愚痴りたいことは まだまだあるので 自己満足で 愚痴らせていただこうと思うのである。

No.82 13/07/31 09:45
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どう頑張っても ワンメーターで到着できる距離をご乗車する方 と 信号の具合によって 微妙にワンメーターで行けるかどうか わからない方で 急いでいて なおかつ 持っている小銭を減らしたいと思っている方 に お願いしたいことがある。

あくまでも お客さんのほうが『お急ぎ』の場合である。

片手にワンメーター分、できれば それにプラス100円 を 握りしめて タクシーに乗っていていただきたいのだ。


『急げ』と言われたら

どの車にも道を譲ることもせず
できるだけ流れ良く うろちょろ車線変更しながら
普段『黄色』の信号は『止まれたら止まる』場合の認識を その時だけは『進んでも大丈夫そうなら行く』認識に切り替えて

なるべく お客さんのニーズに応えるように走っているわけだ。


必死で到着させて 支払いをお願いする時になって

バックから奥の方にあるお財布を探し出し
急いでいるなら 束のように見えてある1000円札を渡してくれればいいのに それをせず 小銭を一つずつ数えて
そういう方に限って『ちょっと細かくなってもいい?』と 1円玉まで数え出す人も いたりして…。


大丈夫ですよ、お客さん。
日本円のお金なら 料金の半分1円玉だろうが 結構なのですよ。
でも 確か?急いでるんじゃなかったのですか?
そのお財布から見えている千円札を下さって こちらがお釣りを渡している方が よっぽど早く降りれますよ。


私はプロなので そんなことは決して言わないのである。


で。そういう人に限って 忘れ物をするケースが多いのである。

No.83 13/07/31 14:06
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ここのところ 暑い。
日本のどこかしらで 史上初の記録を更新し続けている 夏。
先日は ある場所で 集中豪雨の被害で 大変になっていたエリアがニュースになっていた。
天災 自然のことに関しては 人間なんて 所詮 どうすることもできない 弱い動物なのである。

しかし 有り難いことに 人間には 考える知恵があって それぞれの弱い部分を 知恵と技術で 乗り越えてきたわけなのである。


ひと昔前の これほどに暑い季節は 皆 涼を求めて タクシーに乗ってくれたものである。

しかし 昨今では ずいぶん 忍耐やエコに対する措置が行き届くようになってきていて ただ単純に『暑いから』というだけの理由では なかなかタクシーに乗ってもらえなくなってきているのである。


仕事中 車内は お客さんの為に クーラーで快適にしているが
仕事が休みの日の 私の家では 経費節減で エコ対策に追われている。

たまに 仕事をしていない時でも 仕事して(タクシーに乗って)クーラーに当たりたいなぁとか思ってしまう私も やはり 思うだけで わざわざタクシーには乗りに行かないのである。

お客さんの気持ちがよくわかっている 悲しいドライバーなのである。

No.84 13/07/31 23:29
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クレーマーの話 第4弾。

ちなみに 私がこのクレーマーの話をしているのは 全て同一人物である。
とにかく毎回毎回 暇潰しの相手にされているから ムカつくのである。

前回 話した通り このおばさんは とにかく人の粗をみつけたら それを2倍にも 3倍にもして 他のドライバーにしゃべりまくるし それでは気がおさまらないようで 電話を何度も何度も 同じ内容でかけてくるのである。

こちらが 特別 悪いようなことでもないだけに もう 私を含めた周りの同僚も皆 うんざりなのである。

しかし。リピーターのお客さんなのである。
しょっちゅう電話をくれるので お迎えに行く確率が高いのである。

当然。皆 嫌がる。
中には わざわざ自腹を切って お迎え指令を『途中でお客さんを乗車した』ことにして キャンセルする者もいるくらいだ。

私はそういう姑息なやり方で仕事を選ぶことは プロとして恥だと思っているので そんなことはやらないが できることなら 私だってキャンセルしたいくらいなのだ。

指令室のコンピューターで 空車か乗車中か が わかるので 自腹でメーターをたてて そうすることで やっとキャンセルが許されるのである。

そうまでしても 行きたくないのである。

ドライバーも人間だ、次のターゲットに なりたくないし 同僚の悪口も聞きたくないのである。

このおばさん 自分でも ちょっと電話し過ぎかな?と たまには思うようなのである。
じゃあ 電話しなくなったのか?
いやいや。
今度は 私の会社の上司のご機嫌伺いのために 1000円分くらいの?手土産持って 営業事務所に顔を出しているのである。

上司なんて 現場のことや 配車指令室のことなんて わからないのである。どれだけ私達が現場で迷惑をされているのか 直接関わっていないのである。
そんな事務所に サンドイッチやら お菓子やら たらふく差し入れして もちろん そんなおこぼれがドライバーまでまわって来る訳でもなく 必然的に 更なる ドライバーからのひんしゅくを買ってることが 彼女には わからないのだろうか。


本当にイタいおばさんなのである。

No.85 13/08/01 12:47
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私が空車で流していると 反対方向の車線のほうで 私の車に向かって手を挙げるお客さんを 発見。
道が狭い上に 交通量も多いので ひとまず停止する。

程なくして お客さんの方から こちら側にやってきた。
あれ?こっち向きのご用事?(そんなこともある)
しかし、行き先は やはり反対方向の最寄り駅。
つまり 私はこの車をUターンさせなくてはいけない。
でも どう悩んでも そこからUターンができない状況だったのだ。

お客さんに丁寧に 裏通りを通っても大丈夫か?と 尋ねたら『いいよ』と 言ったので 裏道を走った。

真っ直ぐ走ってると 前方が 突然 逆一方通行になっていて 真っ直ぐ南下できない。近場の南下できる道が左にあるので そこに行こうとしたら
『え?左?』と 言われてしまった。
何?左のほうが近いんだけど?狭い道 だめなの?
そう言いたいのをぐっと堪えて 右から行くことにした。

走行中 お客さんは『いつもは820円。』と 言った。
あぁ、またか。それ以上は払わないってことだ。
左に曲がれなかったことで 遠回りになっていることは 百も承知なのである。

到着した。やはり遠回り分 事後メーターが1回多く回ってしまった。
案の定、ゴネ出した。
こちらは 最初から このお客さんはメーター通り支払ってくれないものと諦めているから それを伝える。もちろん 丁寧に言葉を添えて。
奇しくも Uターン出来なかったのである。そういう意味では こちらの落ち度と取られても仕方ないのである。

お客さんは そりゃそうでしょ とばかりに その料金だけを支払う。
まぁ自腹を切ってでも それでうだうだ言われずに済むなら もういいや の 感情で 支払いを終えたあと そのお客さんが 私に向かって捨て台詞…

『あ~あ、えらいの(タクシー)に乗ってしまったよ…💢』

希望通りに走って
でも 遠回りだとわかっていたから 自腹切ってサービスしたのに
どういうことですか お客さん。
あなたが左に曲がらせてくれていたら あなたのご希望どおりの料金で到着していたのですよ?

えらい目に遭ったのは こっちのほうですよ、お客さん。
だいたい反対方向のご乗車なんですよ できれば『よく止まってくれたね』と 言ってくれてもバチはあたらないでしょう?

もう この仕事 辞めよっかな?と 思う私がいたのである。

No.86 13/08/01 13:40
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ある時のお客さん。
乗り込んですぐ 行き先を指示された。

『〇〇病院。』
それだけしか言わなかった。
行き方を尋ねると お任せ と 言われたので 普通よく走るタクシールートを選択。
この時点で 純粋な私は 病院に見舞いに行かれる方なのかしら と 思っている。

病院の付近まで近づいてきた。お客さんは何も言わず座っている。
大きな病院になると まず門があり 大きな総合入口なるものがある。敷地から建物まで 南メートルか離れていることが多い。

左右の確認、歩行者 自転車 後方車両にも気遣いながら 病院の中に入ろうとした瞬間、
『あ!違うよ?入らないで!まだまっすぐ。』
いきなりの大きな声のシャワーを浴びた私は 頭の中が大パニックで 真っ白になる。
すぐ 我に返り お客さんの言う通りに車を走らせる。


『〇〇の付近』とか『〇〇の近く』とか『〇〇の方向』という言い方を ご存知だろうか。
ただ単に病院の名前だけ行っても それだけでは お客さんのマンションは 私にはわからないのである。

No.87 13/08/01 20:58
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夜のご乗車。4人組のお客さん。
必然的に 後ろに3人 前に1人が 乗り込む。

飲み屋から飲み屋に 渡り歩くことを『ハシゴする』といい このお客さん方は まさに ハシゴして 3件目に突入するところである。

皆さん 上機嫌。
タクシーの狭い空間の中で わいわい楽しそうなのである。
それは 何より。別にどう騒いでもらっても 構わないのである。

私に迷惑さえ かけなければ…。

次に指示する飲み屋さんは 駅前のごちゃごちゃした場所だった。
人も自転車も まだまだたくさんいた。
私達の会社では むやみにクラクションを鳴らすことを禁じられている。
地域密着型のタクシー会社だから という理由で 我が物顔で道路を使わないこと と なっているのだ。
慎重に 人や自転車をすり抜けながら 丁寧に走っていた。

それなのに。

助手席側に座っていたお客さん 人がなかなか道を空けないのが ムカついたのか
『こういうのはさぁ~、いっぱい音鳴らしちゃわないと だめだってぇ~!』と 言いながら 勝手にハンドルに手を伸ばしてきて クラクションを鳴らしまくったのである。

周りに歩いていた人々が一斉に私に注目。
しかも 嫌な目つき。
でも 一番ビックリしたのは この私である。


とにかく ドライバーが運転操作中は 勝手に車内をいじらないのでほしいのである。

No.88 13/08/02 09:37
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お客さんの中で 特に おばあちゃんに多い話で

『見た目自慢』

というのがある。


例えば こんな感じだ。
『私、もう89よ~。でも、みぃんな そんな風に見えないねって言ってくれるの~。』

例えば。
ずらりと89歳のおばあちゃんを 5人くらい並べて 見た目の若さを競う 審査員にでもなりゃあ 誰がどのくらい若いか?はっきり判断出来て 感想も話せるのだが…。

私は お客さんよりも たぶん 二まわりも 三まわりも 若い?のだ。
実際のところ あんまりよくわからないのだ。

しかも、人間ってのは 中身が肝心で 見た目ではない と もともとそういう気質を持っている私なだけに 全然興味がないのである。

本当は 75歳くらい以上になったら どのおばあちゃんが何歳くらいで?どのくらい若く見えるか?なんて 見当がつかないし どのおばあちゃんを見ても ただ『おばあちゃん』としか思わないのである。

だいたい、自分の顔のシワや体力の衰えを心配しているところで 他人様の見た目のご様子なんて 全く興味がないのだ。


しかし 私はプロである。
そんな思いを心にしまって 彼女が 返答してもらいたい模範解答で 返事するのである。

『えぇ~?そうなんですか~? 全然 そんなご年齢には見えませんよぉ~。』


にっこり笑う おばあちゃんなのである。

No.89 13/08/02 18:11
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《休憩》
ひょんなことで 出版社に勤める方と お話する機会があった。
私が こんな あんなで ここで愚痴っていることを 聞いていただいた。
どんな仕事でも いろんなことがあるよ と 出版社の方。
仕事柄 いろんな方の いろんな文章を読むことで いろんな人間模様が垣間見れるらしい。
なかなかおもしろい。
おもしろいのだ 人間というのは。
誰一人として 全く同じものなどないのだ。一人一人の思想 発想 意見 批評なんかがある。
自分には知らないことを 違う誰かは知っている。
それに触れ合うことによって 人は成長したり 学習したり 反省したり できるのだ。

なんだ、お客さんと向き合う 私の仕事ってのも もしかしたら いい仕事なのかもしれないなぁ。


出版社の方に 感謝。である。


思えば 小学生時代 いろんな事に影響されて 今に至っていることなんかが いくつか ある。

生涯 勉強。
頑張ろう と 思った。

No.90 13/08/03 00:07
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いつも 思うことなんだが…。

飲み屋のお姉さんの中に ものすごく高飛車な人が多いのは どうしてだろうか。

以前の話に『(飲み屋の)お店のルールを守らないお客さんがいると、そのあとタクシーに乗ってくる 仕事終わりのお姉さん からの とばっちりが酷い』と いうのを 申し上げたことがあるが それに関しては 気持ちが分かるだけに 仕方ないか…と 思うように しているのだが…。

それどころでは 済まされないような『これってどうよ?』みたいなお姉さんも いるのである。

私が 女だからなのだろうか?

いやいや。そうでもない。
他の同僚も 皆 お迎えに行きたくないお店のお姉さん方のチェックは しっかりリストアップされている。
そのお店に当たったドライバーから『今日はどれだけイジメられたか?』を 聞くことが 同僚の間で流行っている。

ちょっとした『罰ゲーム』的な感覚だ。(笑)

到着させてから20~30分くらいは平気で待たせる。
やっと出て来ても ニコリともしない。
さっき店からお客さんをお見送りに来た時の 素敵な笑顔のあなたは?どこにいったのですか?
…まるで 別人である。

『〇〇。』←ただ 地名の単語だけ。
その土地の名前が?なぁに?…と ツッコミたくなるような行き先指示。
あるいは 私の苦手な『とりあえず行って。』
だから?どこに?それ行ってよ?

散々待たせていたにも関わらず『速く行って💢』…。
早く帰りたいなら 早く車に乗りに来たらよかったのに。

信号待ちの度に『あんた、わざと信号に引っ掛かってない?』
いえいえ、全くそんなことは。
私も あなたみたいに怖い口調でお話される方と長く居るのは苦手ですから。

まだ 何か 今日遭った出来事を話してくれて それで機嫌が悪いんだ、とか はっきり原因や理由がわかるような事を言ってくれると ありがたいのである。それなりに対処ができるのだ。私の気持ちも 少しは和らぐのだ。

しかし。お姉さん方の威嚇は すごいのだ。
『無言の威嚇』という感じ?

とにかく 怖い。
酔っ払ったおじさんよりも 怖いのだ。(笑)


でも 実は こういうお姉さん達は 夕方 出勤される時も 怖い。(笑)
ずっと到着するまで 今晩来てもらいたいお客さん探しの営業電話をしていることが多いが その甘い声と 私に指示する声のトーンは 全く別人なのである。

これも たぶん
『プロの技』なんだろうと思う。

No.91 13/08/03 08:51
転職検討中0 ( ♀ )

話の中に ちょくちょく出てくる内容で お分かり頂けているかと思うが この仕事は 会社のシステムにも寄るが 車の中に座りっぱなし のような仕事でもない。
もちろん 座りっぱなしで仕事になっている会社のドライバーもいて たぶんその人数のほうが多いのかもしれないが 私達の会社は おかげさまで 電話を頂いたお客さんに対する動き というものがあるので 車から出たり入ったりすることが多いのだ。

マンションなどのお迎えで 号数を伺っている場合 最近の大きなマンションには セキュリティーシステムが万全で 1Fロビーに行くと チャイムが鳴らせるので 便利なのだが 築年数の古いマンションには それがなかったりする。
車を停めていられないような 交通量の多い道の側 だとか 車から離れられない場合には 指令室に連絡、折り返しの電話連絡等をして お客さんに車が到着したことを伝えてもらえるが 基本的には『自力で仕事をする』ということになっている。
車が安全に、なおかつ 邪魔にならない場所に 停めることが可能なら 自力でチャイムを鳴らしに行くのである。

実は私は 高度恐怖症なのである。
東京タワーの ガラス張りの床なんかに立てと言われたら たぶん発作で死ぬんじゃないかと思う。(笑)

マンションの外観には いろんなタイプがあるが 古い建物に なればなる程 廊下が鉄格子状態になっているものが多く 階下が丸見えになっていたりする。

涙モノ。なのである。(悲)

まず エレベーターから降りれない。(笑)
周りの壁を おさわり、おさわり して なんとかお客さんの家にたどり着く。
チャイムを鳴らし 元気に挨拶。
本当は 涙目で 声が震えていたりする。(笑)
また エレベーターまで 廊下を歩いていかないといけない。(泣)
必死の思いで エレベーターまでゴール。

『仕事をする前の、一仕事。』なのである。(笑)

自分が降りたあと エレベーターが閉まる前に お客さんの階を押してから エレベーターを降りることを 私は忘れない。

お客さんがエレベーターに乗り込まれる時に すぐその階にエレベーターが停まっている状態にするための方法なのである。

No.92 13/08/03 12:23
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健全な方には 関係のない話になってしまって恐縮なのだが タクシーには 大抵『障害者割引制度』というものがあって 手帳を所持されているお客さんには 一割引が適用されることになっている。
(私の地域ではそうである。勉強不足ゆえに日本全国がそうかどうかは わからない。)

提示してもらって 割引をする流れには 会社それぞれに寄って 全く違うので 全ての流れを申し上げられないが 私の会社での流れを まず紹介する。

手帳所持者(つまりご本人)が 乗られていることが まず大前提。
その人が手帳をドライバーに見せて ドライバーが手帳の中にある写真が本人だということを確認出来て 了承、1割引が適用され あとはこちら側の事務処理が入庫後に行われる。
昔は 手帳の番号を控えることにもなっていたが 悪用されることが多くて 本人が手帳を見せることが原則となった。

公共交通機関で 定期を利用している人がいると思うが まさにそれと同様なのである。
定期を忘れた人が バスや電車に乗るとき『今日わすれちゃった~』で 実際 乗れるだろうか?
乗れないのだ。改札は入れないのだ。
タクシーも 本当は 同じなのだ。
忘れたら 割引は適用されないのだ。
コピーもダメなのだ。

いくら リピーターのお客さんだからといって 本来は ダメなのである。
お役所から 厳しく言われているのである。

それを
『固いこと言うな』
『手帳落としたら責任取ってくれるのか?』
…違うだろう?

そんなことを まかり通らせて 割引いて乗ろうとするから それと同様の悪用する人を育ててしまうことになるのである。

真面目に割引なしで 乗っていただいている健全者の方もいる、その健全者の方の中には 微妙にお手帳を認可してもらう枠から外れてしまった人も含まれている。
健全者なのに『忘れた』と 言って 乗ってくる人がいるから お手帳の提示が必要とされているのである。


お気持ちは わかるのだ。
出すのも 面倒臭いだろうし
手帳を出すこと自体に抵抗がある人もいるだろう。

でも 決まり事 なのである。

提示する義務があることを 守っていただきたい。
真面目にご乗車いただいている お手帳所持者の人や 健全者の人のために。

そして 何より ご自身のために。


態度の悪いドライバーの名前はチェックしてクレームを。
ぜひ お願いしたいのである。

  • << 232 私の近い人、大切な人が手帳持ってます。でも何かの時のために、世の中の人に誤解されないため、自分の身を守ってくれるものです。誤解しないで下さい。苦しんでいる人もいます。

No.93 13/08/03 14:28
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日も落ちて ヘッドライトをつけないといけなくなるくらいの時間帯に よく乗って来るお客さんで『名物おばさん』がいる。

何が『名物』なのか?と言うと
たぶん、自分の行き先(住まい)の名称がわかってない気がする のである。


実は 私は そのお客さんを乗車したのが 初めてで その噂も知らなかったドライバーだった。

普通に駅前のタクシー乗り場からご乗車。
行き先を伺うと 全く聞いたことの無いような地名。
しかも 何度か聞く度に 違う行き先の発言をする。
東西南北、どこに向いて走るかどうかもわからない。
『近所に何がありますか?』と 尋ねたら はっきりと会社の名前を言ったので『あぁ、じゃあ南ですね。』と 言うと『違う。』と 言いながら その会社とは全く反対方向を指示するのだ。

でも 言ってることは よくわからないのだが 指示はしてくれるということが判明。ならば、言われた通りに動くのが正解なので そうすることにした。

赤信号の度に
『あ~ぁ、お金ないのに~、タクシー高いのにぃ~』と 愚痴の言い放題。
言われた会社とは全く反対方向に走る私は ちゃんとお支払いしてくれるのだろうか?不安になってくる。
赤信号を『タイミングが合わせられなくて 申し訳ありません。』と 私の方で罪を被りながら 指示された通り走ると…。
言われた土地の名前ではない 割と近辺の場所に到着。
しかも 軽自動車でしか曲がれなさそうなエリアを侵入させられて 自宅前まで行って 停止。
角度の関係で 入るのに3回、出るのに7回 切り返した。一応無事に通過。
切り返し5回目以降は プロの意地?である。(笑)
電灯のない 暗い住宅地だったので 難しかった。
ちょっとだけ 泣きそうだった。(笑)


たぶん。たぶん、だ。
このお客さんは ちょっと外国人なまりがあったので 自分の住まいの名称や会社の名前 が 読めなくて 曖昧だったのか 会社の名前なんかは 完全に勘違いして覚えてしまったんじゃないか と 思う。


仕事が終わって 同僚達と 井戸端会議の中で 情報交換。
よく乗っていただけるお客さんなのである。
スムーズに乗車してもらえて 常連さんに失礼のないように仕事をする為の 私達の知恵 なのである。

さっそく 私は 皆に情報を…。

知らなかったのは 私だけだった、という『名物おばさん』のお話。である。

No.94 13/08/03 16:23
転職検討中0 ( ♀ )

実は 先日 別スレッドを立てて このスレッドのプロモーションも兼ねて
『お客さんから見た ドライバーへの不満』の意見を 改めて募集してみた。
ヒット数は さほどではないが 目に止まった方達から いくつかご意見が伺えた。

ありがたいことである。

私達が愚痴ってしまうお客さんがいてるように 世間の人々もまた 私達タクシードライバーに いっぱい不満がある ということがわかった。

意見交換。
いいこと である。

不満 不機嫌 の 理由が分かれば 対策はあるかもしれないのである。


読んでいただいてる人で タクシードライバーに 不愉快な思いをされたことがあるなら 吐き出してもらいたい。

たぶん その時の私は お客さんの味方である。(笑)

当たり前である。
ちゃんと仕事をしてないドライバーの話は 私が聞いてもムカつくのである。


どちら側においても 原因が分かれば なんてことない事なのかもしれない。

原因が分からぬままモヤモヤするから 『愚痴』になるんじゃないか と 思うのである。

No.95 13/08/03 21:15
転職検討中0 ( ♀ )

最近いただいたご意見の中に 一つだけ ドライバーとして 弁明させていただきたい内容があった。

一万円札を頂いて 尚且つ お釣りが準備できていなかった時の対策 について である。

『お釣りの為に両替するのはいいが、ついでに自分の買い物をしてくる。客をナメてる💢』という 情報を頂いた。

まず最初に タクシードライバーなのだから 両替分をしっかり準備しておく という前提で話をすれば お客さんが怒るのは 当然なのである。

だから そうならないように お客さんに一万円を渡されたら 次の仕事までに両替しておくようにしないといけないし もし間に合わず お釣りが無いのなら 乗り合わせたお客さんに すぐ そのことを伝えなくてはいけないと思うので 私はそれを実行している。

しかし。
たぶん そのドライバーの肩を持つ訳ではないが 1万円を出される時やタイミングが同じであることが多いのだ。
例えばお給料日の次の日 や 連休前など。
行く先々で 仕事が効率良く繋がると なかなか思うように両替ができないものなのだ。
それに。
最近は 両替お断りのコンビニなどは 多く存在する。どうせ何か買うなら 自分の買い物でお金を崩す というパターンは あるんじゃないか と 思う私は ダメなドライバーだろうか。

タクシーという職業、やはり防犯対策は まずは 自ら防衛しないといけないのである。
両替分は たくさんあった方がいいのだが 強盗に遭った時に 被害を最小限に抑える為に やたら余分なお金は持たないようにしていたりするのである。

なので。
お客さん側も 持ち合わせが大きなお札しかない時は 出来れば 乗り込まれた時に 同時に その旨をドライバーに伝えていただければ 事前対策が もう少しスムーズに片付くこともあろうかと思うので よろしくご検討お願い申しあげます。

No.96 13/08/04 03:13
転職検討中0 ( ♀ )

私がイラつくお客さん というのは 大抵 乗り込んでから すぐ なんとなくだが わかるのだ。

たまに 何故? こんなに わかりやすく 不機嫌そうに乗ってくる?と 聞いてみたくなることもあるくらいだ。


人それぞれの性格 というのも あるのだろうが もしかしたら そういう人は 過去にタクシーに乗って ドライバーに 嫌な思いをさせられたことがあったりして その『仕返し』的な感情が盛り込まれているのかもしれない。


いろんな情報をもらって 思うことは 私もお客さんの立場になったなら 酷いドライバーもいるもんだなぁ~💢 と 思うのだろう、ということだ。
同じ職業の同士として 恥ずかしいのだ。

迷惑な駐車をするドライバー
場の空気を読めないドライバー
思い通りに事が運ばなかったら あからさまにお客さんにあたるドライバー

いつまでも こんな状態では このご時世 ダメだと思うのである。


せっかく 人間に産まれてきたのだ、出会った奇跡を喜ぶ方が きっと楽しい。


うっかり 人に迷惑をかけることも あるだろうが
わざと 迷惑をかけるような人間には なりたくないなぁ~と 思う 私なのである。

No.97 13/08/04 13:36
転職検討中0 ( ♀ )

ちょっと下ネタ系の話になってしまうかもしれないが こんな話をしようと思う。

タクシードライバーという職業というのは 多種多様なお客さんとコミュニケーションが図れることによって 営業区画圏内は もの知り博士(?)なのである。

ある若いカップルのご乗車。
若ければ若い程 あっけらかんと『どこか泊まりたいんだけどっっ!』と 尋ねてくれる。
こんな仕事だから ファッション系のホテルに送迎もあったりするので 実際私は行ったことがなくても どこが綺麗なのか?どこが安いのか?など ざっくりとだが 知っていたりする。

若干デリケートな内容なので 隣のお姉さんに さりげなく気遣いながら いろいろ話してあげながら 探してあげたりする。
好きな者同志のカップルなのだ、長く寄り添っていたいだろう。別に恥ずかしい話ではない。
元気に尋ねてくれるカップルには 触れていい部分、触れてはいけない部分をわきまえながら 和やかに会話を楽しみながらお送りする。

でも やはり デリケートな行き先だったりするので そうでない方々も いらっしゃるわけで。


行き先を もじもじ。
でも なんとか探して この営業車で中に突っ込んでもらって 建物の入出店を 誰にも見られないようにしたい様子。
でも 結局 勇気が出せなくて なんとなく近場の ラーメン屋辺りで止めてと指示される。

恥ずかしがっているお客さんには あえて 情報を流したりもせず 彼等のペースに合わせて 受け答えする。


私は 女だが、お客さんから言われた場所は どこにでも気持ち良くお送りしている。


たまに 私が女ドライバーだから 元気な男のお客さん達に
『あぁ~。僕達、男のドライバーさんに、聞きたい事あったんだよね~。』と、残念そうにうなだれるお兄さん方がいたりする。
そう 言われただけで 私は ピンとくるのである。
『お姉ちゃんと遊べるところ?わかりますよ?どんなとこ行きたい?予算は?』
お兄さん達 食い付く 食い付く…(笑)


せっかくのご縁でタクシーに乗ってもらったのだ。
なんでも 明るく尋ねてもらったら 明るく対応するので なんでも聞いて ちょっと得した気分を感じて 降りていってほしいと思っている。

No.98 13/08/04 17:07
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タクシーには いろんなお客さんが乗ってくるので 皆さん 道の説明のされ方が バラエティーに富んでいて おもしろいな と 思いながら 仕事をしている。

少しだけ ご紹介。
ほんの ひとにぎり。(笑)


『あの上の横断歩道越えて…』
あれは 陸橋といいます。

『ずどぉ~んとどんつきまで…』はい、突き当たりまで真っ直ぐですね。

『あの ぽん のとこ右』
あぁ なるほど。ポンジュースの看板を右ですね。

『あ~ほら、お箸の方』
お客さんが右利きだったら右ってことですかね?

『ま、どっち行っても 同じようなもんなんだけどさぁー』
そうなんですね、で?今日は?どちら行かれますかね?

『あのでっかいくすの木、あるだろ?』
だいたいどのあたりの事かを先に教えていただいたら わかるかも なんですが。

『(飛行機の)〇か△か、どっちか予約入れられそうな便の方』
私がそんなこと決めちゃって 大丈夫なんですか?

『あ。その、今、青になった信号のとこね』
一直線上に見える 青信号が 今一斉に青になったんですけど。

『にこちゃんとこ 左』
お客さん、これはたぶんタコ焼きのイメージキャラのタコくんだと思います。だって赤いし 足もついてる。


まだまだたくさんあるので 次回もお楽しみに。(笑)

No.99 13/08/05 14:18
転職検討中0 ( ♀ )

昔 お客さんから こんな言葉を頂いたことがある。

ビジネススーツをビシッと着込まれたお客さんが二人。
行き先を尋ねたら 会社の名前。だいたいのタクシールートというのがある場所なのだが 一応念のためコース確認をする。
『どの道通って参りましょうか?特に指定される行き方が おありでしょうか?』と 尋ねてみる私…。
すると お客さん二人とも 身体を乗り上げて『えぇ~っ?!』と どよめきのポーズ。

…えッ?また何か?余計な事を聞いて イラつかれてしまったか?
常にネガティブ思考の私なのである。(悲)

それから先は 彼等同士の会話である。

A&B『どのみちとおってまいりましょうかぁー?』
A&B『おありでしょうかぁ~??』
A『おい?ここのタクシーは 皆 こんな話し方するのか?』
B『いやいや、そんなことないって。このドライバーさんが女性だからなんだよって~!』
ビクビクしていた私だったが 丁寧に話したことに対してびっくりされたことがわかって 一安心。
特に女だから という訳ではなく 私達の会社では お客様に対して 感謝して丁寧に対応する教育をしている と 話すと、
A『あ~そうなの。じゃあ、ここに仕事に来て タクシーに行き先言うときは『〇〇までお願いします』って言わなきゃだめだよね~』
B『うちの地元じゃあ、どのドライバーも 絶対返事すらしないよね~』
A『この車、何?個人タクシーじゃないんでしょ?…あぁ、〇〇タクシーさんね、覚えとくよ。』
B『だよなぁ~、どうせ乗るんだったら保障付いてるほうがいいもんなぁ~(笑)』

そうなのか。
このお客さんの地元のタクシードライバーは『です ます はい』の 基礎がなってないんだな。

こちらが誠意を見せると 相手も見返ってくれるのだ。
ということは。
まずは タクシードライバーの方が お客さんに対して ぶっきらぼうでは いけないのだ。


そうしていかないと…

ネガティブ思考の私には せっかく褒めていただいているのにもかかわらず いちいち ビクビクしないといけないことになって 辛いのである。

No.100 13/08/05 16:40
転職検討中0 ( ♀ )

私が入社してすぐの頃 まだ独身だったし 若かったので こんな世界じゃナメられるのだろう と 思って 仕事に臨んでいた。
最初から そんな心構えをしていたので やはり ナメられることが多くあったのだが 想定内のこと、と 気持ちに余裕を持って 仕事をすることが出来ていた。

とにかく私は 極度のネガティブ思考なのである。
『世の中、そんなに甘くない』
『男性社会のこの業界、苦労するだろう』
そう思っていただけに 私のことなんて きっと『お前』呼ばわりなんじゃないか?とさえ 思っていた。
実際 どう見ても 自分より4~5歳くらいしか離れてなさそうな若いお客さんに『おばちゃん』と呼ばれることもあって 悲しい思いをしたこともあった。(笑)

しかし。意外にも ちゃんと『運転手さん』という言葉で 私のことを表現してくれることが多かったことに 感激したのである。
『ねぇちゃん』『おばちゃん』『あんた』『お前』と 言われることを覚悟してて 20年経った今でもまだ そう呼ばれることだってあるのだが
『運転手さん』
と 言ってもらえる その響きが 当時 新入社員だった私には なんだか認めてもらえたような気持ちになれたのを よく覚えている。

そんなこともあって 日々 感謝しながら 頑張って仕事をしているのである。


しかし この頃になると
全く別の意味で
『お姉ちゃん』と 言われると 妙に嬉しい。(笑)
これは たぶん 自分が歳をとったからだ と 思うのである。(笑)

No.101 13/08/05 18:33
転職検討中0 ( ♀ )

別スレでもらったドライバーへの不満で こんなのがあった。

『ペットを動物病院に連れて行く際に、こちらの気を伺うことなく あれこれ話しかけてくるのは 辛い』と あった。

確かにそうだと思った。
お家で飼われている動物は『家族』なのだ。
軽いケガなら 治るだろうから 気も楽だが 重い病気になっていれば 人間みたいに喋ってくれない『家族』の一大事なのだ、根掘り葉掘り聞いてほしくないことだって そっとしておいて欲しい時だってあるだろう。

ドライバーの中には 自己チューの人が多いらしい。
一人でのんびり?仕事ができるせいだろうか?

ん~。あるいは そうなのか。そうなのかもしれない。

では?何故?私達の会社では 自己チューではない社員が多いのか?
(もちろん自己チューのドライバーもいる。ただ たぶん少ない。)
看板が大きいから そのプレッシャーや信頼維持の為に チームワークというものを 育んでいるからなんじゃないだろうか。

一人だけ 勝手なことは出来ない。
お客さんからクレームがきたら 大変なのだ。
同僚にも迷惑がかかるのだ。
なので お客さんのニーズに応える仕事に徹するのである。


お客さんのことを 第一に考えられないドライバーは もしかしたら そういう環境に 居ないので 自由気ままに仕事をしているせいで そんな対応になるのかもしれない。

No.102 13/08/06 01:24
転職検討中0 ( ♀ )

何かのネット検索で ある人が
『タクシーは ゴキブリ』
と 表現していた。

微妙に傷ついたのは 確かだが…なるほどぉ~🎵とも 思ったのである。(笑)

しかし 本当に ゴキブリと言われたら そうかもしれない。(笑)
たぶん その人は ドライバーに対しても 運転のマナーやら技能なんかも 全部ひっくるめて『ゴキブリ』と 表現したのだろうが 私の走っている地域の付近にある大都会の一角、巨大な繁華街の側には 大きな何車線もある一方通行の道がある。なんと! その道路の4分の3を 客待ちタクシーで埋め尽くしているエリアがあるのだ。
計5車線あるのに 通れる道は せいぜい1~2車線。

私達は そんなとこには並ばないので 第三者的にモノを見ての感想だが あそこに並んで仕事しろ と 言われたら この仕事は やってなかったかもしれない。

で。そのゴキブリの一帯地区。(笑)
たまに タクシー協会という いわば タクシー業界の警察署みたいな機関があって そこの指導用巡回パトロールカーなるものがあって それが様子を見に来ると…。
その『ゴキブリ』が 皆一斉に散らばるのだ。
傍から見てたら なかなかおもしろいのだ。

まるで ゴキブリ除去剤をふりかけた時の様 そのものである。(笑)

それと同様に 駐車場渋滞は 私にはアリンコの列に見える。(笑)
日本人は律儀に並ぶので 列が乱れないのが 素晴らしい。
一時 白い車が流行った年があった時は 見事に『シロアリ』だった。(笑)


朝と夕方の平日のラッシュ時間の あの車は どこから湧いて出てくるのだろうか とか 思う。(笑)

たまに でっかい人になって ラッシュの車を 上からつまんで 元の駐車場に 入れていく パズルみたいなことをして 遊んでみたい、とか 思うのである。(笑)

No.103 13/08/07 11:11
転職検討中0 ( ♀ )

私達の地域は 年度末に近づいたら 必ず あちこちで道路工事が始まる。
皆さんの地域はどうなのだろうか?

あれは お役所が 年度末に予算の組み立てがあるから その為の調整に 一気に使い込む為だ と 聞いたことがあるが 実際のところは 私はよくわからない。

別に それがどうだろうが いいのだ。良くない部分をやり直ししていることには 変わりないはずなのだ。工事に関わっておられる方々には ご苦労様の気持ち なのである。

側で 道路の整備をしてくれているガードマンの方も ご苦労様なのだが…。
あの ガードマンの 道路整備に関する決まり事 というのは ないのだろうか? あればいいのになぁ…と 思うのだ。

上手に車を止めたり 誘導したり できる人なら いいのだ… しかし 車を止めたいのか?行かせたいのか?よく分からないジェスチャーの人が多いのだ。

この『ジェスチャーの分からないガードマン』の言うことを 信じて 動いてしまったら たまに とんでもないことになってしまうのだ。

正面衝突をしかけたことも 一度や二度ではない。
でも それで交通事故を起こしてしまった場合 こちらが『ガードマンの指示通りに動いた』といっても ダメなのである。
ガードマンは 一切の責任は 事故に関しては ないのである。

あまり詳しくは知らないが ガードマンの資格ってのも あるらしい。
工事現場に『ガードマン〇級保持者を…』なんて掲げている看板を見かけたことがある。
へぇ~そうなんだなぁ~ なんて 横目で見た記憶がある。

その時 私は なんとなく この工事現場の責任者は しっかり現場を任されようとしているんだな、事故に細心の注意をはらっているんだな なんて 思ったのである。


何も 資格がどうのこうの 言っているわけではない。
最近は なんでも自由化がうたわれている。
私達タクシー業界でも 料金の自由化、会社の車の保持数の自由化 など 規制緩和の歪みで 今まで見えていなかった問題点なんかが浮き彫りになってきている。

人数を備えるだけ、安く人材を集めるだけ では 問題があると思うのだ。


ガードマンも 資格こそ 要らなくていいが きっちり車の流れや 周りのガードマン達とのチームワークが出来る人材を使って 最初にしっかり話し合いをした上で 仕事に臨んでもらいたいと思うのである。

  • << 281 一度 私は 『指示の下手なガードマン』の話をしたが…。 じゃあ? こういった 指示の下手なガードマンも? 手抜きバリバリのガードマンも? タバコ吸いながら立っているガードマンも? 携帯触ってるガードマンも? 速やかに誘導してくれるガードマンや、 声を張り上げて 仕事に頑張っているガードマンや、 わざわざ一台一台に ペコリと頭を下げて 止めていた車を送ってくれるガードマンや、 一日中 棒を振り回して 筋肉痛みたいになりながら仕事をしているガードマンや、 日焼け真っ黒で シミソバカスだらけで にっこり微笑んでくれるガードマンなどと同じように? 全部 一緒の給料体形なのか??? おかしいだろぅ? …私達の仕事も 直接 上司には監視されにくい仕事である。 現場で働く者は みんな同じ感じで仕事をしているのだろう。 『同じやるなら要領良く』というのは 結構なことだが 手を抜いてはいけないし 仕事をするのは 世の誰かの役に立っている為の働きだと思う方が正解なんじゃないかな と 思うのだ。 私達タクシードライバーも ガードマンも 一生懸命やっている社員には 花マルをつけてほしいのだ…。 ガードマンの 『暑い日の 日なた手当』 『寒い日の 日陰手当』 『雨の日の ずぶ濡れ手当』 あげてほしいと思うのである…。 そうすれば 手を抜くガードマンさんも 多少は減るのではないだろうか。

No.104 13/08/07 11:40
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《休憩》
今日は 『息子への感謝デー(?)』である。
息子と美容院に来ている。ストレートパーマをお願いしにきたのである。


強烈なくせ毛の息子は そのせいで イジメに遭うこともあったらしい。
しかし 学校では パーマが禁止だった為 一生懸命無理をして 耐えていた。
寝癖を直すのに 人より30分~1時間も早起きして 朝 一生懸命髪を伸ばしても 少し汗をかいたくらいで また アフロヘアー状態に戻る。
たまり兼ねて 学校に相談をして 許可をもらって 今で約2ヶ月になる。

最初は自宅で 縮毛矯正の液を使用して 試してみたが 全く効果がない。仕方なくプロに頼むべく 美容院へ。
美容院のスタッフ4人がかりで対応してもらって 1~2歳の頃の まだくせ毛が出てなかった頃の息子に再会。
『これほどキツい癖だったなら、ずいぶん悩んできたでしょう。なかなか(パーマが)かからない質の髪でしたけど、うまく仕上がって良かったです。』と 店長さんからのお言葉。

昔の息子に再会できたことと 息子の苦悩を助けてもらえた ダブルで受けた感動で 思わず目頭が熱くなった 初パーマの『記念日』。

それからの息子は ずいぶん明るくなり それに対するイジメもなくなったという。
学校に相談に行ったことに 間違いはなかった と 思った。

ただ。息子は生きている。
髪の毛も伸びる。
矯正前の くせ毛が伸びてくる。(笑)

それから 定期的に 美容院のお世話になっている。

普通のストレートパーマよりも 高い 縮毛矯正ストレート、しかも息子はそれをダブルでかけている。(それほどくせ毛がきついのだ。)

かかるお金も かける時間も ハンパない。(悲)

でも そのために お父さんも 頑張って仕事をやっている。
そして私も 頑張るのである。


どれだけお客さんから イヤミな事を言われても 耐えていけるのは 息子や娘がいてくれるからなのかもしれない。

まぁ それよりも。

イヤミを言われない接客を もっともっとやっていかないといけない と 思うのである。

No.105 13/08/08 01:23
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夏休みに入って お客さんが 親子連れ というパターンが 増えてくる。

私は 女のタクシードライバーだ。
子供…特に 幼稚園に入ったくらいの子供~小学4年生くらいまでの子供が『ドライバーが女だ』ということが わかった時点で 何やら興味津々になってる空気を感じることがある。(笑)

もう 何年も乗っていると なんとなく わかるのである。


わかってるよ。
おばちゃんは わかってるよ。
必ずや 期待に応えましょうぞ。


本当は シートベルトをお願いしないといけないのだが 強制的には なかなか言えずに動いているので シートベルトが必要ないくらい丁寧に運転をして 目的地まで到着。

お父さん または お母さんが お支払いをしていただく際の お釣り。

…私は わかってるよ。
『はい。お母さんに渡してね。ありがとうございましたあぁ。』
小さな手に しっかり握り締めさせてあげる。

私と目が合い にっこりと『やった!』の 空気。(笑)
(もちろん、すぐ親に渡すことを確認しているが。)

皆さんが降りて ドアを閉めて 走り去ろうとする一瞬手前でも 忘れない。

…わかってるよ。
『バイバイ🙋』
お約束の ご挨拶。
また 今度も乗っていただきたい思いを いっぱいにして 子供に手を振る。

またまた 子供は『やった!』の 雰囲気。(笑)
にっこり私に笑ってくれて 手を振り返してもらってから それを励みにして 次の仕事へと 気持ちを切り替えるのである。

私は 『小さなお客さん』には 立ち去る手前で ほぼ100%の割合で 手を振る。

毎回 これが 楽しみだったりもするのである。

No.106 13/08/08 10:05
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街中を走ってる最中に フロントガラスの ちょうど目の前に 小さな虫がくっつくことがある。

トンボ や ホタル?のような昆虫が 目の前にくっついて 走行中も 踏ん張られてしまうと 邪魔でしょうがない。(笑)

でも 下手にワイパーで威嚇(?)して 間違えて 彼らの命を奪ってしまったら…彼らにも親兄弟がいるだろう、そんな浅はかにワイパー使用で うっかり危険な目に遭わせたくないのである。
(それに掃除も辛かったりする)

だから 心持ち 風圧で飛んでいってほしい くらいの速さで走行するが…しぶとい。(笑)
と 同時に このツルツルの斜面に この風圧で よくもまあここまで踏ん張れるものだ と 半ば感心する。

そんな感心してしまうほどの足の構造は どうなっているのだろうか?

小学生の理科の時間、中学の生物の時間なんかを思い出しながら 昆虫の 裏側から見た様子を まじまじと観察。

周りから見たら 不思議な顔をしながら空を眺めているかのような なんともぶざまな光景に映るのである。(笑)

まさに『不思議ちゃん』の 出来上がりである。(笑)


トンボは 水面に卵を産み落とすらしいが かわいそうなことに 車のボンネットを 水面と間違えて 必死に子孫繁栄の為に精を出しているトンボがいる。

ボンネットなんかに 卵を産んじゃったら とたんに ゆで卵 なのである。(悲)

No.107 13/08/08 12:22
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昔 経験も浅く 今以上に根性無しだった頃(笑)こんなことがあった。

その日は もの凄い夕立が降った。
あるお客さんが 私達の会社のタクシーを利用するために 電話をしてきてくれた。

『困った時の乗り物』なのである。
こういう土砂降りの時は 皆さんの傘が代わりになって 一生懸命仕事をしている私なのである。

しかし。私は女だが 普通のタクシードライバーなのである。
トラックドライバーでもなければ 女だから何でも融通が利くドライバーだ というわけでもないのである。

さっきまで晴れていた。
突然の夕立。私の車に お迎えの指令が入った。

その時のお客さんは ママチャリを握り締めながら 私が到着するのを笑顔で待っていた。

もしかして と 思ったが 案の定 そのママチャリもタクシーに載せてくれ と 言う。

前には 大きなカゴが付いている。どう見積もっても 自転車の後ろ半分ははみ出てしまう。

車体から 飛び出た荷物を運ぶ時は それなりに規定があるのだ。
荷物が落ちてしまいそうになるような状態で走行は 出来ないのだ。道交法違反なのだ。
積み荷にはみ出るような荷物には それ専用の金具が付いている車でないと だめなのだ。
ちゃんと それ用のタクシーもあったりするのだが 私達の会社のタクシーには 専用金具は付いていないのだ。

お気持ちは分かるが 無理だ と 丁寧にお断りをすると お客さん自身が ママチャリを持ち上げて 乱雑にトランクにぶち込んだ。
『私の自転車は もう古いから 多少の傷は平気なんだから💢 もぅ💢 融通が利かないわね💢 あんた 女なんだから ちょっとは融通利かさないと ダメな女になるわよ?💢』

と いうことで 私は そのお客さんに 無理矢理『ダメなドライバー』に させられてしまった。

車のボディーのトランク周辺に ものすごい引っかき傷を付けられて お客さんは『凹んでないから あとで似たような色でなんとかなるわよね。』…。
なんとかならないのである。
私達の会社では 1cmのひっかき傷でも 自損事故なのである。

こういう時は お客さんに弁償を求めていいのだが… 当時の私は 気が小さくて それが言えなかった。

土砂降りの中 振動で今にも落ちそうな荷物を乗せて 高速道路みたいな車専用道路を ヒヤヒヤしながら走って 傷をつけられまくって会社に怒られた 悲しい過去がある 私なのである。

No.108 13/08/08 15:58
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コースの設定権を お客さんのほうで持ち 私は言う通りに走るようなパターン というのは 割とよくあるのだが たまに こんなことを言うお客さんがいる。

『ちょっとぉ~?いつもより80円高いねぇ~?
(私の地域は 事後メーターが80円ずつあがる)
もしかして?遠回りしたんじゃないのぉ~?💢』


…は?
『遠回り』?
…いやいや それはないでしょう?
おっしゃる通りに走りましたよ?
…遠回りの しようが ないのですが。

笑えない冗談を言わないでほしいのである。

もし 気を利かせたつもりで ここで私が笑った ならば…たぶんクレームの電話が入るはずなのである。

No.109 13/08/09 08:58
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タクシーに乗ってくる お客さんの中には いろんな職業の方がいる。

地域の議員さんなんかも ご多忙なようで 結構タクシーを利用してくれる。

ある議員さんのお話である。

その議員さんは よくタクシーを利用してくれているらしかった。
私がまだ そのお客さんに出会っていなかった頃…。

仕事が終わって 同僚同士で『情報交換』である 井戸端会議で…その議員さんの話が出たのである。

とにかく 言葉がキツイらしい。
ドライバーが 何も悪いことをしてないのに 横暴な振る舞いに 何をしゃべるにも命令形なのだとか。
あんなので よく議員がつとまるものだ と 同僚が愚痴る。

一歩会社から離れると お客さんのプライバシーは きっちり守るので ここで一気に吐き出して 皆さんストレス解消。

ある時 とうとう私が そのお客さんにあたった。
覚悟していた。
私は女だ、どうせ クタクタになるまで イビられるのだろう。
ところが 実際は そうでなかった。
全くもって 紳士で 丁寧な話しぶり。
たぶん 普段はこういう感じなんだろう、たまたま他のドライバーは ご機嫌斜めの時だったんだろう…そう思っていた。

その日の井戸端会議で 私はそれを報告。すると 皆 口を揃えて 人間違いではないのか?そんなはずない、と 反論の嵐。

そして 選挙の季節になって また私の車に そのお客さん。
やはり丁寧。紳士なのである。
でも その日に わからなかった謎が一気に解けたのである。

選挙戦を迎えるにあたり 抱負を語りはじめた。
内容的には 悪くない いい理想論だった。
しかし そのあとに 問題発言をしてしまった。

『男は投票に行く人が少ない。一票を投じてくれるのは、あなたくらいの世代のお母さんが主体。だから、あなたたちの意見を議会に持って行くので、なんでも提案してほしい。』

あ~そうなのか。
この人は 当選するために 自分への票に 有利に計らってくれそうな人を選んで 会話してるんだな ということが わかった。
私は女だったから 彼の本性に障ることなく仕事ができていただけなのだ。


彼は その時の選挙から落選、以後ずっと出馬しているが 鳴かず飛ばず。
議員の肩書きの前に『元』が付く人物になっている。


政策は良いのだ。
性格の表裏がなくなれば きっと彼は当選すると思うのである。

No.110 13/08/10 00:45
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タクシーのお客さんに対しての話ではないのだが 小さなお子さんをお持ちのお母さんに お願いしたいことがある。

自転車で お子さんを同乗させてる時に できるだけ 落とし物に注意してあげてほしい。


私が 特に お願いしたいのが 靴 なのである。

悲しいことに 私は リアルに 生々しい事故現場の横を通過することが 一般ドライバーよりも多いと思うのだ。

小さな子供が関わる事故現場に 散乱している 残骸の典型で『靴。しかも片方だけ。』というのが よくあるのである。

その次の日 付近にお花なんかが供えてあったりすると とても胸が締め付けられるのである。

たまに 自転車の後ろで 子供が 靴を片方落としてしまって『あっっ…!』と言っているのに 必死で自転車をこいでいるお母さんに それが伝わらずに そのまま放置されてしまう靴があったりして…。


道の真ん中に 靴が ぽつーんと 頃がっている様が…なんとも…なんとも…恐ろしいやら 怖いやら 悲しいやら 罪悪感でいっぱいになる(?)やら…
もう なんだか 私の感情が 精一杯不安定になるのである。(笑)

たぶん この『罪悪感でいっぱいになる』というのは 交通弱者を助けないといけない側にある者の一人としての 責任感みたいなものなんだろうか。
なんだか よくわからないが とにかく 悲しいことは…辛いことは…嫌いなのである。


たぶん ほとんどが 自転車から落ちてしまう『靴』なのだろうが とにかく 私の頭の中での無駄な連想が 巡りに巡って 仕事するのが辛くなって もう早退しようかな…?みたいになるほど ネガティブ思考が炸裂するのである。

チャリンコママ
育児頑張れ!

ついでに 靴も拾ってあげてね。

No.111 13/08/10 01:07
転職検討中0 ( ♀ )

最近の学生さんは ちょっと怖い。
…『怖い』と 表現していいのかどうか 少し迷うが 怖さにも いろんな意味が含まれているので 一つずつ説明することにする。

まず 最初に申し上げておく。
私は 学生の頃は 親の手助けをしていたという理由があって バイトはしていたが 貧乏だった。
バスに乗り遅れて どうしても どうしても バイト先に時間が間に合わなくて タクシーを利用することは 2~3度あった。
支払って その金額分 時給に直して 今日は何時間タダ働き状態なんだろう?(悲)とか 毎回シビアに考えていたくらい 貧乏だった。(笑)

よっぽどでないと タクシーなど 使わなかった。
社会に出てからも ほぼ皆無で タクシーは使わずに タクシードライバーになった。(笑)

まぁ それを前提とする。

最近の学生さんは 金持ちなのだろうか。
私の地域のお客さんに限るが 大晦日~正月のカップルのお客さんは もう ほとんどが学生さんだ。

日常でも 学校(主に私学)に行く生徒さん、部活の遠征に行く時のご乗車、皆さん お金持ちで羨ましいのである。
『タクシーのほうが楽でしょ。』と 乗ってもらえると ドライバー冥利に尽きるのだが バスより高い賃金を 普通に支払えるお金が お財布の中に眠っている ということが 羨まし過ぎて『怖い』のである。(笑)


次に続く。

No.112 13/08/10 01:48
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二番目の『怖い』である。

昔の話になるが まだ 禁煙車両でなかった頃の話である。


ある 制服を着た学生さんご一行が ご乗車。
付近のスポーツセンターまで。試合があるらしかった。

体格のいいお兄さん方達。4人乗ったら パンパンである。(笑)


ある一人のお兄さんが 私に質問してきたのである。

『すいません、タバコ吸っていいっすか?』

…えぇ~?タバコって?ダメじゃないの!未成年ってバレるじゃない?だって制服よ?まずいんじゃないの?

でも ダメだって言ったら 私 女だから みんなに袋だたきに遭うんじゃないかしら…。(怖)

しかし 恐る恐る 答えてみた。
『制服着られてるから、やっぱりまずいんじゃ~?』
『あ。大丈夫っすよ。俺、ハタチ越えてますから。』

聞けば 皆さん大学生だった。(笑)
私の地域には 大学で 制服着用している学校がなかったので つい 制服=~高校生 という認識でいたことで カッコの悪い会話になってしまった。(笑)


私は もともと 人の年齢を当てるのが苦手だ。
我が子を育ててきたので 我が子の年齢の近い~遠い は 分かるが 例えば 子供が3歳だった頃に 3歳くらいの子供は分かったが 今 小さな子供を見て 3歳くらいかどうか を 見極められないくらい 見た目の年齢に興味がない。
なので 制服にとらわれて 年齢が まともに予想できない私が『怖い』のである。(笑)


しかし 今 禁煙車両になっていて 高校生くらいのお姉さんが タバコを吸いかけて『禁煙車両だから』という理由を盾に やめていただく言葉掛けができるようになったのは 青少年を守る義務がある 大人としては いい材料になっていて 有り難いのだが そのあと お姉さんから 『…チッ💢』と 言われるのが『怖い』。(悲)



最終章に続く。

No.113 13/08/10 02:00
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『怖い』最終章。

これは まともに 恐ろしいなぁ と 思った話である。


どう見ても 割と真面目に授業を受けてそうな中学生っぽい学生さんが二人。
そのお兄ちゃん達の会話が 凄い過激だった。

私は あまり お客さんの会話を 聞かない方なのだが 『えぇ~?』←みたいな 道を間違えた時に叫ばれる言葉に敏感で そんな言葉から しばらく会話が耳に入ってきたら その内容にびっくりしてしまった という内容である。


先日購入したのだ、という サバイバルナイフについて の 会話だった。

彼は『護身用』と 言っていたが それで 野良猫の足を刺したことがある と 自慢げに話していた。

びっくり!
たかが 野良猫 だが されど 野良猫。命は尊いものなのだ。

ちょっと『怖い』会話だった。


あと 路上生活者に『オヤジ刈り』を 決行したことがある といっていた 学生さんがいた。

これも リアルに『怖かった』。

No.114 13/08/10 08:50
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ここで ほのぼのとした話を一つ。

私は『チャーミーグリーン』を見るのが好きだ。

『チャーミーグリーン』と言ってしまうと 洗剤の商品名になるので ここで申し上げるのはどうか?わからないのだが 昔 この洗剤のCMで『(何年経っても手が繋げる程)手に優しい』というアピールで おじいちゃんとおばあちゃんが仲良く手を繋いで歩いているシーンがあった。
私は そのCMが とにかく好きで それ以降 熟年夫婦で街中を仲良く歩いている姿を見かけると つい そのCMを思い出して ほのぼのとした気分になるのである。


私の街には そんな『チャーミーグリーン』さん達が 割とたくさんいらっしゃる。
でも やっぱり目立つ。(笑)
しかし 何が凄いなぁと思うのかと言うと。

ただ手を繋いでいるだけではないのである。
お互い歳をとられている。道路事情が危なくて 機敏に行動できない分 お互いを気遣いながら 手を繋いでいたりする。
あるご夫婦は
必ずおじいちゃんのほうが 車道側に歩いている。何年経っても その気遣いは 立派だと思うのである。

何より 一番感心するのは ご本人さん方は 誰の視線も気にしていないことが 素晴らしい。きっとそれが『自然体』なのだろう。


皆 そんな夫婦を夢見て 結婚し 家族を作る。
いろんなことがあって 夫婦喧嘩したり 時に裏切り 時に別れを決断したりする。
でも 最初から 相手を騙してやろう だとか 別れよう なんて 考えながら 結婚したわけではない と 思う。
でも それだけ 夫婦がいつまでも 仲むつまじく生活していくのは 難しいし 凄いことなんじゃないかな とか 思うのである。

周りの人も 仕事中 後ろに乗ってるお客さんも『チャーミーグリーン夫婦』を ガン見しながら
『有り得ない(笑)』
『恥ずかしくないのかなぁ?』
と 感想を述べてる人も 少なくないが

私は 綺麗な夕焼けを見た時と同じくらい 大好きな光景なのである。

『チャーミーグリーン』夫婦 万歳!なのである。

No.115 13/08/10 13:52
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《休憩》
ちょっと前 夏休み中に 娘が友達と一緒に『お化け屋敷』に行く ということで 仕事でない日に『アッシー』ちゃんになった。(笑)
もちろん 自家用車だから 無料のご乗車である。(笑)
仕事で走れば 5千円くらいの距離…あぁ この際 そんなことはどうでもいいのだ。(笑)

最近流行りの 夏限定で 都会に特設会場を設けて 大人が充分怖がる『お化け屋敷』というのがあって その日彼女らは チャレンジャーになったのだ。

実は息子も一緒に行ったのだが 息子は怖じけずいてしまい(笑)会場前で私と『お留守番』。
おっかなびっくりで楽しそうに 友達と列に並ぶのを 遠くから見ていた。

親バカかもしれないが 娘はスタイルがいい。何故?私から産まれたはずなのに 芸能界で活躍できそうな姿になったのだろうか?父が良かったのか?…う~ん、そうかなぁ?別にそうでもないはず…(笑)とにかく 我が家の七不思議なのである。

友達と並ぶ娘の脚を見た。
片足は均整のとれた 美しい脚だが もう片方の脚が やはり事故の後遺症で ボコボコで20針以上の跡がくっきり。
順番待ちで並ぶチャレンジャーのほとんどが 暇潰しがてら その傷跡を食い入るように見ているのが わかる。
親として こんなに残念なことはない。
『瓢箪から駒』で 美しく産んであげられていたのである。せめて結婚するくらいまでは 美しさを保たせてあげたかった。しかし 現実は甘くない。
周りは『再起不能だと言われたのに、よく歩けるようになったもんだよ。』と 言ってくれるが 誰もが目に留め ガン見されるほどの後遺症が残った交通事故に 無念な思いで一杯になる。

隣にいる 娘の友達は 中学時代からの同級生で 彼女がイジメに遭っていた時に 娘が庇ってあげたことがあった。
実は 娘には その時彼女を庇ったことが原因で 娘が代わりに標的になってしまった という過去がある。
『私の方が正しい』と 毅然とした態度の娘を見て 親として誇らしかった事を記憶している。
たぶん彼女は 娘に恩があるのだろうと思う。それ以来 学校が変わった今も 友達でいる。いい友達だ。

娘の後ろで醜い傷跡を眺める多くの視線を浴びながら その友達と 何事もなかったかのように 入場を笑顔で待ち侘びてる娘を見てると 事故すると何一つ良いことがない という事と 人って支え合って生きているんだな という事を 改めて思う私なのである。

No.116 13/08/10 15:07
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ある 中年の女性のお客さんが 私がタクシー乗り場の先頭で待機していると 満悦の笑顔で飛び乗ってきた。

乗って早々の第一声
『あ~よかったぁ~、女の人だぁ~』

ん? 一体? なんだろうか?

聞けば 今から老人ホームにおばあちゃんをお迎えに行って 家まで帰る という流れ。
大したことはない。
実は そのお客さん おばあちゃんの介添えをお願いされたかったらしい。
腰の手術をしたあとなのだそうで 力が入れられないらしい。途中、おばあちゃんがこけたらいけないので 5階から降りるまでの補助をお願いしたいのだと言う。

車を停めてる間 待ちメーターが作動するが どうか?…かまわない。
停車できるだけのスペースがあるか?…ある。
部外者が館内に入ることは大丈夫なのか?…大丈夫だ。

ならば 何の問題もないのである。
全く問題点をクリアできているので 事情がおありなのだ、躊躇することなくご一緒する。

このお客さんは ドライバーが女だったので 頼みやすかったと言うのだが 私達の会社では 条件がクリアできていれば どのドライバーでも 当たり前のごとく そういう事には協力する。


大切なお客さんなのだ。
次にも 信頼していただいて 気持ちよく乗ってほしいのである。
だから 出来る限りのことは するのだ。

ただ 私が 愚痴りたくなるのは

タクシー料金を払い終わったあとも あれやこれや 私用で私という人物を使う 図々しいお客さんや
条件を まるでクリアできていないのにも関わらず 無理な要求をするお客さん

だけなのである。

人間
持ちつ持たれつ。

今日のお客さんは 私が介添えを協力したことで 大変丁寧にお礼を言っていただいた。
当然のことをしたまで の 行いも それほど感謝されると こちらも励みになるのだ。
また 次も 気持ち良く協力してあげよう、そう思えるのである。


いくらお客さんだからといっても きちんと善し悪しをわきまえていただければ 私達は もっともっとサービスできるかもしれない。


…ま。でも。
他社のドライバーは 不親切なドライバーが多いらしいので そういう風習がなくならない限り ドライバーに対する風当たりは まだまだキツイのかもしれないなぁ と 思うのである。

No.117 13/08/10 22:03
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たぶん タクシードライバーというのは 情報通 の人が多いと思う。

少なくとも私は 興味のないものでも できるだけ情報収集するようにつとめている。
昨今のタクシー料金は 高いと思われている。それでも必要に迫られて 乗ってくるお客さんのために あと何ができるか?…リップサービスである。

何か聞かれた事に 順応に対応できるようにしている。

では?どのように それらの情報を集めるのか?
新聞やニュースや井戸端会議 は もちろんのことだが お客さんからの知識や教養や経験や昔話(歴史)などが活かされることも たくさんあるのである。
これぞ 人と人との繋がり…である。

あまり良くない噂は 自分で止めてしまおうと思うが 良いこと 良い噂 為になる話や知識 は 惜しみ無く 尋ねられたお客さんに 伝えている。

だって。もったいないのである。

美味しいケーキ屋さんも いろんな好みがある
ラーメン屋にしても スープによって様々
病院に関しては 悪い噂は流さず 元気になっていったお客さんが行かれている場所を
昔 このあたりが〇〇畑だったとか
この地域は酒蔵があって それにちなんで 酒蔵に似せた壁に瓦屋根が付いている だとか

とにかく いい情報は 私で止めていたら もったいないのである。


だけど 一つだけ たまに失敗した情報を流すことがある。

天気予報だ。

一応 自然のことなので
『〇時のニュースの天気予報ですけど』『さっきお客さんがおっしゃってた話ですが』と 必ず 前置きは するのだが 結構自信のある情報は 伝えるわけなのだが。

『明日は朝まで雨が残るらしい』なんて 話した次の日の朝 スッカラカンに雨が止んで 晴天だったりするとき 死にたいくらい(?)罪悪感に苛まれるのである。

小心者の 私なのである。(悲)

No.118 13/08/11 19:12
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昨今の夏は とにかく暑い。
ここのところ 猛暑続きで 皆 熱中症対策に大慌てだと思うが 私の家では 私が仕事中 家に誰も居てない時でも 家でお留守番をしているハムスター達の為に 蒸し暑くならない程度に 緩くクーラーをかけてあげていたりしている。
電気代がもったいないと思うが たかがハムスター、されど命。 である。
こんなに暑いと かわいそうなのだ。
ぷっち きっこ ねね ぼく ちいこ そらみ みさき はなこ あちゃこ てんちゃん(全部ハムスターの名前…笑) のためのクーラー代 のために お仕事を頑張るのである。(笑)

よく
『暑いけれど クーラーが利いてる中で仕事やってるんだし 楽よねぇ?』
と お客さんに言われる。

まぁ そうだ。まるで炎天下の中 工事現場や体力仕事をされている方と比べたら 非にならない程 恵まれた環境なのかもしれない。

でも ご存知だろうか?
車は 動いて 初めてクーラーも利いてくるのである。
暇で車が動いていない 日なたのエリアで待機中、 車内は クーラーがマックスでも たまらなく暑い。
クーラーから出る空気も 車が動いていないから 送風状態なのだ。

特に女は 手足の先 など 部分的に冷えるので あえて一枚多く着込んでいたり 靴下などは 冬用を着用していたり 制服の上着も 脱いでいい期間でもセクハラ防衛にもなるので 脱がずに着用している。

なので ハンパなく暑い。

私の地域も 早く景気が良くなって もう少し稼働率があがって クーラーの利きも良くなってほしいなぁ とか 思う。(笑)

No.119 13/08/11 22:42
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実は 私は ギャンブルが嫌いだ。
本当は そうでもなかった。
一獲千金…誰もが憧れるものである、私だって 出来るものなら 楽して儲けて 湯水のようにお金を使って豪遊できれば…なんて 考えることもある。

でも ギャンブルは 当たることもあれば 負けることだってある というところまで考えておかないと 大変なことになる。
だから 結論としては 自分の計画通りに遊んで それ以上自分を抑えられないようになったら 破滅するから それが止められないならば してはいけないと 思うのだ。
なんでも 計画性が大切なんだと思うのだ。

私を含め 身内には ギャンブルに狂った人はいないのだが 知人や友達に 大変なことになってしまった人を たくさん見てきた。
そんな人を見るたびに 嫌いになってきた。
今では 大嫌いになってしまった。


私の 若かりし頃 やはり 自分の運転技能に過信していた頃があった。
『二種免許持ってるんだから 普通免許保持者より技能は上なんじゃないか』的な 感情を 持っていた頃があった。
馬鹿だった と 思う。

中途半端に キャリアがあって 過信しているから いろんな荒が見えてくる。

一年間に 何度もドキッとすることがあった。


タクシードライバーキャリア10年目くらいから やっと 自分自身で『あれ?』と 思い始めた。

『私のやってること(運転)は もしかしたらギャンブルに近いんじゃあ…?』

行けるかもしれない…で 行く
止まるだろう…と予測する
普段ここは来ない場所…と思う

で 推理が外れて ドキッとするのだ。


車の運転は バクチじゃないのだ。
一日 無事故で終われる というのは これだけ車がはびこる街中を走っていて 奇跡に近いのだ、そう考えるべきなんだと思うのだ。


自分が『バクチ』しながら 運転してるんじゃないか と 思うようになってから それをやめた。
絶対行ける と 確信出来てからしか 操作しないようになった。

それだけで ドキッとすることが ほとんど なくなった。

あっても 2年間に1回程度 に なってきた。


私にとって 運転は キャリアを伸ばせば伸ばす程 怖い乗り物になっている 感じがする。

『見る』『判断』『操作』の 順番を 少しでも間違えば 大変なことになる乗り物なのである。


私は これからも 『バクチな運転』は しないようにしようと思っている。

No.120 13/08/12 00:55
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人間 どうしても 生理現象というものがある。
私は 女だから 必ずお手洗いを気にしながら 仕事をしている。

私達の会社では 男性ドライバーも 路上でなんとやら…を 厳禁されているので 社員は皆 トイレのある場所などを チェックしていたりする。

トイレがあるから といっても どこでも出来るわけでもない。会社で いろいろ禁止事項がある。

車を安全に止められるスペースがない公衆トイレは だめ。
休憩などで 休憩認可時間以上超過してしまいそうな 自信のない人は 自宅に戻るのも禁止。
近隣の迷惑になるような状況での 路上駐車などは 全面禁止。
なのである。

なので 結局 途中でトイレに慌てて行かなくていいように 事前に 事前に 気にしながら 動く。
大抵 無難な 営業所内のトイレを使う社員が多い。

コンビニは 無駄にお金を使わないと 借りれない。
車庫を確保しないといけないことになっているから 営業所に帰っているほうが 安全、安心なのだ。

以前 自宅に休憩に戻って 自分の車庫に車を止めていたドライバーの車が 車上荒らしに遭った。
かわいそうに その時の売上やら 釣銭用の小銭を 根こそぎ奪われ 会社に怒られ 警察に行き …警察に行ったことで ガラスを割られたことを事故扱いには されていなかったが それでも 営業車は そういった 『現金があるかもしれない車』と 思われているし 実際『現金がある確率が高い車』なのである。予断は許されないのである。

実際 そういうことがあるから 会社側は うるさいし 世間の目線が 信頼を裏切るきっかけにもなるので 路上で用を済ますことを厳禁させられている。

ところが。
なかなかうまくタイミングがとれなくて トイレに慌てる時も あったりする。

辛い。(笑)

そんな時に 珍しく 遠方に走らせてもらう時がある。

辛い。辛い。

でも お客さん側も そう遠方など ドライバーは当たらないだろう、僕は 運転手さんにとって いい客だろう、と ご満悦。

ありがたい、ありがたいのは 本当だ。
滅多に遠方に走ることなどないのだ。

でも…トイレに行きたかった時に 当たると…地獄なのである。(笑)


私は それ以降
仕事中 トイレに行かなくていいくらい 水分を取らない。
18時間の勤務で 2回しか行かない。(笑)

20年も乗ってると そういうコントロールが出来るから 我ながら凄いと思う。

No.121 13/08/12 09:13
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私の仕事をしている街は 都会のベッドタウンになっているような街だ。
だから 故郷を持っている人が多く住んでいる。
もちろん 地の人も たくさんいるが 田畑がマンションになってきた街なので そのマンションに住む人口は だいたい 他府県から 仕事のために移ってきた人達と 考えたらいいような感じだ。

私の街は これといって名物になるような避暑地がない。人の集まるような場所もない。
隣町には 有名な劇場や 競馬場や遊園地などがあるので もっぱらこの辺りは『通過地点』の街となる。

お盆や正月になると 皆 一斉に出かけてしまって 街中はガラリと人や車が減る。
人が減る=タクシー業務は 暇になる。

死活問題 なのである。(笑)


里帰りや 遊びの為に 車が減り 代わりに 他府県ナンバーの車が いろんな場所に見かけることになる。
先程も申し上げたが この街は 通過地点なので 他府県ナンバーのドライバーが 地元のタクシードライバーに 道を尋ねてくることが よくある。

最近はナビゲーションが主流になってきたので ずいぶん少なくなってきたが それでも よく聞かれる。

前方を走っていた他府県ナンバーのドライバーが 信号待ちで降りてきた。
道を尋ねられる。
道を聞かれた時は『あのタクシーに聞いて良かった』と 思ってもらえる方が気持ちがいいので 出来るだけ詳しく説明してあげたりする。

こそあど言葉は使わない。(笑)
『次の〇〇という交差点を右折、二つ目の信号を左折、そのあと約1.5キロ程直進したら左手に見えてくる。』といった感じで。

『ありがとう!』と にこやかに礼を言ってもらって その車は 前方を走る。

次の交差点を 右折、と 伝えたのだ。前の車は 言う通り右折レーンに入るかと思った瞬間。
思い立ったように 急にウインカーも付けずに 左のコンビニに入った。

焦った。
うっかり追突しそうになった。

他府県ナンバーは 私達地元の車にとっては 『要注意』 なのである。(笑)

No.122 13/08/12 12:28
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お客さんに お願いしたいことがある。

付近にタクシーが通らないので タクシー会社に電話をして 呼ばれたお客さんに対して お願い申し上げたい。

もし 呼ばれたならば 他のタクシーには 乗らないでほしいのだ。
呼ばれたら 必ず そのお客さんの為に 誰か(ドライバー)が 他の手を挙げているお客さんを飛び越えて 必死でお迎えに走っているのだ。

待っていてあげてほしいのだ。


お客さん側の事情もわかる。
早く目的地に行きたいのだろう、たまたま呼ばれた後に 空車のタクシーが通ったのだろう。

わかるのだ。

でも あえて お願いしたいのだ。

到着して お客さんがいなかった時の 虚しさ、悲しい脱力感、悔しさ…。

何より 手を挙げられると 車を止めなければ 乗車拒否になるので そういう事情がわからぬまま ただ走ってきただけのドライバーは 乗車してしまう。
あとで お客さんとの会話の中で それを知った時には すでに遅く 対処ができない。


ただ単純に『自分だけが良ければいいドライバー』ってのも 多くいるのだろうが 私は そんなドライバーではない と 思っている。

お迎えにあがった時に 居なかったときの 悲しみ、知らずに乗車して 後から分かった時の そのドライバーに対する罪悪感、どちらもテンションが下がるのである。


電話で 呼ばれたあとに 空車のタクシーが通ったら『残念、賭けに外れた。』と 思って 呼ばれたタクシーを 待ってあげてほしいのである。

切に お願いしたいのである。

No.123 13/08/12 17:07
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久しぶりに クレーマーおばさん が 私の車に乗車した。

乗車時間 約18分。
たらふく クレームの話。(笑)

内容を 説明しよう。


とにかく このおばさんは 電話してくるのである。
暇なのか? 寂しいのか?
忙しい配車指令室には かなりのネックおばさんのようなのだ。

今日 乗ってきて 聞きもしないのに こんなことを話し出した。

『電話聞きの人の中には、社員の人と、嘱託(契約社員)と、パートさんがいて(←内部事情まで詳しい)この間タクシーを頼もうと思って電話をしたら、パートの人が出て ただ車をお願いしようとしたのに『社員と変わります、ちょっとお待ちください。』と 言われたの。どう思う?💢』

…いゃあ~、難しいですね。
あれだけ電話でクレーム攻撃してるんですから あなたに対しては きちんと責任者が請け負う ということになってしまったのでしょうね。
よく出来た会社だと 思いますよ…なんてコメントを言えるわけない。

『人の話を最後まで聞けない電話番って、どうよ?ねぇ?💢』
…忙しいのに 身勝手な電話ばかりよこすのって どうよ?と こっちは言いたい。

『あの子が違う職場で働く時に、同じようなことを繰り返すわけよ。』
電話口があなただったから 社員が対処することになっただけだと思いますよ。
彼女のこの先の職の心配までなさらなくても、そんなことで彼女が辞めるわけないので 心配いらないですよ。

『あの子最近休んでるらしいけど、ダメな子でも辞めさせないで仕事やらせてあげてね、と言っておいてあげたの。(と、どや顔)』
彼女は 妊婦さんで 最近具合が悪いので 2~3日休んでると聞いてます。
あなたがこの会社の社員を辞めさせれるほどの力は ないのですよ。
何か勘違いを たくさんしておられてるようですが ご心配は 全くいりません。
彼女は 決まりを守ろうとした 優秀な社員(パートさん)ですから。


そろそろ 彼女も わかりそうなものだが…

あなたからの電話は 歓迎されてない ってことが…。(笑)

No.124 13/08/12 19:59
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この話は 私が新人だった頃の話である。

ある 小さな内科に お迎えに当たった。
到着すれば 怪訝そうな顔をした 看護士さんらが数名 と この車に乗ることになっていたおじいさん が 待ち侘びていた。

とにかく 看護士さん達は なんだか 誰もが この患者さんに関わりたくなさそうな感じだった。

おじいさんの様子を診てみる。
どう診ても 体調が思わしくないのだ。
まだ20代前半の素人がみても なんだかおかしいのだ。

とにかく 苦しんでいた。
こんな場合 タクシーは 介添人も付いてもらわないといけないのである。
見送る相手が看護士なのだから 誰かが来てくれるのか?と 思ったのに『もうすぐ勤務終了だから』とか『私も』『私も用事で』などと まるで知らぬふり。
おじいさんは 自分の住所すら 言えない状態だった。
こんなに緊急な時は タクシーなどではなく 救急車が適当なのではないか?と 思って そう提案したが なんだか 一斉に嫌がるのだ。

なんだ? なんだ?
よくわからないが 看護士の一人が カルテから住所を書き取ってきて 私に渡す。
とにかく そこまで送れ、と。
おじいさんは タクシーに乗るのがやっと で 半ば看護士は 押し込める感じだった。

住所を見ると 2つ隣街。ちょっと距離があるし 周辺までは行けるが 番地が確認できるほどの詳しい住宅地図を持っていなかった。

結局 おじいさんを気にかけながら 住所を探し 到着させた。

家には誰もいない
鍵はかかっている
おじいさん 今度は 車から滑り落ち 身体を強張らせ 痙攣し始めた。

私は 一瞬 『死』の 恐怖を感じた。


たまたま お向かいに住んでる方が 同時に2名 それに気がつき あわてて介添えを申し出て下さった。

私は おじいさんが 気になって 気になって 仕方がなかったが お向かいのおばさんが『こんなことに巻き込まれてたら、あなた いつまでたっても仕事できないわよ。大丈夫。ちゃんと任されてあげるから。』と 言って下さったので 後ろ髪ひかれる思いで 仕事を再開したことが あったのである。


…次に続く。

No.125 13/08/12 21:03
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前ページの続きである。

この時の おじいさんの話は それで終わりだが 何年も 何年も モヤモヤしていた。


つい3年前 全くプライベートな話だが 私の母が 歯医者に行って 薬(麻酔)の処方を間違えられたようで その時のおじいさん同様 母も 歯医者で 発作が出て 痙攣が止まらなくなり 泡まで吹き出したことがあった。

しかし その時の対応も その歯科は 救急車を呼んでほしいと お願いする母の言葉を無視して 医院長自ら 自家用車を出して プライベートの電話で 知り合いの大病院の医者に連絡して 救急患者として 裏口から母を入れたのだ というのだ。

これは あの時の おじいさんの話に 重複するのだ。

今 思えば おじいさんもまた 私の母と同様 医療ミスがあったのではないか と。
しかし 医院から『医療ミス』として 救急車を呼ぶということが 彼等にとって 致命的なのではないか と。
で、責任逃れをするために 母は医院長の自家用車で、そして おじいさんは 私のタクシーで 済まされてしまったのではないか と。

母は まだ 病院に連れて行ってもらえたので ましだったのだ。

…本当のところは 今更 わからないのだが さしずめ そういうことだったのではないか と 推測する。

…あの おじいさんが ふびんで仕方なかった。


この話に良く似た例で 飲み屋さんから ぐでんぐでんに酔っ払ったお客さんを 用無しと言わんばかりに タクシーに『ポイ捨て』状態で乗せて そそくさと店に戻るお姉さん なんかも 居てたりする。

高いお酒を飲んでいただけたお客さんなのだ、
介抱できないほど 飲ませて タクシーに『ポイ捨て』するなんて 以っての外 である。


医療ミスをした
飲ませ過ぎてしまった

誰にも失敗はある。人間なんだから。

でも 責任逃れをしては いけないと 私は思うのだ。

そういうことに タクシーを使うのは やめてほしい と 思うのである。

No.126 13/08/12 22:44
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病気のおじいさんの話を思い出したことで これまた 病人にちなんだ話を 思い出したので ここに取り上げようと思う。

あるお宅に お迎えにあがった。
ご婦人のお客さん 2名様。
どこかの劇場に行くらしい。
その日は暇だった。高速を少し走っていく距離の劇場。今は道が空いている。効率のいい仕事だ。ちょっとだけ売上が伸びるかな?と 嬉しかったりもした。

その家の主の奥さんは 元気だったが もう一人の奥さんが ちょっと調子が悪そうだった。

そのお宅で 待ち合わせして そしてタクシーで現地まで、というパターンらしかった。

しかし 体調が悪い方の奥さんが どうしよう?どうしよう?と 悩んでいるのに 元気な方の奥さんは 行かなきゃチケットが無駄になる、無理しても行くべき!と 言って 彼女の不調を耳に入れようとはしないのだ。

仕方なく 二人でタクシーに乗り込み 高速に入った。


案の定 だんだん彼女の具合が 悪くなってくる。
脂汗をかいて もがき出した。

それなのに まだ 隣の奥さんは チケットがもったいない と 言っている。しかも 横で怒りだす始末。

いくらなんでも それはないだろう と 体調の悪い奥さんに 携帯を持っているか?尋ねる。
(まだ携帯を持っていなかった。私の携帯デビューは 化石のごとく遅い。笑)
持っていた。
借りて 110番通報をする。
(当時はまだ 携帯しながら運転ができた。)

どこにかかるかわからない110番をかけ 今の状況と 内容とを 話し 消防署との連携プレイで 一番近い高速降り口で 救急車を待機してもらっといて 即座に緊急配備をしていただいた。
我ながら 見事な対処だったと思った。大成功だった。

しかし それでもまだ 元気な奥さんは 半泣きで怒っている。
『こんなことになるんだったら、私一人で行けばよかった…』
その通りである。なぜ そんな簡単な事に気付かないのか 不思議なくらいだ。

どちらが優先なのか くらい ちょっと考えればわかることなのである。


この 元気だった方の奥さんが その後 劇場に行けたのかどうか は 私は知らない。

No.127 13/08/13 19:31
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あるお客さんが 私の車を じろじろ眺めながら 乗り込んできた。
さしずめ 私が女だったから 大丈夫なんだろうか?という不安感があったのか とか 勝手に思いながら でも 乗り込んできたので ならば『あぁ、女でも ちゃんと運転できるのねぇ~』と 思ってもらわなければ…とか思って なおのこと安全運転に気合いを入れる…。(笑)

でも そのお客さんの 内心は 違った。

嫌な気分になった時のドライバーに再会したくなかったらしいのだ。

お客さんの言い分は こうである。

1000円でお釣りが出るくらいの 近辺までのご乗車。
かなり詳しく話している。しかも きちんと 話している場所が分かるか?を 毎回尋ねられている。
丁寧な指示をしていただけるお客さんだった。
私には 長年のキャリアが幸いして 郵便局の名前を告げられただけで 位置が確認できた。何も難しい場所ではなかった。

以前 乗車された時、
走ってほしかった道の 一本南側を 走られたのだそう。
地理の弱いお客さんだったようで わからない道を通られただけで 説明ができなかったのだそう。

その時に ドライバーに やいのやいの と 怒鳴られ 最初の言い方が悪いと責められ 3000円くらいになった料金を支払った ということがあって ドライバーを見てから乗るようになった とのことである。


明らかに ドライバーの勉強不足と接客態度が悪い。
私達の会社だと クビ対象者である。


ただ そのドライバーが間違えてしまった理屈も分かったりした。

お客さんが伝えた行き先は 主に そのドライバーが選択したほうの道を選ぶのだ。
たまたまお客さんは 中道を抜けてほしかったコースを希望しただけで ドライバーは 最初は 悪気はなかったのではないだろうか と 想像する。

しかし そのあとの接客態度には 大いに問題があるので そのドライバーを庇うような話は 一切しなかった。


次のページで 解決策を話そうと思う。

No.128 13/08/13 19:45
転職検討中0 ( ♀ )

前ページの 解決策である。


前文のようなことになるのを 防止するために ドライバーの心理的な観点から説明してみようと思う。

『〇〇町』というエリアは 『△番□号』というピンポイントと比べると 範囲が広いわけだ。
例え『〇〇町2丁目』と 言われても やはり範囲があるわけだ。

ところで 街中のまぁまぁ広い交差点には だいたいネーミングがある。
おおよその目安になるように 交差点の名称に その町の名前が付けられているケースが多いのだ。
ただ単純に『〇〇町』とだけ話すと まずは 交差点の その地名が付けられている場所をイメージすることが多いのだ。

なので お客さんは 特に指定される行き方を望む時は 経由する土地の名前や わかりやすい目印になる場所を 伝えた上で 行き先を告げていただきたい。そうすれば トラブルは ずいぶん縮小されると思うのだ。

『〇〇町2丁目』と 言われても 北回りと南回り どちらも同じくらいの距離というのがある。
お客さんのご自宅の ピンポイントが分かれば 選択するのも簡単だが 経由する場所をちらりと言ってもらえたら ずいぶん助かる。


この話のお客さんは 実は しっかりそれを話していた。
ドライバーの方が 勉強不足である。

そういうドライバーは 会社名と乗務員の名前を控えて タクシー協会に連絡を。
…そうでもしないと その会社は そのドライバーが どんな悪い接客をしているのか さえも わからないのだから。

No.129 13/08/14 14:25
転職検討中0 ( ♀ )

たまに 会社がお客さんに優し過ぎて ちょっとムカつくことがある。

お客さんにお願いしたい。何かあったら すぐ連絡して話してほしいのだ。

私が昔 悔しい思いをした事を お話する。


女性のお客さん。
自宅にお迎えに行き 駅前の一画までのご乗車。
近道を指示。指示通りに走ったので 問題なく到着。

彼女は急いでいた。タクシーチケットを持っていたので そのチケットを 私に放り投げて タッタカタ~と 走って行った。

実は 珍しいタクシーチケットを渡されたので これが使えるのかどうか 心配だったのでお客さんに今一度尋ねてみようか?と 思っていたのに 勝手に走って行ったので あっけに取られて そのお客さんを見送ったことを 今でも鮮明に覚えているのだ。

3日くらいして 電話が入る。
『タクシーのドアに腕を挟まれて逃げられた』と。

…はい? 私? 記憶にないですよ?

私の会社は お客さんに丁寧で 親切だ。しかし 時に それが つけこまれる形となるのだ。

たぶん。彼女は 急いでる余りに 自分で 降りる際に ドアのどこかに勝手にぶつかったのだろう、挟んだなんて とんでもない。
しかも『逃げた』?
冗談を言ったらいけない、私のほうが あなたを見送った状況だ。

本当は 24時間経過したら 事故扱いも 消えるのだ、だから もし そういう事案があれば すぐ 警察に行ってないといけないのだ。

この時の会社の責任者(主任)は 頼りなかった。

こちらが一生懸命 そんなことない と 訴えて しかも3日後に 何を言い出すんだ?と 思って 戦おうと 思ったのに…お客さんに親切な会社なのである、お客さんの言い分を全て聞き受け 私は 事故扱いになったのである。

警察の事情聴取のときも さすがの私も 無実を訴えて ぶちぶち警察官に愚痴っていた。
しまいには涙が出てきた。
女だったから?舐められたのか?
その時 これほど 女が損だと思ったことはなかった。


そのあとすぐ そのお客さんを 街中でよく見かけた。
両腕に 抱え切れんばかりの大荷物をぶら下げて歩いていたりしていたのだ。
私が側を通ったことを 彼女が発見すると とたんに 片腕を 痛い 痛い とばかりに 庇い さっきまで平気で持っていた荷物を 地面にドサッと置く みたいなパフォーマンスを繰り広げられたりした。

『慰謝料』に 目が眩んだのか?

私は 嘘つきが 大嫌いである。

No.130 13/08/14 14:42
転職検討中0 ( ♀ )

新婚さん?だか 結婚して間もない若いご夫婦のお宅に お迎えに行く時…。

実は 私は そういうお迎えへの場所が 苦手 なのである。


たいがい どこか出張で 駅まで、 とか
夜は 彼女の家に遊びに行った帰りに 彼氏の自宅まで、など
若い彼女 や 奥さん に 見送られながら 旦那さん もしくは 彼氏さん が 一人でタクシーに乗る というパターンが あるのだが。

その時の 彼女や 奥さんの 視線が…怖い。(笑)

たまらなく 怖い。(笑)

その後に メールが入って 旦那さんが 必死に返信。
また あるときは ずうっと 通過地点の報告をさせられながら 目的地まで 電話で解説させられている旦那さん…。

私が 女だから 嫉妬されてしまって こうなるのだ。

私は 仕事をしているだけなのだ。
あなたの彼氏や旦那さんを 取ろうなんて 思っていないのである。


…分かってほしいのである…。(悲)

No.131 13/08/14 19:02
転職検討中0 ( ♀ )

《休憩》
今日は 年に4回だけ もらえる 連休日。
たまたま お盆に重なった。

世間の人達と 同じ時に 2日間もお休みがもらえるなんて 何という幸せ!(笑)

普段は 仕事に行って 18時間仕事やって 明け方に帰って 次の日は『非番』という形で お休み というパターンなので なんだか ちょっとしか仕事に行かなくていいぞ~なんて 錯覚しそうなのだが 勤務的に言えば 週6日勤務 ということなのである。

このところ どこの企業も 週休2日制だぞ~ちくしょ~なのである。(笑)


で。年に4回だけ 特別に?休みをくれる。
嬉しい。
本当は それすら 出勤でもしないと 家計は苦しいのだが。
もう 歳だ。(笑)
のんびり行きたいのだ~。(笑)


で。せっかくのお休みなのだが。

今から 3時間半かけて 10匹ものハムスターの 小屋掃除である。(悲)


結局 のんびりダラダラは 出来ない運命なのである。(悲)

No.132 13/08/15 02:00
転職検討中0 ( ♀ )

夏休みになると なぜか?どこからともなく やってくる ヤンキー仕様の車高の低くなって マフラーの改造を施した車に乗って ぎゃんぎゃん走りまくる お兄さん方がいる。

たまに 綺麗なお姉さんも同乗してたりするが…。


単刀直入に言おう。
危ないのである。
信号は せめて 守った方が 彼ら自身のためだと思うのである。

どこで練習するのかは 知らないが 広い道路を見つけては タイヤを鳴らして 2回転したりしている。


タイヤ跡が残る=タイヤが擦り減っている ということが お分かりだろうか?

たまに どうってことない 街中で かっこよくカラーリングした ヤンキー仕様の車が バースト(タイヤが破れること)して せっかくわざわざ車高を低くしてあったはずなのに それが災いして 車がぐっちゃぐちゃになって レッカー車のお世話になってるのを 見るが とってもカッコ悪いと思うのだ。

ぎゃんぎゃん走りたいなら きちんと ライセンスを取って そういう場所で同士と闘っているほうが よっぽど男前だと思うが どうだろうか?


普通の公道で 危ない運転をしてる人の中で 彼女なんかを乗せてる人は その彼女が大切ならば 車に乗せている時くらいは 真面目に車を運転しないと ダメだと思うのだ。

万が一 何か 間違いがあって 彼女を苦しめたり 痛がらせたり 責任を負わす同士にさせたりするのは まずいと思うのだ。


実は 昔 私はライセンスを習得していたことがあった。
(結婚して、更新するのをやめたので、現在は失効している。)
一度でも 安全な ルールのある場所で ドリフト走行(簡単に言えば、ぎゃんぎゃん走ること。)を 経験したら 公道なんかで そんな走り方や そんなチョケ方 などは 怖くて出来ないのである。

No.133 13/08/15 08:19
転職検討中0 ( ♀ )

二種免許というのは 決して難しい免許ではない。
普通免許より 覚えなくてはいけないことは 若干増えて 実技も 多少の難関を課せられるが 基本的に運転に自信がある人が受けているはずなのだ、一回で通らなくても 何回か受けたら その課題はクリアできるはずなのだ。

何をチェックされるのか?というと。

癖。なのである。

曖昧な目視確認
片手運転
ひじ置き運転
逆手ハンドル

こういうことに 減点が入る。

普通免許で 70点で合格なら
二種免許は 90~95点くらいが合格点だったように思う。
(ずいぶん前に習得しているので、当時はそうだったと思う。厳しいのは今も変わらないはずだ。)

あと 二種免許には 視力検査に 深視力という検査が加わる。
(大型トラックの免許にもあったと思う)
これは 動体視力を測るためのものだ。

これが なかなか難しい。

私は 実は 極度の近眼なのである。
しかし 車の運転を職業にしているので 動体視力で1.0は 見えるくらいに 強制視力をしぼっている。

疲れる。(汗)

でも 見えないよりは ましなのである。


まあ そういうことで 仕事が終わったら 私は かなり目が疲れている。
なので すぐ休みたいのだが…

夏休みだから 洗い物が溜まっている…
洗濯機を回さないと…
炊飯器のご飯が 終了している…

やっとお風呂に入ったは いいが…

ここのところ酷暑で 寝付けない。

ほどなくして 街中の朝の雑音が 鳴り響く。
ゴミ収集車の音…
『おはよう』の挨拶を交わす住民…
車のクラクション、ブレーキの音…
ミンミン蝉の元気な鳴き声…

夏休みだから お弁当等を作らなくていいから ゆっくり休めるはずなのに 結局 洗濯物を干すまで寝れないのである。

せめて もう少し 夏の暑いのが 穏やかにならないか と 思うのである。

No.134 13/08/15 11:58
転職検討中0 ( ♀ )

今年の6月で 100歳を迎える という おじいさんが よく 私達のタクシーを指定して 乗ってくれていた。

彼のことは よく知らないのだが とにかく大富豪なようなのだが 質素な一人暮らしをしている。

お金に 全く不自由してないようだが 生真面目な人だから これまでもほとんど豪遊したりしなかったのだろう、資産が増えて増えて 逆に困っていたかもしれない。

いつも一人でタクシーに乗り込む。
ヘルパーさん達は 毎回来てもらっているようだが 彼のお金持ちに目が眩んで?悪さを働くヘルパーが 何度かいたらしい。

それで 彼は 人を全く信用しなくなった。

身内も たぶん それ以前に 信用できなくなったんじゃないか と 思う。
だから 1ルームのマンションなんかに住んでいるのだろうと思う。


彼が 唯一 信用しているのが 私達の会社のタクシードライバーだけ なのである。

ちょっと 彼をかわいそうに思う。

お金には余裕があるので 何かとタクシーを利用してくれる。
もう100歳なのだ、ゆっくり ゆっくり 行動する。
たまには わがままな行き先を伝えて ドライバーにおまかせで 買い物をしに行ったりする。
『遠くてもいいから、ベンチの数が多いショッピングセンターに行ってくださるかね?』
ついでに 人間ウォッチングをするのが好きなのだ。

ずっと前は 携帯電話を初購入したい ということで 彼と一緒に お店に入り 彼の補助をしながら 携帯を無事に契約させてあげたりしたこともあった。

いいおじいさんだ。
あんまりにもお金を持ちすぎてしまったことで 寂しい老後を過ごさざるを得なくなったんじゃないだろうか。

『私はどうせもうすぐこの世からいなくなる。持っているお金は自分で全部使い果たしたいのだよ。』と 言っているが たぶん タクシーを贅沢に使ったところで 彼の財産はまだまだあるのだろう、銀行に行った時に 必ず支店長が頭を下げに来ているくらいなのだから…。


私は 小さい頃から 貧乏で育ってきたから せめて生活に困らないくらいのお金に 欲がある。
しかし 有り過ぎると こんなに人を信用できなくなってしまうなら 必要以上にお金なんていらない。


私がおじいさんに当たると 孫のように接している。
大変 喜んでいただいている。


この仕事をしていたから あのおじいさんと仲良くご一緒できたのは よかったと思うのである。

No.135 13/08/16 00:45
転職検討中0 ( ♀ )

この不景気を 乗り切る為に 携帯電話を使って 顧客確保に頑張っているドライバーがいる。

私達の会社は『看板の信頼を前提に獲得しているお客様』ということで ドライバー個人が勝手に 携帯の番号をお客さんに伝えて 仕事をもらうことを厳禁されている。

…という話なのだが 影でルールを破り 個人的に予約をもらって一人で忙しく動いている けしからんドライバーが 何人かいてるのだ。
(勿論、その者達は チェックが入っていて 組合に叩かれる一歩手前なのだろうが)

こんな ルールを破り 自分の懐だけの心配をして チームワークを考えないドライバーは 私は大嫌いだ。

この 嫌いなドライバーに 女性乗務員もいてたりするから これまた腹が立つのだ。

諸先輩方が 少しずつ積み重ねてきて 信頼を得た 看板に対しての お客さんからの電話予約なのだ。

仮に これらのドライバーが この会社を辞めて 違うタクシーに乗った時 一体どれだけの顧客が残ると思うのか?…ほとんど 他のドライバーに寝返ると思うのである。

お客さんが 我が社を選んでくれるのには 忘れ物をした時に確実に対処できたり 万が一の事故が起きた時に きっちり対応できる力を持っている会社だから なのだ。
いわゆる『保険』なのだ。


運転中 携帯を(ハンズフリーやイヤホン使用で)取り 乗車中に予約を承っているドライバーがいてたりするが そういうドライバーに遭遇したら 気をつけた方がいい。

今 到着させようとしている場所から 電話で予約をもらった時間を逆算して ギリギリだなぁ と 思われた時 運転が とたんに荒くなったり 雑になったりする。

時間に焦るからだ。

事故の元 なのである。


その時 その時の お客さんの命を 責任持ってご乗車しないといけないはず なのである。

だから私達の会社は 電話が入ったからといって その瞬間から お客さんを『荷物』のように扱う原因になる 電話個人予約を 一切お断りしている。

しかも 私は(おばさんだけど)女だから 軽はずみに プライベートの電話番号を教えるほど 軽くないのである。

お一人 お一人を 丁寧にお送りしたいのである。


きちんと予定を組んで予約を貰うなら まだ いいが 自分の欲の為に 詰めて詰めて 仕事を受けるドライバーは ダメなドライバーだと思うのである。

No.136 13/08/16 07:42
転職検討中0 ( ♀ )

会社から 連休をもらって たまたま盆休みと重なったから ラッキーだったなぁ~なんて 思いながら 職場に仕事に来たけれど…

『お盆は暑かったから忙しかったなぁ~(笑)』なんて感想を 同僚から聞いた。

あぁ~しまったぁ~

そうだった~

盆休みは 平日と違ったのだった~

今日は金曜日だから 忙しいだろう…なんて思っていたが…

世間は 盆が終わって ぼちぼち自宅に隠居&自粛(盆休みでお金を使った分セーブする)期間 なんだったぁ~

あぁ~忘れてたぁ~

しまったぁ~

No.137 13/08/16 08:22
転職検討中0 ( ♀ )

今朝 点呼(朝礼)で 主任が
『え~。昨日、クレームが入りました。💢』
と 話した。

内容は
『ウインカーを付けずに 車線変更した』
というものだった。

私達の会社は とにかく 細かいことに きっちりしていないと こうやってクレームとなって 通報されてしまうのである。

しかし これは 信頼してもらえている証拠なのだ。
ウインカーを付けないで 割り込んでくる タクシーなんて 街中には ゴロゴロいるのだ。
タクシードライバーの私でさえ 他社のタクシーに危ない目に遭わされたことが 何度もあるくらいだ。

しかし 私達の会社は 看板が大きいことで
『〇〇さん(私達のタクシー会社)ともあろうことが…』
ということになってしまうのである。


でも だからこそ こういうクレームは ありがたいのかもしれない。

お客さんに 街中の人々に 小さな裏切り を したわけである。
小さくても『裏切り』なのだ。


きっちり基本操作は守らないと…と 改めて胸に刻む 私なのである。

No.138 13/08/16 12:59
転職検討中0 ( ♀ )

盆も後半に差し掛かり どこかの旅行帰りの観光バスが『通過地点』である この街を通る。

2500円くらいの距離のお客さんをご乗車した帰り 自分の管轄の地点へと 戻りの道を走り出す私…。

広い国道に入る。
他府県ナンバーの観光バスが目に入る。
窓に ずらりと並ぶ 子供達の顔だけ。←幼稚園児~小学生低学年くらいを意味する。(笑)
他府県ナンバーから来た 観光バスの客は 比較的 物珍しく街の風景を眺めている傾向にあることが多い。
バスの子供達数人と 目が合う。
私が見る前から 女がタクシーに乗ってることを発見して 周りに『おい、見てみろよ!』なんて 言ったからだろう、みんな『凄い怪物がこっち見てるぞ!』的な 眼差し。(笑)
目が合ったことで その子が叫ぶ。
まるで『僕が釣り上げた魚だぞ!』的な勢い。(笑)
一瞬 観光バスの重心がが ぐらりと傾くくらい 皆が一斉に私を見に来る。
怪物だか魚だか わからないが せめてパンダくらいにしてもらえないだろうか…みたいな希望を抱きながら…。

『ニッ。』

歯を見せて にっこりとご挨拶。

バスの中が わあわあ騒ぎ出す。
『あのおばちゃん、笑った!』

今度は 一斉に 手を振り出す。
皆 必死。
こちらも期待に応えるべく 手を振り返す。


しかし。
この『手を振る』行為が なかなか終わらないのだ。
中にはジャンケンを求めてくる子も いる。(笑)

こちらも運転中なのである。
あんまり 走行中に 必要以上に関わっていると 運転に支障をきたすのである。


仕方なく 入る気のなかったコンビニにて 一時待機。要らぬコーヒーを購入。


さて。だいぶ離したかな?
ぼちぼちこちらも走り出す。

目の前に 普段有り得ない お盆ならではの渋滞に巻き込まれる。


また 先程の観光バスが 目の前に…(汗)

どうせ停滞だ。
心ゆくまで 手を振ったり ジャンケンしたり。

言葉のないコミュニケーションに こちらも楽しんでしまう 私なのである。(笑)

No.139 13/08/16 14:00
転職検討中0 ( ♀ )

お迎えにいく場所には 様々あるのだが 例えば そこの会社の社員ではないが この会社の辺りで待ってるから 迎えに来てほしい という『待ち合わせ予約』というパターンが ある。
その時に あまりそこの会社のことを知らない人が 待ち合わせに そこを伝えると 間違った場所を言われてしまうことがあるので 困ることがあるのだ。

『〇×会社の本社で』という指令。
本社に行くが お客さんはいない。
散々 無線指令室と やりとりがあって 言われた通りの場所に行き直す。

お客さん 待たされて 怒っているが…

そこは 第二工場で 本社ではないのですよ。


同じような内容で

『△△銀行の正門』の指令で お客さんを探し当てた時の お客さんが居た場所は『東門』だったり…。

やっとたどり着いて お客さんに 今度連絡をしてくれた時に 間違っていただかない様に 丁重に 説明をする。

すると お客さんが
『なぁに言ってるのよぉ、ここが正門なのよぉ、だって こっちのほうが広いじゃないのよ?💢』

…私が わざわざ嘘を言うと お思いですか?
『広い』『狭い』で 正門が決まってるんじゃないんですよ。


このお客さんは また 東門のことを『正門』と 言って タクシーを呼ぶのだろうか…

心配なのである。

No.140 13/08/16 15:57
転職検討中0 ( ♀ )

保健所に用事のあったお客さんが 私の車に乗った。
盆休み期間中で 帰りにタクシーが拾えなかったら困るから と 往復のご依頼。
距離は 行き2キロ 帰り2.5キロくらいの距離。
用事はすぐ済むとのことだったので それなら 改めて車を呼ぶより(お客さんの支払いが)安くつく と 思い 快く承諾。

保健所で 待つことに…。

お客さん 着いたら バタバタと降りて 行きかけるが Uターン。
『荷物が邪魔だから。』と 車内に鞄を置いていく。

程なくして また戻ってきた。
『忘れ物。(笑)』
書類を取り出した。
その時に ふと 目に入った 通帳…。
私は お客さんに『貴重品はお持ちになってくださいね。』
すると お客さんが
『…じゃあ、貴重品だらけだから、やっぱり鞄持って行ったほうがいいのかな?』と 言う。
私は 慌てて
『私を信用していただけるなら、こちらは大丈夫なんですよ。』と 話す。
すると 勿論、信用してますよ という感じで 荷物を置かれて行った。


また 程なくして『書類もう一枚忘れた

また 程なくして 今度は『通帳いるんだって』
またまた 程なくして 最後に『印鑑、印鑑…』

このお客さんは 用事のあった場所まで 4往復もしたのである。

なんだか こちらが 余計な親切をして 鞄を置かせてしまったせいで 悪いことをしたのではないか? と 感じたわけだが お客さんは 用事が終わったことで 清々しいご様子。

とりあえず 一件落着。


貴重品だらけの荷物を 信頼していただいて 車内に置いていってもらえることは なかなか出来ることではなく この会社の社員として 誇りに思うのである。

No.141 13/08/16 19:49
転職検討中0 ( ♀ )

運動公園からのお客さんの お迎えにあがった。
ユニフォーム姿の女子大生が3名ご乗車。
試合が終わった後だったよう。ユニフォームは ドロドロだった。
なかなか気合いの入った 女性ファイター達だ。

コーチの先生の車に乗りきれなかった3人の生徒さん達を コーチの車に追従して走行することに。

暑い中 ご苦労様なのである。おまけに 近くに空車がなかったのか ずいぶん遠くからの指令で それだけでも 長くお待たせしたのだ、せめて 気持ち良く乗車してもらおうと 私は張り切っていた。

しかし お姉さん方 ユニフォームが 汚れていることを気にして そんなに深く腰をかけて座らないのだ。

『汚れてしまったら また交換できますから 気にしなくて大丈夫ですよ。』と 言ったのだが 彼女達は笑って 私に礼を告げて やっぱり遠慮がちに座っていた。

お互いの 心地好い 心遣いに 温かくなった。


さて お姉さん方。
私が女だったので まずはびっくり。
それから質問攻めに合う。(笑)


『なんで?タクシードライバーになったんですか?』
二種免許 持ってたんですよね~、それからタクシーに興味が出てきました。

『有名人、乗せたことありますか?』
結構ありますよ お笑い系の方が多いですけどね。

『この子(3人のうちの一人)彼氏に別の女がいて その女が妊娠したんですよぉ~どう思いますぅ~?』
そうなの…かわいそうな話ね…赤ちゃんには罪はないわよ、そこだけはわかってあげようね。そういうことは 彼氏と その女が 悪いよね。人生いろいろあるから頑張って。


彼女達も 泥んこで元気なファイターだけれど 乙女なのだ。

いろいろ話を聞いていて 頑張ろうとしている姿に 感動した。


芯が強い彼女達、皆 きっと いい彼氏ができるだろう。
お世辞ではなく 本当にそう思ったのである。

No.142 13/08/16 20:01
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松山千春の『恋』だったか?曲名が定かではないが カラオケスナックからのカラオケ曲の音が 漏れて聞こえている。

『おとこうわぁ~いつもぉ~またっせるぅ~だけで~、おんなうわぁ~いつもぉ~まちくたぁ~びれてぇ~…』

本当に 私は 待ちくたびれていますよ お客さん。
タクシー 呼んだのなら 早く乗りに来てくださいよぉ~

No.143 13/08/17 01:20
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私は お客さんに対しては 基本的に 平等に 元気なご挨拶や 元気なお礼を言っている。

大抵 元気に対応すると お客さんの方も それに応えてくれて 一言、二言、言葉の掛け合いがあって にこやかに降りていただける確率が高いのだが…

一握りのお客さん達 だけ 私のことを無視して 降りていくのである。(悲)


きっと お客さん側は 悪気などないはずだ。
コンビニで 私は いちいち礼を言うが 通常 コンビニのお客さんは あんまり どの人も 愛想なし である。
店員さんばかりが お金の受け渡しのために 声をあげて そして 礼を言っている。

私を無視して降りているお客さんは たぶん そういう感じなのではないか と 思うのである。


しかし。
私は マイナス思考人間 なのである。

黙って降りられたら
『…お客さん?何か?私に?粗相でも?(涙)』
みたいな気持ちになって テンションが だだ下がりなのである…。


次のお客さんに 改めて 元気にご挨拶するために この行き場のない だだ下がりのテンションを 回復するために 私は『無』になるのである。


なんでもいいのだ。
美川憲一さんみたいに
『……。ありが…とっ…。』
て けだるそうでも ちょこっとだけ 返事をしてくれるだけでいいのだが…。


それだけで 私は さらに元気に仕事ができるのだが…。

No.144 13/08/17 12:06
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結婚前くらいの若いカップルが乗車。
行き先を 軽く告げられるが ちょっとそれだけではポイントが絞れない。だが お兄さんは 彼女に 弾丸トークを始めてしまったので 近くなったら適当に声をかけてくれるだろう、と 話に水を差すのをやめて 走り出す。

人気のある深夜番組の話。私もたまに観たことがあった。確かに面白い番組だ。
お客さんの話を盗み聞きしたわけでもないが 声が大きいので自然と耳に入ってきた。
その時の番組は こんな感じ。

長く付き合っている彼女にプロポーズしたいが 彼女はヤンキーが嫌い。僕は昔ヤンキーをやっていた事を隠している。そこでカミングアウトするのに 番組の力を借りたいという内容。

このお兄さん、とても話の筋を話すのがうまい。
聞くだけで 立派に映像が映ってくるのだ。
番組を観てなかった彼女も ワクワクして聞いている。
そして 私も。(笑)


だが ぼちぼち 目的地なのである。
どこを曲がったらいいか 心配になってくる。
話に夢中で ちゃんと言ってくれるのだろうか?
それと その話 どうなったの?
聞きたくても 勿論聞けない。(笑)
まさか それを聞きたくて スピードを遅くするなんて できない。←当たり前だ。(笑)


案の定 急に曲がる所を指示されて プロの意地『確認の瞬間芸』に 我ながらびっくり。(笑)

で。到着。

最終の結末だけが 聞けなかった。(悲)
『最後、どうなったの~?』とか 思いながらも 元気にお礼を言って ドアを閉めた。


帰宅後 パソコンをつけて 番組検索して 結論を確かめたのは 言うまでもない。(笑)

No.146 13/08/17 18:52
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久しぶりに レスを頂いた。
ちょっと嬉しい。(喜)
愚痴 というのは ただ一方的に言ってても 解消されないのかもしれない。
でも 誰かが 耳を傾けてくれる ということが とても鍵となる。
不思議だが ヒット数が増えたり レスが入ることで ちょっとウキウキする。(笑)

誰かが 読んでくれてる…よし、明日も頑張るぞ!と 思える『魔法』に かかる。

なんとも単純な私なのである。(笑)


久しぶりの 頂いたレスの質問に『ワンメーターは嫌なのか?』というのがあったが…

No.24 を 読んでいただきたい。
『効率』の 問題なのだ。
なので あんまりお客さんが流れていない 何時間も待機時間があるタクシー乗り場でのワンメーター客は きっと嫌がらせを受けるかもしれない。

ただ 普通に通過中のタクシーを拾う時に ワンメーターであっても あまり嫌がるドライバーは いないかもしれない。


通過中のタクシーのパターンにも いろいろあるが ドライバーの心理状況にもよる。

空で走ってるより お客さんを…と思っているドライバーは ありがたいお客さん となるが
一発!逆転(←?)を 狙うドライバーには 出鼻をくじかれた仕事 ということになる。


どうしても 納得いかない接客をするドライバーは 会社と名前を控えて 都道府県のタクシー協会に連絡を。

この際 皆で『世直し』してほしいのだ。


こんなクレームがあるから 私達の会社みたいに 親切丁寧に仕事をやってるドライバーまで ひっくるめられて『タクシードライバー……💢』みたいに 思われて…

そんなだから 私が お客さんにイジメられるのである…(涙)

No.147 13/08/17 19:30
転職検討中0 ( ♀ )

ワンメーターの話を した流れで こんな話を ここに取り上げようと思う。


私は タクシードライバーである前に 人間なので 気分の浮き沈みや 体調の良し悪しや 生活のために 経済的事情に悩むことがある。

とにかく 最近でも 私達の管轄エリアでは とても景気が回復したとは言えない。
なので 待機時間が長ければ長い程 ワンメーターのお客さんが乗り込んで来られると 気分的に、ではなく 体力的に 疲れることも 実は ある。

私がよく言う『効率が悪い』ことが やっぱりある ということなのだ。

ドライバーも人間なので ここまで(効率の悪い仕事は体力的、精神的に、疲れるということ)は わかっていただきたいのだ。
効率が悪いなら 取り返しがつかないことが多く 精神的に大変なのである。

こういう業界は 売上がものを言う。
ツイてるドライバーは 苦労をしないで売上をあげてくる。
地道に頑張っていても たまたま効率が悪い仕事が続くと 結果 売上が悪く 『一体何をしていたんだ?』と 言われてしまう。
シビアな世界だ。
さすが『水揚げ』仕事である。


ただ。
私は プロだ。

それを お客さんに悟られてはいけないのだ。

昔 若かりし頃は 私も顔に出てしまうことがあったような気がするが…。
今は断じて お客さんに悟られるような接客は していない。


お客さんが腹立たしい接客を受けた というなら そのドライバーは プロのタクシードライバーとして プロ意識が欠如している ということなのだ。

お客さんに 不機嫌に接するドライバーが多過ぎることが ダメなのだ。

タクシーは
『接客サービス営業』。
人間様を ご乗車しているのだ。
ものを言わぬ荷物を運搬しているわけではないのだ。
『荷物』ではなく『人間』『命』を 乗車しているから 営収単価が荷物運搬より高いのだ。

タクシードライバーは それを プロの意地にかけて お客さんに接していかないといけないのだ。


昔 私が 勉強不足だった頃 先輩の同僚や上司から レクチャーしていただいた『教訓』がある。

『例え 効率の悪い仕事に当たっても とにかくその仕事に当たったら もう 逃げられないのだ。どうせ乗車いただくなら また乗っていただけるような接客をするほうが お互い気持ち良く時間が共有できるだろう?』

私は 20年経った今も その言葉が正解だ と 思っている。

No.148 13/08/17 19:57
転職検討中0 ( ♀ )

年末年始に多い話なのだが ここのところ 日本も 物騒になってきた。

ひったくり が 私達の地域には多い。

私達の街は 坂道がない。
自転車大国(←大袈裟)だ。
おまけに 隣街も 坂道がない上に 隣街は商業地域が広い。

自転車を使っての ひったくり事件が ものすごく多い。


一度でも そんな被害に遭われた方は なかなか一人で街中を歩くことができなくなるそうだ。
トラウマになるのだろう。
お気の毒な話である。
お金や貴重品を盗られるだけでなく 安心感や通常の日々をも盗られてしまうのである。

そんな方が タクシーに よく乗ってくださる。
歩けないのだ。
怖くて信用できないのだ。
歩いても帰れる距離を 心配だから 近くだが 高い料金を払って 私達に送ってくれ と 頼むのだ。

信用いただいているのだ。
ありがたいことなのだ。
お客さん側も 近くでごめん なんて 済まなさそうな顔。

そぉんな顔 しなくていいですよ。
1キロしか走らないのに 660円も頂かないといけない決まりになってまして 申し訳ないのは こちらのほうです。
(私達のタクシーは1.8キロ660円)


ひったくりの被害者
体調不良
睡眠不足
団体
バスがなくなった
痴漢の被害者
上司や家族に帰宅前にストレス発散(笑)
飲酒したため

…何か理由でもないと タクシーになんて 誰も乗らないのだ。


私は プロである。
近くだろうが わからない遠方だろうが 必ずお客さんが納得いただけるような接客を 自信を持って している。


私の車にのって
『あ~よかったぁ~女の人だぁ~』
『近くまでだから 〇〇さん(私の会社)を待ってたのぉ~』
と 話すお客さんが とにかく多いのだが

どの会社の どのタクシードライバーもが 皆 早く 地域に優しい仕事をしてあげてほしい と 思うのである。

No.149 13/08/18 00:18
転職検討中0 ( ♀ )

仕事中は 安全第一だ。
当たり前だが 難しい。
なぜなら 安全に走らない車もいてるからなのだ。

私は 女だからといって 時速40キロ制限のところを 深夜ガラ空きの道で 時速30~40キロくらいで走るほど 流れに乗れないドライバーではない。

もちろん ねずみ捕り(速度違反)の時に ぶっ飛ばすほど馬鹿ではないが 流れに沿って 男前に走っている。

メリハリが大切なのである。


会社からは 速度超過限界の時速を 公道で〇キロ、高速で△キロと 決められている。(←公表はしない。あくまでも『違反をするな』という教育方針の会社だからだ。これを越えたらブラックリスト対象者になるということだ。)

免許取り立ての まだ事故の恐さを知らない 元気な若者が そこそこ流れに乗って走る私の後ろで ギャンギャン追っかけてくる。

『そこどけ、そこどけ、我等が通る』

実は 私は ネガティブ思考だから 追っかけられると 怖い。(悲)←(笑)

でも それ以上に 仕事中なら なおさら そんな連中を相手にしている余裕も暇も ないのである。
すぐ ネガティブ思考が炸裂する前に 対応策を考える。

こんな時は 女だと 助かる。(笑)
『後ろの車が急いでそうだから、ちょっと譲っておきます、すみません、ちょっと待ってくださいね。』
安全運転がしたいのである。
わかってくれるお客さんは そんなことで イヤミは言わない。

安全に抜かしてもらえる場所で それほどブサイクに抜かされることなく 順番を交代する。

こんな時も 彼らは 勘違いして 意気揚々と抜かしていくのだが…
『こちらはプロだから、うまく順番を交代してあげた』ということが わからないまま ギャンギャン ぶっ飛ばしていく。

一安心。


私は そのあと お客さんとの会話を 楽しむことが多いのである。


次の交差点で 赤信号で 停車していたり
違う車と 接触事故や 追突事故を 起こしてたり
速度超過やシートベルトや違法改造車で 警察に捕まってたり


横目で見ながら『大人対応』の 私と 同乗するお客さんと
『狭い日本なんだよなー、慌てたって ちっともいいことありゃしないんだよってなー(笑)』なんて お客さんから一言。


若いお兄さん達。
50キロ制限のところ 60キロくらいで走ってる方が 無難だよ。
飛び出してきた 自転車ひいたら 人生狂うよ。

安全運転 第一。である。

No.150 13/08/18 09:58
転職検討中0 ( ♀ )

今朝 一回目の仕事で その時に乗ってくれたお客さんから お褒めの言葉を頂いた。

なんでも 私は 丁寧で 親切な 愛想よい接遇だったと 言う。
朝 仕事をし始めて 初回に こんな言葉を頂けたのは ありがたいことで 自分のためにも向上心が出て いいのだが。

実は 私側としては お客さんが行かれようとした 会社の名称が 社名変更されていたことを知らなくて 言われた会社名がわからなくて 失礼をしたので まだまだダメだなぁ~なんて思っていた。


しかし お客さんは こう言った。
『毎回こちらに用事で来て タクシーに乗っても あなたみたいに細かい心遣いや愛想のいいドライバーには当たったことがなかった。タクシーなんてものはサービス業なんだから あなたみたいなドライバーが増えてくれたら 私達は助かる。』

褒めていただけた対象が私なので ちょっと謙遜してしまうが でも 事実上 その通りなのである。

今日は日曜日で 会社の正門が閉まっていた。それでもこちらに止めてしまって大丈夫か?
道が空いていて 思った以上に早く着いたが この付近には時間を潰せる喫茶店のようなものがないが 大丈夫だったか?
…そんな会話をしながら ご乗車しただけなのだが そんな小さなことを 喜んでいただけたのである。


というか。

こんな些細なことで 喜んでいただける ということは。

こんな些細なことすら 会話できない 無愛想なドライバーだらけだ ということにも 繋がるのである。

なかなか手放しで喜べない『お褒めの言葉』だったのである。

No.151 13/08/18 10:38
転職検討中0 ( ♀ )

私が入社し始めた頃は まだまだ女性乗務員が少なかった。
なので ただ 営業車を走らせているだけで 目立った。

街中に行き交う誰もが 私を発見すると 珍しい動物を見てるかのごとく 視線を向ける。
まるで エリマキトカゲか ウーパールーパーになったような気分。(笑)

こちらは お客さんを求めてるのだ。
普通なら タクシーが必要な人だけが こちらを向いて 手を挙げようとするので 大抵私達ドライバーは お客さんを見落とさないように いつもキョロキョロしているのだが…。

当時の私が それをやってると どの人とも視線が合うのだ。
恥ずかしいやら 誰がお客さんだか わからないやらで 苦労した。(笑)
入社して半年くらいで ちょっと 人の目線が怖くなり、ノイローゼ気味になったりもした。

最近は 同僚も増えてきたし タクシーだけでなく バスや電車など だんだんと女性の進出が増えてきたので やりやすくなった。


私自身が歳をとったせいでもあるが…
昔 視線が気になって 出来なかった あくびが 今では できることが 嬉しいのである。(笑)

No.152 13/08/18 13:24
転職検討中0 ( ♀ )

私は 嘘をつくのもつかれるのも 嫌いだ。
されて嫌なことは 相手には しないよう心掛けている。

この仕事を始めて しばらくは くそ真面目に 正直に 身の上話をしてきたが…

長く勤務していることで 少しずつ 疑問に感じることが多くなってきた。

あるときは 未婚の時 正直にそれを話すと 80くらいのおじいちゃんが『55の息子がまだ結婚していないから』と 無理に結婚話を会社に持って来たり
またあるときは 自分の出身校を正直に話したことで 世話になった恩師から 実家に電話が入った。残念そうな声。先生は 私が音大か医大に行ってるものだと思っていたようだ。どうしてタクシーに乗ることになったのか?説明を求められた。
私が正直に話したことが原因で 親にも子供にも プライバシーが守れず 迷惑をかけてしまったことがあった。

それから以降は 私は『女優』になることにした。(笑)


『小遣い稼ぎに仕事やってるの?(笑)』と からかわれた時には
『早くに主人が死んで、女手一つでかわいい子供達2人を養ってます』と 言い、
まだ未婚の時に お誘いを受けた時には『婚約者がいる』だとか『既婚してます』などと でっちあげ、
不倫を誘われた時は 旦那が893あがりだと言い、
出身の場所を細かく聞かれたら 話の中で いろんな旅をする。(笑)


基本的には 嘘は嫌いだから 真面目に人生相談的な話になると こちらも真面目に対応しているが ただの暇潰しに 私の素性を聞いてくる時の会話や ただの浅い興味本位で質問されるお客さんに対しては『女優』になるのだ。(笑)


話に 尾びれ 背びれが付いて 私のところに戻ってきた頃には
私は6人もの子供の母親だったり(笑)
車を何台も所有していたり(笑)
親子三代で大家族で暮らしていたり(笑)
旦那にDVを受け 一文無しになったことがあったり(笑)
もう50歳を越えてたり(笑)

…誰のことだか さっぱりわからない人物像になっていたりする。(笑)


でも お客さんに対して 仕事をきちんとやり遂げる部分に関しては 偽り無く 純粋に対応しているのである。


わがままなお客さんがいたりして ムカついてしまうことも あるのだが その時も『女優』の私が役に立つ。

『なんでそんな考え方なんだよ?💢』と言う台詞が
『ご乗車、ありがとうございました。』と 笑顔で言えるのも この『女優』業が 長いからかもしれない。(笑)

No.153 13/08/18 15:04
転職検討中0 ( ♀ )

あまり詳しくは申し上げないが 以前 交通機関で 大きな事故があり たくさんの尊い命が失った。
その中の被害者で 息子さんを亡くされたご両親が それ以降 毎週欠かさず 息子さんが眠るお墓を参りに 私達のタクシーを 往復 ご利用してくださる。

世間を賑わせた 大事故だった。
実は 悲しい偶然で 同僚の娘さんも 被害に遭われて亡くならなられ その同僚のドライバーさんは それ以降 仕事ができなくなった。

突然 何の前触れもなく 起きた事故に 遺族は なかなか立ち直れない。

私達は こんな職業柄 そういう 辛い思いをされているお客さん達を 嫌というほど 見てきた。


このご両親、本当に毎週欠かさず お参りに来る。
そうでもしないと 踏ん切りがつけられないのだろう。

悲しい話 である。


このお客さんに たまたま私が当たったら とにかく 法令遵守して 走る。

スピードの出し過ぎに カーブが曲がれずに 事故に遭われた被害者のご両親なのである。
辛いところに 触らないように 運転にも気を遣う。

このご両親、帰りには 駐車場整備のガードマンさんに 必ず差し入れを持って 渡されている。

『毎週来てるから。顔なじみになって。(笑)』

なかなか出来ないことである。
息子さんの眠る墓地の整備をされているわけだ、息子に代わってお礼…といったところなのだろう。

毎週お墓に通われて もう8年になる。
事故は怖い。
このご両親は まだあの事故から気持ちが止まったままだ。

早く 気持ちが落ち着き もっともっと ご自身の人生を楽しんでいただければ… と 切に願うのである。

No.154 13/08/18 16:31
転職検討中0 ( ♀ )

常連さんのお客さんで おばさんがいてるのだが このおばさんは 自慢話に花が咲くのだ。

もう 聞き苦しくなるくらい。(笑)

でも タクシーの中で それを話すのが好きなのだ。

もう 常連客なので ドライバーは皆 知っている。
1000円前後の距離のお客さん。
当たった車のドライバーは 心なしか 気合いを入れる。(笑)


まず。乗り込む。
なんにもしゃべらない。
先に ドライバーの様子を伺うのだ。
自分を知っているドライバーか?
挨拶をして 行き先を聞かず 発信するドライバーは 合格、行き先を尋ねると イヤミが飛ぶ。

私は 基本手順を飛ばすことはしないので こういうお客さんには『ご自宅でよろしいですか?』と 聞くが 自分が特別待遇でないと 納得がいかないらしい。

走り出して すぐ 高学歴の息子と娘の自慢話になる。
今は 娘と娘婿とで暮らしているらしいが 娘婿は 嫁(娘)が作る料理よりも彼女が作るおかずの方が 口に合うらしい。

おばさんには 娘や息子が代表を勤めている仕事があったり 土地を持ってると 言ってたりしてたので お金には 不自由ではないように思う。
しかし。
あんまりにも 露骨にお金持ちを自慢するから ちょっと聞いてて イタいのだ。


私には なんだか 幸せに聞こえてこないのは どうしてだろうか。

No.155 13/08/18 21:12
転職検討中0 ( ♀ )

私達の隣町には 商業地があり その一部に 水商売エリアがある。
大都会と比べたら 規模は小さいのだろうが 元気なお兄さん達が たくさん集まるエリアとして 栄えている。

私達の管轄は その一歩手前くらいまでのエリアなので その場所に頻繁にお迎えにあがる ということは 少ないのだが 降車地にそこを指示されることは 多い。

あるとき なんでもない 築年数だけいっちょまえなハイツに お迎えに行った。

チャイムを鳴らそうとすると ドアの向こうで 誰かが泣く声。しかも おいおい泣いている。

なんだ?どうしたの?

心配だったが 間もなくドアが開く。

泣き果てて ボロボロになった 女性…のような人。(笑)
ニューハーフだ。
おかまちゃんである。

彼氏の家に遊びに来ていたが 仕事の時間になったので しばしのお別れ。

あれだけ泣くから 2~3ヶ月くらい会えなくなるのか?尋ねてみると『2日半』。(笑)

彼氏さんを一生懸命愛しているんだなぁと思った。
まだ改造も してないし 声も女性用語を使うけれど 太い声。

タクシーに わなわなと乗り込み ドアを閉め 走り出すまで 彼氏に向かって手がちぎれんばかりに手を振って 別れの挨拶。
彼氏が見えなくなったら ヒックヒックしながらも 仕事場に出かけるために 涙を拭き拭き メイクを直す姿が『男前』。腹をくくった感じ?
寝不足のまま 職場に出るそうだ。


きっと 思った性に生まれて来れなかったことを悔やんだこともあっただろう。
でも そんな中で いい彼氏を見つけ出したのだと思うのだ。
聞けば 昼夜逆転の仕事(やっぱり『オカマバー』笑)で 終わってすぐ飛んで来たらしい。
本当は 朝から昼までが『彼女』の睡眠時間だが 彼氏は身体の一部に障害があるようで 生活を少々不便しているのだとか。だから 朝から夕方まで 寝ずに 彼氏に至れり尽くせりしていたのだそう。

2日間で 4時間くらいしか寝てないという。
まるで 子供がいる 忙しい 女性タクシードライバー並だ。(笑)

寝不足な上に さっき泣きまくっていたので 目がくちゃくちゃだったが 彼氏のことを話す『彼女』は 誰よりも 『いい女』だった。


私は 頑張る人を見るのが好きだ。

No.156 13/08/18 22:40
転職検討中0 ( ♀ )

酔っ払ったお客さん で 私が辛いと思うことは オナラをされたり オシッコをされた時。

もちろん ゲロリンパされるのも 嫌だが それはタクシードライバーとしては 想定内のこととして考えざるを得ないものなので あえて ここでは取り上げない。

オナラは 狭い空間の中で 家族でも 友達でもない ただのお客さんの ガスを 嗅覚に取り入れるのは ちょっと辛い。
しかも すぐ換気できればいいが どうもわざとらしくて 失礼だと思うので 我慢する。

オシッコも 同様、我が子のオシメは取り替えてきたが お客さんの失禁の処理をすることまでの料金は タクシーメーターには含まれていないのである。(悲)

でも 自分の担当車を汚されたら 責任持って洗わなければいけないのだ。

私達の会社は わざとしたわけではない ということで 超過料金などは 取らない主義なので 全部ドライバー本人にしわ寄せが来るのだ。


この業界は まだまだ男社会である。

『お客さんにオシッコされたの~、お掃除手伝ってぇ~!』なんて かわいい声を出したところで だぁれも助けてくれないのである。(涙)

No.157 13/08/19 03:14
転職検討中0 ( ♀ )

『今日はね、旦那と喧嘩して 気晴らしにパチンコしに来たの。』

こんな話から始まったご乗車だった。

夜遅くに 私の母くらいの年齢のお母さん。
旦那さんが定年退職後 家に居るのはいいのだが 今まで奥さんが家を守ってきたことに対して とても鈍感なのだそうだ。

旦那さんは 卓球に出掛けたり ゴルフに出掛けたり…元気なことは 良いことなのだけれど 簡単に『お前も何かすれば?』という言葉が なんだか冷たいのだとか。

旦那さんが仕事で精を出している間 彼女は 趣味も持たず ひたすら家を守ってきたらしい。子供の世話も一人でやり 孫が出来た時も 娘さんが仕事をやっていたから やはり彼女が親代わりになって 孫を高校生になるまで育てあげたらしい。
今まで遊びや趣味を知らず ひたすら頑張ってきたことで 友達もいないし 自分にどんな趣味があるのかさえ わからなくなっているのに そんなに簡単に『何かすれば?』なんて言わないでほしいのだ、と言う。
やりたいことのタイミングを 全て 失ってしまったのだと 語るのだ。

『綺麗だね』や『元気だね』は
いらないのだ。
『頑張ってるね』が欲しいのだ。と。


『ドライバーさんが女性だったから、いっぱいしゃべれてスッキリしたわ~。』
スッキリできた と 言って頂けたのなら 本望なのである。


私は このお母さんの気持ちが なんとなくわかったのである。

よく 旦那さんのキメ台詞で
『誰が給料をもらってきてると思ってるんだ?💢』
というのがあるが

豪遊してたり 不倫してたり する奥さんには そのキメ台詞で合ってる と 思うが、
お家で 必死に家計や育児を支えてきた奥さんには その台詞では見合わない
と 思うのだ。

『給料がもらえたのは、お前のおかげだよ。』
と 言うほうが 正しいのではないか と 私も思うのである。


前にも言った通り 私はパチンコが嫌いだ。

でも このお母さんが ストレス発散のために やってきた という『パチンコ』は 私は嫌いではない。
むしろ 良い、と 思うのである。

No.158 13/08/19 15:08
転職検討中0 ( ♀ )

《休憩》
今日は 娘と 音楽アカデミー(学校と塾と事務所が一体化したスクール)に 来た。

彼女は授業を、
私は 秋からのプラスαの受講の内容の説明を聞くために 来校。

ここには たくさんの成功者がいる。
いろんな分野で業績を納めている。
華やかな部分も 縁の下の力持ちも この事務所に所属できていることで 安定した信頼を得ながら 働ける環境をもらえる場所になっている。

どこでも 看板が大きいと その看板を汚すことのないように 最大限の力を発揮する。
ここは そういう意味では いい環境のスクールである。

皆 この業界で この環境で プロになり 仕事をもらい 生きていきたいと思っている。つまり 競争率も激しい。
でも そういう荒波に揉まれて 人は成長していくのではないだろうか。

『受験』と 全く同じものだ。


娘は 事故で足を負傷している。
100%の力が発揮できなくなった。
それをカバーできて なおかつ このスクールで生き残れる希望はあるのか?
『大丈夫。ありますね。』
返ってきた答えに なんだか目が潤んだ。


ただし。
音楽事務所系列のスクールに通うのは 莫大なお金がかかる。私学並だ。
塾(←学校だが。専門校だから、私の感覚的には『塾』なのだ。)に 私学並のお金が 果たして必要なのだろうか?ちょっと悩んでしまう。

だって。私は しがない 不景気な タクシードライバーなんだもん…。(涙)

660円のお客さんをご乗車して 貰える手取りの給料は 180円くらいだと思う。1時間仕事をやって 660円の仕事一回しか出来なかったら 時給180円…まじか?みたいな…(笑)…そんな仕事なのである。


でも。足が随分動けるようになってきたらしい。
ここで 出鼻をくじかせてしまう母には なりたくないのである。

地盤がしっかりしている学校では しっかりと教育してもらえるんじゃないか…
それを 信じてみたいと 思っている。


ということで さらに経済的に苦悩していくことになる私…。

自分を追い込みながら 頑張って タクシー業務に力を注ぎたいと思うのである。

No.159 13/08/20 00:49
転職検討中0 ( ♀ )

《休憩》
プライベートの話になるが 娘の学校に行った話のその後。

学校からは『大丈夫だ』と言われたものの 娘本人が 後遺症で 身体が動きにくいので ということで 残念だったが ダンス強化選別クラスから自主的に外れることとなった。

親としては 非常に辛い。
今更だが 事故に遭わされたことを恨む。
100-0の事故で こちらに全く過失がなかっただけに 悔やんでも悔やみ切れない。

完全に進路を変えることになった。
娘は たぶん 一年くらいを棒に振って リハビリと それに見合った運動と まぁ長い人生だと思うのだ、せっかくいいスクールに行っているので リハビリ期間中に 直接音楽に関わるレッスンに加わることになった。

リハビリに 気合いを入れるために スポーツジムにも行って ウォーミングアップもはかる予定も話し合った。

普通科なら ぼちぼち考えていられたのかもしれないが ダンスの先鋭クラスに入校したことが 今となっては 災いした。


でも 本当に辛かったのは 娘本人だったかもしれない。


彼女は 本当にダンスが好きだったのだ。


事故は 本当に 何も良いことを残さない。

交通社会に生きている者は 本当に それを心に留めておかないといけない。

No.160 13/08/20 09:04
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今日も相変わらず 朝から暑いが 空気がとても澄んでいる。
景色の一望できるような だだっ広い大通りを通ったら 大都会の町並みが くっきりはっきり。
天候の具合で 見えたり 見えにくかったりするくらいなのだが 空気が澄んでると ものすごく距離が近く見えることが なんだか不思議だ。

今日は その大都会を飛び越えて その奥に見える山脈まで見えるし 全く反対側の これまた大都会へ通ずる 高速道路のカッコイイ橋まで見える。

こぉんなに綺麗な景色が見える朝だったのに
出勤したら 早朝から出ていた同僚が 後ろのバンパーを当てた とかで 所長や主任はカンカンで
仕事してすぐに ブルーシートに包まれた患者さんを 救急車に乗り込ませようとするような事故処理の横を通過させられた。

もう なんだか 一気にテンションが下がるのである…。


明日以降に 同じ場所を通った時に お花が供えていないことを願うばかりである。

No.161 13/08/20 10:22
転職検討中0 ( ♀ )

《補足》
前ページの補足である。
バンパーを当てた同僚の自損事故と
救急車が来ていた事故とは
関係ない。
救急車が関わった事故というのは 出勤ラッシュでの普通自家用車とバイクとの接触事故。
バイクの人が 重傷というか たぶん危篤状態だったと思うような事故だった。

No.162 13/08/20 14:45
転職検討中0 ( ♀ )

私は『小さくて丸いもの』が 好きだ。
ハムスターを飼っているのも そのせいである。(笑)

ガーデニングがブームになった頃から 私は 街中で 綺麗にガーデニングしているお宅を眺めるのが 好きになった。
そういうところに『隠れキャラ』というか『お助けキャラ』というか 私が大好きな『癒しの置物』があったりするのだ。

まず 玄関口にわんちゃんがお出迎え。時にはそれがカエルくんだったりする。

実にラブリーなのである。(笑)

美しく飾った芸術的なガーデニングの 空きスペースには 小人さん達がたくさん居てるのだ。
時に それが コブタだったりした時なんてもう たまらないくらいラブリーな気分になるのだ。


そういったお庭のあるお宅へ お迎えにあがった時は 気持ちを隠さず いいガーデニングだ、素敵なグリーンのお庭だ、と 絶賛させてもらう。
すると お客さん、まんざら嫌な気分ではない感じ。

でも そういうお客さんから聞いた話では よく盗難に遭うらしいのだ。
植木を 植木鉢ごと 持っていかれる というのだ。
『えっ?植木を?植木鉢ごと?』
最初聞いたときには びっくりしたが そういえば 畑の野菜を 根こそぎトラックに収穫されて盗まれたというニュースを見たことがあった。
それと同様なのだろう。

植木鉢のいたるところに針金でぐるぐる巻きにしているお宅も 増えてきた。

『植物』といえど『命』である。その方の『大切なお家の一部』である『家族の一部』なのである。
私が好きな ラブリーな置物も 持って行かれてしまっては かわいそうなのだ。

こんなことがあってはいけない と 思うのである。

No.164 13/08/20 19:06
転職検討中0 ( ♀ )

>> 163 たった今 なかなかおもしろい?カミングアウトしてくれた レスをいただいた。
どうやら 質問があったようだったので ざっくりと答えてみようと思う。

とにかく まず 始めに『笑わせてもらった。』(笑)
次に『こんな客は通報ですか?』の問いに答えると
『こんなことで通報してもいいなら夜勤の警察官は全てタクシーの苦情に追われて 他の仕事が出来なくなる。(笑)』というのが 回答だ。

163番さん は 今 反省をされていることで その時に当たった女性ドライバーは 報われているのである。
しかし。(笑)
ちょっと。(笑)
163番さんは やり過ぎか。(笑)
イキ過ぎだ。(大笑)

このくらいのことは 多くは ないが 多少は あるのだ。
別に 163番さんが 捕まることは ない。
ない、が。

163番さんが やった行為というのは 人間の 一番人間くさい 一番ゲスな部分を 彼女に押し付けた感じは あると 私は思うのである。

水商売にも いろんなランクがある。
人間のゲスな部分に 触れれば触れるほど 精神的にリスクを背負うことになる。
それをカバーしていく為に 料金がかさむわけだ。

タクシーの料金には 基本的には ただの接客サービス業なので そういうデメリットに対する報酬というものは ないのだ。

ということは。
やはり お客さん側も きちんとわきまえて タクシーに乗車していただきたいと 切に願うのである。

次のページに続く。

No.165 13/08/20 20:00
転職検討中0 ( ♀ )

前ページの続きである。

仮に。
こんな時(酔ったお客さんで絡まれた時)だと 私は たぶん こういう接客をするだろう。

明らかに運転技能に自信がある場合 それでもうだうだ言われると お酒の力と やけ酒かな?と 思う。
何年も乗ってると なぜ お客さんが 暴言を吐くのか?心理状態を 結構正確に把握できてくるのである。

下ネタで来られるお客さんには それなりに下ネタで対抗。(笑)
でも その中で お客さんに何か 違う話題を喋らせるように誘導していく。
本当のところ 何が不満なのかを探るのだ。

お客さんは ストレス発散に タクシードライバーを利用する。
ならば 徹底的に はけ口になってやろうじゃないか!…みたいなプロ意識が炸裂する。

ただし こちら側が悪くもないことで つつかれるのは酷だ。だから 話題を反らせて 核心に迫ったところで はけ口になってあげることを考える。

会社の上司のうんぬん、
恋人とのうんぬん、
嫁&姑とのうんぬん、

ここをスッキリしてもらわないことには『私の役目』は 果たせないのである。


真面目に うっぷんを晴らすのに ストレス溜まった出来事を話してくれたら こちらも誠心誠意話に乗るのだ。


女のドライバーだったから ストレス発散させるために セクハラ的な話をした お客さんだったのだろうが
これが 男性ドライバーだったら
自分の会社の同僚の女性だったら
どうなると思われるだろうか。

大問題 なのである。


つまり そういうことなのだ。
タクシードライバーばかりが 辛い目に遭う なんて おかしいのである。


私は『あるある!(笑)』で 聞けた話だったが
新人の女性ドライバーさんだったら 辞めるきっかけになりそうな話だと思うのである。
何より イジメられることが 気になって 運転に気が入らないことになってくる。
運転技能に 支障をきたすのだ。

結果、
お客さん自身が危ないのだ ということを 忘れないでいただきたいと思うのである。

No.166 13/08/20 22:22
転職検討中0 ( ♀ )

昔と比べて 人と人との縁が薄くなってきた このご時世に 久しぶりに癒された気分になった送迎のエピソードを ご紹介する。
電話で依頼された通りに 指令が入り 依頼場所までお迎えに。
まぁここまでは 普通の仕事。

到着したら おばさんが 待ってました と言わんばかりに手を振り上げて 私はここよアピール。

おばさんに向かって車を走らせると 今度はおばさん 背を向けて逃げるのだ。
『?』
なんだかよくわからないまま おばさんと何メートルか 追いかけっこ。(笑)

おばさんが逃げる?先に 目を向けると バス停でうずくまっている妊婦さんがいる。
お腹を抱えて 苦しそう。

妊婦さんの前に停車して 車から降りて 妊婦さんを迎えに出る。

苦しい彼女の代わりに おばさんが説明してくれる。

『実はね、私 全然関係ないの。ただの通りすがりなの。ここを歩いてたら、彼女が苦しそうにしてて気分が悪いっていうの。たまたま近くの産婦人科に通ってると言ったから 今さっき電話を入れといたから 救急対応してくれることになってるから そこまで連れていってあげてほしいの。』

なんと。
ただの通りすがりなのに 機転を利かせて タクシーの手配やら 緊急対応のお願いやらを してあげた というのである。

タクシーに乗り込む妊婦さんに 1000円を握り締めさせて。 大人なのである。


『せ、せめてお名前を…』
大根役者のクサイ台詞だが(笑)妊婦さんは そう言った。
本当に そんな言葉になってでも 感謝したかったのだろう。

でも 優しくおばさんは 怒っていた。
『そんなこと どうだっていいのよ。あなたは自分のことだけを考えなさい。』


私は その後 おばさんの意志を受け継いだ。
到着して そのあと私は 病院の門を叩き 待ち構えていた看護師さんを呼びに行き 無事に看護師さんに彼女を預けてから 仕事を終えた。


この妊婦さんが お母さんになって 子供と語れる時がきた時には きっと おばさんの親切と活躍を 話すんだろうな と 思うのである。


こういう出来事に遭遇すると 私はいつも『この世の中 まだまだ捨てたもんじゃない』と 思うのである。

No.167 13/08/20 23:34
転職検討中0 ( ♀ )

クレーマーのおばさんのお迎え要請が またまた私のタクシーに当たってしまった。

うなだれる私…。
渋々 お迎え場所に…。

とにかく このおばさんは 待たせるので 呼ばれたマンションで待機。
側を同僚が走る。
私と目が合う。
同僚のドライバーさん、大笑い。(涙)
何台も 同僚のドライバーが側を通るのだが 目が合うドライバー 皆 私を笑い者にしているのだ。(涙)

仕方ない。
立場が逆でも 私もそうするからである。(笑)

別に 私は 彼女には 嫌われていない。むしろ 気に入っていただけているドライバーの部類だと思うのだ。

でも。あまりにも自己チューなので ついていけないのだ。

同僚の皆が嫌う『同僚の悪口』を 今日も口走る。
嫌いなドライバーは 呼び捨てで話すので 聞かされるこちらも辛い。

先日 上司への差し入れ攻撃を ここに取り上げたことがあったが 今日 私の乗車の途中で その差し入れを買いに行く というので 上手に頭を働かせて ひんしゅくを買っている事を伝えることを試みた。

毎日120人くらいのドライバーが居てるのだ、差し入れ10人前くらい持ってきていただいても 到底ドライバーなんかに当たるわけないのだ。
みんな 上司が 仕事終わりの居残りの時に 頂いているのだ。

そう 露骨には言わない。
上司は大変喜んでいる と まずは伝える。
それは本当のことで 夜中 お腹が空いた時の残業時には ありがたいはずなのだから。
礼には礼を尽くす。

しかし
『ドライバーさん達にも、と 言ってるのよ~。』
そこは わかっている。

でも 会社側としても この人には当たって あの人には当たらない といった 不公平を作ってはいけないわけで 必然的に 彼女の差し入れの意図は まるで叶っていないのだ。
これも露骨には言わないが
『不公平になるだろうから、ドライバーには配ってあげられないんじゃないですかね。』と やんわり話す。

しかし。
おそるべしクレーマー。
人の話を まるで聞かないのだ。(笑)

こんなに何回も『ドライバーには回らないのだ、会社側が不公平にさせることは難しいようだ』と 説明しても
『じゃあ、今度から皆さんが座ってる場所に置いといてもらうわね~』
それができないから 上司達しか当たらないのだ と 何度も言っているのだが…。


苦労している現場に差し入れは届かず 余計皆の反感を買う 彼女なのである。

No.168 13/08/21 09:48
転職検討中0 ( ♀ )

夜遅くの乗車で なかなかハイテンションのお客さんがいた。(笑)

ちょっと呂律が回っていなかった。
ビミョーに飲み過ぎか?
でも 楽しいお酒だったらしい。
とにかく テンションが高いのだ。


『どちらまで?』
『当たれば100万円差し上げます!』
…お客さん、嘘はいけませんよ。

『とりあえず どちらからいきましょうか?』
『幸せな方!』
…はいはい…。

『じゃあ~私、右に賭けてみようかと思いますけど。』
『ピンポーン! 正解!』
いや、クイズしてんじゃないんだってば。

『バスルートでいっちゃいましょうか?』
『ブー!!ダメダメぇ~、バスルームなんてエロいこと言っちゃあ~』
お客さん…誰がそんなこと口走りましたかねぇ?💢

『ところでお家は?どのあたり?』
『屋台村』
…? …💢

『あれ~?幸せ村かと思ってましたよ。(笑)』
『ピンポーン!そ、そ、そふぁみれど~』
どこか言わないんだったら タクシー乗るなよ💢

『わかりましたよ~、だんだんわかってきましたよ~。じゃあたぶん 今 一番行きたい場所が 自宅以外だったらいいなぁと思ってますよね~?』
『おっ?わかりますぅ?ピンポーン!ピンポーン!』
…ちょっと耳元で うるさすぎですって お客さん💢

『暑かったしー、お疲れだしぃー。あ わかった!お風呂やさんなら 一番幸せコースかなー?』
『ドライバーさん、エロ過ぎ!(笑)ブー!だけど眠いからピンポーン!(笑)』
エロい方のお風呂屋さんじゃなくて 普通のジャンボ銭湯のことですって。

『〇〇なんてどうです?』
『そこに行けば愛が見つかる?』
ただの銭湯だから たぶん男性だらけです…(笑)

『もう一度お伺いしますが、ご自宅のご住所は?』
『僕は悲しい浮浪者です(笑)しーかーも、家を知りたいなんて…(笑)エロ過ぎでしょお~?ブー!ブー!』
わかりました、どうやっても行き先言わないおつもりですね。了解です。

『じゃあ 〇〇にお送りしますね。あそこでしたら疲れも取れるし 睡眠取れますから 幸せコースだと思いますよ。』
『ピンポーン!幸せ~幸せ~!イェイ!(笑)』
だから うるさいんですって お客さん💢
ピンポン言う度 車バンバン叩かないでくださいって💢


酔ったお客さんを 気分を壊さぬまま 会話をして 目的地を探るのは 結構至難の技だ。

行き先を言っていただけないお客さんには 臨機応変に待機する私なのである。

No.169 13/08/22 08:27
転職検討中0 ( ♀ )

《休憩》
息子はお父さんとバイクの後ろに乗って行動するのが好きだ。渋滞はある程度緩和されるし 車ほど駐車に困ることもない。
後ろに乗せてもらうことによって 精神的にも距離が離れない バイクは なかなかいい乗り物だ とか 思う。
夏は暑いし 冬は寒いが。(笑)
仕事中 かなりの確率で バイクに危ない目に遭わされたりも しているが バイク愛好者の気持ちは なんとなく分かっているつもりなのである。

息子が私と別行動の時は 決まって娘が私を『利用』する。

『ドライブ行きたい!』

出た、『悪の声』。(笑)

娘は 車に乗って移動するのが大好きだ。
でも 別に景色を堪能するのが好きな訳ではない。
『カーステレオの音』が 好きなのだ。

自宅では無理があるくらいの大音量で 好きな曲を聞きながら 個室がどこかの場所に移動していくのが好きなのだ。
娘は 面倒臭いのも嫌いだ。現地出発 現地到着というメリットも 大好きなのである。


苦労するのは 私なのである。
行き先を言われないと 性格的に 走れないのだ。
仕事から離れると ただのしがない主婦である。経済面のことを考える。あてもないドライブに 果たしてどれほどの経済的リスクを背負うことになるのか…
疲労もたまる…

でも この『悪の声』には 今しか言えない事情があるのだ。

娘と息子の 聞きたい曲のジャンルが 全く違うのだ。
息子がいない時を狙わないと 必ず喧嘩になるのだ。

娘は今 私を『利用』してやろうと 必死になる。(笑)


仕方ない。
出ようか。

仕事がせっかく休みなのに お金にもならない あてのないドライブが始まる。
しかも 娘の目的は『大音量で曲を聴くこと』なのである。行くと決まったら 手にいっぱいCDを抱えて 準備万端。

え…そんなに聞きたいの?
アルバム8枚分くらいある。
こりゃあ 5時間くらいはノンストップかな…。(汗)

No.170 13/08/22 09:05
転職検討中0 ( ♀ )

娘とドライブに行くことになった時は いつも最初に まず悩む。

行き先が定まらないので 自分で考えないといけないからなのだ。

なので 市内をうろちょろと 何時間も走る ということでも 全く問題ないわけだが…私は毎日 そういう運転を 地元でしているわけである…いい加減ウンザリなのである。(笑)

だから どうせ そういうドライブなら あまり行かないが たまには当たる 少し遠めの大都会に行って 道の学習をしに行くことにしている。

今回は 確率が2番目に高い方の 大都会に行くことにした。

私の街は 大都会と大都会の間に位置している中都会なので どちらに足を運ぶにも便利なのである。

最近は 土地改革だとかで 昔と比べて 随分道が変化してきた。
うっかり昔の知識のまま走ると まるで違う場所に行ってしまうことも少なくないのだ。

わざと混んでる道を走ってみて 迂回路を考えてみたりする。

狭かった道が 立派な広い道路になっていたら 一人で驚きテンションが上がる。
今回は あまり走らない 埋立地周辺を走ってみた。やはり土地開発が進み 雰囲気も道路も まるで違っていた。

かなり勉強になる。
タクシードライバーとして 給料を貰う人間なのだ、たまには自主学習して 自分の為に お客さんの為に 知識を向上させていかないといけない。


せっかく遠くに来たので 娘に この大都会の夜景を見せてやりたくなった。
そこにたどり着くまででも 新しく一方通行になっていたエリアがあって 昔通れていた行き方では 通過出来なかったことも 勉強になったりした。


都会を走っていたのに 急に 山道のような道の入り口に侵入。
娘は 私が 変な道を走り出したことによって 騒ぎ出す。
彼女は 心霊スポットみたいな場所も好きなのだ。

途中で 小さなトンネルを通過。ちょっと寂しいトンネル。
娘 ワクワク度マックス。(笑)
少し走るだけで 岡の中腹にある展望台にたどり着く。

二人で景色の見える場所に歩いて 娘にガイドする。

『ここは、昼ドラで よく 撮影場所になっている場所。(と、どや顔。笑)』
私も久しぶりに来た訳だが なかなか綺麗だ。

娘は 写メ撮りまくり。
忙しい 忙しい。
周りはデート中のカップルだらけ。
『いつか私も…。』なんて 思っていたかもしれない。(笑)


帰りに入った店のカフェオレに くまさんが描いてあって感動した私なのである。

No.171 13/08/22 17:45
転職検討中0 ( ♀ )

娘を自家用車に乗せると とにかくカーステレオを大音量にするのである。

そのくせ 何かしゃべる時は 普通にしゃべるのである。

あの大音量で。

隣で 普通にしゃべるのだ。

こっちは聞こえない。
音を小さくすると また音を上げる💢

仕方なく 娘の方に 身体を傾けて 何を言ってるのか 注意深く 落ち着いて聞く。

音がうるさいから こっちの声も大きくなる。

運転もしているのだ、あんまりしゃべる事に気を取られるわけにいかない。

なので 娘は小さな普通の声でしゃべるが 私は 娘には 一度で聞こえるような声で しゃべる。


こういう日頃の訓練が 仕事でも役に立つ。(笑)


耳の遠いおじいちゃんに 腹から声を出して ご挨拶。

聞き取りにくい方言の人や
早口のお客さんの声は
聞き取りにくいから 身体を傾けて 注意深く声を聞く。


私が お客さんに 大きな声で 挨拶やお礼が言えるのは 意外にも娘のおかげかもしれない。(笑)

No.172 13/08/22 20:54
転職検討中0 ( ♀ )

まず最初に メーター料金のことを説明しておこう。

私達の地域のタクシーは 何度も言うが 660円である。
その後は 80円ずつあがる。

つまり 660円の次は 740円、820円、900円…と あがっていくのだ。


女性のお客さんで、買い物袋が重い時の足代わりに たまに乗っていただけるおばあさんがいる。

私達は このお客さんを『言い訳さん』の 一人に加えている。


『言い訳さん』とは 何か?

きちんと料金を支払ってくれない 出し渋るお客さんのことを示す。

もちろん ご本人には そんなことは みじんも言わない。だが、私達の情報収集の中で きちんと知っておかないと もう まるで 私達ドライバーを 悪者のボス呼ばわりするので 注意するお客さんとして 一応チェックをしているのである。

初めて そのお客さんに遭遇した時に『いつもは660円でいくのに💢』という言葉に従って 自腹処理をしてしまうドライバーも多いし 私もそのうちの一人だったが あまりにも理不尽な言い訳をしていると こちらも事前対策が必要になるのだ。

私達ドライバーは この仕事で生きているのだ。
いつまでも 勝手な言い訳をするお客さんに対応させられてばかりでは やってられないのだ。


確かに660円で着くこともあるお客さんのご自宅。
しかし 平均740円~820円なのだ。
程よく 信号に引っ掛かり まあまあ普通に走行し 車幅ギリギリのエリアを通過するのにゆっくり走行すると 確実に740円になり ヘタしたら820円や 酷い時は900円になってしまう場所なのだ。

でも お客さんの言う通りに走っているのだ。
平均的には740円なのだ。
660円で到着できるのは たぶん確率から言うと 月に1回くらい?まぐれという言葉が相応しい料金なのだ。

しかし。このお客さん。
『いつもは660円で着く』と 言い張るのだ。

私が10回程の乗車記憶でも 660円になった試しはない。
最初は 普通に740円になって 文句を言われたので 自分の運転に問題があったのか?と 思ったが そうではないことが 情報収集で明らかになった。


公共機関で料金設定があるが 電車の料金に文句を言う人っているだろうか?
隣の駅までなら料金は安いが 目的の駅がそれより高いと 仕方なくその料金を支払うはずだ。


何故?タクシーにだけ そんな理不尽なことを言う人が多いのだろうか…。

No.173 13/08/22 21:37
転職検討中0 ( ♀ )

ちょっと暗い話になるが これも現実、少し話させていただこうと思う。

お悔やみ事の時に 仏様となられる方が 霊柩車に乗られている後に追従して 喪主の方、濃い血縁の方々を乗車して 告別式などのお手伝いをする仕事というのが たまにある。

私達のドライバーは 誰もが当たっても 失礼のないように教育させられているから 特別 ドライバーが決まっているわけではなく その告別式の時間に 依頼のあったその瞬間に 一番そこから近い車が コンピューターで配車され その車に配車指令が入るのだ。

実は 貸し切り料金として設定していただけている仕事になるので 仕事単価は悪くない仕事となる。
暇で暇で どうしようもない時に この仕事に当たったら 売上の部分では 精神的に助かるのは 事実なのである。


でも 私は 個人的には 嫌いな仕事である。
怖いとか そんなこと ではない。

悲しいのだ。
全然知らない人だ、
だが それでも 最後のお見送りなのだ。
遺族の皆さんの感情が ひしひしと伝わってくるのが とても辛いのだ。

この仏様の中には 知らない人ばかりでもなかった
りする。

つい この間まで 病院までお送りしていたおじいちゃん
急に病院から呼び出しがかかったから と 夜中に慌ただしく乗って来られた 家族の方々

そんな出会いがあった面々も そう少なくない。


『お父さんが生前、あなたのこと話していたことがありましたよ、その節はお世話になりました。あなたが女性だったから『ラッキーだった』と笑って話していたことが つい昨日のことのようです。』
『最後にあなたに送ってもらえるなんて、お父さんはやっぱりラッキーだったんだなぁ~』と
悲しそうに笑う 息子さんの話を まともに聞けなくなってくるくらい 感情移入してしまうのだ。


我が子達が小さかった頃 小さい柩のお葬式にも当たったことがあったが あの時は さすがの私も うっかり泣いてしまった。


プライベートで 先輩を亡くした時も 私のおばあちゃんが死んだときも

そのあと たまたま この仕事に当たると その時のことを思い出して 辛くなるのだ。


私の車で
『どうしておばあちゃんが死んだの~』と 親に怒る子供がいた。
『おばあちゃんはあなたに優しかったでしょ?人間って良い事をしたら早く神様になれるのよ。』
気休めだが 私はその娘にそう話した。

確信はないが 私は本当にそう思っている。

No.174 13/08/22 22:50
転職検討中0 ( ♀ )

最近 あちこちに 大型ショッピングモールが出来てきた。
最近のブームでもあるのだろう、オシャレな作りに ショッピングモール全体が『街』になっているような感じがする。
中には 映画館やイベントホールまで備えているところもあり 休日 特に行楽地まで行く予定のない家族やカップルが ゆっくりインドアで時間を潰すエリアになっている。

側にある 小さい店舗や商店街などが きっと大打撃を受けているのだろうな と 考えたりもするのだが 今の消費者のニーズに応えるには こういう形にするほうがよかったのかもしれない。

私は 経営のことは よくわからないが 仕事柄 大型ショッピングモールの情報収集は 怠らないようにしている。

仕事に大いに関係するのだ。


私の街は 小さな街なのにもかかわらず そんな大型ショッピングモールが 2つも存在する。

どちらも 休日は 大盛況だ。雨が降って行楽地に行けないような休日は さらに人や車で一杯になる。


そうなのだ。
人も『車も』一杯なのだ。

もう とにかく 渋滞が凄いのだ。

イベントで タレントの握手会がある とか
人気俳優さんの映画の初日だとか
特売日だとか
バーゲンだとか
〇周年だとか

何か目玉となる事がある日は どこからこんなに車が湧き出てくるのか不思議なくらい 渋滞するのだ。

私は プロだ。
そんな渋滞がわかっていて お客さんにわざわざそんな道を我慢してもらうことは考えない。
どうしても そこを通らないと 目的地に行けない場合は省くが 他にいくつかルート設定が可能ならば 知恵やキャリアの見せ所である。

スムーズに 迂回路を走る私。

バックミラーを覗く。
大抵 渋滞に痺れを切らした一般ドライバーが 何台か後を追っかけてくるのが 実は楽しい私なのである。(笑)

どこに走るかわからないタクシーを 一か八かで 追っかけてくる一般ドライバーさんを 違う意味で尊敬するのである。(笑)


私が自宅に戻ったら 彼らはどうするのだろうか…。(笑)

No.175 13/08/22 23:17
転職検討中0 ( ♀ )

大型ショッピングモールの話の また別口の話である。

この不景気の中、渋滞を作る大きなショッピングモールで働けている人達は さぞかし呑気に仕事をしているのではないか?…なんて 素人的には 考えがちだ。

しかし 実はそうでもないのだ。

私はタクシードライバーなので…だからこそ 影の部分にも触れることが出来るのだ。


あるとき そこの従業員搬入口までお迎え要請が入った。
りんごを2個持って 待ち構えるお客さん、そこの社員である。

私に住所を提示。
きちんと調べあげ 間違いのないように その場所に到着。

普通のお宅に その社員さんは チャイムを鳴らして 出てきた奥さんと ペコペコ頭を下げながら りんごを渡す。

ぐったり疲れたご様子の社員さん、愚痴まじりに タクシードライバーに 今日の出来事を話し出す。

彼は苦情処理係のようだ。
今も たった2個250円のりんごを そのご邸宅まで 往復4000円もかけて 詫びて 届けに行ったのだ。
今日は そんなことが2回あったのだ という。

でも この社員さんは 愚痴った後 最後にこう言った。

『うち(ショッピングモールの会社)は、ピンチをチャンスにする、ということを目指しているんですよ。』

目からウロコの言葉である。
そうだ、その通りなのだ。

誰にでも失敗や間違いは あるのだ。
それを どう対処していくかで その後の運命が変わるのだ。


小さなクレームを きっちり丁寧に対応し しっかり詫びて 怒りの気分を抑えていただけるよう 態度で示すのである。
クレームを訴えた方も きちんと対応してもらえると『ここはきちんと対応してくれたお店』だと印象が残るわけだ。
つまり 信頼度をアップさせることに成功しているわけだ。


この社長は 偉いのだ。
私達の会社も 看板が大きいだけに それと同じ対応をしていると思われる。


看板の大小ではなく、会社の姿勢 一つで この不景気は うまく乗り越えられるのかもしれない。

さらに丁寧な仕事をしたい と 思った 私なのである。

No.176 13/08/23 08:53
転職検討中0 ( ♀ )

今日は 朝から やばいのである。

寝違えてしまった。
右の首が回らない。

目視確認ができない。

ま…まずいのだ。


仕方ないので 同僚のドライバーさん達と 直し方のうんぬんや 痛み止めをあげようか?など 散々 不安解消に 力になってもらったが 首が回らないことには変わりないまま 出庫した。

首が回らないなら 身体ごと回るしかない。(笑)
少しは腰のくびれも戻るだろうか。(笑)


周りの同僚の皆さんに『ロボットみたいだ。(笑)』と 笑われながら 今日も一日 頑張る私なのである。

No.177 13/08/23 10:47
転職検討中0 ( ♀ )

『首が痛いのに車に乗るなんて。危ないじゃないか。』
誰もが 皆 そう考えると思うだろう。

確かに 万全でない時は 危ないのだ。

しかし 私はプロである。
首が回らないからといって 運転技能がおろそかになるくらいなら 休むのである。

『首が回らないから右の確認はできない』のではなく
『首が回らないなら 見えるところまで身体を動かして見る』だけなのである。

待機中 首をほぐしていると 所々で ピリッと神経に障る所がある。
しかし それが本番(ご乗車)になると びっくりするほど 痛みと強張りが緩和するのだ。

…いや、そうではないのだろう。

『緩和しているような錯覚をおこしている。』と言っている方が正しいのかもしれない。

『火事場の底力』なのだ。

お客さんが降りるまで 痛いのだが いくらか痛みがましなのだ。


そして。
お客さんが降りたとたん…。

激痛に変わる。(笑)

プロ根性炸裂!!真っ只中である。(笑)

No.178 13/08/23 11:33
転職検討中0 ( ♀ )

今日は 首が痛いので それを補うために いつもよりも何十メートルも手前から 確認をしている。

即座の反応が 鈍っているに違いないと想定して いつもより更に 注意をはらっている。


でも。ふと 考えてみる。
あれ?
今 首が痛いことで 普段より注意深く仕事をしているわけだが…

普段 絶対的に確認に自信があった 自分の運転に まだまだ過失があったのでは?

今日 これだけ確認を より一層 している…ということは?
普段は 今日ほど 確認していない時間がある ということにならないだろうか?


もう一つ。
今日は首が回らないので 身体全体を いつも以上に使って 身を乗り出して 目視している。

これも?
普段から これくらい大袈裟に身を乗り出していれば 今見えているエリアより 更に目視できるエリアが広がるのではないのだろうか?


そう思ったら なんだか愕然としてしまった。


なんだ、私は まだまだ未熟者だ。

『完璧に確認している』つもりだったが まだまだ充分ではなかった ということだ。


何年車に乗ってても こういうことに気づく度に 初心に返る。


昔、第一子(娘)をこの世に迎えるにあたって 知識の少ない私は 育児本を読みあさった。
しかし、子供が産まれてみて なかなか育児本のようにはいかないのだ、ということを痛感。
それから以降は 手探りして 遠回りして いろんな人や場所から知恵をもらった。

なんだか その時と似ている。


『生涯学習』。
人間、これが大切で 向上心をあげていける 唯一のキーワードなのである。

No.179 13/08/23 14:51
転職検討中0 ( ♀ )

昔からの風習というか 慣わしというか 結婚式に関係する話で タクシーに乗る時の『当たり前』というのがある。

このことは 入社当時 私には 知識のなかったことで 先輩のドライバーさんに教えてもらった話である。


『結婚式に向かうお客さんをご乗車した時は、バックギアを入れないように走行する』

車が『下がる』『戻る』『転回する』ことをしてはいけないということなのである。

初めてそれを聞いた時は へぇ~ と なるほど感心した。

お祝い事なのである。
ドライバーの知識の無知さゆえに その日の主人公と そのご家族に 失礼なことをしてはいけない。
先輩に 大切なことを聞けた と 感謝したのである。


ある時 まさに そんなお送りの仕事があった。
こちらは3台口。たまたま私が先頭車だった。

街中の少し外れの小さくて素敵な教会で挙式が行われる。
お嫁さんが純白のウェディングドレス姿で 隣はお母さん、私の横の助手席には お父さんがご乗車した。

教会の出入口が 狭い道の側にあったので 慎重に走行していたが 向こうの方から おしゃべりに夢中で こちらから3台も連ねて走ってきているのに 気付かず どんどん中まで侵入してくる車があった。

どう見ても 誰が判断しても その車がバックして道を譲る方が正解だし 早いのだ。
さて どうするか?しばらく見ていた。

すると。その車が『いつまで待たせるんだ?バックしろよ?💢』と 言わんばかりの形相で睨んで動かない。

仕方なく 私は車を降りて お客さんのことを説明、ペコペコ頭を下げて お願いして ようやく後ろに下がってもらった。


こちらのお客さんは 私に怒っているわけではないが 出鼻をくじかれたような言い方で 不愉快気味だし 相手の車は 結婚式がどうってんだよ?💢的な感情剥き出しで怒っている。

私なら たぶん通過出来たが 後ろのタクシーが付いて来れなければ まずいので あえて車から降りてお願いしに行った。

私個人的には 相手の車両が 前方を見てなかったし どう考えても道を譲るのは 相手の車だと言えるシチュエーションだったので 走れないんだったら狭い道に入ってくるなよ💢なんて思ったのだが…

これ以上 お客さんの機嫌を損ねる話は 無駄なのだ。
ポジティブな方向性で話をしながら 無事にお送りした。


私が。
この 私が 謝れば 丸くおさまるのだ。
そんな時は それでいいのである。

No.180 13/08/24 00:47
転職検討中0 ( ♀ )

今晩 22時頃 久しぶりにゲロリンパされた。
しかも 最大級。

ガラス
ドア
背もたれ
椅子
シートベルト
床(マットレス含む)
前の座席
椅子のシーツ全部

見事なものだ。

私が下手な運転をしたなんてことは 断じて ない。
そのお客さんの真ん中には 小学生低学年くらいの男の子も同乗していた。
子供が乗車している時は さらに気を遣うのだから。

ちょっと信じられないが 胃の中のもの そっくり座席に残したまんま 張本人の旦那さんは 黙って降りていくし 子供も奥さんも 汚いから 反対側のドアを開けろ と 言う。

1460円の仕事。
2000円払って お釣りをしっかり受け取り

さて。『どうしたらいい?』
開き直った雰囲気バリバリである。

私達の会社は こんな時は 本当なら 損害分は請求は できるのだが あえて 無理にそれを要求はしないのだ。

『こちらからは何も言えないのですよ…』としか 言えないのだ。
でも これだけ汚したら 大抵 何らかのお心付けが考えられて当然なのだ。
人間として 当たり前ではないだろうか。

でも このお客さんは 『じゃ。すみませんでしたぁ~』と 言って そのまま去って行った。


いいのよ。
こんなの 想定内よ。
でも
雨が降ってる金曜日の 午後10時からが 一週間の中で 一番忙しいのよ?

1時間単位 頑張ったら 売上が5~6000円はあがるのよ?


今日 これで 午後10時から
掃除して、
車庫の掃除もして(ゲロリンパだらけになったから)、
シーツ交換して、
臭い消し撒き散らして、
雨だったから洗車して、

深夜0時半まで かかった。
それからすぐ 仕事ができればいいのだが…

ゲロリンパの臭いが なかなか消えないのだ。

結局 今日は 深夜2時までの勤務だったが 夜10時以降 仕事が出来なかった。

1時間5千円稼げていた としよう。
2万円の売上損害 なのである。


最悪である。

今朝 首が痛かったのに 必死で仕事をしたってのに。

まだ 首は 痛いままだったりするし。

今日は 大殺界である。
女は なんでも許してくれる と 思っていたら いけない。
顔に出さないだけで、
態度に出さないだけで、
普通に 理不尽なことに関しては 怒るのだ。


でも。
そんなことも 想定内である。

長く勤めているのだ。
こんなこともあって仕方ないのだ。

No.181 13/08/24 01:17
転職検討中0 ( ♀ )

実のところ 私は 学歴を自慢したり 有名校入学&卒業した うんぬんの話が 嫌いだ。

学歴が高いと 仕事を選ぶ幅が広くなるから 自分にとって プラスになることが多い ということは わかっているが。

親が 子供自慢の 話ネタにしていいのだろうか とか思う。

確かに親も 私学に行かせるのに 莫大なお金を子供に払い込み 頑張っているのも わかるのだが でも 私は 学歴だけが全てではない と 思っている。

おバカな学校に行ってたって いいじゃないか。
ガリ勉君より 友達付き合いがうまいかもしれないし 友達の相談に上手く返事をしてあげれる子供になっているかもしれない。
イジメに打ち勝つ 強い心の持ち主になっているかもしれない。
周りの友達が 次々に辞めていく横で しっかり卒業までかじりついた頑張り屋さんかもしれない。

学歴が大したことなくても その環境 環境で 人間は立派に成長するものだ。


自分の子供自慢をしたい人は すぐ まずは 相手の子供の進路などを聞きたがる。

自分の方が 自慢出来るかどうかを 確かめているのだ。

私は 人の学歴や卒業校や就職先なんかに 全く興味がない。

興味があるのは 自分の子供達が 将来 どんな感じに成長していくのか?くらいである。


お客さんの中に 本当に そんな人が 多くいる。

でも。
私は プロである。

必ず 期待通りの反応をする。
『へぇ~!』
『すごいじゃないですかぁ~!』
『ご立派ですよねぇ~!』
『どうしたら?うちの子も、そんなしっかりと成長するんでしょう?』
『お子さんにそれだけ学費や環境を提供できるってことは 素晴らしいですよね、なかなか出来ることじゃありませんよね。これからは息子さんがご両親を助けてくださることでしょうね。』


言葉としては 本音である。
本当に立派だと思うし 素晴らしいと 思うのだ。


でも 自慢のネタにばかりしている様子を見ていると…

きっと どこでも こんな感じで いろんな人の前で 話をしているだろう と 思う。

そして。
きっと この人は 周りから 嫌がられているんじゃないかな? と 思うのである。

No.182 13/08/24 03:10
転職検討中0 ( ♀ )

今日 ある仕事で
660円のメーター料金で
1210円を渡された。

でた~
公文式の私~

慌てると 頭の中が真っ白になる私~

落ち着けば 簡単な計算が 慌てると わからなくなる私~


見事に間違える。

『500円のお釣りです。』
『え?違うよ?550円だよ。』

あ~しまったぁ~
やってしまったぁ~

カッコ悪い~(汗)


…ていうか
こんなに後ろから前から 人やタクシーや車やら 行き交う 駅のど真ん前で ややこしいお金の出し方 しないでくださいよぉ~

500円は 貴重なんですってばぁ~

No.183 13/08/24 22:02
転職検討中0 ( ♀ )

昨日 痛かった首が なかなか治らない。
歳か…。
若い頃は 寝違えたくらいなら 一日で治ったのに。

昨日 ゲロリンパのおかげで 仕事が全く出来なかったので 帰宅が早かったから 悔し紛れに いつもより早くに寝た。

ちくしょー ゲロリンパ~💢

そんな気持ちで 寝た。

起きたら 首もゲロリンパも すっかりなかったことに…ならないくらい 首が痛かった。

もう 神経にさわって さわって なんだか タクシーによく乗ってくれて『膝がビキッと神経にさわって痛いのよぉ~』と 言っているおばあちゃん達の気持ちが よくわかった。


もう 家事が出来ない。
髪の毛もくくれない。
ドライバー生命も もう終わりか?
ゲロリンパされたまんま その後仕事を一回も出来なくて終わりなのか?(笑)
…なぁんて 思っていたが

善は急げ。

親に電話をして こういう場合 どんな医者に行けばいいのか?相談した。

『ハリ治療に行けば?』
『あなたの家の横の下にあるじゃない?』

…あるのだ。鍼灸接骨院が。

さっそく 行ってきた。


私は今年でタクシー歴20年になる。
どうやら 運転のし過ぎで 姿勢が悪くなっていて 骨がずれてきたことが原因だと 言われた。

ただの寝違いだと思っていたが
『たまにズキンてくること、あったでしょ?』
あった。あったのだ。
お医者さん 凄いのだ。
骨の上を 触るだけで どこがどう曲がっていて どの筋が神経を障っているのか わかるらしいのだ。

こちらの説明が 出来ないほど 総合的に首まわりが痛かったから こちらが何も言えないまま行ったのに いとも簡単に探し当てたお医者さんって 神だ。

あるときの 心療内科にお迎えに行った時に お客さんが言っていた『あの先生は神のようなお方だ』と 繰り返し繰り返し 話していた気持ちも わかったのだ。

あのお客さんは 本気で そう言っていたのだろう。


首が痛くなったことで いろいろと仕事に繋がる発見が出来た私は 儲け者だといっていい と 思うのである。

No.184 13/08/24 22:37
転職検討中0 ( ♀ )

ハリとお灸デビュー。
初体験。

運転で歪んだ骨…つまり 『職業病』なのだが それを治していく為に 骨を伸ばす、というのだ。


さっきまで 優しい顔だった先生が 相変わらず優しい顔で

足を引っ張る…バキバキ!腰をねじる…バキバキ!
痛い首まわりを動かす…痛っ!バキバキ!

身体が 伸びる 伸びる!
新品の『曲がるストロー』を 縦に伸ばしたくらい(笑)身体が伸びたことがわかるくらい だった。

普通の人なら これに感銘を受けて『接骨院の先生ってすごい!私もこんな職業につけばよかった』とか 思うのかもしれないが なんだか 変わり者の私は ちょっと違った。

とにかく 鍼灸接骨院初デビューなのである。

体験レポートのテレビ番組で わざとらしく?体験をリポートしているイジられタレントのことを思い出した。

『私、こんな体験がたくさんできるテレビレポーターになりたかった』


ちゃっかり してもらう方の喜びに感銘を受けてしまった 私なのである。(笑)


でも。せっかく 骨を伸ばしてもらって
ハリ治療 お灸治療をしてもらったのだ。

明日も私は 頑張って タクシーに乗るのである。

No.185 13/08/25 13:38
転職検討中0 ( ♀ )

朝一番から 私の顔を見る度、笑う同僚。
一昨日のゲロリンパ事件が やはり話題になった証拠だ。

当日 誰も手伝ってくれなかったし すっかり笑い者にされている私。

でも『ざまあみろ』の笑い ではないのだ。

『笑っていないと やってられないよな』の笑い なのである。

皆 わかってくれているのである。

同情しながら 笑ってくれることで『あるある』を 皆で確認。
笑った側も 今日明日 同じ目に遭うかわからないのだ。
そういう仕事なのだ という意識を持っていれば 少しは気分も落ち着くのだ。


ここの会社の同僚には
『君は女なんだから、ちょっと声をかけたら手伝ってくれる人がいたんじゃないの?』といった言葉を投げ掛けてくる人はいない。
まぁ 汚い作業だ、
誰も手伝いたくはない。
でも あえて 軽はずみに そんな内容の言葉で 慰めようとする同僚は いない。

それは。
私が 20年もドライバーをやっているベテラン ということもあるが

『女性蔑視せず 私を一人前のドライバーだと認めてくれている証拠』なのである。


なかなか いい 会社だ。


でも 私は 世話焼きの方だから こんな事例があった時は 率先して手伝ってあげる人間になる。

知らぬ間にイメージアップ(笑)
帰宅前にお礼の缶コーヒー(笑)

それはそれで悪くないのである。(笑)

No.186 13/08/25 17:42
転職検討中0 ( ♀ )

ゲロリンパの次は 故障 である。(怒)

もう 嫌なのである。(悲)


前々から タイヤまわりのバランスが ちょっと悪いなぁと思っていて あと4日したら 大体的な修理の為に 車を休ませる予定になっていたが…

よりによって 私が勤務している最中に 不調がマックスにならなくてもいいのではないだろうか?(悲)

もう 危ないまま 乗り続けてしまおうか?とさえ 思った。何故なら 担当車が決まっているので 他の車に乗り換えるのは 面倒くさい事務処理やコンピュータのインプットやら とにかく すぐ済まない準備が たくさんあるのだ。
ただ単純に車を乗り換えられず 無駄な時間が 今日の乗り換えでは 45分もかかった。

さらに今日は 朝方から昼間にかけて 土砂降りがあった。

車を乗り換える…
つまり
一日で二台乗った ということだ。
つまり つまり…
深夜 疲れているのに
丸洗い洗車が 二台分…


最近 とことん ツイてない。
でも お客さん第一なのである。
乗り心地の悪い車に乗せられるほど 不快な乗車はないのである。
さらに 調子が悪いのをわかっていて 仕事を続行して 万が一 ご乗車中に車が止まったら…大問題なのである。


自分だけの我慢なら 面倒くらい乗り換えなど 不要なのだが…お客さんの為だ、仕方ないし それが当たり前なのだ。


さて 次は 何があるんだ?
もう 何も恐れるものはないほど ネガティブ思考の限界を超えてポジティブになってきた私なのである。(笑)

No.187 13/08/26 09:04
転職検討中0 ( ♀ )

昨日『ネガティブから 限界を超えてポジティブへ』という キャッチフレーズで その日を乗り切るつもりだったが…

いろんな不運が続く中 私が タクシー乗務をしてから 始まって以来の不運に 巻き込まれた。


『想定内』としていることは どんと来い!と 思えていた。しかし…

『想定外』のことが起こると…もう へこんでボキボキに心が折れてしまった。


乗り換えた車は 順調な走り具合だった。
深夜0時半にお客さんをご乗車。たわいもない話をしながら気分良く仕事をこなしていた。

赤信号で停止、その間も お客さんと会話は続いていた。
近寄る一人の男性。
体格のいい 年齢的には 私より3~4歳くらい年上だろうか?
真面目 というより やんちゃ といった印象の人物。

何やら買い物袋を手に持っている。
てくてくこちらに向かって歩いてくる。
目の前に来た。
こちらはお客さんが乗っている、タクシーを利用したかった人だったのなら 『まだお客さんが乗られてます』 と 言わないといけないかなぁ?でも ここまで近づいているのだ、どう見ても空車でないことはわかるだろう…
なのに?
車の横、私の目の前に立ち…

バシャ!!
『……?!』

え? ゲロリンパ?

え? え? え~~?!


何がなんだか?わからなかった。
お客さんも一緒に びっくり。

しばらく私は 青信号になっても動けなかった。
すると。今度は。

バンバンバン!!
ガチャガチャ…

缶か なにかで 車を殴ってきたり ドアをこじ開けようとしたり…

あ…まずい…
お客さんも 怖がってギャーギャー言い出した。
『怖い!!逃げて!!』
私は その人を振り切って 逃げた。


今 冷静になって 彼は一体 なんだったのか?考えてみると…
たぶん 酔っ払っていたので 乗車拒否でもされたのではないだろうか。
それに腹を立てて 自分が吐いたゲロリンパを持って たまたま通りがかった私の車(タクシー)に『復讐』したのではないだろうか。

だって 私もお客さんも なんにもしてないのだ、外からゲロリンパをぶちまけられる覚えは まるでないのだ。


車の傷を気にしながら ゲロリンパまみれで入庫、また ゲロリンパ掃除で 仕事がそれ以降できなかった。

しかも 追い討ちをかけるように 掃除中 イスの隙間から携帯電話を発見(悲)


さすがに『もう 辞めたい』 と 思ったのは 言うまでもない。

No.188 13/08/26 17:06
転職検討中0 ( ♀ )

《休憩》
全くプライベートの話になってしまうが またもやハプニングである。

どうしたんだ? 私…。

眠い目を擦って 4時間の睡眠で 起きた。
娘を学校に行かせるのに 朝からギャーギャー騒いで 行かせて そのあと 家事を 超いい加減にこなす。
11時から 娘の学校に 遅れて到着し 今後の進路を決めるべく いざ出陣…。

あれ?
軽自家用車 動かないじゃない…?
あれ? あれ?
車のキーの電池が?

急いで 電気屋さんへ…。
電池を入れた。
さぁ 出陣…。

あっれ~?
動かないじゃん?
なんで?


…バッテリーがあがっていたのである…。
娘のルームランプの消し忘れが原因である。


こんなにトラブル続きの人生で いいのか?

次は そろそろ事故るのか?


もう 最悪である。

No.190 13/08/26 23:18
転職検討中0 ( ♀ )

>> 189 《休憩》
へこみ具合どん底の私に『応援しています』レスが来たのである。(嬉)

『おだて豚』の 私には この一言で 一気に木に登れる特殊性質なのである。(笑)

189番さん、感謝です。

まぁ ぼちぼち いろんなことに愚痴らせていただこうと思う。

人の不幸は蜜の味?!(笑)

この愚痴で 人の力になれるだろうか?(笑)

もし なれたら 嬉しいのである。
お客さんに イジメられるのにも 価値があるのなら…
これからも イジメられようではないかっっ!!(笑)

No.191 13/08/27 11:48
転職検討中0 ( ♀ )

前々回は 車内にゲロリンパを巻き散らかされ

前回は 故障&外からのゲロリンパ袋ぶちまかれ攻撃に遭い

今朝 私が会社に来たら 同僚の皆さん 待ち兼ねたように 私を見て笑い出す。

皆 これ以上 不運は続かないさ と 慰めてくれるのだが
『言っとくけど。昨日、自家用車、バッテリーあがって予定が全部狂ってしまったんですよ』の 私のまさかの『追加攻撃』に 皆 腹を抱えて大笑い。

すっかり 可哀相な人 として 認定され しばらくは 私を見るだけで 意味も理由もなく 笑われる人間となることとなったわけである。


皆 これから一斉に 深夜までタクシーを動かすのである。
朝の気分一つで トラブった時の気分転換がスムーズにいくかどうか 差が出てくるのだ。

少しは 皆さんの癒しになったと思うのだ。
そして 今日一日 たくさん我慢して 仕事をやり抜くのだ。
そして、そして。
『今日はどうだったの?(笑)』と 私に訪ねることを 楽しみに 入庫してもらいたいのである。


なんだか それが私の『任務』なんじゃないか と 思えてきている今日この頃である。(笑)

No.192 13/08/27 13:31
転職検討中0 ( ♀ )

おばあちゃんとおばさん が ご乗車になる。
『母と娘』 の関係。
とっても話が弾む 仲良しの母娘である。

行き先をお伺いする。
何やらよくわからない。
言ってる交差点の名前と ポイントになるお店の位置が 合致しないのだ。

でも 何年も乗ってると どっちの方が正解だか わかるのである。

このお客さんの場合は お店の曲がり角の方が正しいはずだ。

地図で見て覚えた行き先ではないからだ。
ご主人の車で行ったときの記憶で 話している時は
『活字』の記憶よりも
『建物』の記憶のほうが
正しいほうが多いのだ。


まぁ そんなことを考えながらも お客さんに そんな 心理学的な話をして 不快にさせるつもりもないわけで
『じゃあ、近くになったら ご指示いただきますねぇ~』と お願いして 出発した。


乗車している最中も いろんな話に花が咲く。

大きな川の橋に差し掛かる。
母『あんたはここの橋の下で拾ったんだ。(笑)』
娘『そうそう、昔からよく言われたわね。(笑)私の故郷だわね。(笑)』

母『あ~私も久しぶりに故郷に帰りたいわね~』
娘『お母さん、今幾つだと思ってるの?もういいわよ。死ぬまでここにいなさい。(笑)』
母『はははは(笑)』


『橋の下で拾った』とか
『死ぬまで』など
なかなかのブラックジョークである。

仲良しの母娘であるがゆえに 笑い話になる内容である。


でも 実際 何を言っても 何を聞いても 私達親子は仲良しで楽しく暮らしているのよ という空気がするのである。


思えば 親孝行を しているようで していない私だったりする。

次に時間に余裕があった時は 親を食事に連れていこうかな?と 思った 私なのである。

No.193 13/08/27 13:40
転職検討中0 ( ♀ )

広い自動車専用道路を 悠々と60キロキープ走行をしていた。


道路に何やら物体が…

…?
人?
人間が?横たわっている?

あ~! 踏む~!
急ブレーキ!!


…よく見れば 引っ越しなどで使用したような 荷物を包むため用の 古毛布だった。


こんちくしょー
びっくりしたじゃないか、コノヤロー💢 である。

No.194 13/08/27 15:55
転職検討中0 ( ♀ )

前ページの
『人が寝てるような形をした毛布』の話だが

深夜になると 実際 こういう事があるのだ。

まだ 道の端っこで 寝ている人なら いいが
うっかりしてたら 踏み付けてしまうだろう?と 思うような道路の真ん中で寝てる人もいる。

お客さんを乗車中 何十メートルか先で 自転車に乗っていた男性が 明らかに酒酔いで ふらふらしていて 危ないなぁと 思っていたら 自発的にこけた。
危なさそうでもないこけ方だったので 乗車中だったこともあり スルーした。

お客さんをお送りしたあと 戻ったら 何やら警察がいて 人だかりになっていた。
自転車からこけた人、そのまま起き上がらず、寝てたらしいのだ。
自転車もこけた時のまま…。

誰かが『ひき逃げ』と 勘違いしたのだ。


私が 慌てて 状況説明をしに行って 野次馬は去り 警察は その人を起こして 厳重注意。



私達ドライバーが うっかり そんな人を踏み付けてしまったら?
『安全運転義務違反』なのである。

まさか こんな所に?人が寝てると思わずに ただの品物かゴミかと思って 踏み付けて 去っていけば…
『ひき逃げ』なのである。


非常識の限度を著しく越えた飲み方は 絶対しないでいただきたいものである。

No.195 13/08/27 17:23
転職検討中0 ( ♀ )

私の街には 有名な野球チームの監督が住んでいる。
なかなか立派なマンションの最上階、広さも超ハンパない。

有名な方で 実力のある方で いつもお忙しくされているので 割と私達の会社のタクシーをご利用して下さるので しょっちゅう会う機会がある。

残念なことに 私は それほど野球界には 詳しくないので 気の利いた話は できない。

でも さすがにジェントルマンなのだ、身なりといい 風格といい お客さんとして乗車していただく時の謙虚さといい 何もかもがスマートで さすがと思わせる。

あるお客さんで 人事を任されている立場のお客さんが こんなことを言っていたことがある。
『人材を選ぶ基準の中に 運動部に所属してたかどうか?を 見ている。』
多少 勉学が不足していても 運動部に最後まで在籍していた者は よく働くし 礼儀正しいらしいのだ。

なるほど この監督を見ていれば そのお客さんが言っていたことも わかる気がする。


初めて彼を ご乗車した時は スポーツ新聞社に お送りした。
インターホンの声が 若い女性の声だったので びっくりした と 笑ってご乗車されたことを覚えている。

その時 少しだけ『女性乗務員さんなら、毎回同じこと聞かれたり、大変でしょう?』と言われて 笑いながら『そうですね、でも 珍しいでしょうから質問されたいお客さんのお気持ちも わからなくないので 気さくに会話を楽しんでます。』と 答えた。

彼は それから以降 私を 一人前のドライバー扱いで 黙って 穏やかに 乗車してくれるのだ。

余計な言葉は言わない。
あくまでも低姿勢で 行き先の質問にだけ 丁寧に答えて あとは ゆっくりくつろいでおられる。

私は その穏やかにくつろいでおられる空間を 乱さないように 乗務をこなす。


彼は 有名人だ。
彼は周りの人々を知らないが 周りは彼を知っている。
いろんな場所で 声もかけられるから 気を遣うことが多いだろう。

でも そんな人だから 私の状況や立場を 理解出来るのだろう。


彼は 世間でも知られる 立派な野球監督だが 野球界のトップにあがる人間は 総てにおいて『頭がいい』ジェントルマンだと 思うのである。

No.196 13/08/27 18:22
転職検討中0 ( ♀ )

あるお客さんに 質問された。

『きつねとタヌキ、頭がいいと思うのはどっち?』

…?
なんでしょう? その質問は?

唐突過ぎて 逆に怖い質問である。(笑)


きつねうどんの話になって
タヌキうどん タヌキそば とかの話になって
そこから きつねとタヌキの話になって

で。その質問になった。


きつねもタヌキも キャラクターとしては 絵本にも昔話にも 大活躍しているキャラクターである。

しかし きつねもタヌキも『人を化かす』というイメージキャラクターでもある。

しかも 『金を呼ぶ』『おいなりさん』などで 縁起物になったり 神にまつられることもある。

この両者に 優劣つけると どうなるの?

奥深い 難しい質問だと思った。

結局、よくわからないよね~で 話は終わった。


その時のお客さんは もう7時間も前に 降りられているが

私は まだ その質問の解答に辿り着けなくて 真剣に悩んでいるのである。(笑)

No.197 13/08/27 21:40
転職検討中0 ( ♀ )

私は お客さんに
『こんな仕事して、えらいわねぇ~』と 言われることが 実は嫌いだ。

『えらい』という言葉に 一体 どんな意味が隠されているのだろう?とか 思うのだ。


私が 自分自身で思っているような…
この仕事を プロらしからぬ精神で 安易にやり過ごそうとしているドライバーが多い現実があるがゆえに…
私自身も『こんな仕事はどうせ…』みたいに 下等評価気味に思っている。
だから 友達にも言えないし
親や子供にも言わせないように話をしているわけだ。


しかし 私の勤務している会社は そういった昔ながらのイメージを改革していくために力を注いでいるわけだから 堂々と プロドライバーとして 大きな顔をしていればいいのだが…いい加減なドライバーも多過ぎて…なかなかそういった気になれないのが 現実なのだ。


『えらい』と 言われる言葉の解釈には

偉い 賢い という意味、
凄い という意味、
大変よね という意味、
どうして?そんな仕事を? という意味、
こんなことしかできないの?とてもじゃないけど私には無理ね… という意味、

様々だが たぶん どうとでも取れるのだ。

上記の解釈だが 上から徐々に下に向かって 下等評価の順番で表してみたが

たぶん 私がお客さんから言われる『えらい』は
下行の意味の方が多いのではないかと思うのだ。

ただの被害妄想なのかもしれないが

そうさせられてしまうほど いい加減に仕事をしてるドライバーが多くて 同じ部類に思われたくない という意識が働いてしまうのだ。


これではダメなのである。

もっともっと プライドを持って そういった逆境に屈さない精神力を養い 誇りを持って 仕事をやっていかないと…

いい仕事は 出来ないのである。


お客さんに『えらい』と言われると すぐネガティブ思考が働く私は まだまだ未熟者なのである。

No.198 13/08/27 22:26
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ちょっと下ネタ系の話をしてもいいだろうか?
生理現象の話になる。


ベンピ(便秘)の話。(笑)


今週は 我々の会社で 定期検診がある。
今回は 詳しく 詳しく 探るようで 義務とされる検診の他に 有料で 詳しい 様々なガン検診も受診することができた。
(私はしなかったが)

今時?と 思うが 何年か前から 年に1回くらい?で 検便検査も始まった。

義務とはいえ いろいろ診断してもらえるのは いいことだと思うが 少々面倒くさかったりもする。(笑)

男性職場の中での 女性が数名…特別 女性に対する準備などない。

レントゲンなどは 私が順番になったら 次の男性陣は 外で私が終わるまで 延々待たせてしまうので 罪悪感で一杯になって 血圧があがる…(悲)


今回 これを目当てに 検診の話をしたわけではない。
ベンピの話だ。(笑)


私は 女には有りがちだが 便秘症なのである。
ひどい時は 1週間に1回しかしない時もある。

平均 1週間に2回くらいなのである。


会社から配られる検便検査は 2回分の容器を渡されるのだ。

私は こんな職業だし あんまり無理に出すことなど 考えていないので 身体がもう それに慣れてしまっている。

しかし…2回となると…
困った…

仕方なく 娘から ベンピ薬をもらって 無理に出すことを決意。

それが昨日の出来事だった。


次の日…つまり今日は 仕事日。

起きてすぐの お通じはなかった。

しかし!
出庫したとたん!

ぐりゅぐりゅ…

薬のせいで 腸が活発に動き出した。


まじか??
今?
仕事が出来ないじゃないか…(汗)
どうしたらいいんだぁ~!

トイレに焦らないコントロールをしてきた人間が 急にお腹の具合が悪くなっても 対処しきれないのである。

検便のためにベンピ薬を飲んだのだ、ただ単純にトイレに行くだけでは済まないこの状況…。

容器、容器…(汗)

出庫してすぐUターンして会社に戻れたから助かったが…これも 最近の私の不運に繋がるのだろうか…(涙)

No.199 13/08/28 00:15
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クレーマーおばさんのお迎えが またまた私に当たった。

まただ まただ
また 待たされる…。

あまりにも細かいことにうるさいお客さんだから 約束の時間の10分前には必ず指令が入る。
お迎え場所には 2分とかからない。
8分は 待たされる。

時間通りにチャイムを鳴らす。
元気な声で クレーマーおばさんは ご機嫌。

しかし ここからさらに 延々と待たされるのである。
今日は 指令を受けてから乗車するまでに 45分も かかった。

本来なら これ程待たされたら 待ちメーターをかけさせていただかないといけないのだが このおばさんには 『目下検討中』ということで 事実上の『禁止』になっている。

納得のいかない指示だが 上が決めたことには逆らえないのである。


しかし。
この日は ちょっとした発見があった。
長いこと待たされている間 ずっと青空を眺めていた。

私は 青い空に雲がある景色を眺めるのが好きだ。

最近 あんまり のんびり空を見る時間がなかったので せっかくなので 雲の流れを見ていた。

薄い雲を見ていた。
すると!
ゆっくり ゆっくりと 徐々に消えていく様が確認できた。

雲が消えていくのを見るのは 初めてだった。

快晴の空は こうやって出来上がるのか!

雲が流されて出来上がるのだと思っていた私…(笑)

おかげで 今日はとっても気分が良かった。

45分も待たされた気分は 青空を眺めて 雲が消えていく様を観察できたことで まぁまぁチャラになった。
…ということにしよう、と思った。(笑)


No.200 13/08/29 14:16
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昨日の休み(非番)は『息子いたわりデー』であった。(笑)

たまにはいいじゃないか ということで 息子の思うまま 奴隷になっていた。(笑)


娘にコンサート学習を投資した代わりに 息子にはゲームソフトを要求されて 予約を入れさせられていた。
それが いよいよ明日に手に入ることになったのだ。

喜ぶ息子…と 思いきや 何故か?神妙なご様子…。

私はあんまりゲームをしない。
だから 注文をした時も よくわからず 言われるがまま 購入をした。

なんと! 実は 息子は ゲーム機本体を 持っていないゲームソフトを注文していたようなのである。(汗)

でも 私は わかっている。
たぶん息子は 既成事実を先に作っただけなのである。
ずる賢い息子だ。(笑)

そんなことも知らないまま 普通に予約購入してあげてしまった私が 一番バカだったと思うが…。(笑)


長い話し合いの結果 どうやらお父さんに認めてもらったようだ。
お年玉貯金から 引き出してもらって 3万円握り締めて 鼻息を荒くして お父さんを仕事へと見送る。

『よっしゃあ~!』

来た、私の労働が始まる…。


堅実家の息子なのである、少しでもお年玉貯金を残したいのである。

電気屋さんお値段チェックの旅が 始まる…(悲)

こうやって 仕事以外でも すっかり『運転手』の 私なのである。


子供達も 母親がタクシードライバーだから

長時間運転も平気、
『電気屋』と指示するだけで 土地勘や店の情報を知り尽くしているから 都合がいい、
きっちり最短ルート走行、
ついつい世話焼きなので 息子が店員に説明するときに不足している内容をフォローして うまく質問が伝わる、

息子にとって 私と行動する時は とても楽ちん なのである。


…しっかり『特殊な仕事をしている母親のメリット』を 使う 息子なのである。(笑)

No.201 13/08/29 16:17
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『息子いたわりデー』の続編である。

実に6種類、11ヶ所、のべ15ヶ所まわって ようやく一件の大型電気店内のおもちゃショップコーナーで ゲーム機本体を購入することになった。

今時のゲーム機は ギガ内臓量で 値段が違うのだなぁ、人間が開発していく『進歩』は 凄いのだ。


値段は下げられないが プレゼントとしてケーブルが付いてます だとか
値段を下げたらポイントが付きませんが… だとか

悩まされる内容は 多かったが 私が こんな時の為に カードで買物をするときに 決めているカードのポイントが使える電気屋で 料金を抑えることになった。


私も 息子も ポイントで割引される分など しれてるが…でも 多少でも安くなれば…の精神で その電気屋にしたわけである。

ポイントの使用だ、私には 何も痛いものはない。

息子、意を決して レジ前へ…。

『ケーブルを特別に100円で購入できる特典がありますので、全部で29002円です。』
28000円より安く購入したかった息子は 少々めまい気味。(笑)

『カードで購入します。ポイント、どのくらいありますか?』
私が 尋ねた。

『ポイントですね?現在7000ポイント貯まってます。』
『じゃあ、それ、全部使用しますので、差し引いた分でお願いします。』

『……え?え~?!(驚)』

差し引いた合計で 22002円の料金となった。

ちりもつもれば なんとやら…。ありがたいポイント制度。

何より 感謝の嵐の息子。
しかも 握り締めていた諭吉さんを 2枚だけ私が受け取り
『これは、お父さんに、銀行に戻してもらうように話すことっっ!』
と 言って 1枚は 閉まわさせた。

お母さんのビックサプライズに さらに驚き テンションマックスになる息子。

『ありがとう!』
『本当に?僕、2万円しか出さなくてもいいの?』
『これから もうちょっと宿題やる。』←なんだこの決意は…

まあ とにかく 有頂天になる息子に葛を入れて しっかりレジで 保証書の話、修理の連絡の入れ方、保管しないといけない物の注意点、など 人任せにせず 大事なことを責任持って聞かせる。

分かったのか? 分からないか? やはり ちょっと不安なので 息子の後ろで こっそり私も聞き耳をたてる。

こうして 買い物は 無事終了した。

次ページに続く。

No.202 13/08/29 17:46
転職検討中0 ( ♀ )

前ページの続きである。

息子は レジの支払いから 家に着くまで ずっと ポイントと プラスアルファを面倒見てもらったことに 感謝して 一生懸命言葉にしてくれた。

既成事実を作ったとはいえ

自分のお年玉貯金を使う という決断や、
お父さんとの交渉、
いちいち底値を調べて 無駄な体力を消耗したことも、

すべて 自ら必死でベストを尽くしたのだろうと思うのだ。


私は 自分のカードに どのくらいポイントが貯まっていたのかは わからなかったが、
実は 彼がトイレに行っていた時に 携帯で情報を検索して 底値と付近でどんな値段がついているか? 在庫はあるのか?調べていた。

息子に言われた行き先のうちの4件は すでに在庫がなかったことも知っていた。
でも あえて 在庫があるかどうかを店員さんに聞くことも、それに対して礼を言わせることも させた。
ドキドキ感も 残念感も 全て学習。黙って付き合った。


嫌という程 息子に 今日一日付き合ったことを 総体的に感謝してもらった。

私は 息子の親で、
タクシードライバーを職にしているから 運転手になることも さほど苦労もなく、
親バカなので 義務もあれば 喜ぶ顔が ただ見たかっただけ だったりもした。

親としては 子供の力になること それ以上に 喜ぶ顔が見たいこと は 当然だ。

でも それでも 当たり前に思われるよりも たくさん感謝の言葉をもらえれば たとえそれが嘘臭くても 嬉しいものだ。


私の仕事でも 同じことが言えるのだ。

私達タクシードライバーは お客さんの接客をしながら 無事に行き先までお送りするのが仕事だ。
お客さんは ちゃんと規定通りの高い料金を支払って 私達に命を預けて乗っている。
(料金に文句をつけて支払わなかったり、まけろとゴネるお客さんは、今はちょっとフタをしておこう…)
安全運転をすることも、
きっちりとした接客をすることも、
土地勘をしっかり備えていないといけないことも、
当たり前なのだ。

そして

お客さんは 高いお金を払うのだ。
言った場所に無事に到着出来て普通なのだ。愛想を振り撒くのも 地理を把握しておくのも タクシー料金に含まれるといってもいいのだ。それが出来ないドライバーは お客さんに怒られるのは 当然なのだ。

ただ 無事に 問題なく到着できた としたら 無視して降りずに 『ご苦労さん』とくらい言ってほしいなぁと思うのだ。

No.203 13/08/30 09:16
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娘から 深夜になってから 電話が入る…

『ごめんなさぁ~い。カラオケしてたら終電おわっちゃったぁ~。すみませぇ~ん。迎えにきてくださぁ~い。ごめんなさぁ~い。』

どおりで 電話に出ないはずだ。カラオケかよ💢

夏休みだからって 昼まで寝てて フリータイムなんかにするから 時間の感覚が狂うのだ。
馬鹿が💢


この深夜 仕事だったら一万円は越える程の距離のカラオケボックスに行ってるし💢💢


『え~っと。住所はぁ~、〇〇町〇丁目…』
まだ 迎えに行く返事もしないうちから 住所を告げる娘…。💢


しかし。
ごめんなさいの嵐に、
まさか 放置も 危ないのである。

仕方ない、行くか…。💢


大都会はまだ寝ていなかった。ものすごいネオンの数。活気に溢れていた。
その活気に乗っかかろうとする空車のタクシーが 道を覆いつくしていた。
5車線もある道なのに 空車のタクシーだらけで 1車線しか走れないエリアもあった。

おまけに深夜工事をやっている。
そのダブルパンチで ものすごく停滞していた。


私は 早く帰って寝ないと 明日は仕事なのにぃ~。

帰宅したら 深夜1時半だった。

渋滞を うまく くぐり抜ける技を使い 帰ってきたが…

うちの子供達は 二人とも『母親の特殊な仕事をフルに活用する』子供なのである。

(涙)


今日は無理せず 眠〇打破のお世話になろう…(笑)

No.204 13/08/30 14:33
転職検討中0 ( ♀ )

昔のことなのだが 私が原因で 事故を起こさせたことが 何度かある。

みんな 『脇見運転』。
よそ見 が 原因。

原因の源が…私なのだ。


高速道路の渋滞の最後。
『ここが最後尾ですよ』の合図にファザードランプを付けて 後方に伝える。
それを確認して 今度は私もそれを同じように伝えながら その渋滞の列に加わる。

『(ちゃんと止まってくれたかな~?)』の 思いで 後ろが気になるドライバー。すると?タクシーに乗ってる運転手が 女だ!←という感じで 注目されるのだ。

あ~見ているなぁ~嫌だなぁ~と 思っていると。
前の車が 飛び跳ねた。
ガシャン!
…嫌な音である。

原因は 明らかに『私が女だったこと』にある。
でも こちらは お客さんが乗車されている。

その車を避けて 事故車となった前の車を追い越していく…

なんだか ものすごい罪悪感…なのである。


これと似たような感じで 普通のまぁまぁ広い道で、
私がお客さんを降りていただく準備に取り掛かっていた時、お釣りを数えていると 隣で『ガシャン!』『ガシャン!』『ガシャン!』
全部 他社のタクシーだったが お客さんを乗車したまま 私を見ていて 三重玉突き衝突 である。


私を見ていて 事故をさせてしまったことは どうしようもないのだが どうにも罪悪感が拭い切れなかった。

『事故をさせないのが二種免許』なのである。

それから 妙に視線を感じるなぁと思った時は 車線変更したり ちょっと休憩する風に止めてみたり しながら 走行位置を変えるようにしている。


最近は ガン見されるほど 珍しくなくなってきているようなので 嬉しい 今日この頃なのである。(笑)

No.206 13/08/30 17:10
転職検討中0 ( ♀ )

綺麗なお姉さんが乗ってきた。そのあとに老人ご夫婦。
絶対 別々のお客さんだと思っていたが 3名様だった。(笑)

後ろにお姉さんとおばあちゃん 前におじいちゃんがご乗車。

行き先を尋ねる。
『〇〇西というバス停の前のコンビニの前で。』
おばあちゃんが言った この言葉で 場所は分かった。
行き方も ほぼ100% 決まっている。だ が一応 念のため 確かめてみる。

『広いバス通りを真っ直ぐ行って、スポーツセンターの裏を通って、〇〇スーパーを経由して行きますが、それでよろしいですか?』
『そうそう。あなた、道よくご存知ね。前に乗った時は、分からないから言ってくれ、と 言われたのにね~。よかった、よかった。』
おばあちゃん 安心して笑ってくれた。

よし。大丈夫。
スムーズに目的地までお送りしましょうぞ。

大きな交差点の右折レーンに入ってウインカーを出して信号待ちで停止中に おじいちゃんが
『ん~ここのところをね、右に曲がっていただけるかのぅ。』
だから そうしようと思って 右折レーンにいるんですが…。

真っ直ぐ走ってたら
『このね、バス走るとこね、真っ直ぐだな~』
ご覧の通りなんですが…

スポーツセンターの角を曲がろうと アクションを起こそうとしたら
『じゃあ、ここを右ね。』
このタイミングで 何か言われたら 違うのかと思うじゃないですか…。

ことごとく 曲がる合図をした後に おじいちゃんが ゆっくり指示をする。

極めつけ 最後に、停止準備として ウインカーを付けて コンビニ前に到着しかけたら
『ん~じゃあ、このお店ね、ここに止めてくれるかの。』
くどいんですよ、おじいちゃん。
だから 最初におばあちゃんが言ってくれた時に 分かったって言ってるし 行き方も確認したでしょう?
コンビニの前でいいって 最初から聞いてるから 分かってますってば。
だいたい 真横に座ってるのに 私の声が聞き取りにくいのでしょう?
だったら 質問しながら 分かってる道 指示しないで下さいよぉ。

でも 私はプロである。

心の声とは裏腹な 元気のいい声で 終始返事をしながら 大きなジェスチャーで指示了解をする。


ドアを閉めて 3人にペコリと会釈をしてもらった。

くどいおじいちゃんご夫妻とお孫さんだったが 最後は気分がいい仕事だったりした。

No.207 13/08/30 19:58
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前ページの続きなのだが。

祖父母と同乗していた お姉さん、綺麗な方だった。

見た目『夜の蝶』という感じ。
あ。見た目だけのイメージである、あくまでも。

黒のシックなデザインドレスに イケイケメイク、ねずみランドに行くならねずみシーに行きたい、でも 一歩間違ったら『着ぐるみじゃん?』と 暴露してしまいそうな 大人なイメージ。(笑)

でも 彼女は ずいぶん印象と現実が違った。


おじいちゃんは 私にくどかったが(笑)
おばあちゃんは お姉さんにくどかったのだ。(笑)

彼女は 少し 胃腸の調子が悪かったらしいのだ。

『早く病院に行かないと…薬は飲んだ?…薬は飲めばいいってもんじゃない…ちゃんとした処方箋の薬でなきゃだめだ…最近忙しいのか?…ちょっとくらい身体を労らなきゃ、誰が〇〇を助けてくれるってんだよ?…病院行かなきゃ…薬は…』ってな具合で この1クールを 3回程リピートしていたおばあちゃん。(笑)

でも。偉いのだ。
たぶん まだ若い…せいぜい25歳以下だと思うが…

ぼちぼち ご老人を 敬遠しがちに思えるご年齢、実際 仲良く行動している組み合わせは ごく少ない。

でも おばあちゃんが 彼女を心配している気持ちがわかるのだろう、
『うん』『うん』と
とっても素直に とっても丁寧に くどい話を 一つ一つ 返答していた。

なんだか とっても嬉しかった。

まだまだ 日本も 捨てたもんじゃないぞ。


こうやって 小さな喜びに触れて 仕事に励む私なのである。

No.208 13/08/30 21:42
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いろんなお客さんから聞かれる質問の中で
『酔っ払いの人なんて、(接客するのは)嫌でしょう?』と 聞かれることがあるが

『酔っ払い』にも いろんな種類(?)があって

ご機嫌さん
ご自慢さん
絡み屋さん
エロスさん
セクハラさん
イジメさん
爆睡さん
爆笑さん
大声さん
激怒さん
ゲロリンパさん
熱唱さん
号泣さん
うだうださん
対話型さん
スッカラカンさん

…とまあ まだまだあるが いろんなパターンがあるのだ。


で。

この中で困るのが
乗りっぱなし と ゲロリンパ と 無賃乗車 なのである。

いずれも『営業妨害』の対象になる行為。
これは 想定内ではあるが やはり 困るのである。

しかし。あとは 対人間のやり取りの中で なんとかなる場合があるので まぁ多少は大変だが 別にどってことないのだ。


今日は 夕方『ご機嫌さん』が 乗車してくれた。

バス旅行の帰りだとか。
楽しい仲間と バスの中で たらふく呑んで 最後は 居酒屋で 早い食事会 で 締めくくったようだ。

とにかく とってもご機嫌だった。

こんな時 私は このご機嫌を そのままご自宅まで一緒に連れて帰ってもらいたくて 細心の注意をはらうのだ。

せっかくの楽しかったバス旅行だったのだ、
最後に私と言い争いなどしようものなら 台なしなのだ。

『ご機嫌を損ねさせない』という技術も なかなか難しいのである。


お客さんは 車が離合(すれ違い走行)できない道を指定する。
私達は 離合した場合に待つ場所のポイントを心得ている。
このポイントに うまく噛み合わなければ 右往左往することがあるのだ。

ちょっとのきっかけで 『ご機嫌さん』は 『ご機嫌ななめさん』に 切り替わるのだ。

信号が たった一回 赤信号になっただけで コロッと変わる。(笑)


今日は うまく走れた。
お客さんも『ご機嫌さん』のままだった。
しかも いつもより信号のかかりがスムーズだったようで 普段より80円安かった ということで このお客さんは 『超ご機嫌さん』になって降りていかれた。(笑)

よかった よかった。(笑)

No.209 13/08/30 22:50
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>> 205 720円です。ワンメーター 《休憩》
レスを頂いていたことに今気が付いた。

すみません。
ありがとう。

私の地域では ワンメーター660円です。

地域によって それは様々なのです。

同じ地域でも 今は 料金自由化に伴い 統一はされていません。

お客さんが タクシーを選ぶ時代 といっても過言ではないでしょう。(笑)

No.210 13/09/01 00:46
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《休憩》
ちょっと身内に不幸がありまして 仕事を休んで お手伝いしに行っています。
少しだけ 更新出来ませんが 休み明けから また 頑張って 仕事も更新も いたします。

読んでいただけている方は 少ないでしょうが でも どなたかが愚痴を聞いて下さっているのなら もう少し更新をしてみようかな と 思っています。

よろしくお願いいたします。

No.211 13/09/03 10:39
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忌引で会社を休んだ。
ちょっと住まいから遠い親戚だったので 縁が薄かったが 私の父のお姉さんにあたる方だったので 父は残念そうだった。

例え 縁が薄くとも
仕事で出会う仏様のように縁が全く無くとも
お見送りをする時は 寂しいものなのである。

飛行機に乗って行ったくらいの距離に 足を運んだので せっかくだから とんぼ返りをせず 一日分は 簡単な観光をするために動いた。

景気が戻ってきた、と 言われている土地だったはずのエリアでも やはり日中は タクシーの待機台数が多い。
きちんとしたタクシー乗り場でない敷地に このタクシーの並び様って いかがなものか…?
まだ 私の地域のほうが マナーがいいのかな?

私に この地域で タクシーに乗らされるのは キツイかな?(笑)と 思った。

本日より 仕事を再開した。
普段 運動不足のためか?足が弱っていて ずいぶん体力消耗している。
いっこも疲れが取れていない。

…歳を感じる今日この頃…である。

No.213 13/09/03 16:11
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ネガティブ思考のお客さんがいた。(笑)
私に負けず劣らず ネガティブだったりした。

自分がタクシーを必要でない時は たくさん通る道なのに 今日に限って なかなか来なかった、と 言ってみたり 私が裏通りを通ると 本来はこうやって裏道を通ってもらいたいのに 自分が説明できないから ドライバーに任せたら たいがい遠回り(表通り)を走られる と 言ってみたり…。
タクシーがすぐ見つけられなかっただけなのに 私の人生は…みたいな話になってきた。

まずい。降りるまでに元気になってほしいのだ。

ネガティブな人間には 救いになる言葉の順序 というのがある。(笑)

まず 聞く。
それを 同感する。
そのあと こちらのマイナス話。
その話の延長として 打開策。
さいごに プラスマイナスゼロ思考で 締めくくる。

『車がなかなか無かった』
雨ふってましたからね、でも たまたまタイミングがわるかっただけですよ、私が通れて 良かったです。

『本来はこのみちを行ってほしい』
最短ルート、裏道に詳しいか?など 乗ってすぐ尋ねてくれたら しゃべるきっかけを探さずに済むから 楽だと思いますよ。

『こんな仕事(タクシー)よく夜までやってるね?私なんか、とてもとても…でもお客さんは(ドライバーが女だと)嬉しかったりするのかなぁ?』
…お客さんに 先日あった 大量ゲロリンパ事件から 自家用車バッテリーあがりまでの 一連の大殺界伝説を一挙公開。(笑)
『でも どの職場にいたって不条理なことや理不尽なことはありますよね~?』と 話す。
『女だからというメリットなんて 何にもない』と 伝える。

最後には
『皆一緒だ と 思うから まぁ なんだかんだで やっていけてる、お互い頑張りましょうよ?』
と 話して 終わる。


話の起承転結は きちんと目的地にたどり着くまでに うまく収めるように話をするのも タクシードライバー独特の話術なのである。

降りる頃には ネガティブ思考だったお客さんは
『あのドライバーさんも、毎回踏んだり蹴ったりなんだ~。(笑)』
と にこやかに職場へと向かっていった。

私は ネガティブ思考だが 人のネガティブ思考を聞くのは なんだか嫌いだ。
ネガティブ思考をポジティブに持っていく話は 結構できる自信があるのだが それなら?自身のネガティブ思考も?なんとかなるのでは?

…自身のことになると なかなか難しいのである。

No.214 13/09/03 17:22
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ちょっとしたことだが

何年もタクシーを乗っていると
地元の基本的な動きに限る話だが
『〇〇から△△まで、料金はどのくらいですか?』
『〇〇から△△まで、何分くらいで到着しますか?』
という 質問に

限りなく 正解に近い 時間や料金が 答えてあげられる。


実は これが
自分自身も 我が身の成長を感じて 心地好いのだ。(笑)


逆に うっかり 答えられなかったり
答えた時間や 料金に 大きなズレが生じた場合…

どん底に落ち込むのである。

丸々一日くらいは それの反省で 頭の中が一杯になって 引きずってしまうのだ。


まだまだ 未熟者なのである。

No.215 13/09/03 22:26
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>> 212 はじめまして😃 私の亡くなった父も個人タクシーのドライバーでした。 このスレを見て父を思い出しました⤴ 父はドライバーであることに誇り… 亡きお父様が タクシーに乗っていた という方から レスを頂いた。

『父を誇りに思う』と 話す 212番さんも お父様も 素敵だ と 思うのである。


私は…。
どうだろうか…。
自身の仕事に 果たして 誇りを持てているのだろうか…。


私の両親は たぶん タクシードライバーになってもらいたくなかっただろうと思う。
私の子供達も たぶん お母さんが ふつうのパートみたいな仕事をしているか ずっと家に居てることを望んでいたのではないか と 思う。

実は 私も 結婚後は 専業主婦になるのが当たり前だろう なんて 考えていた。なぜって?主婦業は まともにやったら そんな甘いもんじゃない と 思っていたし 今でもそれは変わらない。

でも 働けるうちに 出来る限り 頑張っておこう と いう気になって 現在に至っているが 今だに 職業を聞かれると 曖昧に答える私なのである。

今の会社は 看板が大きいので 社員教育も徹底されていて そういう事を知っている地元のファンが 私達のタクシーに わざわざ乗って下さる。
そういう会社で タクシーに乗れているということは 幸せなことで 誇りに思っている。

何年も 仕事をしているわけだし 女を武器にするつもりもないので プロとしての自覚とプライドをかけて 仕事には 臨んでいるが…

『ひとくくりにタクシードライバーとして見られることには まだまだ抵抗がある』のだ。

皆が 皆 一斉に 私達の会社の教育を受けていて それに伴わない人間は 蹴落としていってる ならば 堂々とドライバーを名乗れるかも と 思うが…

どうにもこうにも 問題のあるタクシードライバーが 余りにも多過ぎるのだ。
そういうドライバーが多いことによって 仕返しとばかりに 無理難題を問い掛けてくる 横暴なお客さんも 増えてくるのではないだろうか。

本当なら
『痒いところに手が届く』いい仕事だと思うのだが、
たまに 私は
『人の弱みにつけこむような』仕事をしているような気になってしまって 嫌になることがあるのだ。


私も 212番さんや そのお父様のように 誇りを持って 仕事がやっていけるようになりたいと思うのである。

No.216 13/09/03 23:38
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ここのところ ゲリラ豪雨や 竜巻や 一昔前までは さほどでなかった天災が 世界各国で 異常な猛威を振るっている。

私達の地元も 大きな天災に見舞われたこともあり ゲリラ豪雨でも たくさん被害を受けた記憶が まだ新しい。

天災に遭うと 人間は無力だ。

私は タクシーという仕事をしていて 日本車を毎日乗っている訳だが…
人間…特に 日本人が作る製品は どうしてこうも立派なのだろう と 感動することがある。

それでも これだけ製品が立派でも…天災には無力なのだ。

18年くらい前?だったか…この街で集中豪雨に見舞われた時 私の営業車が 『床上浸水』して 水抜きをするために 一日車が使用出来なかった。

また あるときは 道に電柱が一本 横倒しになっただけで…車は それをまたげないのである。

しかも 燃料が切れれば ただの鉄の塊 なのである。

人間は 素晴らしいものを作るし 頭がいい動物だと思うが 地球があり 自然があり それぞれが調和されて 初めて 人間が作ったものが『便利』になるのだと思うのである。


タクシーなんかに乗ってると

砂利道より アスファルトの方が走りやすいし、
水浸しの道は 跳ねて車が汚れて嫌だし、
どこかでリストラされた分だけタクシーの数は多いし、
この夏は クーラーをつけていないと死にそうだった。

でも

無駄な車が多すぎて ファンを回していることで空気が汚れ、
アスファルトだらけで 地球が温暖化し、
打ち水などをせず クーラーばっかりつけているから 熱が逃げなくなってきて、

そして 天災のときに 思い知らされる。

雨の振り方も
台風の大きさも
津波の高さも
地震の規模も
土砂崩れの実態も

全て 私達人間が 手を加えてきた分の代償だと思うのである。


せめて 要らぬタクシーの台数だけでも減らせぬだろうか。

仕事をサボるドライバーは 街中に待機しないでほしいのである。

環境汚染になるのである。

No.217 13/09/05 09:19
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たまに お客さんから
『君の運転は上手いねぇ~』
『出る時も、止まる時も身体があまり揺れないよ。』

当然だ。
プロなのだ。
お金を頂いて ご乗車してもらっているのである。
呑気に自分勝手な運転は しない。

『ありがとうございます。(笑)』
でもまぁ 嬉しい。
褒めていただくと 調子に乗る私。(笑)


しかし。
本当のことを言ってしまおう。

運転を 身体を揺らさないように 走るのは

自分の為でもある のだ。

私は タクシードライバーなんかをやっているが…

ものすごく乗り物に弱いのである。(笑)

バスなど 10分と 乗れない。
飛行機も電車もバスも船も
全部 全部 乗り物酔い薬が必要なのである。


人様の運転は ダメなのである。
なので 昔から 車に乗るときは もっぱら『運転手』をしていたことが 何故か?今の職業に結び付いてしまった訳なのである。

たまに 山道のぐねぐねを お客さんに指示された時は さすがに 自分の運転に酔うのである。

こぉんなに車に弱いドライバーなのだ、
毎日 酔い止めなど 飲んでられないのだ。


私が 運転が丁寧?なのには こんな『訳』があったのだ。(笑)

No.218 13/09/05 18:07
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私が よくやっていた 運転のギクシャクしない練習というのを 紹介してみたいと思う。

『ボールご乗車』と
『ペットボトルご乗車』
である。(笑)


簡単なことである。
ボールを横に置いて 車を走らせてみるのである。

ペットボトルは 1.5リットルのペットボトル容器に半分だけ水を入れた状態で やっぱり横に置いて 車を走らせてみるのである。

なるべくそれが動かないように 走ってみたり 曲がってみたり するのである。

たまに ペットボトルがこけたり 中の水が ばっちゃんばっちゃん鳴ったり ボールがコロコロ転がったりするが…

それが『ゲームオーバー』ではない。
普通に街中を通っていたら いろんなことがあるのだ、飛び出しやうっかり見落としで 急ハンドルや急ブレーキは あって当然なのである。

転がった時の回数 というのは この街、この道が いかに危ないか という度合いなのである。
そして 転がらないようにする為に どういう発進をするべきか?どういう停止をするべきか?を 頭に叩き込むのである。


こけたから 転がったから 下手だ、ではないのだ。
自分がどういう場所で 大きな鉄の塊を動かしているのか?ということと、
車内の中に入っているものや人間を いかに丁寧に取り扱わなければいけない という意識が大切なのだ ということなのである。

急ブレーキや急ハンドルをしたら ボールが転がるのだ、ならば どうすればいいか?
自ずとしれず わかってくるのである。

車には 『死角』というのがある。

歩行者が『あ、車だ』と 車全体を見ていて そう感じるのと違って 車というのは 運転手の目線が その歩行者を確認できていないと 歩行者は見えていないのである。

そういうことを 車も 歩行者も しっかり分かった上で 道路を利用していかない限り 交通事故は減らせないのである。


毎日 毎日 事故処理のパトカーを見る。
酷い時は 一日に何回も事故処理を見る。
渋滞になって イラつくお客さんをなだめて 謝る私だが 私自身は 人事でなく 残念でならない。
あと 何秒かのズレで 当たってなかったかもしれない…そういうのが事故なのである。

事故をしたら 時間も お金も 健康も 無くして 悔しいのである。

No.219 13/09/05 20:30
転職検討中0 ( ♀ )

現実的には あまり言わない 同僚への批判を 愚痴らせてもらおうと思う。

最近…約半年前に入社してきた社員。年齢は53歳くらい?私より断然年上なのである。
以前 私達のエリア内の大手会社に勤務していたとかで 私が迎えに行って 客として乗車したことがあったらしく(もちろん私は覚えてないが)入社した当時から なかなかフレンドリーに 私に話をしに来る新人さんだった。

この人 以前の会社で働けていた事が なかなかの自慢で 何かにつけて 前の会社は…と 自慢話に花が咲く。
特に 以前の会社では 下の者を使ってブイブイやっていたらしい。
それはそれは。なかなか立派だ。
しかし、どうだろう?
この会社に来てから。
一先輩乗務員として 彼を見てきたが…
細かい失敗が 多いのである。
一番いけないなぁと思うことは、
それを『何か』のせいにすること…なのである。

彼は 今の会社の上司に 何かしら不満があるらしい。

今日も
『今朝、(データ入力する)カードを、ちょっと入れ間違えただけなのに、そのあと来た社員に言い触らしていて 困った上司です、ははは…。』と 話していた。

『……?そりゃそうでしょう。』私はそう話した。でも 彼は
『あーいう上司がこの会社にいるから ダメなんっすよね~。』
といって 食事に出かけた。

私は 笑って見送ったが…。


あなたが いつまでも そんなだから 前の会社もクビになったんじゃないんでしょうか と 思ったのである。


データ入力カードは 約6000円するものだ。
それを入れ間違える、ということは その本体にも故障の影響があり カードも使い物にならなくなるのだ。
一人が間違えた、ならば その後にも同様のことがあるかもしれない、それから以降は 注意事項として申し伝えなければならない。当然である。

チクった どうのこうのの話ではないのだ。

会社の備品をダメにした 彼の損害は大きい。
それを 彼はちっとも分かってないのである。


過去の栄光を 地盤にしているのは まぁいい。
しかし それにとらわれすぎて 今 やらないといけないことが 地に着いていないと 自分を見失うのである。


実は 彼は 次にお客さんからクレームが来たら 懲罰委員会にかかる人物である。
今現在 彼は 私達タクシー会社の平社員なのだ、それを肝に命じて 会社の信頼を失わないように 頑張ってもらいたいのである。

No.220 13/09/06 00:46
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私達の仕事中の事件?として よく『おもらし事件』というのがある。

これは 酔っ払っていて しまり(?)が 悪くなって 漏らしてしまう『おもらし』というのがあるが

それとは また別で

真面目なおじいちゃんやおばあちゃんが うっかり漏らしてしまう『おもらし』というのもあるのだ。

長く生きて来られて 身体も疲れているわけだ。
しまりが悪くなるのも これ仕方ないもので そこは理解しないといけないのだが しかし 現実的に そうなると 仕事が次から出来なくなるのが 最大の悩みだ。

最近は なかなかよく出来た 大人用のおむつ が 売り出されている。
いろんな話を聞くと 分かってくるのだが 自分が紙おむつをすることに プライドが許さなかったり 認めたくなかったり…ということがあるのだそうだ。
もうひとつ。
せっかく紙おむつを使っているのに はきかえを面倒くさがったり 自身の失禁の量をあまり考えていなかったり で せっかく履いているおむつから 座った途端に はみ出してきて その分の尿漏れ というのがあったりする。

いろんな事情がある。
だから 極力 理解はしようと努力している。

でも。そういう常連さんが 本当に多いのだ。

他社のドライバーさんは しっかり乗車拒否をしている。
こういう場合は 別に 乗車拒否をしても 問題ないわけである。

でも…かわいそうなのだ。
だから 私達の会社のドライバーは 掃除覚悟で 乗せてあげることが多い。

この『乗せてあげる』という言葉の表現にも いささか抵抗があるのだが 現実的には 本当にそういうことになるわけだから 仕方ないのだ。

何度か 酔っ払っていなくて そういう苦情で 乗車拒否をされてしまった お客さんに お願いしたい。
私達は たくさんの方々を乗車しないといけない車なのだ。

プライドもあろうかと思う
歳を重ねることで 悔しい思いをすることもあろうかと思う
面倒臭いことが増えてしまうかもしれない

でも そういうことを受け止めて 順応していかねば 迷惑になることもある。

酔っ払いの人には 対処するのは 難しいが
対処できる おじいちゃんやおばあちゃんには 切にお願いしたい。


日本が自信を持って売り出している製品は 本当にいい品物だ。
自信を持って 愛用してほしい。
高値かもしれない、でも履き替えして 拒否されること無くタクシーに乗っていただきたいと思うのである。

No.221 13/09/06 11:10
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朝『調子が悪くって~』と 言いながら 乗車してきたおばあちゃんがいた。
体調不良のせいか ずいぶんテンションが低い内容の話をしている。

私は 朝なので お客さんの話は もちろん聞くが 嫌味のない程度に 元気に受け答えする。

どうやら このお客さんには それが良かったようだ。

いろいろ不調を聞いてあげられて ストレスが解消できたことと 私の声の元気さにつられて 話が弾んで 天気も良かったし 少し 体調が回復した と 喜んで降りていって下さった。

おばあちゃんは 透析患者なのだ。
『人工透析治療』というのをご存知だろうか?
私は この仕事をしてから 知った病名だった。
内容を詳しく話すことは 控えることにするが この病気にかかると かなりの自由な時間を 奪われることになる。
下手したら 旅行にも行けないし 治療後はスッキリするのかと思いきや、逆にぐったり疲れるのだとか。
私は その病気にかかっていないから その辛さは 実際にはわからない。
でも それが辛いことだ という事を 患者さんから 嫌という程 聞いている。

病院に集まる人達は 愚痴や不安で一杯のまま病院を訪れる。

せっかく高い料金を払って タクシーに乗っていただいたのだ、
『病は気から』ということを 思い出してもらいたいのだ。


あまり調子に乗って 元気すぎるアピールをしてしまうと 嫌味に思われて 不快にさせることもあるので 程度はそれぞれ難しいが…

今日のお客さんは 少し元気になったと言ってくれて 病院に行かれた。


このおばあちゃんは きっと病院に着いたら 周りの患者さんに元気を分けてあげてくれているに違いない。


『病は気から』
皆、健康が 一番。である。

No.222 13/09/06 13:44
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またまた高齢者のお客さんの話になるが

『お姉さん?思いのおじいちゃん』のお客さんが乗車された。

まず 眼科に迎えに行ったら おじいちゃんがいた。
門が開いたと同時に 診察券を眼科の窓口に投げ込み 4番手をゲット、その足で タクシーに乗り込んだ。

15分程 走ったくらいの距離まで 人を迎えに行って また この眼科まで 送ってほしい という、私達にとっては 有り難い 往復仕事の依頼だった。

『もう、わしゃあ、74じゃ。あと2~3時間でこの世から居なくなるんじゃからの。はっはっは。』
元気なおじいちゃんだ。

ここで ちょっと嫌な予感がした。(笑)
訳は後で話すとしよう。


毎朝 3時15分から 目覚めるから 2時間歩いている という。素晴らしい。
3人の歩き仲間と わいわいしゃべりながら 歩いているらしい。
普段から陽気に対話することが好きなようで テンポのいい話ぶりなのである。

ここでもちょっと嫌な予感がした。(笑)


ここの眼科は 人気があり、うっかりしてると何時間も待たされて大変なのだとか。で、仕方ないので 私が先に 診察券を出しに来て 順番を早めてあげているんだ、と 苦労話を切実に話される。

またまたちょっと嫌な予感がした。(笑)


自宅は全く別の方向だと話していたが そこに辿り着いた先で 車椅子を積み込み おばあちゃんが待っていた。

聞いてはいないが さしずめ お姉さんのフォローに動かれていた 優しい弟さんだと思われた。


嫌な予感は的中する。(笑)

とにかく気の若い 対話の慣れた話ぶりの陽気なお客さんだったのだ。

来るか…きた、やっぱり。

私にとって『キツイ冗談』が始まる。(笑)

目的地に近付いてきた時 お客さんが私に3回くらいリピートする。
『このタクシーは料金はいりません、って後ろに貼ってあるぞ~(笑)』
いやいや、書いてないし、貼ってないって。
お会計で。3760円となった。
『はい、1000円。(笑)え?まだいるの?(笑)』
全然足らないですって。
『はい、じゃあこれで!(と 3000円差し出す)』
だから まだ ちょっと足りないんですよ…。
『ちゃっかり数えてるなぁ~これでいいかと思ったのに~(笑)』と やっとこさ 料金を支払っていただいた。

自分の身内や プライベートなら 奉仕する内容の動きだが 仕事中だから そうはいかない。

辛い『微笑み返し』となる。(笑)

No.223 13/09/06 14:53
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タクシーに乗っているお客さんの話ではないのだが 一般歩行者の話を ちょっと愚痴らせていただいていいだろうか。

幼稚園児くらいの子供を抱えた若いお母さんに ちょっとお願いしたいのである。

世の中 なかなか 道理に叶わぬことが多い。
大人は 少しずつ それを 子供達の成長の過程の中で 教えていかないといけない時がある。

でも 基礎を積み上げていくべき時の教えを 間違えてはいけない と 思うのである。


私が 普通に 青信号で道路を通過していた。
その前にも 後ろにも 車が普通に流れに沿って 行き交っているような時、

子供が 赤信号と 通過中のタクシーを 指差して 何やらお母さんに わーわー言ってるのを 無視して 無理に手を引っ張って 堂々と赤信号無視して 横切るのは 絶対やめていただきたい。

子供達は 幼稚園だか 他の誰かだか から きちんとした法令を学習している、だから 赤信号だ、車が来てる、と お母さんを止めようとしているのだ。
なぜ?それを無視して わざわざ赤信号無視をさせるのだろうか?


…これでも 弱者優先で 事故処理は行われる というのが 納得いかない私なのである。

No.224 13/09/06 16:42
転職検討中0 ( ♀ )

元 市会議院さんが ご乗車になった。
しばらく選挙がないので 特にアピールする話もなく のんびりご乗車されていた。

しかし。
料金の支払いの時に

私は見えていた。

千円札の数枚分を。
仮に そのお札を使って 降りても あと何枚か千円札は残るはず。
でも 一万円を渡たれる私…。(涙)


元 市会議院さん、
だからぁ~
タクシーの中で 両替するの、やめてくださぁい。

本当に 一万円札しかないお客さんの為に 取っておきたいのですよぉ~。


あなたの選挙区に 私は住んでいますが 何回も 私の車で 両替をするようでしたら 私の票は あなたに入らないと思っておいてください…。(笑)

No.225 13/09/06 21:51
転職検討中0 ( ♀ )

ずいぶん昔の話になるが まだ私が独身だった頃の話である。

ある親子連れが ご乗車になった。
行き先は とある大都会の一角のビル。
こんなところに なんの用だ?と 思ったが すぐに分かることになる。

『さぁ~、〇〇君、おさらいしますよ。』
『はぁ~い』
『語尾を伸ばさないっっ!』
『はい。』
何やら 到着するまでに『お勉強』が 始まったようだ。
一体?何の勉強だ?

お母さんが 延々と 物語を読んでいく。
うさぎやカエルが 登場し パーティーが始まろうとしている。
人間の登場人物もいて 何やら喧嘩になって 誰かが帰ってしまったが 仲直りして無事にパーティーが催された という内容だった。

結構 複雑な内容だった。

一通り お母さんが 読み終わる。
と 同時に 今度は お母さんが 子供に 質問の嵐…なのである。

『カエルは何匹いましたか?』
『4匹ですっ。』
『どうして、たけしくんは帰ると言ってしまったんですか?』
『うさこちゃんのプレゼントを忘れてしまったからですっ。』
『その時に プレゼントは いくつ集まっていたでしょうか?』
『8つ、ですっ。』
…着々と答える子供。
おそるべし、記憶力。


そう言えば 私も昔 母に連れられて こんなテストを受けに来たことがあったなぁ。

いわゆる『知能テスト』『IQテスト』というやつだと思う。

どこかの私学の幼稚園の入園試験だったのかもしれない。

私は 自分が受けた時は なぞなぞをやってる感じと 記号のクイズをやっている感じで 楽しかったのを 記憶しているが…

自分が大人になって この親子を見ていると…

完全に『親にやらされている感』があるのが ちょっと悲しかったのである。

でも このお子さんの回答は 素晴らしく 答え方も 審査されるにあたっては 超優秀だと思った。


きっと あの様子では 毎日スパルタ教育を受けていたに違いない。

でも 幼い頃に培った才能は いずれどこかで役に立つ。

あの時の 子供が 今現在 どんな風に成長したのかは 知らないが 立派になっていてほしいなと願う 私なのである。

No.226 13/09/06 22:28
転職検討中0 ( ♀ )

最近 朝夕が ちょっと気候が穏やかになってきた。

すると。どうだろう。

笑ってしまうほど 私達の地域のタクシーは 暇になってしまった。

この日本、本当に景気が回復している兆しなのか?
少なくとも 私達の地域では そんな状態ではなぁ~い!!


忙しい地域で 仕事がやりたいのである…(悲)

No.227 13/09/08 11:00
転職検討中0 ( ♀ )

71歳のおばあちゃんが『姉のお世話に…』と お姉さんの入院先の病院まで ご乗車された。
70歳まで 病院の配膳の仕事をされてきたそうな。
何を話されるにしても 元気で てきぱきとした感じのお客さんだった。

今日は あいにく天候が悪く 身体が鈍っていけない、という話から 花が咲き つい最近まで勤めていたから 余計に身体が鈍っている、という話に繋がり…職場での苦労話を語る流れになった。

配膳係…女性ばかりの職場だったと言う。
しかも 年期の入ったお母さん方ばかり。
当然 気の合わない者同士の壮絶なバトルが繰り広げられることとなる。(笑)

女の愚痴は しつこい。(笑)
私も 今でこそ男性の職場にいるが かつて女性だらけの職場でアルバイトをしたこともあって なんとなく理解ができる。

『胃に穴が開いちゃって、虐めがキツくて大変だったのよ。』『言われているのが自分でない時でも、いつか言われるかもしれない…と思うと、なかなか気分が落ち着かなくてね…』

おっしゃる通りなのである。

せっかく労働に来ているのである。
仲良く仕事をすればどうか と 思うのである。

『こんな仕事(タクシー業界)は、男性職場だから やりやすいのでは?』と 聞かれた。

確かに。
女性特有の ドロドロしいのは 少ないかもしれない。
どちらかと言うと 男性陣は 腹が立つことがあれば 堂々と声を荒げて 喧嘩になることが多いからだ。
そういう意味では さっぱりしているのかもしれない。

でも やはり いろんな考え方の人間が集まってくる場所なのである。

やはり。いろいろある。(笑)


『どこの職場も同じかもですよ。(笑)』と 答える私。


70歳まで 仕事をなさっていた という 彼女を 尊敬するのである。
話の節々に 真面目な印象が伺える彼女の仕事ぶりは 職場側からすれば さぞかし頼りになったであろう。


私は 彼女の功績を讃えて 彼女の職場を下等評価はしない。

『あるある』評価はしたが 『残念な職場で働いてたもんだ』なんてことは言わない。

『お客さんが辞めてからは、たぶん寂しい職場になってることでしょうね』と 意見をのべる。

本音である。
真面目で元気な職員さんが 職場には必要なのだから。


胃に穴を開けて いろいろ大変だったようだが
『誰かの、何かの役に立ったかな?(笑)』と 降りて行かれた あのお客さんは カッコイイのである。

No.228 13/09/08 11:09
転職検討中0 ( ♀ )

割と大きなビジネスホテルのロビーまで お迎えに来た。

しゃなり しゃなり と 素敵な洋服に身を纏い お上品な雰囲気を出しながら 娘さんらしき人とやってくるご婦人が タクシーに近寄ってきた。

お名前を頂戴すると 予約されたお客さんである。

娘さんは このまま違う場所に移動されるようで このタクシーの前で お別れとなる。


すると。

な…なんと!!
ご婦人が 童心に返ったように
『〇〇ちゃん、イェーイ!(笑)』
と言いながら 娘さんに向かって ハイタッチのご依頼。(笑)


本来 どこにも そんな雰囲気を漂わせていないのだが…

なんだか いい感じだなぁ~と 思った 私って ちょっとおかしいかな?(笑)

No.229 13/09/08 11:23
転職検討中0 ( ♀ )

私達の管轄の付近には 空港がある。

たまに こぉんなお客さんがいる。(笑)


まず、乗り込まれてから、どこに用事なのか尋ねる。
『どちらまで行かれますかぁ~?』
『福岡まで。』
…おいおい、これ(タクシー)で そんなとこまで行ってもいいんですか?


あと もうひとつ。
よくある答で こんなのが。

『どちらまで?』
『う~んと。J△L。』
『あ…。…空港ですねぇ~?』


しかし。思い込みで 勝手に走り出しても だめなのである。
空港関係の整備会社に行きたい方もいらっしゃるので やはり 行き先は しっかり聞くことにしている私なのである。

たまに 日本の端っこの土地を言われたとき 本当にそこまで行ってもいいのか? と 聞き返すことがあるが…

もちろん 冗談が通じそうで 後で笑ってくれるお客さんに限る時だけなのである。(笑)

No.230 13/09/08 12:42
転職検討中0 ( ♀ )

最近 雨降りには 傘が主流になってきたが ここのところの異常な雨の降り方で 傘と併用してレインコートを着用する方が 若干増えてきたみたいだ。


『いゃあ~、傘とカッパ両方あったから 全然雨には濡れなかったわよぉ~ よかったわぁ~両方持ってきてて。』と にこやかに笑うお客さん。

だが…。

よ~く考えてほしいのだ。

カッパを着たまま タクシーに乗ったら 座席はびっちょんこ なのだ。
下手したら シーツ交換、それだけでは済まないこともあるのだ。

何度も言うが
タクシーは いろんな人が乗る乗り物なのだ。

もうちょっとだけ 配慮をしていただきたいのである。

No.231 13/09/08 16:30
転職検討中0 ( ♀ )

《休憩》
本日 日曜日。
私達の管轄の街の 日曜日は こっぴどく暇なのである。
でも そういう場所で 仕事をしているのだから いろいろ考えながら動かないといけないのである。

何故?日曜日が暇なのか?というと、
この街には 何も目玉になる『集まり処』が 何もない からである。

効率良く動きたい私は いつも 日曜日の出勤の時は 午前中 早いうちに休憩を取ってしまって 一気に前半戦を片付ける流れを作っている。

それが正解かどうかは 毎回違って 運やタイミングで 左右されるのだが 今日も例外なく 午前中に休憩を済ませてしまった。

さぁ、後半戦まで ぶっ通しだ!
やるぞ!…という程 仕事はないのだが…。やる気はあった。(笑)

午後2時過ぎ。
娘から 電話が…。

『いつになったら?帰ってくるの?』
おいおい、また 昼ご飯の催促か?
…そうだった。(笑)

『コンビニでお寿司買ってきて。』
そのあと続いて こう言った。
『自分でちょっと作って食べたんだけど、飽きちゃったから それ残してあるから。』

滅多に炊事をやらない 娘が ちょっと試しに 残り物で 何か作ったようである。

親バカかもしれないが…。

私を 呼んでいる のである。親のカンだ。

言葉では ブチブチ言いながら 言われた通り コンビニでお寿司を買って 会社には 体調不良でトイレに帰宅、ということにして 30分と時間を定めて 帰宅した。

片付けることを知らない娘が使ったキッチンは 戦場のようだったが、(笑)
お皿に きっちり線を引っ張ったように 半分だけ 見事に手をつけていないチャーハンが 置いてあった。

娘がいない。
部屋を覗くと 自分は満腹になったのか 眠気に襲われ ダウンしていた。

チャーハンを作ったのに?寿司のリクエスト?

きっと リクエストは ダミーだ。
食べて欲しかったと 勝手に親バカで解釈する。

娘が作る料理は 見た目 男勝りな仕上がりのものが多いが しっかり味付けがなされてあって まぁまぁおいしいのだ。

本当なら 起きている横で『うまっ!』と言いながら食べてあげたかったが…そうそう車を止めていられないのだ。

実は お腹は さほど空いてなかったが せっかくなので おいしくいただいた。

戦場となっていたキッチンスタジアムを 平和に戻して 静かに仕事に戻った私なのである。(笑)

No.233 13/09/08 22:36
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夕方 おばあちゃんがタクシーに乗り込まれてきた。

座られて 一服。
『ふぅぅぅ。』
長いため息。
一呼吸置いて 私が尋ねる。
『お客さん、どちらまで?』
おばあちゃん、一生懸命考えてる???
『…ん~~んとぉ。〇〇線。』
『はい。〇〇線ですね?…その道の どの辺りに…?』
………?
…………?
おばあちゃん!!
まだ くつろいじゃ だめ!
〇〇線は 全長30キロはあるんですよ?
ある程度の目安をくださいっっ。(汗)

『レストラン、あるだろ?あのあたり。』
いやいや、いくつもありますって。(汗)

おばあちゃんなので たぶん そう遠くないだろうと予測して おおよそのレストランを見積もり 付近の様子やお店を話に並べて ようやくだいたいの検討をつけた。

いざ、出陣。


『近くになったら言うから。』
おばあちゃんが言ったので だいたいのところまでたどり着いた。

おばあちゃん なにやら ボソボソ話し出す。…が 何を言ってるか わからない。

信号待ちで 振り返ってみる。

おばあちゃ~ん、大丈夫?
入れ歯 ガバガバになっちゃってるし~。(汗)

それでも一生懸命説明してくれようとする。
私も 必死になって 聞き入れる。


お疲れだったから タクシーに乗ってくれたのだろう、

それなのに 入れ歯の具合も悪くなって さらに疲れただろう。

ちょっとかわいそうだったおばあちゃん。

でも 降りる時、
『お疲れ様でした。』(←私達の接客基本用語。)
『お家戻られたら ゆっくり休んでね。』
『お大事にね。ありがとうございました。おやすみなさぁい。』
いっぱい 労をねぎらったつもりで 感謝の言葉を添えた。

しゃべりにくそうに でも 笑顔で『ありがとね』と 返事してくれた おばあちゃん。


次にまた乗ってくれた時は 到着場所は覚えたから 大丈夫だよ、と 真っ先に言ってあげようと思う 私なのである。

No.235 13/09/08 23:53
転職検討中0 ( ♀ )

今 このレスを読ませていただいた。

私が申し上げているのは つまり あなたがおっしゃっている通り 来るしんでおられ、健全者よりも交通機関を多く利用しなくてはならない方々のために お手帳制度というものがあるのだ ということである。

私が わからない?
そんなわけは ない。
何年も お気の毒に 体調不良を訴えられているお客さんを 毎回ご乗車している。

人一倍 理解しているのだ。


私が申し上げたかったのは。

例えば そういったお手帳を持たれたご家族や親戚や知り合いの方がいる人で 障害者割引制度を詳しく知っている 健全者の人が
『忘れた』『落とした』など
うまく言い訳をしながら 割引を適用しようとして 乗ってくるのだ ということなのである。

それを しっかり見極めるために 規則でもあるので 認定のおりている方は 面倒くさいでしょうが きっちりとお手帳の提示をお願い申し上げたい ということなのです。


いかがでしょうか。

私が もし それでも お身体のご不自由な方の気持ちが わかっていない と おっしゃるなら 私はまだまだ未熟者だと思います。
反省したい。と 思います。


ご意見 ありがとうございました。

No.237 13/09/09 00:51
転職検討中0 ( ♀ )

>> 234 このレスに気づかないのか、無視なのか…人としてどうなのでしょう…これで失礼します。捨て台詞みたいですが、どうしても言わせて下さい。世の中、健… 《休憩》
232番さんに 改めて 返レスが遅くなったことを お詫びしたいと思います。

仕事中 待機している時間に ポコポコ愚痴まじりに文章を書いていて 仕事が慌ただしくなってくると 一つの文章を作るのに 時間がかかります。

決して無視をした訳ではなく 先程 返レスさせていただいたわけですが…。

私は ネガティブ思考派なので…

ドッと落ち込んでしまいました…。

慌てて返レスしたから
『苦しんで』と書くところを
『来るしんで』と書いてしまって 失礼もしました。

232番さんが どのくらいご存知だか わかりませんが 本当に この(割引)制度を 悪用している健常者がいるのです。

私は どちらかというと 真面目に生きてきた方なので そういった人間が 嫌いなのです。

私は 弱者優先のつもりです。

私の娘も 回復はしてきましたが 長い間 入院~車椅子~松葉杖生活で あと何ヶ月かで 娘も手帳をもらうことになろうかとしています。

なので わかっているつもりです。


以前もちょっと愚痴りましたが、この仕事は
『弱い部分につけこむ』仕事のように思えて 嫌になることがあります。
でも 私は
『痒い所に手が届く』仕事が したいのです。

この差。
紙一重 です。

難しいのです。


本当に苦しんでおられる方々のための制度です。
なので 気軽に利用していただきたいのです。
しかし。本当に 悪用している元気な方が 多いのです。

腹立たしいわけです。

だから お手帳をお持ちの方は きちんと堂々と提示していただきたいわけです。
そうでないと 本来 適用されないわけなのです。
それに『忘れたけど割り引いて。』などと言われると 本当なのか?と 疑う自分が いるわけです。
本当に忘れた方は お家に帰られて わざわざ見せに戻ってきて下さる方もいらっしゃるので そういう方には 少しでも疑ってしまった自分を恥じて 申し訳なく思うのです。

それほど。
悪用している人が 多いのです。


私の文章に 身体障害者の認定を受けた方に 何か批判的な話が ありましたでしょうか…。

私は 弱者の味方です。
おじいちゃんやおばあちゃんの過剰なフォローも やっているからこそ 愚痴になるのです。
現実的には 気持ち良くお手伝いをさせていただいています。

ご理解いただくのは 難しいでしょうか…。


へこみましたが ご意見ありがとうございました。

No.239 13/09/09 01:47
転職検討中0 ( ♀ )

>> 236 割引してもらう為など、そもそも発想にないです。払えます。例えば、万が一、迷子になってしまったら…その手帳が救ってくれるのです。世の中の手帳持… 読みました。

いえ、だから、
私が申し上げたいのは 割引がどうのこうの という話ではなく
『大切なお手帳なので、落とす心配もおありなのは分かるのですが、持っていてほしいのです。』ということが 言いたいのです。

大切な身分証明です。
お写真入りなので あなたがおっしゃる通り 万が一の時に 助かるものなのですよ。

だから 大切なものなので お持ちになっていて下さい ということなのですよ。


そこで。
私達の仕事で 割引が適用される という話をさせていただき それを話した のではなく 悪用している健常者に対して 腹が立つので 提示をお願いしたい ということです。

No.240 13/09/09 03:28
転職検討中0 ( ♀ )

文章って 難しいのだ…。

232番さんが おっしゃっていることは わかるのだ。

私の親戚にも 母の友人にも お手帳をお持ちでいるが 制度を使わない方が いらっしゃる。

身を守る為のもの…まさにその通りである。

だから 肌身離さず持ち歩くべきもの なのである。

自動車を運転する時 免許証を持って乗るように

大切なものだから 持っている方がいいと 私は思うのである。


私は ただ
『割引を利用しようとされているのにお手帳を提示してくれない方』と
それに併用して
『悪用する健常者が腹立たしい』ということを
愚痴らせていただいただけだったのだが…。

言葉が適切でなかったか、
話す内容が 非常識過ぎたのか、

ご迷惑をおかけしたと 思う訳で…。

申し訳ありませんでした。


仕事をやっていると 本当にたくさん いろんなことがあるので 普段は 会社の看板を汚すことなく 一生懸命細かく気遣いしながら仕事をやっているつもりだったが…。

笑ってもらえるエピソードも たくさんあったりしたので ここにご紹介して なんだかんだで 楽しく仕事に邁進していることを 伝えたかったのだが…。


私は 文才がないので やはり 難しいのだろう。

不快な思いをされていた方には 本当にお詫び申し上げたい。


ここに いろいろ吐き出すことで 仕事も しっかり出来ていたように思う。

ありがたかった。
愚痴らせていただけたことは 感謝している。


でも
私には 人を傷つけてしまう言い回しで 言葉を作ってしまっているのかも…と 考えたら…ちょっと 続けて愚痴っていくことが 怖くなってしまった。

ちょっと これから先 続けていくのを 考え改めてみようと思う。


今まで 読んで下さった方、レスしてくださった方 ありがとうございました。


仕事は まだまだ頑張りたいと思う。

いつか もっと ドライバーの質が 私を含めて向上し お客さん一人一人に 失礼のないようなドライバーになりたいと思うのである。


No.242 13/09/09 07:36
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>> 241 こちらこそ。
ありがとうございました。

No.247 13/09/11 15:27
転職検討中0 ( ♀ )

>> 243 こんにちは はじめまして… スレから ずっーと 読ませてもらっています。 あなた様は 何ら 変なレスをされていないと … 《お詫び》
レスありがとう。

ちょっと 思案中だったりしてますので しばらくお待ちください。

また改めてお礼申し上げます。

No.248 13/09/11 15:29
転職検討中0 ( ♀ )

>> 244 十人十色の 捉え方が有ると思いますが 私は、とても参考に させて頂いています。 主様の、ご負担にならない ペースで … 《お詫び》
レス ありがとう。

ちょっと思案中です。
しばらくお待ちください。
すみません。

また 改めてお礼申し上げます。

No.249 13/09/11 15:32
転職検討中0 ( ♀ )

>> 245 私も主さんの更新を楽しみにしている一人です。 言葉の使い方は難しいと思いますし 解釈の仕方や捉え方も人それぞれ違いがあると思いま… 《お詫び》
レス ありがとう。

少し気持ちが不安定にはなりましたが 体調不良になるようなことにはなっておりません。ありがとうございます。

ちょっと思案中ですので しばらくお待ちください。

改めてお礼申し上げます。

No.250 13/09/13 12:27
転職検討中0 ( ♀ )

《再開》
活字を使うことを生業にされている人に この度の件を 相談する機会があった。

活字は 実は怖いもので とらえる人それぞれに違う印象や意味を与えるのだという。
人の個性や思い込みなどによっても とらわれかたや解釈の仕方が随分変わることもある という。

こちらの思いとは違った意味合いでとらえられてしまった時、批判、評価、中傷、評判が変な方向に連鎖して 思いがけないことになることも少なくない、と その人は自身の経験から語ってくれた。

しかし、人間様と接している 私の職業柄と同じで 人には個性があるのだから 対応も様々なのでは?と 逆に問われる。
つまり その個性ある人間様が 活字を読むのである。どう脳に送り込んでいくかも 様々であって当然なのだ と 言う。

なるほど納得。なのである。

『でも。だからこそ、おもしろいんですよ。いろんな可能性が生まれてくるんですよ。』…そうだった。そうなのである。

だからこそ 私も 仕事を何年も続けているのである。


気持ちを言葉に表すことは 難しいことを痛切に感じた。
ここで書かせていただいている内容は すべてノンフィクションなので 私がネガティブ思考だということも まるっきり本当のところである。(悲)

でも。いろんな内容の中で『困ったりすることがあります』と 投げかけていける場所も 意外にも ここだけのような気がするのである。何故なら 普段 困ったことがあっても それをお客さんには訴えることなく 仕事終わりまで持ち帰り 帰宅前に 同僚の皆さんと愚痴って消化させているだけなのだから。

このページは 文字制限があるので あまりだらだらと書き記せないのが難点だ。
でも 無駄なく 言いたいことを活字にするには?どうしたらいいか?を 無い知恵しぼって考えていくことも 脳トレになり…いずれ 仕事にも生かされていくだろうという考えにまとまった。

更新を応援して下さった方、ありがとう。
表現不足で不快な思いをさせてしまった方には お詫び申し上げます。

ぼちぼちですが 更新 再開いたします。

よろしくお願いいたします。

No.251 13/09/13 16:43
転職検討中0 ( ♀ )

232番さんのおかげで 遠回しに語っていたことを 赤裸々に訴えることが出来たので 改めて お話させていただきたいのである。

身体障害者割引制度について の 話題であるが…。

232番さんの大切な方の話の中にあるように
『手帳は その本人の身を守る為のもの』なのである。
つまり 232番さんの大切な方は きちんと所持されている ということなのである。

『なくすから家の金庫に置いてある』というお客さんがいるのだが ちゃんと役所に言えば 再発行も出来るのだ。

再発行する際に『面倒くさい』『日にちがかかる』と 言われる方は それは 落とされた、なくされた方には 仕方ないと思っていただかなくてはいけないかもしれない。
手続きというのは どうしても必要だから である。

お手帳所持者 全ての方を対象に申し上げた 愚痴ではない。

お手帳割引制度をご利用される方 だけに対しての ドライバーからのお願い として 受け止めていただきたいのである。

悪知恵のはたらく者が とにかく多いのだ。

偽札
割引
ツケと称した無賃乗車
強盗
クレームをつけて乗車料金を奪い戻す人 などなど…

そういった 悪巧みをする内容の一つに『なりすまし身障者』がいるのである。


割引をご利用されようとする時は 必ず お手帳提示義務があるので 切にお願いしたいのである。

身障者であることを公にしたくない方が 割引制度を使うというのも変な話である。そんな理由で 手帳を出さない方は たぶん『なりすまし身障者』なのである。
『忘れた』『落としたら嫌だから持ち歩かない』という人の 一部も『なりすまし身障者』なのである。

それを見極める為にも 提示をお願いしたいのだ。


提示するのは面倒かもしれない。
しかし 本来 忘れて 提示できなければ 割引制度は使えない。

大切な 身を守る為のもの。
家の金庫に保管しておくものではないと 私は思うのだ。
リピーターのお客さんで 私は(お手帳所持を)知っていれば わざわざ毎回提示しなくてもいいよ、と 言わせてもらっているドライバーなのだ。でも 私の車に初めて乗る方は 例え常連さんであっても 私にはわからないのである。

割引制度をご利用されるなら お手帳を所持していただきたいのである。

『なりすまし身障者』を 増やさない為にも…。

私は 弱者の味方でありたい。
『なりすまし者』の味方にはなりたくないのだ。

No.252 13/09/13 20:41
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今日は『13日の金曜日』なのである。

別に キリスト教徒でもないのだが…子供の頃に観たホラー映画のおかげで この日にちと曜日が重なる時は 毎回 不吉な予感を感じずにはいられない私なのである。

不安は朝から的中する。(笑)

別に 給料日明けでもない なんてことない週末なのに。朝から見事に諭吉さんでの支払いのオンパレード である。
2時間で 実に5人分の諭吉さんとご対面。
なんだか ちょっと お金持ちになったような錯覚を覚える。(笑)

こんな確率は なかなかないのである。
即効 両替のために 一時仕事を中断して 事務所に戻る。

やはり 不吉な?『13日の金曜日』なのである。(笑)

今晩は ジェイソンが 手を挙げて 乗車してきたら この場合って 乗車拒否って やっぱりだめなの?…みたいなことばかり考えている 呑気な私なのである。(笑)

もうすぐハロウィンである。

もしかしたら?酔った勢いで ジェイソンお面を被っている人がいてもおかしくないのである。(笑)

No.253 13/09/13 23:33
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あるマンションにお迎えに行った。

オートロックになっているマンションは 私達タクシードライバーにとっては ありがたい。
なぜなら 全てのインターホンが 1階のエントランスで対応できるからだ。
高所恐怖症の私には これほど有り難いシステムはない。(笑)

ピンポーン

ほどなくして
『はあああぁいい!』
元気なかわいい声。
察するところ 3~4歳くらいの女の子の声だ。

私も その かわいい声に調子を合わせながら
『〇〇さんの、おたくですかっっ!』
と 訪ねてみる。
『うん、そぉだよぉ~』
と 彼女。

…と インターホン越しから お母さんらしき声がする。そのかわいい声は 今度は私を放置したまま お母さんと会話する。

『〇〇ちゃん、誰~?』
『え~っとぉ、女の子ぉ~』
『え~~~💢じゃあ、お出かけするからバイバイって言ってぇ~』

ずっと放置されたまま 二人の会話を聞いていた。
どうやら また セールスと間違えられているらしい。
かわいい声が 訴える。
『え~~。だって~せっかく遊びにきてくれたのに バイバイするの~?いや~!』
今度は 私は 遊びに来た人物になっていた。(笑)
彼女は 私と 遊びたいらしかった。(笑)

ゴネる彼女に代わって 母親が ようやくインターホンに出てくれる。

『あ~すみません💢 今 タクシー呼んでて バタバタやってますので💢』と 一喝される。(悲)

気を取り直して 元気にご挨拶。
『こんばんは!お待たせいたしました、〇〇タクシーですっ!』
『……え?あっ?! すみませぇ~ん、すぐ行きまぁ~す!』

…わかっていただけたら よかった よかった。(笑)


バタバタ誰かが降りてくる気配を感じた。
車の外に出て かわいい声の女の子とお母さんを待つ。


ありゃ?

車の前にやってきたのは おじいちゃんとおばあちゃん。(笑)

敬老の日で 幼稚園で催し事があったようで ご招待されたのだとか。

かわいい声の女の子は タクシーが走り出したとたん タクシーとかけっこになりながら 一生懸命おじいちゃんとおばあちゃんに手をふり続けていた。


ちょっと和んだ 仕事だったのである。

No.254 13/09/15 13:39
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ある時のお客さん。
夜9時頃のご乗車。

『どちらまで?』
『〇〇。』

あ。
お客さん お疲れのようだ。
ちょっと機嫌が悪い気がする。

私はプロである。
すぐわかった。

しかし 問題が発生した。
お客さんが言った住所は 1~8丁目まである。
もう少し詳しく教えていただかなくては コースの設定が出来なかった。

困った。
機嫌が悪そうなお客さんに 質問しなければいけない。

この場合、
『〇〇の何丁目ですか?』と 伺って あとは こちらで行き方を考えて ごゆっくりしていただくか?
『〇〇ですね?コースはどう行かせていただきましょうか?』と マニュアル通り伺って 間違いのない様に その通りに走るべきか?

選択に悩む。

年齢層によっても 様々で、
だいたいの比率としては 若い男性になればなるほど『お任せ』が 多く、お歳になればなるほど 目的地までの道案内を 自ら されたい傾向にある。
不思議な事に 女性は その逆なのである。
(あくまでも私の経験上での確率である)

このお客さんは 男性で 私より 少し年上に見えた。

賭け事の嫌いな この私が 一か八か? の 賭けに出る。(笑)

後者の質問を試みた。
賭けは見事に外れた。(笑)

『毎回毎回 〇〇(私達のタクシー会社)に乗ったら どうしてこうも 道案内をさせるんだよ?!💢』
『君らはプロなんじゃないのかよ?💢行き先を言われたら 黙ってでも行けるように勉強しておくべきなんじゃないかよ?💢』
『仕事に男も女もねぇんだよ💢 女だからって 甘えてるようじゃダメなんだよ!💢』

乗車してから降りるまで 15分間 みっちり説教をくらった。

『黙って走れよ💢』と いう割には
『どうして 信号の多い道 走るかなぁ?💢 あそこが黄色になったら 即 さっきの所曲がるべきでしょ?💢』と 言う。
ちゃんと 通ってほしい道 希望すること(この場合は到着時間の速さを求めている)が あったのだ。

しかし。
仮に 勝手に走ったほうが良かったのか?と 言えば それも正解ではないのだ。
大抵『え?なんで道の選択、聞かないの?💢』となるから だから 私達の会社は マニュアル的には 伺うことを前提としているのである。


そのお客さんは 他社は運転が荒いし 愛想がないから 自社ばかりに乗るのだという。

彼が常連さんになるまでは まだまだこの会社のドライバーに説教することになるだろう。

No.255 13/09/15 16:17
転職検討中0 ( ♀ )

2~3度 行ったことがある という お友達のマンションに おばさん達2人がご乗車した。

行き先を聞くと なんだか曖昧。
マンションの名前も うろ覚えだし 場所の地名もわからなければ 近くに何があるかも把握できていなかった。

おばさんお二方のうちの 一人が その 曖昧な言葉を並べていたが もう片方の方は どうやら イラついていたようだった。
私に謝り出す。
『あ~どうしましょう、ごめんなさいねぇ~、あなたったら「わかる」って言うから調べて来なかったのに…だめじゃない…』
曖昧な行き先を告げた彼女は なんだか お隣りさんがフォローしてくれそうな気配を感じたのか 特に慌てるわけでもなく すっかりくつろいでいる。(笑)
さらに慌てる 『律儀な方の』おばさん。


『その方のお電話番号などは ございませんか?』
私が 声をかけてみると あったようだ。
早速 電話をかけてもらって 伺ってもらうことに。

しかし 今度はまた 形勢逆転したかのように
『私に任せて』と 『のんびり』おばさんの方が 電話をかける。

繋がる。
聞いてもらっているはずだが…
聞き方も曖昧で(笑)
東西南北も分からず(笑)
道の名称も知らないようなのに 右左の伺い方で 聞いている本人がちんぷんかんぷんになっている。(笑)

あわてて『律儀さん』が 電話を奪い取り 代わって 電話口の主の言うことを きっちりと復唱してくれたので 私は声を出さずに手でOKのサインをして 走り出した。(笑)


電話を切ってからの お客さん達のご様子が なんだかぎこちない。(笑)

目的地がわかって これからの楽しみな時間を想像して ワクワクしながら話を弾ませる『のんびりさん』に 対して
テンションの下がり具合がマックスになり『のんびりさん』に あいづちを打つこともお疲れっぽい『律儀さん』であった。


次に お二人にお会いする時は たぶん『律儀さん』のほうが 行き先を調べあげてから ご乗車されるのではないだろうか…なぁんて思う 私なのである。(笑)

No.256 13/09/16 08:42
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私が お客さんを乗車中の話。
若いお兄さんが 後ろで携帯をチェックしていた。

この時のお客さんとは 会話はなく 近場までの 静かな仕事の最中だった。


信号待ちで。
ふと 隣の車を見る。

後方の座席に お母さんに抱っこされながら 2歳くらいの男の子がいた。

さっきから あくびばかりしている。
時間は午後9時、小さな子供にしたら 眠い時間帯である。

その子は じっとガソリンスタンドを眺めていた。
車が行き来していたり、
人が走り回っていたり、
上からピストルみたいなもの(笑)が 降りてきたり…

とっても興味深いようだが とにかく眠いようだ、あくびが止まらない。(笑)

あくびをしている様が なかなかかわいかったので 私は 信号待ちの間中 ずっと その男の子をガン見していた。(笑)

すると。
今日 最大級のあくびだろうか?お口がマックスに開けた瞬間に…私を発見。

男の子、固まる。(笑)
マックスなお口 そのまんまで。(笑)
しばらく そのまま見つめ合う。

信号が青に変わった。
男の子の車は右折レーンに居たので 動かなかったが 私は直進だったので 動いた。

にっ! と 笑って立ち去る。
男の子、今度は 目の開きまでマックスになる。(笑)


男の子は たぶん 私と目が合ったことで 眠気がぶっ飛んでしまったにちがいない。
悪いことをした…と 思った 私なのである。

No.257 13/09/17 11:27
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前ページで 仕事中 周りの車を観察した時のエピソードを話したら 少し前にあった 楽しいくなったことを思い出したので 話させていただこうと思う。

夜の出来事。
確か 私は 空車で タクシー乗り場に戻ろうとしていた時だったと思う。
その日は あまり効率の良い仕事が出来ずに 労力だけ使うような仕事の流れで 売り上げも揚がらず 疲れていた時だったことを記憶している。

テンションも すっかり下がっていて 納金する時に 上司になんて言い訳しようか?(言い訳の仕様もないのだが…笑)そんなことばっかり考えていた。

大きな変則交差点を通過しようと思ったら 信号にひっかかった。

とことんツイてないな…と 思った。

ふと、前の車を見た。
なんだか 動いている。
上下に。
地震か?と 思って 慌てた。
しかし?周りの景色が 揺れていないのだ。
もう一度 よく見てみる。
やはり 前の車は 揺れている。
ピョンコピョンコ跳びはねているのだ。

なんだ?なんだ?
どうしたんだ?
整備不良にしては 動きがおかしい。

ドライバーは?大丈夫か?
運転席を眺めてみた。

すると…。

私は窓を閉めていたので 最初は気が付かなかったのだが…
窓を閉めているのにもかかわらず しっかり漏れる程のカーオーディオの凄まじい音量を出しながら ドライバーさんと その隣に座っている人が 二人で ノリノリで 振り付けをしながら 上半身目一杯 手を振り上げて踊っていた。(笑)
動きも ピッタリ同じである。(笑)

なかなか楽しそうだった。
漏れる音で 私も参加出来そうだったが 一人で それをするには ちょっと恥ずかしかったので 私はしなかった。(笑)

ちょっと 近所迷惑な音量だったが その時は 大きな道路だったので まぁ 直接的な被害もなかっただろう。
まるでコンサートでアイドルを応援しているかのような勢いで それで 車が地震のように跳びはねていた。(笑)

笑った。(笑)

後ろから見ていて とても楽しかった。(笑)


この日は 最後まで ツイていない一日だったが…とても気分良く仕事を終えることができたのである。(笑)

No.258 13/09/17 14:55
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先日 日本列島を 大型の台風が通過していった。

温暖化現象が災いして 昨今の台風は 格段に勢力を増し その勢力は 劣ろうことなく ゆっくり横断していく傾向にある。

私達の地域には 今回の台風で 大きな被害こそなかったが 河川の増水は 凄まじかった。

私の身近な地域では 河川が氾濫して 家屋が浸水したり と 大変だったようだ。


その台風があった日 私は仕事をしていた。
夜になれば なるほど 風も雨も きつくなってきた。
こんな雨の日は やはり こんな仕事は 忙しくなる。
バス停から少し距離のあるお宅の人は この時ばかりはタクシーを利用されることが多いのだ。

私達 出勤していたドライバーは フル活動で頑張っていたが なかなか追いつかず タクシー乗り場には タクシーを待つお客さんで溢れていた。

こういう時は それを見込んで 先に電話でタクシーを予約されることが多いのである。

ものすごい雨風の中 お宅やお店にお声掛けするだけで びっちょんこ。
お客さんも 待たされるのを覚悟で電話予約をしているから のんびりしていたりするので 声掛けがあってから ぼちぼち帰宅&お出かけ準備にかかる。
私達のマニュアルでは 電話を下さったお客さんのお迎えには ドアの前に立って お出迎え、雨の日は お客さんの為に 傘をさして 少しでもお客さんが濡れるのを防ぐよう 動く。

台風の時は 車の中で 待っててもいい という マニュアルなど ない。

待つだけで びっちょんこ。
しかも 結構待たされるから よけい びっちょんこ。

来られたら お客さんに傘を手向けるので 自分は びっちょんこを通り越して ドボドボになる。

タクシードライバーをやっている私だが…。

大雨の時は 車の天井に穴が空いてるんじゃないかと思うくらい ずぶ濡れで仕事をすることが多い。(笑)


しかし。
私達の車庫は 一応屋根はあるのだが こうも風がきつく 横なぶりの雨だと 洗車をしても 車は雨で汚れてしまうのだが…。

とにかく 我社の社員は マニュアルを守るのだ。(苦笑)

皆 きっちり洗車をしてから帰宅する。

拭いたあと 拭いたあとに 雨がふりそそぎ それでも洗車する意味が どこにあるのか?私にはわからないが…。

真面目な会社で
真面目な社員さんばかりである。(苦笑)

No.259 13/09/17 15:06
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世の中の『皮肉』を パロディった曲を歌っている 嘉門た〇お さんの曲の中で コンビニの店員さんの曲がある。

なかなかおもしろい歌詞だ。(笑)

その中で こんな内容の歌詞がある。

『お釣りを渡す時に 小銭を文鎮代わりに レシートに乗せる』

…タクシードライバーの私も 同じことをやってるよ。(笑)

No.260 13/09/17 19:15
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朝 おじいちゃんが 病院まで と 私のタクシーに乗り込んできた。

このおじいちゃんが言われた病院へは まぁだいたい この乗り込まれた場所からすると この道を選択するだろう、というルートがある。
仮にそれを『Aルート』としよう。

お客さんから 行き先を告げられて 頭に浮かぶは もちろん『Aルート』。
でも 一応 確認のために そのルートで走るが いいか?と 尋ねると…

『え?💢そんな行き方、しないだろぅ?』ときた。

すぐ 考える。
このお客さんに 適当な選択…。

よし、お客さんの言う通りにしよう。

『あ、そうですか?じゃあ、どちらのほうから行かせていただきましょうか?』
『ん…あの病院だったら やっぱり〇△線から行くのが近いだろぅ?』(←以降 これをBルートとする)
『なるほどね、そう走らせていただきますね、承知しました。』
はい、とは 言わない。
なぜって お客さんの言った道は 遠回りだからである。

しかし。そう 変わらないと言ってもいい程度の遠回りなのである。
だから お客さんの言う通りにすることにした。

お客さんが あの時、
『え?なんでそっちから行くの?』
と 質問文で話してくれていたら Aルートのほうが近いことを説明したが、決めつけた口調で話していたお客さんだったので 普段からそのBルートを通っているのだろう と 思ったからだ。

走り出して 途中で
『え~っと。ワシは今からどこに行くんだろう?』
『…あ、会社か?あ。会社だな。』
『いや。違うな。〇〇病院だな。』
おや?本当に病院でよかったの?お客さん?

行き先再確認の質問を投げかける前に さらにおじいちゃんが喋り出す。
『娘から「頭の病院に行け」って言われてるんだよな~(笑)』
少しだけ 痴呆の症状が表れてくるようだ。

間もなく病院に近づく。
お客さんの言う その通り道に 何か看板がある度に 声を出して 確認しているのだ。
よかった。この道を走って正解だった。
違う道から行っていたら たぶん おじいちゃんが記憶している看板がわからなくなって きっと不安になっただろう。
自身に痴呆かどうかの心配をしてくれている身内がいたとしたら なおのことである。

最初は いきなり『遠回り呼ばわり』された お客さんだったが 降りる時には 気分良く降りて下さったのである。


よかった よかった。
終わり良ければ すべてよし。である。

No.261 13/09/17 20:40
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夕方頃の仕事で。
隣町まで行った。
通常 その地域には 私達の会社の そこの地域専属の車 約100台が 管轄をしている。
私達 他地区の車は 応援要請があった時に『お助けマン』的な動きと役割を果たすことになっている。

なので。
あまりにもマニアックな行き先や場所やルートは あまり心得てないのである。

その 応援要請が この車に入った。

ナビゲーションシステムの世話にならないとわからない マニアックな場所だ。
しかも その建物の付近にある 駐車場にいる という。

曖昧な場所に対して ナビゲーションが その駐車場の住所番地をお客さんから聞かされていないために ナビゲーションが途中で止まっている…。
五差路のど真ん中まで ナビゲーターされ そこからわからなくなった。

無線機を使って これ以降からの誘導を頼むが なかなか応答してくれない。

困った。
自分の担当地域なら こんなことは絶対ないのに。
お客さんを待たせる時間が気になる。

やっと誘導が開始した。
言わなくていいのに 配車指令室のオペレーターの人が
『すみませ~ん、こちらのミスで 申し訳ありませ~ん。今 お客様に連絡取りましたら、随分ご立腹で…すみませ~ん!』

つまり。これは。
『現場でなんとかお願いします』という意味。なのである。(困)


到着して。お客さんお待ちかねで 激怒。
『新人か?!💢』と 激怒。
『わからなければナビで来ればいいんじゃねぇのか?!💢』と 激怒。
行き先を聞いて これまたピンと来なくて 激怒。

完全に平謝りの私…。

当然だ。
ナビの地図が 途中で止まっていたことも、
私が他地区の車だということも
私が20年乗ってるということも、
到着が遅くなったいきさつも、
お客さんは 何も知らないし わからない。

私が 何年 この仕事をしていたところで 初めて行く場所は 素人の新人であり、
いくら他地区だからとは言えど お客さんを待たせてしまった事実は変わらない。

とにかく 必死で謝る。
謝るしかないのだから。

しかも、
料金が どんどんあがるが 一体どんな割合で料金があがるのか?を 質問までされた。

その質問にも きちんと 定まった料金システムを説明し わかった、と 言ってもらえたが でも お客さんが思った以上にメーターがあがったようである。

最終的には 機嫌を戻していただいて なんとか仕事を終えた。

大変だった。

No.262 13/09/17 22:08
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少し話がそれるかもしれないが 私が小学1年生だった頃の話をさせていただこうと思う。

私の通っていた小学校では 1週間に1時間 縦割り班での時間帯があった。
縦割り班 というのは 1年生~6年生までの何人かが 同じ班になって 何か行事を共同で行う というものだった。

私が 小学1年生の時。
班長や その補佐は 当然一番年上の6年生が受け持つことになるのだが 周りの班は 班長さんが男がったのに 私の班だけ 女の班長さんだった。

不思議だった。

名前はKさん。
聞けば K外科医院の4人姉弟の長女だという。

見た目は 決して憧れるような身なりでも容姿でもなく どちらかと言えば ずんぐりむっくりの 少し運動オンチっぽく見えるような 冴えない人だった。
なので 第一印象は とても残念だった。(笑)

でも 私はその後 彼女の凄さを見せ付けられることになる。

さすがに 外科医の娘だけあって 秀才だったようだ。
なんでも てきぱきと こなすのだ。

もちろん 学力も優秀だったらしい…が 当時の縦割り班に 学力は さほど関係なかったので そのあたりはスルーする。


学校行事の一つに『菊花祭』というものがあった。
まず 班の共同作業として 4月頃?季節はあまり記憶してないが プランタンに 菊の球根を植えて 秋に花が咲くまで 皆で順番に育てる という作業が たぶん最初の仕事となる。
その後 いろんな細かい行事があり そして 秋になる。

花を咲かせる事に成功した班、そうでない班、それぞれに 点数がつけられる。
その発表会の日に合わせて 新聞や箱や木材などを使って 張り子を作るのだ。
たくさんの班が一体となって 何かしらの張り子を作る。
当時の私は 最年少だったし 張り子の意味がよくわからなかった。
一体 何を作るのか?さっぱりわからない。

すると K班長が 低学年を集めて 新聞紙を丸めて ソフトボールの大きさと ドッジボールの大きさを作れ!と 指示してくれた。

なんだ、紙で 玉入れみたいなことをするのか…なぁんて思っていた。

高学年は 何やら ダンボールに木材を立てて ワイヤーを使って固定させて…。
大掛かりな『玉入れの網』を作っているのだろうか とか 思っていた。(笑)


後半へ続く。

No.263 13/09/17 23:07
転職検討中0 ( ♀ )

前ページの続きである。

次の集まりの時に 高学年が作っていたダンボールに木材とワイヤーに なんと 私達が作っていた ドッジボールとソフトボールを くくりつけたり 押し込めたりして 何やら立体的な『玉入れの網』になってきていた。

? ? ?

さっぱりわからない。

今度は K班長さんが
『ペタペタしてぇ~!』
と 低学年の好きそうな作業を 投げ掛ける。
低学年 一斉に わけがわからず でも 楽しそうに 筆で水糊を塗っていく。

半紙を小さく切って 貼付けて また 糊を貼って…。

なんだ?この意味のない?訳のわからない?作業は??

私は 一人で 不思議に思っていた。


更に 次の週。
私は仰天した。

目の前に 徳永家康が刀を振りかざして立っていた。

鎧も身に纏い、素晴らしく均整の取れた しかも 絵の具の感じの出し具合も 何もかもが 素晴らしかった。

びっくりした。

高学年が 最後の追い込みを頑張ってくれたのだ と 班長が 高学年の皆を 前に出した。
低学年に拍手をさせて努力を讃えることを 彼女は 忘れずに教えてくれた。
そして 彼女は 低学年にも
『一番土台の部分の新聞紙を丸めて作ってくれた君達が いてくれなかったら ここまで出来なかった。』と ほとんど戦力にならなかったであろう低学年にも 感謝の意と 拍手を送ってくれた。

私は この班長は すごい と 思った。

袴や甲の 精工さといったらハンパでなく 誰が?どのように作ったのか?と 尋ねたら 班長が ありとあらゆる歴史本を見たり 博物館へ行ったりして 全てダンボールとあさひもを使って 作り上げたのだという。

もう とにかく びっくりした。
小学6年、しかも女子が?やれば こんなことまで出来るのか?

カルチャーショックを受けたのは 言うまでもない。

私は 小学1年生で K班長のおかげで
『やれば出来る、何事も』精神を 教えてもらえた、と そう思っている。


まだ 今の仕事の話に戻らず あと一つ このK班長の話をさせていただきたい。



次ページへ続く。

No.264 13/09/17 23:39
転職検討中0 ( ♀ )

3頁目 である。

しつこいようだが K班長の縦割り班の話である。


最後 6年生が卒業のシーズンになって 恒例の『6年生を送る会』なるものが やはり あった。

もう これは 各班ごとに いろんな形式で楽しんで下さい みたいな感じだったと思う。

私達1年生が 何を出し物をしたか?なんてことは 覚えていないが 私は フェルトでミシンを使って ボタンスナップをつけた お札も入る 二つ折の財布を4人分作って渡した。
6年生4人は 皆 喜んでくれたことを覚えている。

とにかく 私は あの『菊花祭』から このK班長率いる 6年生達4人を 高く高く評価していて とても感謝していた。

私はピアノも弾けたので 彼らのリクエストで2曲 歌謡曲を即興で弾いたら なかなかウケたので 皆で合唱になって 楽しかったことも記憶に残っている。


最後は 6年生が
『ありがと~!』と
手を振って 皆に挨拶をして 終わりか と 思ったのだが…。

本当に このK班長は デキた人間なのである。

班長が 皆に 話す。
『一人一人に手紙を書いた。』『不器用だが、私の提案で 6年生4人で 一生懸命ちょっとしたものを作ってきた。』と。

どの班にも そんな特別に 在校生一人一人に プレゼントを準備してきた6年生は おらず 私は 彼らの為に 下手ながらも 財布を作って渡せてよかった と 思った。


一人一人に 手渡される。
手作りの品物は フェルトで ボンドを使って 横を留めただけの 『小物入れか小銭入れ』(笑)
その中に やはり 特別上手とは言えないが マスコットが入っていた。

これは 女子の作品かな と 思った。

併せて 手紙をもらった。
実は たかが小学生である…お決まり文句を コピーしたように 中身の文章は 皆 同じだろう と 思っていた。

しかし。
驚かされた。

一人一人 細かく 出来事や その時の様子 感想 感謝

全員の手紙が 全部 その一人ずつに対して 丁寧に 書かれてあったのだ。


私は とにかく 感動した。

ある一人の6年生のお兄さん(Nくん。名前も覚えている。)が、
『K班長の提案で 短期間にどれだけできるか?不安でしたが こうやって皆さんに渡せることが出来て良かったです。』


私は この頃から 手紙を書いたりもらったりするのが好きになった。



最終章に続く。
(次から話は戻していきます。)

No.265 13/09/18 01:01
転職検討中0 ( ♀ )

K班長の話 最終章。
(長い…笑)


私は 知り合いにバレたくないと思っているくせに 地元で仕事をやっている。(笑)

バレるのは 嫌なのだが 仕事のやり安さだけを考えたら 少しでも土地勘のしっかり把握できている場所で 営業をするほうが 長い目でみると その方が無難なんじゃないかな?と 思っているわけである。

結婚して 簡単な姓に変わり 私の『バレるかも恐怖感』は ずいぶん軽減された。(笑)


地元には 先程から長く語ってきた K班長のご家族…
K外科の医院長先生が 仕事が終わって 競馬場に行くとき、
医院長婦人が お出かけに 駅までの足に、
そして K班長さんもまた 実家から自分のご邸宅まで お子さんと一緒に 我が社のタクシーを愛用してくださるのだ。


K班長は 全く気づいていない。
班長は 昔と変わらず? ずんぐりむっくりの ちょっとポチャったおばさんになっているが 小学生の頃の印象と 全く変わらない。(笑)


私は…ずいぶん変わったから…彼女は 私を覚えていないが でも 私は 彼女をよく覚えている。
彼女らが乗って来る時の時間が なんとなく好きなのだ。

小学生の頃に戻った気になれるのだ。


外科医の家族である、さすがにお金持ちなのである。
3人の子供達は 皆 それぞれ ゲーム機やらiPodやら いろいろ持っていて 皆 自由にタクシーに乗り込む。
3人の子供達と それぞれの話題に きっちりついていく彼女の奇才振りに 凄さを感じずにはいられない。

何年経った今でも 私は彼女を 凄いと思っているのだ。

長女の塾の問題に対する質問、
次女のジャ○ーズの新曲の歌詞の記憶や その歌詞の解説、
末っ子の長男のゲームのレベルの上げ方の作戦会議。

どれを会話していても きっちり子供と向き合った話ができている。
私は思うが さらっと会話をしているようで 実は、
長女の勉強も なんでも返してあげられるように 復習していたり
次女の好きな曲をたくさん知ろうと 時間をかけて聴いていたり
長男のゲームに付き合えるよう 攻略本を読み漁っていたりしてるんじゃないか と 思うのだ。


タクシーの中では この4人が乗って来ると めちゃめちゃうるさい。(笑)
でも 賑やかで 楽しいのだ。


私は 彼女に育てられている子供達が きっと 人情味のある いい大人に成長するんじゃないかな と 思うのである。

No.266 13/09/18 08:08
転職検討中0 ( ♀ )

《訂正》

徳永家康 ではないだろ?(笑)

徳川家康 だ…。(笑)

慌てると誤字脱字が多くて申し訳ない。


ちなみに この時の徳川家康は その『菊花祭』で 最優秀賞を獲得した。

No.267 13/09/18 10:48
転職検討中0 ( ♀ )

《再訂正》

違う 違う、
徳川家康じゃない、
『織田信長』だ。(笑)

中年になって そろそろボケてきたか…(悲)

No.268 13/09/18 13:59
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今日は 早起きして 娘の学校の後期の学費を入れてきた。
た…高いのだ…。

昨日の仕事が まるでツイていなかったので こんな調子が続いたら やっていけないのだ…。


でも 私はまだ健康だ。
娘のように 大手術をしたことは 今まで一度もないのだ。

今日は 娘の足の診察に 病院に来た。
あいかわらず カーオーディオの音量を フルにして『ヤンキー車両』になる 我が軽乗用車。

恥ずかしいので 信号のタイミングを考えながら プロの手腕を生かして 急いで病院まで たどり着く。(笑)


確かに見た目は 歩けるようになっている。
が、しかし まだまだまともではないようだ。

病院も 長いスパンで通わないといけない。

春の手前に事故に遭い、
目指す進学先を断念して 入院することになり、
今の状況を飲み込んで 改めて進路を考えていくことになり、
親の私も それに結構振り回される形となり、
親バカであるがゆえに 彼女が定めた新たな目標にかかる投資に合意する…。

事故を起こすと いろんな事が、当たり前だった日常が、ゴロッと変わる。


リハビリの期間は まともな進路が決められない。
これも 娘にとっては 致命的な時間となる。


まあ 仕方ないが…。
身体を治すことが 一番優先なのだから…。

交通社会で働いている人を 私は毎日 たくさん見かける。
私もまた その交通社会で働く人間の一人でもある。

事故を起こすと した側も された側も まるで 良いことがない。仮に弁償金をたくさんもらっても 修理に時間はかかるし 愛車を売るときには事故車両として分別される。
怪我の見舞いにお金をもらえたとしても 身体は痛いし 必ずいつか そこがひびいて その部分やその近辺の体調が悪くなる。

車に乗っているキャリアは長いが、
乗れば 乗るほど 車は怖いものだ と 痛感している。

大きな 鉄の塊に 操作して『生き物』にしているのは 人間なのだ。

車に乗っている人は そういうことを 改めて感じて 大切な愛車をかわいがってほしい。

車を大切にすることで 不思議なくらい 事故は減るからなのである。

No.269 13/09/20 11:46
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私が日頃乗っている営業車は あと半年で『代替え』といって 車を新車に切り替えることになっている。

昔は 5年サイクルで その 代替え になっていたが 最近は とにかく不景気で 昔ほど走行距離を消化できないから 6年使うのだ。

『え?たった5~6年で?車 新車にするの?』と 思われがちだが 一般乗用車と違って タクシー営業乗用車は 結構走行距離を走るのだ。

長距離トラックや長距離バスは たぶんケタ外れに走るから どんな使いまわしになっているかは よくわからないし、日本のタクシーに関しても 営業地区の稼働率や走行率や はたまたドライバーの営業の仕方、動き方にも個人差があるので 日本のタクシー全部が 申し上げる内容ではない ということを前提にしておく話だが 我社の平均的な 車両の消化内容をご紹介しよう。

おおよそだが 6年使用して 平均50万キロ走行する。
通常の一般サンデードライバーの走行距離の 約10倍以上だ。

私が入社したころは それが 5年か50万キロかの どちらか早い方の到達によっての代替えだった。

つまり 早い話が 1年間分10万キロくらい 営業収入が減っている と 考えていただいていいかもしれない。

昔は 1年間に 10万キロ走っていた。
今は 1年間に 7万キロくらいなのである。

なので やはり よく走るので 営業車というのは 一ヶ月に一回 車両点検が義務付けられている。
三ヶ月に一回は 更に内容の濃い 車両点検を施されることにもなっている。

車検は 1年に一回 ある。

この点検義務を ほぼ日本のタクシーは 厳しい取り締まりがあるので 行っている…はずだ。
少なくとも 私達の会社では 徹底的に点検整備を行っている。

私達の会社の車の 代替え後の 行方は いきなりスクラップになるわけではないのだ。

とにかく 日本のタクシーは 高級車両を丁寧に使っているわけで 中古車としてアジア方面に高く流したり 特に私達の会社の車は 整備がきちんとされているということで 日本の小さなタクシー会社に流されることもあるらしい。

まあ そういうわけなので 整備基準の厳しい日本で走っているタクシーは 全般的に 多少古くても 程度はいいと考えていただければいいと思う。


…次のページに続く。

No.270 13/09/20 15:46
転職検討中0 ( ♀ )

前ページの続きである。

車両の『代替え』について。


私達の会社の車は 前ページで話した通り 50万キロくらい走るのだが いくら整備がきっちりしてるとはいえ やはり 50万キロ走るのだ、だんだん乗り心地は悪くなるのは 否めない。

次に切り替わる車両は 少しグレードがアップして 座席のクッションが 良くなって お客さんにとっては快適な布製シートになっている。
今 私が担当している車のシートは ビニール製の コストのリーズナブルなものだ。(笑)
新車に切り替わったら お客さんも ドライバーも 座り心地は快適になる。
なので 代替え前の車に乗っている同僚は 早く新車にならないかなぁ~なんて言いながら 楽しみにしている。


…私を含めた ある一部のドライバーを除いて…。


一度でも ゲロリンパや オシッコを 座席にぶちまけられたドライバーは 気が気ではないのだ。
すでに 新しい車両で そんな事例があって。
後始末に 大騒ぎになっていたドライバーさんもいた。
中には 座席を丸洗いしないといけなくて(この時のドライバーさんの被害は、おしっこではなく 大の方をされたとか。)臭いは取れない 座席丸洗いで 水浸しになって 丸一日外干ししないといけなくって このドライバーさんは 座席が乾かないから 仕方なく仕事を後半から年休として 無理矢理帰らざるを得なくなったのだ。

新車になって 快適になるのはいいのだが…。

最悪 ゲロリンパなどをするときに 外に出る時間が 間に合わなかった時は…

座席にするのではなく せめて 足元にお願いしたいのである。

でも でも
できれば 窓を空けて 外にお願いしたい。

車のボディーを ビッチョビチョにされても 水で流せるので まだ 助かるのである。

そうしていただかないと やっぱり グレードが良くなっても 新車に乗り換えるのは 気が重いのである。

No.271 13/09/20 18:08
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80歳のおじいさんが 私の車に乗ってきた。
見た目 そんなお歳に感じないくらい はきはきとして 体格も良く 元気な方だった。

私は 二周りくらい年上になってくると お歳の具合が いまいちよくわからない。

自分の両親より 上か下か…くらいの目安で だいたいの見当をつける。


以前にも ここで申し上げたが 年齢より若く見られるおじいちゃん&おばあちゃんの『年齢自慢』というのが やたらあるのだが(笑)まぁ 元気なこと、いつまでも若々しいのは いいことなので それはそれで良しとしようじゃないか。

今日のおじいちゃんの年齢がわかったのは そういう『年齢自慢』での一節ではなく 永年車が好きで 長く愛用していた という話の中で わかった『80歳』だった。


このおじいちゃん、私に こんなことを聞いてきた。

『結婚してるの?』
は?
『いゃあ~声が若いから。』『20代かな?』
は? は?

思わず
『はい。(笑)』と 答えたくなる 年齢に達してきた 中年の私…なのである。

お世辞…ではなかったかもしれない。
確かに。私は 声は 幼いのだ。(笑)

でも。彼は 私と同じで 彼自身より若い世代は 全部ひとくくりに 適当にそのくらいに見えるだけだろう。(笑)


しかし。

この世界に入って。
最初 20代の頃は ナメられたくないと思っていただけに 年相応に見られることが 嫌だったが 今現在 ぐんと若く見られたら 何故にこんなに嬉しいのだろう…。(笑)

残念な 私…なのである。

No.272 13/09/22 10:54
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今朝の点呼(朝礼)での クレーム報告と注意 ということで こんな事があった。

ある会社で 5台タクシーを呼ばれた。
仕事を終えて 皆さんでお食事会場まで行かれたりしたのではないだろうか。

お客さんの指示で動いたのかどうかはわからないが 一台目の車が 狭い道を走行したらしい。
当然、二台目以降の車も連なる。

離合が難しい場所で どうやら一般車両が先に道を譲る為に 脇に寄ってくれたらしい。

しかし。
私達の車は 5台とも 礼のジェスチャーがなかったらしい。

…という クレームだった。


私達の会社は とにかく地元密着型のタクシーなので おかげさまで 信頼が厚い。
それがゆえに 細かい事に 鋭い指摘が入る。

確かに。ちょっと会釈したりすれば 待った方は 見返りを受ける事になって 気持ちが晴れるのだ、しかも タクシーばかり5台も 行かせてあげるために 停止している、誰かが…せめて 最後のドライバーは 礼を表現するべき なのである。


細かい指摘だなと思ったクレームではあったが それだけ周りに見られている会社だということと それだけ 得ている信頼を裏切ってはいけないのだ という意識を 改めて感じた私なのである。


社会は厳しい。
遅れをとらないように頑張っていきたいと思うのである。

No.273 13/09/22 12:29
転職検討中0 ( ♀ )

今日は 連休の真ん中。
お天気だし 各方面に スポーツ部の試合なるものが 開催されているようだ。

今朝 高校生の女子団体さんが タクシーの定員分毎に分けて 乗車してきた。

タクシー乗り場から その部活生の皆さんのお仕事のおかげで 全部で7台 お客さんになってもらい ある高校の体育館までお送りした。


市内なのだが 一番端っこにあたる高校で 15分強かかる距離。
乗ってる間 若い女の子のノリで 黄色い声で わいわいと楽しそう。
なかなかうるさかったが(笑)『若いっていいなぁ~』とか思いながら 目的地まで送った。

タクシー料金が1780円になった。

助手席に乗っていた女の子が 他の女の子達に こう言った。
『ん~。…みんな、356円!』

早っ?!
早っ!!
凄い!
神だ!(笑)

割り算の計算、実に3秒。

私も彼女の計算の早さに『秒殺』で 脱帽。(笑)

暗算の達人の彼女を リアルに尊敬した 私なのである。(笑)

No.274 13/09/22 17:11
転職検討中0 ( ♀ )

歳のころ だいたい私くらいか 私より5~6歳くらい年上くらいの ご夫婦が 乗り込んできた。


最寄り駅を飛び越えて 急行の止まる駅まで。
暇な時に ありがたいお客さんである。


目的地に着いて、お支払いをしていただく時になる。

メーター料金は 1460円だった。


最初 奥さんが 素早く 1000円札2枚を出した。
お釣りは…540円ね…そう思いながら 小銭を数え始めたら…
『あ! ちょっと待って!』と 言われて 手を止める。

『小銭がいっぱいあったこと、思い出したの。』
あ。そうなのですね?わかりました。


奥さんは 手荷物を腕に下げたままの状態で乗り込まれていた。少し身動きが取りづらい。

『ちょっとあなた、これ数えて。』
左手に持っていた財布をひっくり返して 右手で小銭を受け止めた。
たくさんの硬貨が 手の平で山になる。

旦那さんが100円玉を数え出す。
その時 私は確かに 50円玉と10円玉が それぞれ一枚ずつあったことに気がついたのだが お二人には それが気付かなかったようだ。

100円玉を5枚 私に渡してくれた。

『わざわざ小銭のお支払いでのご協力、ありがとうございます。』
一生懸命お金を数えてくれたお客さんには 私は そう言葉を添えている。

別に (500円玉以外の)小銭はたくさん準備している。だから 本当は困ることはないのだが…。
でも あえて そう言葉添えをしている。

お客さん 二人とも なんだかご満悦なのである。
『ねぇ~?!ずいぶん小銭貯まってたから出してよかったでしょ~?ちょっとでも軽くしちゃってる方が動きやすいってことなのよ。』
『そうだよな~財布、スッキリするよなぁ~。』


…このお二人は まだ 気がついていないのだ。

2000円からのお釣りだと さらに小銭が増えるから 選択としては 間違いなかっただろう。

しかし。
せっかく ピッタリお金があったのだが 気が付かず 100円玉を5枚渡してくれたわけだ。
この時点で 二人は 硬貨が5枚も始末できたことを喜んでいる。

私が そのお釣りに 10円を4枚渡していることに まだ 気付いていないのだ。


その40円を お財布に直した時 結局 硬貨1枚分しか減っていなかったことに気が付かないまま 今日の日を過ごしてくれればいいのだが…。(笑)

No.275 13/09/24 09:28
転職検討中0 ( ♀ )

最近は 穏やかに仕事ができている。

ありがたいことである。

さっきも 歩行者と自転車が交差点にたまっていたので お客さんも乗っていなかったことだし 道を譲った。

10人くらいのうち 半分くらいの人達が 私に会釈をしてくれたことが なんだか嬉しかった。

中には 自転車の発進がふらついて 私の車の方に突進してきて 当たりそうになった人もいて なぜか その人だけは 自分から私の方に寄ってきたはずなのに、
『…💢 危ねぇなぁ💢』
みたいな 怪訝な顔をしていたが…。(悲)


天気もいいことだし。
今日のお弁当は 眠かったから パンにしてもらったから いつもより30分くらい のんびりサボれたし。(笑)


この『いい感じ』を そのまま 繋げていきたと思う 私なのである。

No.276 13/09/24 12:23
転職検討中0 ( ♀ )

さっき 見た光景をお話しようと思うのだが 対向車線で運よくお客さんを乗車できたタクシーがあった。

私は 信号待ちで、
『いいなぁ~仕事やってるよ~』(←ひがみ(笑))
と 思って 恨めしそうに?眺めていたら…。


そのタクシーのドライバーさん、お客さんが乗り込んだ方のドアを閉め忘れて 発進してしまった。
びっくりした。

お客さんが ふらついて もうちょっとで 振り落とされそうになったのだ。


私達の会社での 接客基本用語 として
『ドアを閉めます、よろしいですか?』
というフレーズがある。
これは お客さんの『ドア詰め』を防ぐ為の言葉である。
指や腕や足 洋服や和服の袖口などを 誤って 挟まないように お声掛けをしてから 確かめて閉める、という基本マニュアルがあるがゆえに 私は乗り込まれてからドアを閉め忘れた…という経験は ない。

でも 私は その逆で お客さんが降りられたあと ドアを閉め忘れたことが 1度だけある。

ちょっと怖かったのだ、結構鮮明に覚えている。

ローカルな駅までお送りして そのあと 日報処理を先に行っていたことで 周りものどかで静かだったので ドアの閉め忘れに気付かなかった。
さぁ、行こうか。
車を動かした瞬間 生々しいタイヤの軋む音に いつもより異常にうるさい車のエンジン作動音。
『え?』と 思った 次には、
遠心力が働き 少しだけ開いていたドアが 一気に大きく膨らんで開く。
車が一瞬 その反動で 横揺れする。
ドアがもげそうになる。

勢いよく出発したわけではないのだが 側に障害物があったら 危なかったのだ。

一瞬 ヒヤッとしたことが 昔 あったのだ。


今日 その ドアの閉め忘れの車を見ていたが お客さんがもうちょっとバランスを崩していたら 投げ出されていたような感じだったので 怖かった。


うっかりミスとはいえ 一歩間違えれば大惨事である。


明日は我が身。気をつけようと思った。

No.277 13/09/24 15:38
転職検討中0 ( ♀ )

あるマダムなお客さんと『ガードマンなどの立ち仕事(日中の話)について』の 討論会?になった。


お客さんが 街中を眺めていて ポツリと一言。

『この暑い中、立ちっぱなしの仕事ってのも、大変よねぇ~』
おやっ?お客さん、前々から私も思っていたことですよ。

お客さんの一言に ピクッと反応した私。
『日なたと日陰、大変な方は、いくらか給料って違うのかしら?』
あ~そうですよね。私もいつも謎でした。
よっぽど暑い時 寒い時 雨の時…その時々に応じて 厳しい条件の位置に立たされる時は 何か お手当か、それに相応する何かのメリットが欲しい(というか、与えてあげてほしい)ですよね。

一体 どんな待遇になってるんでしょうか?

あれやこれや お客さんと 楽しく討論になりながら でも 答えのわからぬまま目的地まで到着してしまった。

真剣に考えながら 真相を探りたいのに わからないまま お客さんは降りていった。


『今度お会いするまでに どちらかが回答できるような話ができればいいですね。』と言って お別れする。


よくご乗車いただいているお客さん。

さぁ、宿題ができた。(笑)
知らないことを知ろうと思う時って なんだか楽しい。

だれか?答えを知らないだろうか?(笑)


暑い季節に 影のない場所で立っているガードマンの方、
寒い季節に 日陰で立っているガードマンの方、
雨の時 屋根のついていない場所で立っているガードマンの方、

改めて ご苦労様と言いたい。

  • << 279 ガードマンをやっております。給与は年間一律です。夏季、冬季手当などは一切有りません。制服などは、自費購入です。社会的地位は、最低だと思います。なのに、コンプライアンスに対してはかなり厳しいですね。 引き続き、拝読させて頂きます。 今夏の酷暑は、我々交通誘導警備員にとっては地獄でした。

No.278 13/09/24 16:46
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他社のタクシードライバーさんが タクシー乗り場での待機中に 私に こんなことを話してきた。

『今度消費税が上がった時を機会に タバコをやめる!』

あ。そうなんだ。
やっぱり また 高くなるんだなぁ。

あれ? おや? 待てよ?

タクシー料金って その時 どうなるの?
『そりゃあ、またまた上がるだろう。』
『不景気のあおりを またさらに うけることになるさ。』

えぇ~~~~~?
まじか~~~~?
こんなに暇なのに?
今でさえ こんなに 高いと 敬遠されているっていうのに?

料金が上がったら?
また お客さんが しばらく乗ってくれないじゃないかぁ~~~!(汗)


…あぁ、この地域も 景気が早く戻ってくれればいいのに。

No.280 13/09/26 21:03
転職検討中0 ( ♀ )

>> 279 嬉しいことに ガードマンを生業にされている方から レスをいただいた。
今年も 相変わらず酷暑だったが 給料は全く格差ないようだ。
ちょっと ビックリだった。

本当に お疲れ様…なのだが…きっと辛かったんじゃないだろうか。


私の仕事は 利きが悪いとはいえ エアコンを付けられる 幸せな仕事なんだな と 改めて思うのだ。
クーラーの当たりすぎで ちょっと寒いだの 雨の中傘を差し出しに外に出て ずぶ濡れになってしまっただの 愚痴っていたことが 恥ずかしいのである。

今度 あのお客さんに出会ったら 真っ先に このことを報告したいと思う。
でも こういうのも いい お客さんとのコミュニケーションの時間を保てるのである。

私は 嫌な話で盛り上がるよりも いい話で盛り上がる方が 好きなのだ。

きっと いい話ができるだろう。


情報 ありがとう。
これからも 頑張っていただきたいのである。

少なくとも 私と あのお客さんは 炎天下の中 外で作業しないといけないような ガードマンという職業は キツい仕事だろう と 思っていて 敬意を表している。
ガソリンスタンドや 土木工事 鳶職…まだまだキツい仕事は たくさんあるだろう。きっと危険と隣り合わせの 私の仕事も キツい仕事の一つになるのかもしれないが…。

でも また 私も ここで愚痴りながら 頑張って仕事をしようと思うのである。


みんな 頑張っている。
なかなか『半〇直樹』のようにはいかない世の中だが、いろいろ悩みながら前に進んでいるのだろう と 思うのだ。


今日 娘が iPhoneのガラスをバキバキに割って帰ってきた。💢
どうも 自転車でこけたらしい。
…事故の後遺症なのか?と 思えば 頭ごなしに怒れない。(悲)

修理代が2万かかるらしい。あぁ、また 一生懸命働くしかない…。(涙)

No.281 13/09/27 09:37
転職検討中0 ( ♀ )

>> 103 私達の地域は 年度末に近づいたら 必ず あちこちで道路工事が始まる。 皆さんの地域はどうなのだろうか? あれは お役所が 年度末に予算の組… 一度 私は 『指示の下手なガードマン』の話をしたが…。


じゃあ?

こういった 指示の下手なガードマンも?
手抜きバリバリのガードマンも?
タバコ吸いながら立っているガードマンも?
携帯触ってるガードマンも?


速やかに誘導してくれるガードマンや、
声を張り上げて 仕事に頑張っているガードマンや、
わざわざ一台一台に ペコリと頭を下げて 止めていた車を送ってくれるガードマンや、
一日中 棒を振り回して 筋肉痛みたいになりながら仕事をしているガードマンや、
日焼け真っ黒で シミソバカスだらけで にっこり微笑んでくれるガードマンなどと同じように?


全部 一緒の給料体形なのか???


おかしいだろぅ?



…私達の仕事も 直接 上司には監視されにくい仕事である。

現場で働く者は みんな同じ感じで仕事をしているのだろう。

『同じやるなら要領良く』というのは 結構なことだが 手を抜いてはいけないし 仕事をするのは 世の誰かの役に立っている為の働きだと思う方が正解なんじゃないかな と 思うのだ。


私達タクシードライバーも ガードマンも
一生懸命やっている社員には 花マルをつけてほしいのだ…。


ガードマンの
『暑い日の 日なた手当』
『寒い日の 日陰手当』
『雨の日の ずぶ濡れ手当』

あげてほしいと思うのである…。
そうすれば 手を抜くガードマンさんも 多少は減るのではないだろうか。

  • << 284 小生、実年令65歳で八年のキャリアになります。自分の会社に関しては、いかなる工事の警備においても、給与は一律です。基本午前9時から午後5時が、工事時間であり、五時間以上で1日分となります(最低9時から15時で1日分。業者により2~3時間でも1日分の日報を切ってくれるところも有ります)。 過酷な警備は、道路舗装の片側交互通行の交通誘導です。楽な警備は、建設現場の工事車両の入出誘導です。極端な例で、1日一台だけの入出しかない場合も有ります。 それでも、給与は一緒ですが午後5時までは拘束されます。 警備員は、春と秋の年二回警備業法による、講習を八時間受講しなければ、警備の現場での仕事は禁止されています。その他、諸々の制約が有ります。

No.282 13/09/27 10:41
転職検討中0 ( ♀ )

よく乗ってくれるおばさんで 土地持ち&お金持ち&お孫さん自慢 の お客さんがいる。

姿勢としては 低姿勢な方なので 嫌味的なものは 感じられないのだが…

私は貧乏なので 土地の相続税やら 遺産相続やら 私学の費用に関しても 興味のある学校や相場くらいしか知らない。

しかし いつも このおばさんが乗って来ると 決まって その手の話になる。

わからないことだらけで 話が繋げることが難しい。
なので たいがい『聞く側、質問する側』になる。
しかし それもネタ切れになる。
おばさんは しゃべりたい人なのだが うまく説明ができない人なので 何を聞いても 記憶に残らないし 分からない(理解できない)話で 終わってしまうからだ。

なので 今日は 全く違う話に挑んでみた。(笑)

最近よく行かれている病院の話をしよう。


話は順調に進み出した。(笑)
『以前に行っていた大病院の先生が開業されたからねぇ~、それで そこに行くようになったの。』
『朝一番で並びに行っても 診察が昼過ぎになったりするのよ~…あれ?』
ん?なんですか?お客さん?
『あ~ここにもマンション建つのねぇ~。だんだん田んぼがなくなるわねぇ~』(←以前の土地は駐車場だったのだが…そんなツッコミは言わない)

…それからまた 延々と 土地転がしの話になってしまった。

相変わらず 話してくれる説明が 全然理解できない。(笑)


仕方ない、
今度 暇な時に お役所に行って その手の話を聞いてこよう。


お客さんが好む 会話内容が せっかくわかっているのだ、あんまり興味はないが せめて受け答えはできるくらいの知識を入れておく努力はしよう と 思うのである。


そして。
お客さんには 説明ができるような話術を学んでいただければ 幸いだ と 思うのである。(笑)

No.283 13/09/27 15:03
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私は 声が 少々幼い。
そのせいで? よく『何歳になったの?』と 聞かれる。

こちらは『歳なんか聞いたって それが何なんだろう?』などと思うのだが とにかく よく聞かれるのだ。

たぶん『若い女のドライバーは珍しい』という理由から そんな質問になるのだと思うが…お客さん方、残念でした。(笑)
私はすっかりおばさんです。(笑)


若いお客さんには あまりボケることはしないが 自分よりずいぶん離れた年齢のおじいちゃん&おばあちゃんには、年齢は適当に答えて お約束の一言、
『昔は若かったんですけど。(笑)』

なぜか?これを言うと ウケる。(?)

こちらも ウケるなら 言わせていただきましょう、とばかりに 30代の頃から 言い続けてきたが…。

オヤジギャグ的なノリなのだろうが…

今だに 自分で言っていながら 何がそんなに面白いのか?わからないのである。(笑)

No.285 13/09/28 00:07
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《休憩》
先日の休みの日 息子とカラオケに行ってきた。
二人で。(笑)
ボカロ特集と称して 二人でボカロを歌いまくってきた。(笑)

皆さん、『ボカロ』というのを ご存知だろうか?
『ボーカロイド』といって コンピュータで作りあげた声と音楽を組み合わせて作った曲 である。

息子が アニメオタクで その流れで ボカロ曲を知り、私が好きそうなノリのいい曲を 息子がチョイスして それを覚えて たまにカラオケに行って ストレス発散をするのである。

普通の歌手の曲と違って ボカロの曲というのは 基本的に 人間の声の音域を気にしないで のびのびと曲を作っているので 独創性がある という感じが 私は好きだ。

息子は マンガの話の内容をアルバムにしている曲というのがあって そのマンガのストーリーが そっくりそのまま歌詞になっているから それが好きなのだという。

息子が好きな ある曲の話だが ストーリーの中で 自殺をしてしまった女の子の気持ちを書いた歌がある。
メロディーも いい曲だ。
私は それを歌うことにした。
さすがにボカロ曲である、息継ぎを考えていない曲だし キーが高いし低いし…。
静かな曲なだけに 難易度の高い曲だ。

でも 息子が好きな曲だから できるだけ丁寧に歌ってみたかった。
私の中で とにかく真面目に 感情をこめて 歌ってみた。

私は素人なので さほど上手くは歌えていなかったと思ったが 歌い終わって息子を見ると 泣いていた。

下手な歌だっただろうが この歌が好きだ という息子に捧げた…といえば 大袈裟だが でも 気持ちは息子に伝わったような気がした。


日頃 この仕事をしていたら 会話が噛み合わなかったり 思っていることが伝わらなかったり 勘違いがあったり 立場上の上下関係の難しさに悩むことがある。

人間と向き合うのって 結構大変だ。

でも しっかり相手のことを思って 誠心誠意対応していけたら きっと報われるんじゃないかな と なんとなく 泣いている息子を見て 思った。


息子は マンガキャラの その女の子の自殺が 読者ながら辛かったという。

悩める兄弟の支えになっていたその女の子が それを背負いすぎて? 自殺したらしい。
だけど いつでも見守っているよ という歌詞。

このストーリーの女の子の気持ちを代弁して 息子に伝えることが出来たのなら 大成功なのである。

いずれ 思いは 報われる。

No.286 13/09/28 04:21
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>> 284 小生、実年令65歳で八年のキャリアになります。自分の会社に関しては、いかなる工事の警備においても、給与は一律です。基本午前9時から午後5時が… 嬉しいことに いろいろと為になるし また 驚く現実を学習できる 警備員のお仕事についての 返レスをいただいた。

どの職業にも 不条理なことや 理不尽なことが あるのだなぁと 思った。

元気で仕事ができるだけでも ありがたい。

楽な仕事なんて 結局 どの仕事にもないのかもしれない。

みんな 頑張っている。
私も 負けるわけにはいかないのである。


いろんな 確かな情報を ありがとう。
ガードマンの仕事 大変だということは とっても良くわかったのである。

これから先 私がお客さんと この手の話に花が咲く度に 私は レスをいただいた内容を語り継ぐことになるだろうと思う。


私は 頑張っている人の話を 聞いたり 伝えたりするのが 大好きだから…である。

No.287 13/09/29 11:33
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私は ちょっとだけ英語が聞ける。ほんのちょっとだけだ。いわゆる『聞き取り』が なんとかできるというだけだ。流暢に話すことなどできない。

6歳くらいから洋楽ばかり聴いていたせいで 耳が慣れているというだけだが 大きくなって 単語を学んで 意味を知ると だんだん何を言っているのかが分かるようになってきた。(という程度。だから 喋ることは出来ない。笑)


タクシーに乗ってくるお客さんは 意外にも英語を使われる方が多くいらっしゃる。
最近では 若いお兄ちゃんでも 流暢に英語を話しながら 外国人の彼女と会話を楽しんでいることも 少なくない。

英語は国際語。東京にオリンピックが決まったこともあり 今から さらに 英語力を身につけようとする人も出てくるだろう。
結構な話だ。
私は なかなか そこまでの学力が及ばないが 少しずつ 語学力を見につけていきたいなぁとは 思っている。


ある時のお客さん。
外国から来られたっぽい方。空港から お迎えに来た社員さんと乗り込まれてのお話。

お迎えに来た日本人の社員さんは 話しぶりは『カタカナ英語』で いわゆる日本人の発音だったが 海外に多く出張なさっているのだろう、話の内容は とても スラング有り、ボケ&ツッコミ有りで 話題提供には 素晴らしい応対だった。
私は 聞き取れるが 会話力がないので『英語わかりません』状態で 乗務している。(笑)
違う国の言葉が話せなくても『サンキュー』と 言わずに『ありがとうございました』で 思いは通じるのだ。実践していても それはわかるので 全く日本語がわからないネイティブのお客さんだけが乗り込まない限り わざわざ英語では応対しない。

横に通訳の方がいる時は 英語はわからないドライバーになる。(笑)

外国のお客さんの話を ざっくりと聞いていると、日本のタクシーは まず 自動開閉になっていることが凄いらしい。
車が総合的に綺麗ならしい。
セキュリティーも 緩いのに(金網など張ってない)その割には犯罪率が低いのが 平和的だ、と 言われているのを よく耳にする。

日本人は欧米人と比べると 歳が幼く見られがちなこともあって『こんな幼い女の運転手に任せて行き先が分かるのか?』と 不安がられていた時は うっかり『私は(当時)キャリア10年で、目的地へは普段からよく行っているので大丈夫です。』と 答えたばっかりに質問攻めに遭い大変だったことがあった。(笑)

No.288 13/09/29 13:20
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前ページの続編 になるだろうか、英語での会話の話である。

20代真ん中くらいの ある若いカップルが 手を挙げてくれて 私の車に乗った。
お兄さんは日本人、お姉さんのほうがアジア系で 日本語が全くダメっぽかった。

お兄さんが私に(もちろん)日本語で話す。

行き先は 隣街。
私は 現在地から その隣街までの最短ルートを 頭のナビゲーションシステムを フル可動させて割り出す。
よし 決まった。まずは右だ。
確認を取ろうと まず 右にハンドルを切りながら喋ろうとした 一瞬手前で お兄さんが 言った。
『あ、右じゃなくて 左ですよ?』
え?遠回りになりませんか?大丈夫ですか?
『あ、じゃあ、道は僕が言いますから。』
では、お願いしますね…。と いうことで 言っていただくことになる。

あとは 二人の会話を邪魔することなく仕事に集中…できないのだ。(笑)

二人は英語で喋っているのだが…ビジネス用語でもなく 簡単な日常会話なので 何を話しているのかがわかるのである。

こんな感じである。
女『何?この人場所わからないの?』
男『そうみたい。』
いえ、わかりますよ、隣街ですし。
女『そう。で?大丈夫なの?』
男『大丈夫だよ、仕方ないから僕が言ってあげることにしたから。』
そりゃあ お願いしますよ、全く反対の方角言われたら こちらもよくわからなくなりますから。
女『タクシー乗ってるなら道は分かってて欲しいわよね?』
男『そうだよな?僕が教えてあげなかったら 彼女はどうしてたんだろうな?』
さっきから ことごとく遠回りの指示をされてますよ、裏道使えばもっと安く到着できますよ。

…そこで 裏道提案を試みる。
『こちらからの方がお近いですよ。』
男『いや、ここからで大丈夫です。』←日本語。

女『彼女、なんて言ったの?』
男『近道がある、と 言ったけど 道が分からないのに近道って言われても…僕が分からなくなるしね。』
そうなんですよ、お客さんの方が 広い道しか 知らないだけなんですよ。


たぶん 7~800円くらいは回り道をした。
でも お客さんは 納得されていたし 彼女は 彼氏のことを『デキる男、頼りになる男』という感想を述べていた。

結果的に トラブルなく スマートに仕事が片付いた こんな時は 道を知らなかったダメなドライバーになってしまっていたことを そういうことにしてていいんじゃないか と思う私なのである。(笑)

No.289 13/09/29 14:56
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私の『ちょっとだけ出来る』シリーズ?(笑)の 話題になるのか ならないのか? は わからないが

『こんにちは』と、
『大丈夫』と、
『ありがとう』の 3つだけ 手話ができる。(笑)

『できる』と 言葉にしたら 怒られるだろうから 言い直す。
『知っている。』←こっちの方が適切。(笑)


手話を『知った』きっかけは 学生の頃 電車の中で シーンとしている中 ある二人の男性が 手話をしながら話していた。
とても楽しそうで 二人で大盛り上がりだった。

ただ 単純に 手話を知っていたら 彼らの楽しい会話が聞けて 私もまた 楽しかったのではないか と 思ったことと…
音がない世界で生活する人達に出来て 音のある世界で生きている私達には出来ない技 というのが なんだか あの時に かっこよく映ったのである。

覚えて損なことはないだろう、上手くできるようになれば 誰かの役に立つこともあるかもしれない…という理由で 本屋でテキストを買って 手話のテレビ講座を見て聞いて 自力で覚えた。

それが高校生の時の話で それから以降 特に手話に関わることがなかったり アイウエオは全部覚えたら難しかったから せめて自分の名前だけでも…と 自己紹介ができる手話だけ 覚えた。

なにせ 半年で 詰め込んだ自主学習だったので いろいろ覚えたつもりだったが すっかり忘れた。(笑)しかも 結婚して姓が変わったので 自己紹介も出来なくなった。(悲)

私の学習能力の程度に落胆…。(笑)


この仕事に関わって 何人かの 聴力に障害を持つお客さんに 巡り会った。

皆さん メモ用紙に 行き先を書いて 見せてくれる。
こちらも 分かれば 手でOKのサインを 分からなければ 何かメモ用紙に書いて 返事を書いて貰えばいいわけで 別にこれといって困る仕事になど ならない。

でも もうちょっと しっかり手話を覚えていれば もっともっと会話ができるのに…と 悔やんでいる私なのである。

でも この3言だけ…せめて お礼だけでも手話で対応したい…と 手話で話すと どの方も 手話で『こちらこそ、ありがとう』と 反応してくれるので 私は嬉しいのだ。

手話を使って 自身の言葉として活かしている人に 手話で反応してくれる ということは その方が直接本心で語ってくれている ということなのである。


今は時間が作れないが またいつか手話の勉強をやり直したいのである。

No.290 13/09/29 17:34
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60歳くらいのおばさんが 私の車を覗いて こう言った。

『あなた、「早起き会」というのをやっている会場、知ってる?どのタクシードライバーに聞いても 知らないって言われるのよぉ~。』
そりゃあ 知らないだろう、会合の題名だけでは わからないのだ。

どこかの団体が その時だけ会場を借りて そしてそういった会の名称が ボードかなんかに書かれる…くらいなもので 所詮タクシードライバーである、街中の全ての会合が どの場所でやってるか?なんて わからないのだ。

ただ 私は ちょっと考えてみた。
このおばさんの身なり、集合時間、タクシーで行けば近いが 歩けば遠い という説明、過去に会合に出向いたお客さんが口走っていた言葉の記憶…
そうだ、いつか『早起き』が どうのこうの 言っていたお客さんがいた。
『〇〇会館…でしょうか?』
『あぁ!!そうよ、そんな名前の建物!』
反応が良かった。
きっと 間違いない と 思った。

待ち合わせに遅れたのだとか。
せっかく出てきたのだから せめて顔だけでも出そうと思ったらしい。

近場で ワンメーターで行ける距離。
効率の悪い時のご乗車だったが 行き先がわかって 一安心、愛想よくご乗車する。

『…え?さっきの大きな交差点、右じゃなかったの?』
あれ?おいおい、行き先が やっぱり違うのか?
私は お客さんの言った道の付近に集まれそうな会館や宗教団体などの名称を 片っ端から尋ねた。
でも イマイチ ピンとこない感じ。

私は 初回に お客さんが 会館の名前に 素直に反応した あのインスピレーションを信じることにした。

間違えたら ワンメーターだ、仕方ないが 自腹で被ろう、と 強行的に 思った通りの 最初の目的地を迷いなく連れて行った。

『あれ~?ここであってる。あれ~?』
どうやら お客さんのほうが 道を勘違いして覚えていたようだ。
私の選択は 正しかった。


このあたり 勘とキャリアがものを言った形になった。
失敗にならなかったから まぁ 良かったが これが失敗して 読みが外れたら…クレームになる。

タクシーに乗る時は しっかり目的地が言える状態で 乗っていただきたいのである。

No.291 13/09/29 19:16
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今 目の前にある車のナンバープレートの上に いる トカゲは?

リアルか?

ダミーか?


リアルなら 振り落とされないだろうか?

ダミーなら よくもこんな精巧に作られたトカゲがあって 車にひっつけているのも…なんだか楽しいが。


本物か偽物か?
…どっちだ?


仕事中に 仕事以外のことで 頭が一杯になることが まれにあるのである。

No.292 13/10/01 12:06
転職検討中0 ( ♀ )

季節は秋。10月に入った。
日中は まだまだ暑い日差しが照り付けたりもするが 朝夕は 随分涼しくなってきた。

涼しくなると とたんに『用無し』にされてしまう タクシーという乗り物…(涙)

…まぁ この際 その辺りには触れずに話を進める。だって 毎年 秋は暇だということは承知だからである。(笑)


街中を走っていると だんだんと紅葉を思わせる木々の彩りを感じる。
実際 仕事ではあるが いろんな場所に走るので 紅葉を目に映せる『お得感』みたいなものがある。

さらに そんな季節ならではの人の動き、お客さんの層にも 変化がある。


毎年 写真家の方が 報道陣顔負けの機材を持ち込み タクシーに情報収集されながら シャッター場所を探す方がいたりする。

私達の街は 特に観光地もなければ 壮大な自然があるわけでもない。しかし 『有名処はどこも人が一杯だし いいアングルって決まっちゃうから どんな写真も個性が出ないんだよね』と 話しながら 私達の車に乗って ローカルな場所で『ホンモノ』の腕を磨くために この街を訪れる人がいる。

私達の街は 中途半端な街だから(笑)都会にも中途半端に近いし 全国区で有名な観光地にも 中途半端に近い。
タクシーでちょこっと走れば 名高い滝なんかがあるし 私達の街には 毎年白鳥が降り立つ池があったり 世界遺産のある地域も 少しタクシーで走ればあったりするのだ。

中途半端ってのも タクシードライバーにとっては 悪くないのかもしれない。(笑)


街には 並木道や ため池周辺や 花見処 などで 紅葉を楽しめるエリアというのが やっぱりある。

観光地の もみじの赤も 見事だが 〇〇さんちの桜の木の赤も △△通りの銀杏並木の黄色も 街中でだって 立派に紅葉していて 素晴らしいのだ。

仕事中 紅葉した木々のトンネルになっているような道を通る時は ワクワクする私なのである。

美しい自然を 目に焼き付けることが出来た時 私はかなりテンションが上がる。その後 タクシー乗り場に並びに戻ると 長蛇の列…上がったテンションが一気に下がるのが 身体に悪くないだろうか? ちょっと心配な 私なのである。(笑)

No.293 13/10/01 16:23
転職検討中0 ( ♀ )

デイケアやデイサービスなんかを利用されている ご年配の人…どなたかの手や力を必要とされながら生活をしている人 についての話である。

ある時のお客さんで 一人暮らしのおじいちゃんと デイサービスから来たおばさん の 二人組でのご乗車。

仕事内容的には 言われた病院まで 普通にトラブルなく ご乗車できた という話なのだが…このおじいさんが『ヘルパーさん泣かせ』なのだ。

ヘ『…だからお着替えしましょう、って言いましたのに…』
爺『わしゃあ、このズボンが気に入っとるんじゃ!』
へ『あ~あ、階段降りたら 少し緩んじゃいましたね~大丈夫ですか?』
少し尿漏れした模様。
爺『放っておいてくれ!』
へ『奥様も あのおズボンのほうがお似合いだとおっしゃってましたよ~』
爺『わかっとるんじゃ、そんなこといいよっての、ちっとも似合ってないんじゃ。それは着替えろと言ってるだけのことじゃ。なんで?そんな面倒臭いことしないといけない?わしがいいって言ってるんだから気にせんといてくれ!』

後ろで やいのやいの そんな会話が繰り広げられていた。


お客さん達が降りた時 ちらりとおじいさんの服装を見た。

あ~なるほど。ヘルパーさんは 親切で着替えさせたかったのだな。もう何日も着替えてなさそうな 真ん中だけ やけに黄ばんだズボンを履いていた。
おまけに 先程 少量の失禁で 明らかに濡れている。もうちょっと量が多かったら タクシーの座席がヤバかったわけだ。

体調不良や お一人での入浴ができないお客さん というのは たくさんいらっしゃる。そのために体臭がきつく残ってしまうことも こんな仕事柄、珍しくないし それを嫌がる私ではない。いろんな事情がおありだ、私は どちらかというと そんなお客さんには 優しいタイプのドライバーだと思うのだ。

でも こういう 妙に頑固だったり ただのズボラだとか 単なる不衛生なだけ というご老人は やっぱり ちょっと違う と 私は思うのだ。

仕事とはいえ 皆 相手を思い、言葉をかけている。私だってそうだし、ヘルパーさんもそうだと思うのだ。
ただのわがままで したくないことは 頑なに拒否をして そういう頑固な方に限って 言う通りにやって欲しい事は山のようにあったりして それが完璧にできないと クレームをつけることが多い。

私はタクシードライバーだ。
特に事情もなく ただ単に不衛生なお客さんは嫌いなのだ。(笑)

No.294 13/10/01 20:30
転職検討中0 ( ♀ )

今日もまた 行き先の全くわからない状態のお客さんが 乗ってきた。


2つ隣町の 小さな?町医者に行く とのことだが…
先生の名前が『〇〇』で 『~医院』だか『~病院』だか はたまた『~センター』やら『~診療所』やら の 名称が わからない。

住所も電話番号も わからない。

姉の入院先 なのだそうだが…しかしまぁ よくもまぁ 全く行き先が ご自身で分かっていないのに タクシーを電話で呼ぶもんだ。
私だったら そんな曖昧な行き先を ドライバー任せで依頼なんて 絶対出来ない。

でも 私はプロである。いちいちそんなことで 逆ギレするほどバカではない。
裏を返せば それだけ信頼が厚い ということなのである。
私は その思いに きっちり応えてあげようと さほどありもしない知恵を一生懸命振り絞る。(笑)


『ちょ~っとだけ時間いただきますよぉ~』
本来、仕事中 携帯は触ってはいけないのだが どうにも情報が薄いので ガラケーを使って 検索を試みた。


『近くに国道がある』
『警察の檻がある』←檻ってなんだよ?(笑)たぶん拘置所だ。
『姉が入院』小さな診療所ではなさそうだ。
『姉は骨を折って手術をして、その後転院』
リハビリの施設があるはずだ。


国道沿いに拘置所があるエリアは知っていた。だから たぶんそのあたりだ。
入院のできるリハビリセンターが完備している病院だから たぶん必ず検索にはヒットするだろう。


勘は当たった。
見事にヒットした。

住所だけ控える。
住所さえわかれば 行ける私なのである。


新しいリハビリ病院だった。
なぜか 変に奥まった場所にあったから 目指して走っていかないと 遠目からでは なかなかわからない場所だった。


お客さんは 喜んでくれた。

『あなたが女の運転手さんで良かったぁ~』

…え?
喜んでいるのは そこですか?お客さん?


…まぁ 間違いなく行けて よかったのである。(笑)

No.295 13/10/04 09:50
転職検討中0 ( ♀ )

私の会社の営業所内には 女性乗務員が 現在4名いる。
ちょっと少ない。
一番マックスでは 11名在籍してた時期もあったので それと比べると ちょっと淋しい。

今は不景気のあおりをモロに受けている職業なので なかなか新しい仲間が増えない。

下手に増えると ライバルが増えるということになって やりにくい という思いも 若干あるのだが…。


私には 仕事のキャリア的には後輩さんだが 人生の先輩にあたる 女性乗務員さんが 一人いる。
とても仲良くしていただいている。

いろんな荒波に揉まれてきた彼女は 自分らしさを大切にするし とても度胸のある人物である。
彼女と話をすると 『目からウロコ』の時があったり『なるほど』感心することがあったり いろんな壁にぶちあたる度に『あるある』同情を投げかけてくれるのだ。

私は 今 生きていく為の いろんなノウハウを 彼女から学んでいる。


実は。
営業所内では数少ない女性乗務員だが 周りの同僚の皆さん方には 仲良しがバレないようにしている。
彼女は ある女性乗務員さんが 大嫌いで その愚痴を私以外には誰にも言わない。
その嫌いな女性乗務員が とにかく目について ストレスが溜まり 毎回爆発しているのである。
極秘機密である。
私個人的にも その問題ありきの女性乗務員のことは 良く思わない。
もちろん 理由があるのだ。

ここで 詳しく理由を話すのは控えるが とにかく 彼女は その女性ドライバーが大嫌いで 必ずストレス発散の為に 話題になる。それを聞くことで 私もまた ストレス発散になっていたりするのである。(笑)

私は 同じ会社に20年在籍しているわけだが 彼女は 何社かのタクシー会社に転々としていて 現在は この会社に落ち着いている。
あと一年で定年になる。がむしゃらに働かなくてはいけない時期を 間もなく終える。それから以降 延長制度を利用し のんびり仕事をしようと思うならば 大手の 顧客数の多い この会社にいるのが 安定していていいだろう と 思い やってきた。

他のタクシー会社では 運行管理責任者として主任クラスで活躍していた 女性乗務員のエリートだ。


ここの会社に入って。
『看板が大きいだけで それに乗っかって ズボラな仕事をしている乗務員や上司が多すぎる💢』

地道コツコツ派の彼女は とてもお客さんから愛されている。

私は 彼女の努力家なところが大好きだ。

No.296 13/10/04 12:15
転職検討中0 ( ♀ )

前ページの 女性乗務員さんの秘密交流の話 である。(笑)

私と彼女は まるっきりシフトが違う。
私は朝8時から深夜2時までの勤務だが 彼女は朝5~6時(早出呼び出しというのがあって 予約がある日は早めの出勤になる)から深夜0時までの勤務だ。
出る曜日がズレているので 私が出勤日には彼女はおらず 彼女の出勤日には私はいないのだ。
出番が全く違うので 必然的に 社内で仲良くしようにも 会うに会えないので 周りの同僚は 皆 私と彼女が仲良しであることは知らない。←というのが 秘密めいていて いい。(笑)

この 秘密めいたお付き合いが 信頼感を高めていたりする。
ちょっとストレスが溜まったことがあって お互いで愚痴っても 周囲に漏れない上に 発散ができるわけだ。
彼女は主に 今の会社批判をぶちまけることが多く 私は 彼女から 悩み事のアドバイスをしていただくことが多い。


彼女と私の休日が重なった時 1~2ヶ月に一回くらいの割合で 私達はプライベートな時間を利用して ランチタイムを共にする。

彼女は 私の母親と同じくらい歳が離れているが この職種のキャリアとしては上である私のことを 上手に丁寧に嫌味なく持ち上げてくれる。
普段 丁寧に接客されているであろう技なのではないか と 思わせる。
彼女の 私に対する態度 話し方 考え方 アドバイスの仕方は 総てに及んで 私のこれからの生き様や仕事のやり方に 活用されているのは 言うまでもない。


この仕事は 直にお客さんと向き合い しかも 危険と隣り合わせの 意外にも神経を使う仕事だったりする。


私は 彼女の力を借りて この仕事を頑張っている。

最近 暇で『この仕事も考え時 なのかしらね?』などと 二人して口を揃えて愚痴っているが…。

私は それでも あとひと踏ん張り 頑張ろうと思うのである。

No.297 13/10/04 13:06
転職検討中0 ( ♀ )

『…おぅ、俺。今タクシーに乗ったから。…うん、…うん、そうだな。じゃああと10分くらいで。』
後ろで そんな電話をしていたお客さん。

『カエル(帰る)コール』だ。

メール機能が普及し だんだん電話通話自体が少なくなってきた時代になってきたと思う。

しかし 私は こんな時代でも リアルが一番だと思うのである。


カエルコールは なおのこと メールではなく電話ですればいいのに などと思うのだ。

メールに気付くことが出来なかった時の カエルメールは 残念だからである。


そう思っている私は このお客さんは 優しいなぁと なんだか暖かい気持ちになった。

このお客さん。
次もまた 電話をかけている。

『あ~俺だ。ちょっと会議が長引いて遅くなったから会社で残業してから帰るから遅くなる。…ん。じゃあ。』

…ん~。あ~。そうですかぁ~。
まぁ いいです、私は聞かなかったことにすればいいだけですから~。
あ~。でも……そ~なんですかぁ~。みたいな。(笑)

No.298 13/10/04 16:53
転職検討中0 ( ♀ )

私は 電話をかけた時や電話に出る時 まず最初に ありきたりだが『もしもし?』と 第一声が出る。
いきなり話をすることは ない。


20代の頃 弟が電話をかけてきた時に 私が『もしもし?』と 言葉にしたら『カメよ。』と 返されて 『もしもしかめよ、かめさんよ♪』をパロってるのだと聞かされて 大爆笑。(笑)
それ以降 今現在も 自分が『もしもし?』と 言った後が続かないだろうか?密かな期待を抱いている。(笑)


しかし。もう古いのだ、誰も『カメよ』『カメさんよ~』とは 言ってくれないのだ。(悲)

だんだん話がそれているので 元に戻そう。

タクシーに乗る たいがいのお客さんは 電話が繋がった時の第一声は やはり『もしもし?』だったりする。
しかし 携帯の普及率があがり かけてきた者の名前が分かる時代なのである。
『もしもし』を 言わないお客さんも ずいぶん増えたのだ。

…何が申し上げたいか?お分かりだろうか?


私は 前を向いて 車の動く音や 生活音にまみれながら 運転をしているのである。

急に電話口で しゃべっている内容が いったい 誰に向けてしゃべっているのか?わからない時があるのだ。


例えばのエピソードである。

『うん、うん、…あ、それじゃない、ちがうちがう!』
うん、うんは 声が小さくて聞こえなかった。
いきなり『それじゃない、ちがうちがう!』と 聞こえて 急ブレーキを踏む私…。


『…あのさぁ~今どこよ?』
素直に 現在地を報告して 電話だから黙れ と 言われる私…。


『~そうですよねぇ~。あ、はい。お世話になります。』
へ?お世話に?なる?
…さっきまで 私としゃべってて そのまんま かかってきた電話に出たら こんな感じになるのかぁ。
私としゃべっていたのは『そうですよねぇ~』のところまで だな。

などなど。


ちょっと まぎらわしい時があって 慌てる私 なのである。(困)

No.299 13/10/04 23:39
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仕事が終わってからの 打ち合わせ会 みたいな お食事会&飲み会 が 終わったグループからの タクシーの呼び出しがあって お迎えにあがった。

お店の前で 立って 待つ。
夜なので 若干暗がり。


予約をくれた時間より 15分程遅れて お客さんがぼちぼち出てきた。
しかし タクシーを利用する 肝心のお客さんは トイレで まだ 出て来ない。

部下の人達が その上司を 私を含めて円陣になって待つ。
暇を持て余した 部下の一人が お酒に酔った勢いで 私に なんだかんだと誘ってくる。

部下『運転手さんは 彼氏いるの?』
暗いので 若く見られたらしい。いいことだ。(笑)
私『はい。ダーリンがいますっっ!』笑顔で答える。

部下『まぁ、いたっていいじゃないですかぁ。(笑)お仕事終わったあと、どーです?(笑)』
私『(笑)そうですね。仕事終わって帰ってから 娘と相談して考えてみます。(笑)』

部下『え?娘さん、いるんですか?』
私『はい。16歳には見えない16歳の娘がいます。(笑)』
部下『へぇ~そうなんだ。僕も22歳の息子がいるんですよ。(笑)』
私『そうなんですね?(笑)じゃあ、息子さんと うちの娘を引き合わせてるほうが 形的にはいいんでしょうかね?(笑)』
部下『え~?僕、娘さんでもいいですよ~、僕、19歳の娘もいてますから~。ずいぶん娘と話合わせるのに勉強してますから~きっと大丈夫ですぅ~(笑)』

まぁ こんな調子で ばっさり切り捨てるわけでもなく お客さんのペースに見合った 適当な話の反らし具合で うまくお誘い話を知らぬ間に反らすことに成功。(笑)

お客さんは とにかく上機嫌。それを維持させながら やんわり話を反らしていくのは なかなか難しい。

たぶん お酒のせいで 調子に乗って そんなことを言ってるだけなのだ、いちいちまともに対応しないが ある程度は 乗っかって話を合わせてあげると お客さんは 結構 納得する。(笑)


お酒の勢いで 軽いノリで 私にそんな話をしてきたお客さんだったが きっと本当は 家族思いのパパなんだろうと思った。

なぜか?

彼は『娘と話を合わせる為に』努力をしているパパだと言ったから である。

きっと 飲み屋さんでも モテるだろう。
こんな さっぱりとした 絡みばかりの酔っ払いさんばかりなら 私もそんなにキツイと思わないのに…(笑)

No.300 13/10/06 08:51
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私はいつも 約45分前に職場に到着している。
今朝もやっぱり 早めに職場に着いて 運行前準備や点検を終え 時間に余裕を持たせて 事務所に入った。
事務所の中に 飲み物の自動販売機があり 紙コップの飲料の販売機があるので 私はそれを愛用している。

ちょっとした 仕事前のひととき。
私の出勤時間と同じ同僚の皆さんは ほとんど そんな感じで 出庫前に余裕を持たせてから 仕事に臨んでいる。


この自動販売機、当たりくじ付き なのである。
約70杯に一回 入れた料金が戻る(無料になる)システムになっている。

たまに 誰かが当たるのだ。70~100円の世界だが 誰でも当たると 小さな幸せを感じて 嬉しいのだ。

私が購入した時は なかなか当たらない。
しょっちゅう その自動販売機を使うが まだ一度も当たらない。

私の次に 事務所にMさんという人が 入ってきて その販売機でコーヒーを買って飲むことが多い。

朝のリズムが たいてい同じ流れだから だいたいいつも 私が販売機を使った後に Mさんが買う順番のパターンになっている。


ギュイ~ン、カチッ、ガッチャン、…チャリン。

ん?なんだ? 最後のチャリンは?

『あ! Iさん、(←私のこと)ごめ~ん。また当たったぁ~(笑)』

そうなのである。
このMさん、私の次に いつも販売機を使用して 今朝で 当たって3回目 なのである。

いつも 私がおいしくコーヒーブレイクを 一足先に楽しんでいる時に その横で 当たるのである。

なんでだ???
どうして?いつも 私の次に当たるのだ?
あと一回 私のほうが遅く買っていたら 当たるはずなのに?
なんなんだ?このタイミングは?


『え~~~(悲)まじですかぁ~~~?』←後輩さんだが 歳が上なので 敬って 敬語。

朝から テンション急下降の私 なのである。


ちなみに Mさん、
朝にいい事があった時は 仕事では なかなか運が巡ってこない と 言う。

…何が『当たり』か なんて 本当は わからないものだが…


私も 一度くらい コーヒーをタダで飲みたいのである。(笑)

No.301 13/10/06 12:36
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《悲報》
かつて お笑い界のトップクラスに君臨していた スケバン桜塚〇っくんが 交通事故で死亡した という情報が入った。

特にめちゃくちゃファンだったというわけではなかったが 男性なのに なかなか美しかったし まぁまぁおもしろかったので テレビを見ながら よく 笑わせてもらった。

なんだか 残念なのだ…。
交通事故… 健康体を 一瞬にしてダメにしてしまうのである。

高速で移動している鉄の塊に 人間なんかが当たったら ひとたまりもないのである。

私は 仕事柄 リアルな事故現場に よく遭遇するが お医者さんが こんな状況から手術で治していくのか…そっちの方が凄いぞ と 思うくらい 人の身体なんて もろく ぐちゃぐちゃになるのだ。

娘も 事故した時 足が破裂して 中の肉がミンチ状態になっていた。気持ち悪い表現だが 事実なのだ。

おうちで 彼の帰りを待っている ワンちゃんがいたそうだ…。悲しいのである。

ご冥福をお祈りいたします。

No.302 13/10/06 14:35
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お客さんの中で お歌自慢をされる方がいる。
趣味の枠を越えて CDを作ったり いろんなコンテストなんかで優勝荒らしをしていたり 歌が上手いことが更なる夢を引き起こし カラオケスナックを経営したり…と 様々である。

いくら自主制作とはいえ レコード会社からのサポート付きで CDを出す というのは やっぱり凄いのである。
私は 演歌には興味はないが でも 歌の上手い下手は わかる。

でも もっと凄いと思うことがある。

売り込み方法だ。(笑)


タクシーに乗って 自分は歌手だ、上手いのだ、というアピールが ハンパない。(笑)

アピール度合いの濃い人は いきなり後ろで歌い出す。(笑)
結構密室だから 上手いのはわかるのだが ちょっとうるさい。(笑)


ずいぶん前は 有名な歌手が この車に乗った。
最近は鳴かず飛ばずの この歌手、酔った勢いで かつてのヒット曲を 大音量で歌いだす…。

ん~うるさい。
でも さすがに上手いのだ。(笑)

私は 彼女の歌を よくカラオケで歌う。
うるさいついでに 一緒にハモってやろうか と 思った。(笑)


そうすれば。
CD出してなくても タクシードライバーであっても そこそこイケる歌い手さんがいる と 思っていただけたりするかも?しれない?(笑)


ヒットするか しないか は ただのタイミングだけなのかもしれない。

有名な歌手でなくても 歌が好きで 何年も歌っている素人さんやセミプロは 世の中にたくさんいるのである。

No.303 13/10/06 15:30
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最近 殺人的に 暇。なのである。

余りにも暇をもてあそんでいて ボケてしまいそうなのである。(笑)


昨日は この周辺の 小学校が 運動会だったようだ。
皆さん、お疲れなのだろう 街中に人が歩いていない。

あ~ねむたぁ~。

タクシー乗り場の待機場で 居眠りは 禁止なのである。
つ…辛い…のだ。

No.304 13/10/06 17:56
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最近の携帯電話での着信音は たくさん種類があるんだなぁ。

しかも 音が 抜群にいい。

ドノーマル的に 昔の黒電話調の音もあるが それにしても 玄関口で 音が見事に跳ね返っているかのごとく 澄んだ音…いつまでも聞いていたい音だ。(笑)


もちろん 持ち主の好きな曲にしていたり 相手によってかかる音楽が違ったりしている人もいて タクシー乗車中に いまどきの携帯電話の着信音が鳴り響くと たまに その曲が 私の好きな曲だったりすると もっと聴きたいから 電話を取らないで~なんて 思って お客さんが電話を取ると『あ~あ…』と 残念がる 私なのである。


耳に残る音楽が かかったあとは お客さんが降りても しばらく 私の頭の中で その曲が 一生懸命かかっている。(笑)

さっきは 『情熱大陸』のテーマソングが 軽快に流れていて それからずっと あのバイオリンの音が 頭から離れない。(笑)

でも 私は 音楽が好きなので それでいいのである。(笑)

No.305 13/10/06 21:50
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タクシー乗り場で待っていたら 向こうのほうから 千鳥足のおじさんを発見。
手には ギョーザを持っている。

うわぁ~私の番に 来ないでくれぇ~と 願う思いも虚しく そのおじさんがご乗車。


お客さんになってくれたのだ、メーターを倒したあとは 気分を入れ直して 丁寧な接客を心掛ける。

『ワシは英語とスペイン語ができるんだぞぉ~』
自慢げに話す お客さん。
よくよく聞いていると 英語は 一言、スペイン語は 演歌の歌詞で覚えた2節くらいの言葉を知っているだけなのである。(笑)
とても『出来る』『話せる』というレベルではない。


でも スナックに 差し入れのギョーザを持って 機嫌がいいので そのまま持ち上げて 持ち上げて 近場の目的地まで 到着した。

今日は こっぴどく暇なので このお客さんが降りてから さて どう走ってみようか?早くニンニクの臭い 消さなくちゃ…と 思っていた。

しかし。

なかなか お金を支払ってくれない。降りてくれない。しゃべるのを止めてくれない。


メーターを切った時点で さっきまでお客さんだった人は ただの営業妨害の酔っ払いのおじさんとなる。

早く お金支払ってくださいよぉ~
早く換気しないと ニンニクの臭い 取れないんですよぉ~
さっきから『ミ アモーレ』と『キャンユースピークイングリッシュ』としか言えてないのに そんなの繰り返し繰り返し言われても もう どうでもいいんですよぉ~

私に 次の仕事 させてくださいよぉ~

言いたいことは たくさんあったが ご機嫌を損ねてお金をいただけなかったり クレームになってしまってはいけないので 堪える。

プロの意地だけ貫き通す。(笑)


お金を支払っていただくだけで 約10分かかって どっと疲れる私なのである。

でも しつこいようだが 私はプロである。

にこやかにお礼を言うのは 忘れないのである。

No.307 13/10/08 09:19
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>> 306 《休憩》
久しぶりにレスをいただいて ちょっと嬉しい…のである。
ありがとう。

私の勤務は 深夜2~3時まで。
ちょっとばかり 深夜営業を行っている。
でも。私達の地域は まだまだ不景気なので 深夜になればなるほど 仕事自体がなくなるのである。

まだ 私は 生きている。(笑)
なので まだ なんとか 大丈夫です。


もうすぐ 年末に入ると びっくりするくらい ややこしい仕事になってくる。(笑)

でも みんな いろんなことを抱えて 日々生活しているのだ、タクシードライバーに ストレス発散をしたくなる気持ちも 分からなくもない私なのである。

だから頑張るのである!(笑)


自家用車が故障した時には ぜひ タクシーに乗っていただければ と 思います。

No.308 13/10/08 11:26
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今日は…というよりも。
『今日も』という方が正確だろうか。
高速道路で事故があったようだ。

まず 出勤途上で 高速道路の付近を走ってくる同僚が 情報として 工事中の高速道路エリアで事故、通行止めになってたよ、と 教えてくれた。

そのあと 会社の休憩エリアにあるテレビの情報で やっと 事故通行止めの情報が流れていた。

私達の情報は かなり早いと言えるだろう。人身事故なんかで電車が止まっても 即座に対応できるのは タクシーだ。

まぁ 情報収集が早いのは 仕事柄のことであって それに関して 特別 偉いわけでも なんでもない。
交通社会で活きている私達なのだ、私の会社で一緒に働く同僚の中に 事故をバカにしたり 渋滞を迷惑だと口にする者も たまにはいるが 誰も 毒を吐くほど言ったりは しない。

交通事故に関しては 誰もが 起こそうと思っているものではないからである。
無謀な運転をしている者もいるが それは 事故の恐怖をまだ味わってないか 自分の運転に過大評価をしているに過ぎないから なのである。


出庫して30分後 私が通る道の対向車線に 大型トラックのけん引車両が 並んで2台も通った。
大型トラックのけん引である、デカイので目立つ。
見ると 前がぐっちゃぐちゃで原形を留めていない。
ドライバーが座っていたはずのエリアがペチャンコでぐっちゃぐちゃ…なのだ。
明らかに 先程テレビで話していた 高速道路の事故車両だ。3台玉突き ということだったので あれは2台目と3台目だ。1台目は前の部分が助かっていて 車は自力で動いたのだろう。

朝は荷物が満載のトラック。ブレーキをかけても止まりきれないのだ。

事故に関わった方々、それに巻き込まれて予定が狂った方々、心配なのである。


3日前 飲酒運転の車が 私達の会社のタクシーに追突して お互いの車をめちゃめちゃにして 救急車を呼んでいた。
同僚のドライバーさんは 明らかに蛇行運転をしている その車に 構えていたので 不意打ちの追突ではなく 身体をしっかり構えることが出来ていたので 無事だったが 事故を起こしたら つまらないのである。

みんなで 気をつけたいのである。

No.309 13/10/08 12:20
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午前中 大学生のお兄さん達4人が 野球の試合だとかで 近くのスポーツセンターまで 乗ってきた。

この大学生、話し内容的には 若いお兄さん方だが お勉強もしっかりしないといけなさそうな学校にいるようである。

『信頼ある野球部員の中ならでは…の話』が 飛び交う。


基本、お客さんの話は 右から左 の 私だが 前に一人 お客さんが乗ると その人も会話に参加することで 聞く気がなくても 必然的に会話が耳に入る。


今回は クラスの中で 『頭が弱い』〇〇君 の 話をしていた。

運動も大したことないし 勉強も 何をやっているのかわからないように映るのだ、とかで 最近イラつくらしい。イラつくと話している割には そのダメダメ君をフォローしていたり ピンチを助けていたり…言葉の節々で 仲間の一部としての笑いネタとしての毒 だということも読み取れて よかったのだが。

このお兄さん、その〇〇君のモノマネを取り入れて話すのだ。
私は 〇〇君のことなど 知らない。だが、周りのお兄さん達が 余りにもウケるので このモノマネは 最高に似てるのだろう。(笑)

若いお兄さんだ、毒の吐き方も テンポがいい。
〇〇君のことを知らなくても ついつい笑える話ネタになっている。


お兄さんのうちの誰かが 私に何か 話をふってきてくれたら 私も皆の笑いにつられて笑いたいところだが まぁ学校内の一生徒さんの話である、私に話しても仕方ないか、みたいに思っていただろうから 誰も私を話の輪に 入れてくれない。

なので お兄さん達が笑っても…私も面白くて笑いたくても…笑えないのだ。

そうなってくると…地獄なのである。

可笑しいのに 笑えない…我慢大会が始まる。(笑)

このお兄さん 野球も勉強も うまく両立していて偉いのだ。将来 どんな職についても 真っ当に出来るんじゃないだろうか。

でも。
この おもしろ可笑しく話す 話術、プロ級なのである。もったいないのである。

私は ぜひ 芸人なって お茶の間の皆さんに 笑いを提供してあげてほしいと思うのである。(笑)

No.310 13/10/08 15:25
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ちょっと余談になるが 昨日のプライベートな時間に パソコンで観た映像の話をさせてもらうことにする。

私が以前に『息子がファンだ』と ここで語ったことのある芸人さんの話 である。

兄弟で漫才をやっているが 最近はコントを披露していることが多い。
まぁなんでもこなす なかなか才能のある兄弟なんじゃないか と 私は思うのである。


以前も話したが この芸人さんは よく 私達の会社のタクシーに乗車してくれる。でも 大都会に行けば行ったで いろんな会社のタクシーに乗るようだ。

彼らのコントネタで『タクシードライバー』というのがある。(笑)
それを観ていたら 明らかに私達の会社のドライバーを真似ているのではないようだ。

彼らが思う『イタいドライバー』を 上手くパロってる感じで 笑いにしてある。

なかなか面白いし、逆に 勉強にもなっている。


そして 昨日 パソコンで覗いてみた動画というのが、こんな感じ…。

『実際にタクシードライバーをやってみた!』

レンタカーを借りて 見た目タクシーにして(テレビ局の小道具さんは 凄いのだ。タクシーの上の行灯(光る看板)を いとも簡単に作るのだ)何も知らされてない ある犠牲者の客(やっぱり芸人さん)が 実際 そのタクシードライバーになりすました芸人さんの『偽タクシー運転』で 目的地まで行くのが 映されていた。

おもしろい。(笑)

とにかくしゃべる。
特に言いたいことがあったら いきなりトーンやボリュームが大きくなる。
『パイポ』を加えながら 客役になった芸人さんに それを突っ込まれて 嬉しがって また しゃべる しゃべる…。
『私、テレビ観てますよ。』なんて言ってるドライバー…しかし 客から『どんなテレビ番組が良かったですか?』と 尋ねると『(汗)…娘が。ね!』←妙に突っ込まれたら 出任せで言ったことが返せなくなってる様子も なかなかリアルに演じていた。(笑)

後ろのお客さん役の芸人さん あんまりドライバーさんがしゃべるから 落ち着かず ずいぶん疲れていた。(笑)


まぁ これは テレビ番組での一幕で 彼のネタをリアルにやってみたら こんな感じ~という ただのお笑いなのだが…。


私が ここで愚痴っているように 彼もまた あんな形で ドライバーに愚痴っている という感じなのだろう。

彼が乗車した時 私は黙っていて良かった。(笑)

No.311 13/10/08 18:06
転職検討中0 ( ♀ )

私達の会社のサービスの一部で『手かざし』というのがある。

ドアボーイのいるホテルなんかで 車に乗る時に ドアボーイが 車のふちに頭をぶつけないように 手をかざす という行為だが そんな経験はないだろうか?

意外にも タクシーに乗られるお客さんは よく 乗ろうとする際に 頭をぶつけることが多いのだ。

私達は 駅乗り場で 待機車両が3台以上並んだ時と お迎えにあがった時 ドアサービスを兼ねて 手かざしを行って お客さんの 身の安全を確保するのに努めている。


…とまあ ここまではいいのだ。
お客さんの安全のために 取り組んでいることなのだから まぁ いいのだ。

車の骨組みは かなり丈夫にできている。
後部席に座るとき 先に頭を入れてから乗らないと 不意打ちで 頭を打つと…結構痛いのだ。

たまに お子さんを抱っこしたまま 自分の頭より 子供の頭の位置の方が 高いということに 気付かず 思いっ切りお子さんの頭をぶつけて 大変なことになったりもする。

だから そういうことの防止対策なので いいのだが。


私達は つまり 手をかざすわけだ。
うっかり お客さんが 車の枠にぶつかる前に 私の腕や手に ぶつかって クッション代わりになるわけで お客さんは『あ、頭に手が当たった』と 思うだけで 事は済む。

あ~良かった。
お客さんに ケガはなかった。

しかし…。

腕が…手が…指が…
痛いのだ~(悲)
たまに 骨が折れたか?と 思うほど 痛い時があったりするのだ。

人間の頭って なかなか丈夫なのだ。

私の会社のサービスは お客さんには優しいサービスだが ドライバーには酷なサービスが 多いと思っているのは 私だけだろうか…。

でも。まぁ いいのだ。
まだ 骨は折れてない。(笑)

No.312 13/10/08 22:42
転職検討中0 ( ♀ )

身体の小さな かわいいおばあちゃんが ご乗車。
そのおばあちゃんは 薬屋さんでタクシーを呼んで 薬剤師のお兄さんと 外で待っていた。
タクシーが見えると 二人して タクシーまで近づいてきた。丁寧にお礼を言って タクシーに乗り込む。

『おじいさんと二人で暮らしているけど もう 88だから疲れちゃって。』
『おじいさんにデイサービスを受けに お家を たまには離れて(食事や趣味の)時間を作ったら?と 言ってみるんだけど なかなか…抵抗があるみたい。 』
『まだ 疲れを感じなかった頃 息子が同居を勧めてくれたんだけど その時 まだ世話になるほど老けてない!…なんて言っちゃったから タイミングをのがしちゃって…』

一通り 彼女の愚痴を聞いてあげた。

『お客さん、デイサービスの中には おじいさんが時間を過ごす為のサービスもありますけど お家に来てくれて ご飯を作ってくれたり お掃除を代わりにやってくれたりするようなサービスもあったりするみたいですよ?お役所に一度詳しくご相談されてはいかがですか?』

特に詳しく デイサービスを知っている訳ではなかったが 実際 そんな仕事をしている と 話す お客さんと 会話したことがあるのだ。お歳が88歳というのだから きっと 何かしらのサービスが適用されるのではないか と 思った。

ちょっとした情報ではあったが そのお客さんは 毎日二人分の食事を作るのが もう 大変だと訴えていた。少しでもそんなサービスが受けられるなら 気持ちも休まり 元気が復活するのではないだろうか。

でも。このお客さん。

息子に強がりを言ったことを すごく後悔されていたようだ。

人の善意は しっかり受け止めるべきだ ということを 学習されたようだ。


タクシーが 自宅マンションに到着したら 管理人さんが いち早くお出迎え。
彼女のカバンを持ってあげて『しっかり杖ついて歩くんだよ』と 優しい声掛けと共に 降りていかれた。


彼女は 薬屋さんで付き添っていたお兄さんにも ドアサービスをしに 外に出迎えた私にも 荷物を手伝ってくれた管理人さんにも とにかく丁寧に頭を下げ お礼を言い 『皆さんに協力していただかないと私は生きていけないので…』と 感謝の意を 何度も何度も口走っていた。

偉いのだ。

『年寄りを 敬え!』とばかりに ふんぞり返って偉そうに威張る人は ぜひこのお客さんを見習ってほしいのである。

No.313 13/10/09 23:46
転職検討中0 ( ♀ )

私は 女なので お客さんからよく覚えてもらえる。
姓は簡単だが 名は少し読みづらい名前だったりするので そういう部分でも 印象に残るようだ。

ただ。私は。
人を覚えるのが苦手だ。
基本的に 人見知りをしてしまうところがあるので 元気に挨拶こそ するが お客さんの顔をじろじろ見ることはない。
私も あまり 容姿や顔に自信がないせいで(笑)人に顔を覚えられたり じろじろ見られたりすることが苦手だったりする。
『自分が嫌だと思うことは 人にしたくない』私は あまり顔を覚えようと思わないわけだ。

お客さんのことを記憶する時は 私は 声のトーン、喋り方の癖、話の内容、ちょっと変わった行き先&迷った行き先、ハプニング、などなど…そういうことでお客さんのことを覚える。そのお客さんが 5回、6回と リピーターとなって はじめてぼちぼち顔を記憶したり お迎え先としての名前を記憶する。
つまり 初めて行ったスナックでも 店の名前は 一度で覚える。人間ではないから。
お迎え先の個人様宅の名前は 住所のイメージでは一度で覚えるが お客さんの表札は なかなか覚えられない。
例えば 遠方に行く用事がある方をご乗車したところで 別に そのお客さんと 特別会話をしなければ どんな顔で 名前は?自宅は?なんて いちいち覚えない。

私は お客さんを差別していないからだ。

どんなお客さんでも 必要としてくれて 乗ってくれるお客さんに いちいち良し悪しをつけるべきではないと思うのだ。


ただ。リピーターのお客さんは 私みたいな目立つドライバーは 覚えてくれるのが早いのに対して 私ときたら 行き先を聞いて やっと『あぁ!はいはい。〇〇町の会社まででしたね?』…と ワンテンポ ズレてしまうのが プロらしくなくてダメなのだが…。(でも顔を覚えるのが苦手なだけなので リピーターの行き先は一度で覚えるから ヒント『〇〇町の自宅。』とでも言ってもらえたら行ける。)
とにかく 印象深い人は 顔も行き先も覚えるが 基本 顔はなかなか覚えない私なので よく上司から 不思議がられる。

たまに残念なドライバー呼ばわりされることもある。

でも。
私は知っているのだ。

お客さんの顔を よく覚えるドライバーになればなるほど お客さんの好き嫌いや 良し悪しを インプットしている人が多い。
近場のお客さんが乗車する前から嫌な顔をするドライバーなんかが そうなのである。

No.314 13/10/11 09:47
転職検討中0 ( ♀ )

いつものことだが 今朝も 出庫前の準備が終わったあと 点呼(朝礼)が始まるまでに一服するのに 紙コップの自販機でコーヒーを買った。

いつも 私の後にキャッシュバックが当たる同僚の人に対抗して 今日は彼が購入した後に買おうか?と 作戦を練っていた…が…いつもすぐ休憩所(営業所)にやってくるはずの彼が なかなか来なかった。
どうした?トラブルか?と 思って 彼の様子を見に行った。

昨晩…というか 深夜に雨が降っていたことで 車が朝からドロドロだったようで 必死で掃除をやっていた。(笑)

朝 出庫するときは その瞬間に雨でも降ってなければ ピッカピカで出庫しなければいけないことに…なっているわけでもないが まぁ 常識的に 私達の会社のドライバーは そのあたりは いちいち上司に注意されなくても 当たり前のレベルで 担当車を任されている。

とにかく 必死で清掃していた。(笑)

まぁ そんなこんなで 今朝は彼は コーヒーをお預け状態だった。
お気の毒である。

なので 仕方なく 購入する順番を考えずに自販機を使用した。

まず 当たるわけない…なぁんて 思っていた私は 側に付いてある スロットみたいな電光表示盤など見ずに 普通にコーヒーを購入。

すると?

『チャリン チャリ~ン』
! ! ! !

当たった?のか?

え?

お金が戻っている???

あ! 当たった!!
凄いぞ! 初めてだ!!

テンションが朝からマックス状態である。(笑)


出庫前準備を終えた同僚の皆さんが 次々に休憩所にやってくる。

やけにニヤニヤしながら 誰かに 笑顔の理由を尋ねてくれる人を待つ私。←バカ(笑)

ある一人が 尋ねてくれた。
喜んで コーヒーが当たったことを報告した。

すかさず別の同僚が こう言った。
『朝から 運 使い果たして どーすんだよ?(笑)』

そうだった。
運を味方につけないと やっていけない この商売、誰もが そう言って 私をゲラゲラ笑うのだ…(悲)


まぁ いいのだ。
朝から私をダシにして みんなが笑って仕事が始められたのだ。
今日は金曜日。一週間の中で 一番慌ただしい曜日だ。しかし 最近は それも疑うほど 暇で 仕事が少ない。

本当は 乗務員全員が 朝 出庫する時から 不安でいっぱいなのだ。

今朝は みんな にこやかに出庫していった。

私の『当たり』は それでいいのである。(笑)

No.315 13/10/11 14:17
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『〇〇から来たんですよ。』
お客さんが 話し出した。

私達の街の 隣の県に 同じ名前の市がある。最初 そこか、と 思っていたら 新幹線が云々と言い出したので あ! 〇〇県か!という感じで 話は始まった。

ずいぶん遠方からのお客さんだ。

行き先は 告別式会場。
誰もが 行きたくて行く場所ではない。
しかし 私はタクシードライバーだ、お客さんの行かれる場所には 確実に到着させる義務がある。
お客さんを乗せて 私は走る。

告別式には遅れては失礼だ、でも 本当は 行きたくない場所なのだ。少し道が渋滞している交差点があったが そのお客さんには ちょっとした 気持ちの安らぐタイムロスとなる…。

たまには 速さを求めないお客さんがいるのだ。


特に こちらの方からは 細かい話は聞かない。お悔やみ事なのだ、話したいこと と 言いたくないこと が 二分する。

聞く側に徹底する。

同級生の告別式なのだそうだ。お客さんをちらりと見る限りでは まだまだ働き盛りだ。52歳だと言われた。
死因は ガン。
すい臓ガンだったらしい。
ちょっと気が付きにくい部分のガンなのだそうだ。本人が気付いた頃にはもう手遅れだったようだ。

…お客さんの 辛い気持ちのこもった説明なのである。私は すい臓ガンについては 詳しくは知らなかったが『見つけにくいガンがある。何かあったらすぐ検査を。』ということを教わった。
これから巡り会うお客さんに注意を呼び掛けることで 故人に対してお悔やみになれば…。

『親が亡くなった時よりも 辛い。』と 話すお客さんに 何か 励ましになれそうな言葉を言って差し上げたい。
私は そう思って こう話し出した。
『同級生の皆さんが故人を忍ばれてお集まりになるのですから 今日はごゆっくりなさるおつもりなんですか?』
思い出話に花が咲いて 皆で慰め合って 帰って頂きたい思いで そう話したつもりだった。

すると お客さん。
『いえ。実は 僕の女房も ガンで 3日前 手術したところで。すぐ帰って見舞いに行かないと…ね…。』


…人 一人一人が それぞれ いろんなことがあって いろんなことを背負い いろんな状況に立たされる。

悪いことも重なるだろうが それが果てしなく続くこともない。

みんな 何かを抱えて 頑張って生きている。


よし。今日も 暇だが 頑張ろう。

一日 無事故を目標に 頑張る気になった 私なのである。

No.316 13/10/11 19:59
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今朝 せっかくコーヒーが当たったのに 仕事内容は さほど当たりもなく 金曜日だというのに ずいぶん伸び悩んでいた。

休憩が終わった昼下がり タクシー乗り場の待機所で 空を眺めていた。

今晩 雨が降ると言ってたけど 雨に当たりたくないなぁ~なんて思っていたら…


バタッ! バタバタッ!!
何かを投げつけられたかのような音。
その音と共に 視界に黒い物体が…


あ~~~!(怒)
ハト~~~!(怒)
うんち していくなよ~~?!(悲)


朝から『うん』は ついていた…。(笑)

No.317 13/10/11 21:07
転職検討中0 ( ♀ )

『うん』がついてる話の続編である。

同じ街の 最北部のほうに お迎えに行ったら そのあたりは 雨が降り出していた。
お迎え先に到着したら お客さんが雨に当たりながら 急いで乗ってきた。

行き先を聞いて 走り出したら 雨が バケツをひっくり返したかのように 降ってきた。

お客さん 後ろでギャーギャー騒ぎ出す。

私も ギャーギャーとは言わないが 視界が悪くなって より一層 事故のないように 緊張する。

とにかく 車は ボトボトになった。


自分の持ち場の管轄に戻ってきたが…道路は全く濡れてなかった。

私の車だけが『洗車途中でやめてきたの?』状態のように 濡れていて…カッコ悪いのだ。(汗)


『うん』を 落とされた この車は うん(ち)と一緒に 土砂降りも落とされた。


…ある意味、やっぱり『当たり』である。



恐ろしや…紙コップ自販機。

No.318 13/10/15 00:17
転職検討中0 ( ♀ )

タクシーの仕事用語みたいなもので『逆指名』という言葉がある。

ピンときた人は正解だ。
この『逆指名』の 反対語は『指名』である。

『指名』…いいドライバーさんだったので 次もこのドライバーさんにお願いしたい。…ということだ。

つまり。『逆指名』というのは。

『このドライバーには当たりたくない』
『二度と乗りたくないから お迎えには来させないでくれ』
…という 意味。なのである。


私達の会社は この『指名』は 基本的にはお断りしている。
理由は『看板(会社)の信頼であり 個人の努力による顧客ではない』という理由と『お客様のお迎え先にいち早くお迎えに行ける車を最優先し お客様を待たせない』ことをモットーにしているからだ。

しかし それでも お客さんが気に入ったドライバーがいたので…と 時間がかかってもいい、どうしてもお願いしたい、という お客さんには そのドライバーが遠方に行っていない限り 出来るだけ臨機応変に対応している。


『指名』は なかなか 承れる限界があるのだが。

『逆指名』は 違う。

一回 逆指名を受けると きっちりそれを対応するのが 我社の いいところ?である。

例え お客さんのほうが 無理難題を仕向けてきた 無謀なお客さんだったとしても、
お客さんのほうが 意地悪で ドライバーイジメ的な時であっても、

ドライバーの意見や訳は聞いてもらえない。

社内では 説明を聞いてはくれるが お客さんからの『逆指名』に対して フォローは一切してくれないのだ。

なんだか 矛盾たらふくの話なのだが とにかく お客さん優先の この会社は ドライバーの優秀さは あまり認めてくれることもない上に クレームを言うお客さんには とにかく優しい会社なのである。


私は 現在に至るまでに 指名もいただいたこともあるが 逆指名も 言われたことがある。

不名誉なのだが…

私は 真面目なタクシードライバーなのである。

いい加減だったり 融通を利かせてほしいと思っているお客さんには ウケが悪い時があるようだ。(笑)

No.319 13/10/15 00:31
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私の『逆指名』の 回数は 2回。
20年やってきて 2回。

私は『多い』と 思っている。だが、私が実は 女では 一番少ない。(笑)

男女に限らず 逆指名をされるドライバーで 多いと 1年に何度も言われる人もいる。
1年に何度もクレームをもらうドライバーは さすがに 何か癖があるか?感情をセーブできていないのか? で 上司から指導を受けることになるが 私は 入社して4~5年の間に 2回。

まだまだ女のドライバーが珍しかった頃だ。
とにかく いろんなことにチェックが入った。

まだ 私も若かった。
結構辛かった時期もあった。
くそ真面目に マニュアル通りにこなし過ぎていた。
それを反論するお客さんに うまく対応できなかった?のが?原因?かも?しれない???


詳しくは また ここで愚痴ろうと思う。


最近は おかげさまで そういう事柄はない。
何年もやってきて いろんなことにうまく対応していけるようになったのだろう。


しかし。

たった2回だが、
されど2回。である。

不名誉な記録は 私の中では いくら頑張って乗務していても 消えることはない。

ネガティブ思考だし。(笑)


でも。そういう思いがあるから お客さん お一人 お一人に まだまだ 緊張感いっぱいで 接客できるのかもしれない。

だから。私は これでいいのである。(笑)

No.320 13/10/15 00:43
転職検討中0 ( ♀ )

少しだけ 補足させていただきたい。

『逆指名』は 20年やってきて 2回。

だが、
『指名』を いただいたことは たくさんある。…と どや顔。(笑)


入社してから 今もなお 何か用事がある時には 会社を通じて 呼んで下さるお客さんが いる。


私が 直接 指名を依頼してくださるお客さんには 泣く泣く(←苦笑。だって本当は行きたいのだ。暇だから。)自らお断りをしている。
もし これをしていなければ 多分だが もっと楽に仕事がいただけているかもしれない。


…で。こういうことを 勝手に自分の携帯電話を使って 違反とわかっていながら お客さん対ドライバー の 直接的な依頼を受けているドライバーが 私は ムカつくわけなのである。


自分に顧客がついた!と 喜びながら 個人タクシーに蔵替えしたドライバーが 個人タクシーになった途端 顧客が 『事故された時に保障してもらえるのか心配で…』と 我社に戻ってきて 計算が狂って 頭を抱えながら 不景気な街を バタバタ走っているドライバーを 私は知っているのである。


No.321 13/10/15 15:12
転職検討中0 ( ♀ )

1回目の逆指名は …これはまだ私が20代前半、仕事を始めてすぐの頃。
このクレームは 私にも 経験不足で至らないことがあっただろうと反省した話なので 今でも この時と同じ失敗をしないように 細心の注意をはらっている。


自然災害に見舞われた 翌週くらいの話である。

天災によって 道が荒れ 交通網の乱れがあった その日 私は あるお客さんの団地に迎えに行った。

行き先が『〇〇病院』というのだが 二つ隣町の病院だというだけで 詳しく語ってくれなかった。
この時点で 私の勉強不足だということが まず 言えるのだ。

とにかく その日は 国道が びっくりするくらい混んでいた。
普通に車で通過すると20~30秒で 走れる距離が 完全停滞していて 20分は かかった。

お客さんが乗り込んで 普段30分で行けるはずの場所が 1時間半くらいかかった みたいな日のことである。


まだ 経験の浅かった私は 早く到着させることに 焦っていた。
タクシーに乗るお客さんは 皆、早く着きたい人 ばかりだと思っていた。
ここでも私の勉強不足が伺えた。この時のお客さんは 仕方なく見舞いに行くためだけに乗っていた。別に時間なんて どうでもよかったのだ。仕方なく行かなくてはいけなくて イライラしていたお客さんだったのだ。

私は こんな 自転車の方が早いような渋滞した国道より もっと適切な裏道があるんじゃないのか?と 地図を片手に模索していた。

お客さんは『この道真っ直ぐ。あとで左に曲がるが その時になれば言う。』とだけ言って 黙って乗っている。真っ直ぐの おおよその距離が 全くわからない。
まるで動かない停滞に 要領良く動けないことに 少々苛立っていた。
停滞の左折道路は どこも空いていた。先に左に曲がって 裏通りを抜ける方が 断然早かったのである。
到着地のポイントだけでも教えてほしかったが お客さんは 言わない。

そこで。
『まだ 真っ直ぐですか?』を 何度も聞いてしまって お客さんに不快感を与えてしまった。

お客さんのために 早く到着したかった という 私の『間違った思い込み』と『余計な親切』が 不快感を与えたのだ。

これは。確かに クレームをもらっても仕方なかった。
ちょっと残念な結果だったが 以後 私は この時の教訓を生かして 二度と同じ失敗はしていない。


長々と始末書を書かされたのは言うまでもない。(涙)

No.322 13/10/15 22:07
転職検討中0 ( ♀ )

2回目の逆指名に関しては 私は未だに納得のいかない逆指名だった。

『正直者はバカをみる』『世渡りうまい人間は出世する』

そう思わずにはいられなかった思い出のある 逆指名だったのである。


以前にお伝えしたのだが 覚えているだろうか?
『けしからん客』と 題した人物である。

子供を親に預け パチンコに出かける母 の 話 である。

この母とその母親(←つまり おばあちゃん)が 私にはどうにも好きになれなかったのだ。

ちなみに 毎回 仕事だと嘘をつかれ 子供を預けさせられていた親…というのは 旦那の母…つまり、姑…なのである。
自分の母には 子守などは させず ランチや遊び(やっぱりパチンコ)に行く時だけ 合流するのである。

とにかく 私には けしからん人間に映って仕方なかった。


このお客さんは 当時 家から最寄り駅(のパチンコ屋)までの 通常1450円くらいの距離分で いつも2000円を手渡してくれて お釣りは心付として ドライバーに置いていってくれる お客さんだった。

先輩ドライバーさん達は皆、そのお客さんを『気前のいいお客さん』として 喜び 有り難がり そのお客さんの仕事に当たりたがっていた。

しかし。私は…
『チップをいつも渡しているのだから 私にはVIP対応をしなさいよ!』的な感じ満載で なんとなく嫌だったのだ。

チップなんて いらないのだ。
旦那さんの努力の結晶を 私に準備してくれるよりも チャイムを鳴らしたら早く出て来てくれて すぐ仕事をさせてもらえるほうが よっぽど私は嬉しいのだ。

このお客さんは とにかく待たせるのだ。
その頃は まだ 仕事があった。
こんなに家の前で待たされるくらいなら 私は違う場所にお迎えに当たりたい とさえ 思っていた。

なぜなら。

散々待たせて 行き先が 子供を預けて~の パチンコ屋 だったから である。

私はプロだから…お客さんにイヤミは言わない。

でも。

愛想よく話をするのにも 疲れるくらい なんだか嫌だった。

でも、それでも、このお客さんに当たった時は 誠心誠意 プロタクシードライバーとして 真摯に対応していた。



この話 次に続く…。

No.323 13/10/16 12:12
転職検討中0 ( ♀ )

2回目の逆指名 続編 である。

あるとき そのお客さんのお迎えに当たった。

当時 入社して1~2年目くらい、ちょっと慣れてきたかな?まだちょっと勉強不足なところがあるかな?みたいな時期だったのではないか と思う。

とにかく 私は 会社に真面目に貢献する 社員だったのである。
今でもそうだが 会社で言われたマニュアルは きっちりこなすドライバーだったのである。
そう…『臨機応変』という言葉を使うことが少ない仕事ぶりだったのである。


会社のマニュアルによると、
『お迎えにあがった際、お客様が「すぐ行く」と言えば サービスでメーターを倒さず待っててあげましょう。ですが「まだ待ってて」と言われたら 私達の仕事は 待つのも仕事になります、この時点からメーターを倒していいことになっています。』

私は ほぼマニュアル通りに 操作を行っていた。

ただし、「待ってて」と 言われても すぐ玄関口で バタバタと もう出てくるのが見えている場合は もちろん メーターを倒さず しばらく待っていた。その程度の『臨機応変』は 心得ていた。


このお客さんは 待たされることがわかっていたが それでも様子見で しばらくは メーターを倒さず 待っているのだが やはり 家の中がうんともすんともしないのだ、数分待って メーターをかけていたのだ。


お客さんがやっと出てくる。
この日 お客さんが メーターについて声をかけてきた。
『どうして?乗る前からメーターが作動しているのよ?💢』
私は 丁寧に 教えられた通りのことを 説明した。
これは 本当は タクシーを使う時の常識的な内容なのである。待つのも仕事なのである。それを請求することは 規約的にも認められていることなのである。

お客さんは 私に こう言った。
『私は いつも2000円を渡していて お釣りを受け取らない主義だ。乗った時にメーターが作動してたら気分が悪い。』

それは わかるのだ。
しかし お客さん、あなたは 私に 数分間 待ちをサービスさせた上に まだ それでも出て来なかったのだ、何か?私が間違っているのだろうか?

…そう思いながらも ぐっと堪えて お客さんに 平謝りの私。

料金は はっきり覚えていないが 1850円くらいになったんじゃなかったかと思う。やはり このお客さんは 2000円を置いて お釣りは受け取らずに降りた。



これ以降 私は『逆指名』となった。

No.324 13/10/16 12:57
転職検討中0 ( ♀ )

2回目の逆指名 続編。

逆指名を受けると 会社は そのことについてドライバーにメスが入る。

当時の上司は『そんなお客さんには 適当に笑いながら 次からメーターを倒さないようにすると言って 機嫌を直してもらわないと~』…。

私は 正直、なんだ?この会社は?だから この業界は 下等評価されるんだな と 思った。
これではいけない と 思った。
規則 規約をきっちり守った方が悪いというなら 一体 どうすれば?
…私は 悩んだ。
悩みながらも 不服一杯のまま 自腹で菓子折りを持って お客さんの家に謝りに行きもした。

でも それから以降 私は 逆指名ドライバーとなる。

最初は なんだか最低レッテルを貼られた感じがあって 辛かった。
しかし だんだんと こちらも『そっちがその気ならこっちも強くなるのだ!』と 気持ちを奮い起こして 以後 頑張ってきた。

でも やっぱり このことがあったことで より一層『臨機応変』の対応が 私の中で 緩んだ。

もう ほとんど 待ちメーターなど 操作しなくなった。

最近になってこそ 不景気になって 会社側から『不景気事情に伴って 待ちメーターのサービスには できる範囲で構わないので うまく対応して下さい』と お願いがあり そこで 30分くらいは泣く泣く待ちメーターを我慢する状況になってきた。
だが、私は 最近になって 同僚が『こんなに待たされたら 仕事にならないよなぁ?』と 不満げに語るその人の もっと昔から そう思いながらも 待ちメーターをかけるのを我慢していたドライバーになっていたのである。


でも 一つ 勉強になったことがある。

やはり 待ちメーターを我慢することで 当然 料金がかさまない訳だ。
『あら?いつもより安いわね?』ということで お客さんには喜ばれ 印象も良くなる。仕事がやりやすくなる。
会社や自身の利益は減るが わずかな『仕事のやりやすさ』の見返りが手に入る ということを 学習した。
しかし それを過剰にしてしまうと経営は赤字になる。マニュアル通りに仕事をするほうが 規律が守れていいのだが…ここが人間を相手にする仕事の『駆け引きの難しさ』なのである。


この逆指名から以降 私個人のクレームは なくなった。

たぶん 私は この20年のキャリアの中で うまく『臨機応変』のノウハウを身につけたのではないか と 思っている。

No.325 13/10/16 16:13
転職検討中0 ( ♀ )

この『けしからん客』には 私はまだまだ愚痴りたいことがあるのだ。
もしよかったら もう少しお付き合いいただきたいのである。

先程話した『料金が高い』話であるが…。

私は 逆指名を受けてから どうして?私だけが?こんな目に?
女だから?目立ったからか?ただ単に女だったからイジメられたのか?

ずっと その答えにたどり着かず 悩んでいた。


あるとき その答えが はっきりわかった。


今でこそ 二種免許を習得するには かなり厳しい基準で合格ラインが設定されているが 昔は…希望すれば『おまけ』で 大型バイクや二種免許やトラックがプレゼントされるような時代があったのだから 驚きだ。

事実 私がまだ新米の頃は ベテランドライバーさんの中に たくさん『おまけ』でもらった二種免許で 仕事をしていた先輩方がいた。

その人達全てを悪く言うつもりはないが その『おまけ』で働いていたドライバーの全盛期が 一番日本の高度成長期だったのだ。タクシードライバーの年収が 一般企業の部長クラスだった時代のドライバーはお客さんを『乗せてやっている』、荷物のような言葉で『拾う』、全く 今のこの時代では みんなクビになりそうな先輩が多かったのではないか と 私は思う。


逆指名をした このお客さんが 当時 ドライバー歴25年くらいのベテランドライバーさんの運転で 私の車の横をすれ違った。
中で ニコニコと大騒ぎで 楽しそうな乗車の雰囲気だった。パチンコの楽しみ方を知っているドライバーさんなのだろうか、私も どんなお客さんにも これくらい接客できるようにならなければいけないのだなぁと 勉強になった…のだが…あれ?

何かがおかしい…

なんだ?

あ、わかった。表示盤だ。


この先輩ドライバー、もうすぐ彼女が降りそうな場所まで走っているにもかかわらず…メーターを『迎車メーター』にしていたのだ。

当時のメーターで 580円だったか…ドライバーは『メーターを倒し忘れたまま走ってしまってました』状態で走っていたのだ。

つまり。こうだ。
お客さんは2000円置いていく人なのだ。
メーターがいくらでも それだけ払うのだ。
差額をチップ処理していたのだ。
ドライバーはチップが頂けて嬉しいので愛想しまくっているわけだ。
お客さんは過剰な程のVIP待遇に上機嫌。

あ~なるほど。
こういうことだったのか。

私が社長なら このドライバーは…クビだ。

No.326 13/10/18 00:44
転職検討中0 ( ♀ )

しつこく『けしからん客』について 愚痴らせていただいているが 何年もずっと モヤモヤしながら 今まで頑張ってきたので ここで一気に吐き出させていただけたら と 思う。


先日 なんと このお客さんが 駅のタクシー乗り場で先頭で待っていた 私の車に 乗ってきたのだ。

きっと 知っていれば イヤミなほど 拒否をするので 完全に慌てていて うっかり私の車に乗ってきたのだ。
それはわかっていたが…。
私のほうが 乗り込んできたのだから びっくりした。

十数年振りだ。いろんなモヤモヤが 頭の中にぐるぐる巡って 気分が悪くなってしまうくらい 私の身体は 拒否反応を示した。
でも 私は プロなのだ。
いろんな思いはあった。
『真面目』に 仕事をして 嫌われたのだ、あくまでも『真面目』に 接客してやろうじゃないか。そういう思いで プロ根性を精一杯ぶちまけて 元気よく『こんにちはっっ!』と ご挨拶。

無視されるかと思っていた。
でも 反応は違った。

『こんにちは。』そう 彼女は返してきた。

社交辞令だったのかもしれないが 返事を期待していなかった私には 乗り込んできてビックリ、反応してきてビックリ、の ダブルパンチに 精神的にダメージを喰らいそうになった。

そう、私は ネガティブ思考なのである。
必ず デカイどんでん返しがあるはずだ…それを想像するだけで どっぷり疲れてしまう私なのであった。

基本的に お客さんが喋って来ない限り わざわざこちらの方から 喋らない。
このまま無言で何事もなく 無事に仕事が終わってくれることだけを祈っていた。

すると…。

『向こうの空、暗いわねぇ?』
…え?何ですか?お客さん、その 普通の会話は?
何か?裏が?あるのか?ひっかけか?
なんだ?なんなんだ?

言葉の粗を探そうとしているのか?と 慎重になりながら でも 通常のお客さんとの会話をこなす。

こんなに『普通の会話』が 難しいと思ったのは 初めてである。(笑)

今度は こちらの方から クーラーの具合を伺ってみた。

すると。また 普通に 会話が進むのだ。

なんだ?どうしてだ?
旦那が倒産したから 反省でもして 穏やかになったのか?
なんだかわからないが ネガティブ思考の私は どうしても 悪い方向にしか ものが考えられなくなっている…。

結局 平和に 仕事は終わった。

長年の被害で被害妄想から抜け出せない私なのである。

No.327 13/10/18 01:17
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結果的な感想を述べたいと思う。

この『けしからん』お客さんは たぶん ずっと私を逆指名してきたのだから この時は ただ単に 間違って私の車に乗ってきただけで 本当はやっぱり 私の車には 乗りたくなかったのだと思うのだ。

しかし。乗ってしまった。
引き返せなかった。
ただ それだけだったのだと思う。

彼女の中では たぶん いつまでも『VIPの私に対しても くそ真面目に待ちメーターを倒す 世渡りを知らないバカな女のドライバー』なのだろうと思うのだ。

ただ。私が しっかり元気にご挨拶をした。

その印象だけは きっと悪くなかったんじゃないか?と 思うのだ。

そこで 長く私を批判的に見ていたから 今日は偵察代わりに 『今の仕事ぶり』を 確認してみたのだと思うのだ。

私は わざわざ 昔のことを 無理に引っ張ってきて 白々しく謝ることは あえて しなかった。でも その分 穏やかに いつも通りの接客を心掛けて 対話をしてみた。

どうやら まるっきり許した訳ではないにしても 今日の この 少しだけの乗車時間は 彼女にとって 私は 許された接客だっのだろう と 思った。

私個人的な解釈だ。

本当は ネガティブに考えていて 裏で 私の悪口を たくさんぶちまけているのかもしれない などと 思っている気持ちも 拭えないのだが。

でも とにかく トラブルはなかった。


私は 今でも このお客さんのことは 個人的に 好きではない。
昔 自分の子供が保育園に慣れなかった頃 火がついたように泣いて 私との別れを惜しんでくれて 後ろ髪を引かれながら 私もまた 涙しながら出勤していた頃の私が どうにも パチンコの為に育児放棄?している彼女を 許せなかった…という思い出が 今でも鮮明に記憶に残っているからだ。


それぞれの家庭の事情があるので それ以上 感情移入することは しなかったし お客さんのプライバシーは 絶対に守らなければいけなかったので 私の そんな思いは 旦那以外の誰にも話したことはなかったが…。

少しは 彼女も 丸くなったのだろうか?


たぶん まだ 逆指名は 継続中なのだろうと思うが。

今度また間違えて乗車してきた時も プロらしく 気持ちよく接客しよう と 思った 私なのである。


私は 平凡で 平和が 一番好きなのである。

No.328 13/10/18 10:08
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長々と 自分の不名誉話を 続けてきたついでに 私が『女』だったから クレームを受けることとなった話を 愚痴ろうと思う。

これは たぶん そこそこ仕事にも慣れてきたくらいの入社5年以後くらいの話に さかのぼる。


私には 1年先輩で 歳が自分の母程離れていた 先輩女性ドライバーがいた。
このドライバーさんが 実は 我社の 女性ドライバーさん 第一人者だ。

実は このドライバーさんが あるお客さんとトラブルを起こした。
…といっても ドライバーは 悪くないのだ。
聞けば お客さんが 自分が思った以上に料金が高かった という話で クレームをつけただけだったのだが。
このドライバーさんは 頭ごなしに ギャーギャー言われたことが気に食わなかったのか 対応が横柄だったようだ。
そのとばっちりが 同じ女性ドライバーである私に 喰らわされることになったのである。

お客さんは 電話でタクシーを呼ばれたのである、若干でも その分のお迎え料金が プラスアルファするのだ。
その説明を うまくすれば 何も問題なかったのだが 余りにもお客さんから文句を言われてキレてしまったのだ、と 先輩ドライバーさんは 言っていた。

その時から そのお客さんは ひとくくりに『女のドライバーの逆指名』を 繰り返すこととなる。

でも 私も 対応のまずさはともかく ドライバーが悪行を行ったわけでもない その話に 賛同する側にまわったので 女性ドライバーを敬遠する このお客さんは 別に どうでもよかった。

しかし たまに そのお客さんが スーパーなどに買い物に行かれた帰りに スーパーの従業員に車を頼むことで 間違って 私が迎えに行くことがあったりした。

そうなると とたんに そのお客さんは 私に 執拗な程の粗探しチェックが始まるのだ。

『買い物袋を持ちに来るサービスをしなかった』
『迎えに到着した時のお辞儀がなかった』
私はスーパーの店員じゃないんだぞ?💢と 思うような タクシードライバーに関わる内容以外のクレームを付けては いちいち会社に電話をしてきて『女性ドライバーいびり』をされてきたのだ。

でも。私はプロである。
このお客さんに 仕方なく当たった時は 真摯に対応していた。まぁ当然だが。

程なくして その先輩女性ドライバーさんは 定年を迎えられ 寿退社をされた。
以後 そのまましばらくは そのお客さんの『女性ドライバー逆指名』が続いた。

No.329 13/10/18 12:37
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『女性ドライバーいびり客』 続編である。

先輩ドライバーさんが辞められて 10年経ったくらいだっただろうか?
このお客さんは あるとき 男性ドライバーから 例の先輩女性ドライバーご本人さんが 辞めて すでに会社にはいない ということを 聞いたらしいのだ。


…と、同時期に また 私の車が スーパーに 間違って指令されて そのお客さんに当たった。


さぁ、今日は?どんなイジメが待っているのか?

なんだか 刺し違え勝負に挑むような気分で お客さんに対応を始める私…。


…だが?
なんだ?
いつもと 様子が違うのだ。
なんだか?…やさしい…??

なんなんだ?新種のイジメでも 思いついたのか?
やっぱり どんな時も ネガティブ思考の私なのである。(笑)


『あの時の女のドライバーが辞めて いないと聞いた』
『私は顔や名前が覚えられないので 今まで失礼した』

彼女の精一杯の 謝罪だった。

それからというもの 女性ドライバーの逆指名は なくなった。
それどころか スーパー帰りには 必ず どのドライバーにも 飲み物の差し入れをしてくれるようになった。


長い間 とばっちりをくらって イジメられた思いは やっぱり消えない。
だが プロ根性を出して 今まで丁寧に対応してきたことは 結果的には良かったのかもしれない。

このお客さんは 先輩が辞めたことを知ったとたん 穏やかなお客さんに変身した。
本来は こちらの方が 彼女の素顔だったのかもしれない。

悪かったのは。
先輩の 対応だったのかもしれない。
うまく説明してあげられて 喧嘩腰にものを言ってなければ こんなにもとばっちりを喰らうほど 私達 他の女性ドライバーは イジメられなかったのかもしれない。


対 人間様 の 仕事は やはり難しい。
でも 対応次第で 180度変わるのも 人間くらいなものだ。

難しいが…

おもしろいのだ。


お客さんばかりが 悪いこともない。
我々も クレーマーを作らないような努力が必要なのだ。

角が取れて 丸くなった そのお客さんは 以後 毎回 私の接客に お礼を言って 飲み物を手渡してくれて 降りて行かれる。

実にありがたいことだ。

でも まだ 嫌な思い出が焼き付いてるので…私はやっぱり そのお客さんは 嫌いだ。(笑)

好きになれない理由が もう一つ ある。

私と喋りたがって なかなか降りてくれないのだ。(笑)

No.330 13/10/18 20:38
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普通に お客さんをご乗車中の出来事。

携帯で テレビを観ていたお客さん。
途中 いいところで 電池切れになったご様子。

『ちょっと。これつけて。』

お客さん、マイ充電器を 私に差し出す。
しかも ちゃっかり 車用。

ちょっと お客さん、私ゃあ 運転走行中真っ只中なんですってば。
運転席に 充電器 投げ込まないでってば。
危ないじゃん。


投げ込まれた 黒い『物体』が 一瞬 爆弾みたいに感じて(←笑。でも 急に投げ込まれたら そんな感じにも見えるのだ。)ちょっと泣きそうになった 私なのである。


しかし お客さん。
『早くつけてよ? 充電するのくらいで お金割り増ししないでよ?』

割り増しなんて しませんよ。
だから。運転走行中だから すぐ バタバタやってたら 危ないじゃん?

わかってよ?(悲)

No.331 13/10/18 21:41
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タクシー乗り場で 他社のタクシーが先頭に並んでいた。
私は まだまだ ずっと後ろ側…。(悲)

前で お客さんと やいのやいの やっているのが見えた。

あれ? ケンカか?
何人かが 何事?とばかりに 集まる。
私も気になったから 様子を見に行く。

すると。

お客さん 酔ってしまって 疲れてしまったから 折りたたみ自転車をたたんで トランクに乗せて 送ってほしい と 言っている。

ところが、誰も 折りたたみ自転車が 折りたためないご様子。

一番驚いたのは 持ち主さんも わからないというのだ。
こらこら。ダメだなぁ。

私は たまたま その自転車の折りたたみ方を知っていた。

コツを知っていれば 難しくない 単純な作業だ。誰にでもできるのだ。

しかし 誰にも出来なかったことを 簡単にやってしまった私は なんだか褒めたたえられる???(笑)

そこで お客さんが一言。
『〇〇タクシーさんは ちゃんと折りたたみ自転車の片付け方を勉強しているじゃないか。この△△タクシー(先頭にいたタクシー)は 一体 どういう教育をしてるんだよ?💢』

いやいや、だから 私は たまたま知ってただけで。そんなことまでは教育しないですよ。

それよりも。
ご自身の自転車なのに?折りたためない ということの方が 問題なんじゃないでしょうか?

(笑)

No.332 13/10/19 21:07
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最近の信号機は LED電球に切り替わりつつある。
光も鮮やかになって いいことなのだが あの光は たまに ドライブレコーダーにキャッチしないことがあるのだが ご存知だろうか?

交通事故などの判断をするときには 連続した映像を見るので 何も支障はないようだが 瞬間時の写真映像を写そうとした時に たまに あの光が写らないことがあるらしい。

でも 実は 私は そんなことを言いたくて ここに 信号機の話を 持ち出したのではない。

私の子供達が 小さかった頃 実際は緑に光る 信号機の『青色』を どう説明したらいいのか?悩んだことがあった。

最近のLED電球の信号機の色は 青色→緑、に 加えて 黄色→オレンジ なのだ。


今のお母さんは 色の説明を お子さんにされるのに 苦労されていないだろうか?

心配な私なのである。(笑)

No.333 13/10/20 14:23
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あるシティーホテルに お迎えに行った。

雨が降っていた。
歩いて行ける距離の駅に用事のあるお客さんだ。
本当なら 歩いて行くつもりだったようで 服装も 上下防水完備状態だったらしいが…少しきつく降りすぎていて…徒歩を断念したらしいのだ。

私は 特に 行き先を気にかけることもなく いつも通りの接客で応じた。
すると、お客さんは『あなたの接客は気分がいい。このまま現地まで行ってもらおう。』と 行き先を大幅に変えて 4500円くらいかかる程の行き先に 変更してくれた。

この不景気に ありがたいことだ。
丁寧にお礼を言い 言われた行き先の方向に向かう。

道中 以前に そのお客さんが 〇△タクシーという車に乗って その場所に行ったが えらく遠回りをされてしまった とのことだった。態度も無粋だったようだ。なので 近場でもにっこり対応した この私に 現地まで依頼したのだ と言う。

『この車にはナビがついてるし。迷うことはないだろうし。』
そうも言っていた。

お客さんの行き先は 割と よくお客さんが行く 行き先である。しかし 住宅密集地なので きっちり地図を見ないと 行くのは難しい場所なのである。

言われた住所をインプットして ナビを信用して その場所へ向かう…が…なんだか どんどん違うイメージの場所に誘導されるのだ。

なんだ?なんなんだ?

お客さんも 私も どうなってるんだ?状態なのだが…。

結局 もう一度 きっちり住所を打ち直したら 今度はちゃんと現地までの誘導通りに到着できた。

私の操作ミスだ。
2丁目と入れたのに 1丁目と認識されていたことが原因だった。

結局 私の乗車の時も お客さんは 運悪く 迷った車でのご乗車となってしまった。

お客さんも言葉にはしなかったが『なんでナビつけてる車が迷うんだよ?💢』
『遠回りされたから その会社とは違うタクシーに乗ったのに 君も一緒か💢』
きっと そう思ったに違いなかった。

人間 誰にも間違いがある。
今日は 住所を確認し損ねた私が悪かったのだ。住所を入れる時に手がぶれなければ済んだ話だったのだ。

でも 失敗した。後戻りは出来ない。

ならば。重要なのは『その後』だ。

とにかく お客さんにとっては 二度も続いたタクシードライバーの道間違いなのだ。

間違った距離分プラスαの料金を差し引いて お詫びをし 丁寧にお礼を言った。

…辛い仕事となった。(涙)

No.334 13/10/20 20:53
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あるJRの駅に お客さんから電話があり そのお迎えに 急いでいた。

前に 50ccの原付バイクが 実に中途半端な速度で走っていた。(笑)

ちょっとばかり 狭い道、制限速度は時速40キロ。
そこを時速30キロくらいで ど真ん中付近を走る。
本当なら それでいいのだ。原付バイクは 時速30キロなのだ、このバイクは 決して間違っていないのだ。

しかし。

私は 心持ち 急いでいた。
もうちょっと脇を走ってくれていたら スムーズに追い越しができるのだ。
しかし 中途半端なので それもできなかった。

無理に追い越すのも なんだか大人気ない。

微妙に悩んでいた。(笑)

すると。


そのバイクと私を ひとかたまりにして 50ccの 別の原付バイクが 見事に しかも いとも簡単に 追い抜いて行った…。


『なぁ~んで?バイク抜かそうか迷ってる車ごと 原付が抜くかなぁ~(笑)』

思わず そう 独り言をつぶやきながら 笑ってしまった 私なのである。(笑)

No.335 13/10/21 03:31
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何人かご一緒にタクシーに乗り込まれる方に お願いしたい。

右折車レーンがあったりする 3車線くらいある大きな交差点のぎりぎり手前で 一人降りる という指示までは 了承するが そのあと『次。この交差点、右ね。』といった 無茶な指示は やめていただけないだろうか。

そういう時は せめて 交差点の 5~10メートル手前で 停めさせていただきたいのだ。

だいたい ギリギリかつかつの交差点内だって 本来は停止してはいけないのだ。
いくらなんでも そこから大きな交差点を右折するのは 至難の業 なのだ。

タクシーは 少し余計に動いてしまったら カチッと料金があがってしまって お客さんからクレームが入るから 出来るだけ お客さんの言われた通りの場所に停めたいと思うのだが…。

あまり無茶な運転をさせられると 警察から二種免許を剥奪されるかもしれない。

できれば それだけは さけたい私なのである。

No.336 13/10/22 10:38
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《休憩》
娘の事故の示談が やはり なかなか進まない。
たぶん 弁護士を入れての裁判になる流れになってきた。

私は 平和主義である。
揉め事は 嫌いだ。
自分が折れて 事が丸く収まるなら と いつだって 自分から先に 折れてきた。
もう ボッキボキに折れてきた。(笑)

しかし 今回は 違うのだ。
娘の これからの生活に 支障が出ている分の保障だけは なんとか勝ち取らなければ 安心して死ねないのだ。


事故は 本当に めんどくさい。
相手さんも タクシードライバーだ、事情が分かっているだけに 強気になれない。


あぁ、めんどくさい。

事故は 絶対避けなければいけないのだ。
特に 私のように めんどくさがりの人間には。

No.337 13/10/22 11:54
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『かつてワシは タクシーに乗ってたことがあるんだ。』と 話し出したお客さん。

そのセリフを 降りるちょっと手前で 申告される。

…つまり このお客さんは『偵察さん』なのである。

お客さんの かつてのキャリアの視線で 私というドライバーが 合格かどうかを 見極めてみようと 乗ってきて 最後に申告してきた訳だ。

この段階で そのような申告をしてきた場合…次に発言してくる内容は…『評価』なのである。

実に 怖いのだ。
偵察されているとは知らず 普通に接客して 普通に運転していた訳だ。
見られていると 最初から分かっていれば もうちょっと緊張して もっと丁寧に運転していただろうに…いろいろ反省するが もう遅いのだ。

判決(?笑)が下される。


『君の運転は上手だった。』

え~~。なんだ、そうでしたか~。
ありがとうございますぅ~。
しかし そういうことでしたら もうちょっとニッコリと 話をしてくださいよぉ~。
てっきり 真逆のことを言われると思ってましたぁ~。


あ~、疲れた…。
とことん ネガティブ思考の 私なのである。(悲)

No.338 13/10/22 18:04
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ある会社にお迎えに行った。

その会社の社員さん達に 丁重に お見送りをしてもらいながら タクシーに乗り込まれるお客さん 2名様。
まだ 若いが この会社の『お客様』なのだろう、立場的には上 の お客さんだった。

近くの駅までのご乗車。

降りる際に お客さんの一人が こう言った。

『あ。傘。忘れてた。』

引き返すか?措置をどうするか?回答を待った。

引き返すと言えば 私は帰られないからだ。

もう一人のお客さんが 私に こう言った。

『さっきの会社に 傘忘れたけど 適当に使ってくれていいですよ、って 言っといて。』

…はぃ?
お客さん、それは違うんじゃないでしょうか?

たぶん それは ご自身で 電話か何かで連絡をして 先方に伝えなければいけないことなのでは???

私に何の非もない 関係のない お客さんのミスを 私はやっぱりフォローしなければいけないのだろうか?


私は?間違っているのだろうか?


その後 小心者の私は お客さんの言いなりになったことは 言うまでもない。(悲)

No.339 13/10/22 23:04
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私達の地域に 大きな会社で 上場企業がある。
詳しくは申し上げないが うまくブームに乗っかることができたようで なかなか毎年 いい功績が残せている企業なのだそうだ。

たぶん そんなこともあって 周りに還元して下さっているのだろう、お迎えに当たって到着させた私達ドライバーに 毎回 毎回 会社で作っている製品を お手軽パックにして 手渡ししてくれる。

余裕があればこそ の 私達に対する『お礼』と『おもてなし?』なのだが とにかく なんだか 気持ちがいいのだ。


ただ 単純に 物品がいただける ということだけで 嬉しがる 頭の弱いドライバーも 数名いてるのが 残念なのだが 私は この会社を なかなか心配りのできる会社だと 本当に尊敬している。


ひとつ ひとつ 誰かの手作業で 小さいビニール袋に 小売品を5~6個 見映えよく収めているのも センスがあっていいのだが 一番感動しているのは その品物に こんなメモが張り付いてあるのだ。

『タクシードライバーの皆様へ
いつも 私達のお客様を送迎してくださって ありがとうございます。
ささやかではございますが 粗品をお贈りさせていただきます。
今後とも よろしくお願いいたします。
(※若干文章変えてます)』

お客様を大切にされていて なおかつ そのお客様に無事に目的地までの行き来を 私達に委ねているわけだ、ドライバーにも丁寧に接して 全てが完了する という感じだ。

この会社は こんなにもお客様を大切にされている、私達も 微力ながら お手伝いをするべく 丁重に接客をする。その労をねぎらってくれている この文章に 私は感動した。

私は (私がタクシーに乗ってることを知っている)自分の友達に この 頂いた製品と その話を まるごと伝えて いろいろと『おすそ分け』をしている。もちろん この会社の製品のいいところも知っている。
この会社の良さと この製品の良さを しっかりアピールしている。

私は ただの しがないタクシードライバーだが この会社へのお礼になれば…と ちょっとした『宣伝マン』になっているのである。(笑)

No.340 13/10/26 09:06
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《まとめ・お礼》
最近 ドラマ等を見ていたら 綺麗な女優さんや トレンディーな俳優さんが タクシーに乗り込むシーンの時 きちんとシートベルトをしながら の 演技をしてくださっていたりする。

マスコミへのバッシング回避が目的で 絵にするとブサイクな シートベルト着用を きっちりこなしてくれていることに関して 私達本物のタクシードライバーには なんとも有り難い模範映像になっているわけだ。
感謝したいのである。

これから以降 年末年始に差し掛かる。
一年間の中で 一番…というよりも この時期だけ…といった方が正しいだろうか…忙しくなってくる。

ずいぶん 今まで溜まっていた愚痴を話させていただけて スッキリできたことを 感謝したいと思う。
本当は まだまだ笑えるエピソードも ムカついたことも はたまた この仕事をやってて良かったと思ったことも あったりするのだが(特に 年末年始は 多いのだが)たぶん 街中が慌ただしくなってきて 仕事に集中しているほうがいいと 判断したので このあたりで 終わらせていただこうと思う。

回覧数は 少なかったように思うが この愚痴を聞いて下さっていた皆様、ありがとうございました。


また いつか 愚痴が溜まったら 吐き出させていただきたいと思います。


あと 余談になりますが 私と同じ姓の 出版社の〇〇さん、この内容での本の出版のお誘い ありがとうございました。
結果 お断りするという 残念な回答をしたわけですが 言葉の大切さを改めて痛切に感じることが出来た 全ての出会いと 機会に 感謝したいと思います。

ありがとうございました。


これからも私は 不景気な街で タクシードライバーとして 頑張っていくつもりである。

何年乗っても 初心を忘れず かわいい?おばちゃんタクシードライバーでいようと思うのである。(笑)

No.342 13/10/26 18:14
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>> 341 ありがとうございます。☺

いろんな偏見のある この職業に ひねくれ馴染みすぎて身勝手な行動を起こすドライバーも まだまだたくさんいますが 『もうそんな時代ではない!』と 必死に カラーを変えようと 頑張っているドライバーも たくさんいます。

お客様に対する愚痴も 我々ドライバーの態度が 今までどうだったのか?…という考え方に切り替わり このスレを立てて 考え方がずいぶん変わり いろいろと勉強になりました。


年末年始 お客様は やはり 増えます。それに比例するかのごとく 無茶なお客様、犯罪に遭ったり、おもしろい指示のお客様、…ネタは たぶん たくさんあります。(笑)

また 溜め込んで 吐き出せる機会がありましたら ここの板を借りて 登場いたします。


文才のない この私の愚痴り文章を 長く読んで下さり ありがとうございました。🙇

No.344 13/11/08 08:54
転職検討中0 ( ♀ )

>> 343 ありがとうございます。☺
そうですか。個人タクシーをなさっているのですか。なかなか苦労がおありかと思います。ご苦労様です。
素晴らしいですね。
私は 個人タクシーを勤められる程 人間がまだまだデキていないので 会社の看板の信頼を支えにさせてもらいながら 日々精進しています。

でも それでしたら 結構『あるある』話で 楽しく読んでいただけたのではないでしょうか。(笑)


今なおも、『こそあど言葉』で指示するお客様が多い中 後ろを振り向き お客様の指の方向を確認しながら走る私だったりしていますが…(笑)
いろいろあって大変ですが 私は頑張っています。🙋

これから先 もっと女性ドライバーが増えて 仕事環境が 今以上に 整い、やりやすくなるよう 私は『人間広告』になっています。

年末年始 慌ただしくなる中 運転には充分お気をつけになって下さい。


また 愚痴が貯まれば 吐き出させていただこうかと考えています。

これから 娘の裁判が始まることとなり 今 書類作成等に バタバタしております。仕事をしながら、家のことをしながら、そして 娘の用事をしながら、と 毎日大変なのですが 私は頑張りますので あなた様も お元気で頑張って下さい。


スレッド、読んでいただけましたこと、嬉しかったです。ありがとうございました。

No.346 14/02/23 14:41
転職検討中0 ( ♀ )

>> 345 お返事遅くなってすみません。
…そうですねぇ、
その手袋が 1000円以上するなら 私なら買わないですね。
よっぽど 指先を穴開きになっている 普通の手袋で 使っちゃいますね。

理由は。
お金を触ったり 排気ガスで汚れる確率が高いし ボタン操作などで 意外と指先を使うことでの破ける確率も高いですよね。でも 汚れたら 汚れっぱなしだと 不衛生に思われちゃうので 私は 割と 使い捨てにしてたりします。あ、もちろん しばらくは洗濯しますよ?でも 何回か洗濯しても なかなか真っ黒が取れなくなったり 破けてきたりすると 潔く処分しています。
お客様への見た目が大事ですから。

最近は そんな手袋も ありますよね、なかなか便利になりましたよね。

でも 運転を基盤として 考えたら 運転しているときは 携帯触れないでしょ?ならば 私なら それが 200~300円くらいのものなら いいかな?と 思いますが それ以上だと たぶん 買わないなぁ。

私 あんまり 稼げてないですからね。(笑)

No.348 14/07/08 00:43
転職検討中0 ( ♀ )

こんにちは。レスありがとうございます。☺

私の場合として お答えします。
私の会社では あくまでもお客様からのご希望通りに走るのが正解だという認識で 教育されています。
私達の地域での運営は 電車の駅乗り場を主に管轄していて そこを中心に営業しているので 私は現在21年乗務してますので 行き先だけ伺えば 大抵のタクシールートがあったりします。しかし、あえて 改めて伺っています。

さて その時のタイミングですが まず 乗り込まれてすぐ『どちらまで?』と 聞いているところでは 発進しませんが『〇〇。』と 言われた時点で タイヤを動かしてます。しかし すぐ どのコースで行くか 尋ねていますので 発進してから50~100mくらいの位置に来た時点で コースの確認が取れています。

コースの確認をしてくれる前に発進されて タイミングを失った場合は 慌てず まず最初のポイントになる地点(交差点や建物、はっきり目安になる場所の名称)を 話してください。

そこが伝われば そこにたどり着くまでに 行き先のコースを 慌てることなく話せると思いますし ドライバーが 始めのポイントと行こうとするルートが違えば 走行スピードが落ちるし 全然わからなければ止まると思います。

仮に その時点で なんぐせつけてきたり 全く違う行き方の選択を無理に強行するようなら 乗務員証に提示してある会社と名前をチェックして 都道府県のタクシー協会に連絡してクレーム処理してもらってください。

気持ち良いご乗車になりますことを お祈りいたします。


レス ありがとうございました。

  • << 350 お返事ありがとうございます。そうですよね「○○まで」と言われたら発進しますよね。 (走りながら「どっちの道から行きますか?」の確認は有りだと思いますが) ですが某タクシー会社では、 「どちらまで?」と言ったあとすぐ発進するケースが多くあります。それもすでにメーターが入ってるみたいで、発進したあとメーターを押す所を見ません。 (行き先を聞き終わってから 「メーター入れさせてもらいます」と言ってメーターボタンを押すドライバーさんも、極稀にいますが) たとえば「○○町にある○○まで」とぜんぶ言い終わってないのに、ふつうに発進されてしまいます。もちろん車のスピードはゆっくりですけどね。 (仮に「○○町の○○」なら、 まだ「○」の1文字しか言ってないのに、さっさと発進されてしまいます⤵ ドライバーさんたちは備え付けのナビを活用してないから「あー行ってこー行った所にある○○まで」と説明しないと分からないケースもあります)

No.349 14/07/08 00:51
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>> 347 はじめまして。 お客を乗せたらどのタイミングで発進しますか? 行き先を聞き終わってからか、それとも聞きながら発進するか知りたいです。 … すみません。
先程の返レスは あなた様に…です。

No.351 14/07/09 21:29
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>> 350 なるほど。そうなんですね。

全てのタクシー事情での話とは言いませんが 例えば タクシー乗り場にしても 街中で捕まえる時のタクシーにしても『スムーズな流れ』を 気にしているドライバーは 少なくないと思います。

乗り場なら 一人でも、一台でも多くお客様を対応するべく 次に並ぶ車の為に 素早く発進して その場を次車に提供したいと思ったり 街中でタクシーを停車させた場合 本来車道である場所に 流れを悪くする障害物を作ることになり できるだけその停止時間を素早く済ませ 元の流れに溶け込むことを考えることにより なるべく渋滞のタネにならないように心掛けていたりしてます。

長くキャリアのあるドライバーになればなるほど 独自のナビがあったり 確固たる自信があったりするのも事実で 特に 年配の男性ドライバーさんには お客様が女性で なおかつ自分より年下だと認識すれば ナメられたくないモードが炸裂することもあるようです。

いい意味で プライドや誇りを持って仕事をしているドライバーなら さほど問題ないでしょうが お客様に対して怠慢な態度による コースの未確認に関しては やはりクレームになると思われますね。

よっぽど コース未確認による不安感があるようなら やはり私が返事をした通り 行きたい方向の最初のポイントから まず 話した上で あとからゆっくり 最終的な行き先を告げることをお勧めします。

タクシードライバーの事情として 考えられることは 前者に申し上げている通り 流れをスムーズに作ることを気にすることにより 先に発進してしまうこともあると思われますので なるべく行きたい方向の流れに沿う車を捕まえるようにしてくださいね。

No.352 14/07/09 21:29
転職検討中0 ( ♀ )

>> 350 お返事ありがとうございます。そうですよね「○○まで」と言われたら発進しますよね。 (走りながら「どっちの道から行きますか?」の確認は有りだと… 続きです。

仮に 動いて メーターが作動したあとでも ドライバーが行き先を聞いて わからない、知らない、行けない と 言われた場合は 乗車成立がなされていませんので 料金を支払う必要はありませんよ。
ドライバーが了承した、と言っているのに お客様の都合で お客様ご自身が そのドライバーをキャンセルしたい場合には 料金を支払う義務が生じますが ドライバーに過失がある場合の料金は 発生しません。

私個人的には まず行き先は告げていただきたいところですが お客様が不安なら あえて 『行き先は〇〇なんですが、まず△△方向に走って下さい』と 乗り込みながらおっしゃってくださいね。

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