仕事についての相談です。

人にはそれぞれ、得意分野というものがあり、進行をするのが得意だったり、まとめるのが得意だったり、単純な作業をこなすのが得意な人がいたり。
よくわかってないのに話だけはいろんな人とするのが上手な人もいますよね。
そんなにわかってないのに、相づちとかがうまいっていうか、話の和に入り込むきっかけを作るのがうまいっていうか。それも能力です。

議事録を作るというのは、記憶力がある程度必要にもなるけど、言葉の整理とか、読みやすさを考えて構成していくっていう作業も入るので、自分がわかってればいいだけじゃなく、誰が読んでもわかりやすく仕上げる必要があるので、そんなに簡単なことではないんですよ。
テープおこしでいいだけなら、多少時間がかかっても、誰にでもできのかもしれないけど、それでも記憶力が高い人のほうが早くはなります。

言葉の受け入れが早い人と、数字の受け入れが早い人とかもいますよね。
例えば、そろばんが得意で、暗算が早い人は、聞こえた数字の計算がやたら早いけど、それが文章問題のようになると、そんなに早く計算できないとか。

すぐにできるものだという人には、簡単な作業でも、そんな人ばかりではないという事を知らず、誰をどこに配置すれば効率がいいかを見極められない人が上司や先輩なら、むしろその人たちが無能なんですよ。

主さんに関しては、少し落ち着いて考えてみて、発達段階での多様性のほうに目を向けて、自分の事を知ることも大事かもしれません。
何が得意で、何が苦手か。
今はまだ、発達障害という言葉で、そこからの分類わけになってますけど、多様な人がもともといるんです。

読字障害。多動。注意欠陥。自閉。いっぱいあるけど組み合わせや度合いで、いろんな形もあるし、もしかしてと思うなら、病院に相談してみてもいいのかも。
この手のほうで、天才と言われ、できないことのほうではなく、できるほうで活躍できたことで、巨万の富を得て、世界に支持されるような人もいるんです。
自分を知る前に死んでしまうのは簡単かもしれないけど、自分を知ってから考えても遅くはないと思います。

自分の知る人は自分でしかないんです。見てあげてください。自分にできる事には、他の人にはできないことがあるという事だけでも。