30代前半、無職。この先について。

続き、、

40歳になっていました。

もうダメだと、無力を受け入れた私は、昔に読んだアダルト・チルドレンの本を思い出していました。
「アルコール依存症は医者には治せない、自助グループに行きなさい」と、AA(アルコホーリクス・アノニマス)が紹介されていたのを。

すぐにAAを検索しました。

近くにあるAAの会場に、無我夢中で飛び込んでいきました。予約とか事前連絡とか？会員とかも無視して、とにかく行ってみた。

途中で道に迷って、到着したのはミーティング終了後でした。
でも、終了直後の人が沢山いる中で、会場に入っていく。リーダーとおぼしき人に話しかけました。

「お酒の問題をどうにかしたくてやってきたのですが、終わってしまいましたか？これからどうすればいいでしょうか？」と声をかけました。

すると、1人の年配の女性が「まー素晴らしい！ようこそいらっしゃいました」と声をかけてくれました。
もう1人の男性が、「じゃあ、明日一緒にミーティングに行こうか？」と誘ってくれました。

それからミーティング通いが始まった。
自分がいる地域は恵まれていて、AAの会場が県内に20ヶ所以上もあった。毎日どこかでミーティングが開かれていた。


続く、、