就職氷河期世代の出来事について

No.2 20/07/11 21:01
無力 ( Sll1re )
あ+あ-

まず、その前から就職氷河期と呼ばれる時代がありました。
約30年前のバブル崩壊後の「平成不況」と呼ばれる時代です。
この時代に何が起きたかというと、派遣会社の台頭です。(悪い意味で)

それまでの派遣というのは、技術者を派遣したり、講師を派遣したりという職種で手当てなんかも高額でした。
しかし、派遣できる職種の緩和があって、労働力として派遣されることが許されるようになった。
派遣社員には、ボーナスを出すこともなければ昇給もしなくて良いので、会社が忙しい時だけ少ない金額で労働力を得られるようになったのです。
その結果、正規正社員は労働者の4割にまで減ってしまうことになりました。不正規雇用者はどんどん増えていったのです。


この時代の20代は団魂の世代の子供たちです。(団塊ジュニア)
ようするに人口が多い世代で、ここで第三次ベビーブームが起こるのが当然の世代だったわけですが、この平成不況や就職氷河期や低賃金の派遣労働の台頭などで結婚や子作りをする余裕すらなかったのです。

そして、約10年前に起こったのがリーマンショックです。あなたの親が就職しようとしていた時代ですね。
アメリカのリーマンという会社が
破綻したことで、世界中を巻き込んだ不況がやってきました。
不況によって仕事が減ってしまった会社は、次々に派遣社員をバッサリと首にしていったのです。

続く、

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