就学なんか本当はしない方が善いのでは？

100人中100人が働く必要はないのではないか、とか、我々の世界では、生産力の上昇を、人間を休ませることより、より多くの仕事を作り出し、物資やサービスの量や種類を増やすことに活かしすぎてはいないか、という問題意識は、一定程度、共有できる。

しかし、だからといって働かない方が偉いとか、100人中100人がそうした方がよいとするのは、あまりに甚だしい飛躍と言わねばならない。

働けない状況を理解してもらえないからといって、逆に賃金労働や商売人の方が劣等人であり死ぬべきなどという話をしだすのは、ひきこもりの生存を快く思わない世間一般と同じ不寛容の精神であり、おこもりさん自信がそんな考えを持ってどうするのかと思う。