家の売却

No.2 16/11/23 02:33
匿名2
あ+あ-

そもそも、(築年数にもよりますが)「現況:居住中」の場合、「現況:空家」に比べれば買い手は付きにくくなります。

居住中の場合、いかに買主が事前に現地を見る事ができるとはいっても、大型家具をどかして後ろを見る訳にはいきません。あちこち隅から隅まで踏み込む訳にもいきません。
人にもよるでしょうが、家の買主は、通常は家を買った後には大なり小なりリフォームを行ってから住みます。しかし、壁紙の状態や床の状態が詳細に分からない場合、「どこにどの程度のリフォームが必要で、リフォームにどの位の費用がかかるのか」の見当が付きにくいのです。

家の価格は、ローンの利子や固定資産税を抜いたとしても、「本体価格+諸費用(仲介料・不動産取得税etc)+リフォーム代」となります。
たかがリフォームとバカにしているかもしれませんが、壁紙だけならともかく床板まで全交換した場合は、広さにもよりますが50万前後。給湯器の交換は30~50万。ユニットバスに異常があってバスの全交換が必要な場合はそれだけで100万を優に越えます。クーラーの入れ換えやビルトインコンロの入れ換えを考える人も、当然います。

リフォームに50万かかるか100万かかるか300万かかるか分からない状態では、買い手はおいそれと手を出せません。本体価格の値引き交渉もできません。



というわけで、「買い手からしたら家具が邪魔だから空家にしろ」とまではさすがに言いませんが、「物がたくさんあって家の状態が良く分からない」という家は、買い手は敬遠すると思います。
せめて、遠慮なくあちこちを見てもらえるように、物はできるだけ片付け、(可能ならで構いませんが)内覧の最中は席を外して留守にすると良いと思います。

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