先日、あった本当の事です。

難しいケースですね。加入意思がない事を伝えているのに、強引に話を進めるのは、消費者契約法等に触れる事になりますが、サインをしたと言うことは、重要事項の確認等に同意した事になります。しかしながら、あちらがそういう説明をしっかりしたのかどうか不明瞭ですね。してないのならコンプライアンス違反となり……

保険屋というのは、人間の心理や情況を読む手練れですので、契約へと落とし込む術を心得ています。まともに保険の話をしても契約は難しいのは当然で、むしろそういう流れや雰囲気を上手く取り込む事に注力します。ほぼ100％来ると解っている「断り」をひっくり返さないといけない訳ですから。

なので顧客側としては、なんだか訳の解らないうちに契約していた。結局加入してしまった。こんなハズではなかった。術中にはまった事すら気付いていない、といった事がよく起こります。

どうあれ、気に入らないのであれば、なるべく速く解約すべきです。速ければ速いほど良い。残念ながらこちらに損失が出ますが、それは勉強代と思うしかないですね。