住宅ローン

リフォーム会社に勤めていましたが、家の寿命は乱暴に言うと、早ければ10年です。
建てた当時は最新設備のピカピカ新築も、10年経てばすべてが型落ち品。
一応、10年はメーカーも修理できるようにしておかないといけないので、
10年検診ではなんとかなっても、15年頃に、ちょっとしたトラブルで修理が必要な時、
部品がなくて修理できず、丸ごと交換しないといけないことがよくあります。
一番困ったお客様の例は、給湯のリモコンが壊れてしまった、というものです。
リモコンの部品を交換したいのですが、リモコン、という大きな部品扱いになり、
取り扱いがなく、本体ごと丸ごと交換か、リモコンなしで直接操作しか出来なくなりました。
お客様はご不便を感じながらも、ないならいいですと、直接操作をなさっているようです。
また、あるお客様は、お風呂の折戸が壊れてしまった、というのですが、
ただ代わりの折戸を買って取り付ければいいだけの話だったのに、
寸法が現在の基準と異なっており、かなりの大工事になってしまいました。
太陽光は、電気代が掛からないというメリットがありますが、
電気代を素直に支払っていたほうが安かったかも、というデメリットも、場合によってはあります。
壊れたら太陽光も取り換えですし、太陽光はどれもこれも部品が高いです。
家だけではなく、10年経てば、テレビやスマホ、エアコンといった高額家電も壊れていきますので、
個人的には太陽光は削った方がいいような気がしますが・・・こればかりは好みや生活によります。
中には電気代がとてもかかって、かなりお得になる方もいらっしゃいますので。
もう少しお考えになった方が宜しいのではないかと思います。
例えば太陽光を外したお見積もりをお願いして、日々の電気代と交換代を比較するとか。